沖縄歴史文化研究会

琉球の歴史、文化、首里城など幅広く沖縄について学んでいます
八重山毎日新聞社
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石垣SDGsシンポ 石垣島を離島モデルに 


SDGsについて意見交換するパネリストら=14日午後、市民会館中ホール

 国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けた先進的な取り組みとして内閣府からSDGs未来都市に認定されている石垣市で14日、「八重山から地域循環共生圏について考えよう」をテーマにしたシンポジウム(同実行委員会主催)が行われた。市民会館中ホールで講演やパネルディスカッションがあり、「地上資源の循環を」「石垣を離島のモデルに」などの提案が出た。課題発信を求める声もあった。

 石垣SDGsモデルは「自然と文化で創る未来~守り・繋ぎ・活きる島 石垣~」をテーマに「経済」「社会」「環境」を連動させ、貧困削減や経済成長など地域発展を目指す内容。

 中山義隆市長は講演で、SDGsを市民憲章にはめ込んで市民への浸透を図る考えを示し、「石垣島をモデルに、全国の離島や世界の島しょ国でも活用できるようにしたい」と意欲。オンラインで講演した環境省事務次官の中井徳太郎氏も「石垣を離島モデルとして打ち出していきたい」と述べた。

 携帯電話から金属を取り出して東京五輪のメダルを制作するなど、資源循環の社会づくりを目指している日本環境設計取締役会長の岩元美智彦氏は「戦争やテロの多くは地下資源の争奪が原因になっている」と指摘、石油など地下資源を使用せず今ある地上資源をリサイクルする経済圏の構築の必要性を強調した。

 「みんなが地上資源を使用した製品を買えば買うほど①経済はまわる②二酸化炭素を削減できる③戦争やテロをなくすことができる。地下資源争奪戦争を終わらせるのは金じゃない、武器じゃない。わくわく・ドキドキするみんな参加型の持続可能な循環社会だ」と呼び掛けた。

 パネルディスカッションで岩元氏はリサイクル工場がほしいとのフロアの意見に「具体的なものを出していくエネルギーが必要だ。例えば海ごみからできたTシャツを売る。すると利益が出て経済が回り、環境が循環する。経済と環境の両立が大事だ」と助言した。

 一方、会場からは「きょうグラスボートで川平湾を見たが、サンゴが死屍累々となっているエリアが多かった。そうした課題を発信していっしょに解決していこうという取り組みがあるべきだ。観光客もいっしょに解決する仕掛けをつくるのが石垣モデルになると思う」との提案も。現状に「貝が育たない湾に間違いなく向かっている。いま手を打たないと手遅れになる」と警鐘を鳴らした。


2020-11-15 09:27:21
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36939/

地城御嶽 12代目神司・南さん退任 


地城御嶽の神司として55年間務め、引退とこれまでの感謝を神へ伝える「神ぬシュビアギ願い」を行う南照さん=14日午前、地城御嶽

 石垣市平得の地城御嶽(通称ギシュクオン)の12代目神司の南照さん(88)=平得=が14日午前、同御嶽の拝所で、退任の儀である「神ぬシュビアギ願いの儀式」を行い、55年間の務めを終えた。

 地城御嶽は平得の格式高い御嶽。『八重山島大阿母由来記』によると、沖縄本島「弁之御嶽」のイビの一つを移した御嶽であり、琉球国王の安泰祈願が行われたほか、在番等が着任した際は拝む場所でもあった。

 終戦後に同御嶽の神司となった母・友利ヒデさん、南さんは1965年に就任。子ども4人を育て、農業をしながら神司を務め、平得村の世果報と地域住民の健康を祈願してきた。

 南さんは同日、同御嶽の5カ所のイビ(聖地)を参拝してから、拝所で神ぬシュビアギの願いをささげた。万感の思いで声を震わせ「神様と別れることは本当に悔しいし悲しいが、この歳まで健康に頑張らせてくれてありがとうございます」と平得の方言を紡ぎ、涙をこぼし、神司の証であるかんざしと白い羽織「チョウキン」を神へ返した。

 氏子を代表し、南さんの義弟である西表健さん(81)が「地域住民や氏子の心に寄り添い、1日も欠かさず神司としての重責を全うしてくれた。心から感謝を申し上げたい」と感謝と敬意を表し、親族らが感謝状や記念品、歌踊りなどで南さんの長年の労をねぎらった。次代の神司は、ことし就任した40代と60代の2人の女性が担う。

 南さんは役目は終え「三つの役目を掛け持つのは大変だったが、神様に選ばれたので今日まで頑張ることができた」と目を細め「2人の跡継ぎが誕生してくれたので安心して退職できる。うれしいこと、悲しいこともあると思うが、神様から健康をいただいて頑張ってほしい」と新しい神司を激励した。


2020-11-15 09:22:43
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36938/

「よろしくお願いします」は方言でどう言う…

 「よろしくお願いします」は方言でどう言うのですかと問われ、詰まってしまった
沖縄本島のしまくとぅば(方言)ではユタシクウニゲーサビラか?。八重山のすまむに(方言)では、すぐ出てこない。宮良方言を研究している大先輩にお尋ねしたが即答いただけなかった
あとで、「ミシャソンニ ヒータボンナーラ(御髄になさってください)」ではどうかとの返事。でも、なにか物足りない。例えば新入社員の職場の皆さんへのあいさつ「どうぞよろしく」は、すまむにだと、ドウディン ミシタボンナーラ(お見知りおき願います)がその場にはふさわしい
「ご家族によろしく」という短い伝言もすまむにではヤーニンジュー ノーンホーラヌサ バヌン ガンジューディ サリホーリヨ(ご家族皆さまお変わりないでしょうね。私も元気ですとお伝えくださいね)など言葉を連ねないと心細くなる
以前、あいさつ言葉のおはよう、こんにちは、こんばんはに対応するすまむにが無いことや全国的にもこの手の方言がほとんど無いことを紹介したが、この「よろしく」も無いのではないか。近年の言葉なら、なお更
「どなたかご存じならご教示方よろしくお願いいたします(タルンガサー ショウリルカ ドゥディン ナラーヒ タボンナーラ)」。(仲間清隆)


2020-11-15 09:21:32
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36937/

GoToでダイビング好調 国内客が海外からシフト


観光客と思われる男性が泳ぐ与那国島ナーマ浜=10月8日

 【与那国】シュモクザメの群れが見頃となる11月後半から観光ハイシーズンを迎える与那国島。ことしは新型コロナウイルスの影響で、例年なら国外に行っていたダイバーが与那国島へ行き先を変更する流れとGoToトラベルキャンペーンが重なり、宿泊業とダイビング業はおおむね好調の一方、飲食業には厳しい状況が続いている。

 ダイビングショップと宿を営む男性によると、ダイビングの予約は2月まで満員御礼。宿もGoToキャンペーン対象店舗に登録申請していないが好調という。「海外からの予約は消えた。うちはインバウンドが多かったので打撃を心配していたが、逆にいつもならこの時期に海外へ行っていた日本人が与那国に来てくれている」と、新規顧客獲得のチャンスと捉える。

 アイランドホテル与那国はGoTo対象店舗。70室約150人分の収容能力をもつが、キャンペーンで順調に予約を伸ばし、9、10月は例年の1.3倍程度の利用があった。1月までは満室という。

 一方、久部良の居酒屋の経営者によると、同店の売り上げは例年と比べ3分の1程度。店内は最大約30人収容できるが、感染対策として座席数を半分に減らし、営業時間を短縮するなどしている。対応する従業員も去年までの3人から2人に減らした。「団体客の利用がないし、GoTo利用で与那国島まで足を伸ばしているお客さんは、地元の食材を使った料理をあまり注文しないような感じがする。客単価があまり伸びない」と思い悩む。

 与那国町観光協会は「飛行機はキャンセル待ちも出始めているし、レンタカーの予約もいっぱいと聞いている。ただ、観光客も感染対策の意識から飲食店に入ること自体を遠慮したり、入店しても滞在時間を短くしたりしている。地元住民も家族連れで外食を控えているので、飲食店への還元は厳しい状況にあるかもしれない」と分析した。 


2020-11-14 09:51:19
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36936/

海自基地の配備要請 尖閣監視強化で防衛省に


八重山防衛協会が防衛省に八重山への海上自衛隊の拠点基地配備を要請したことを報告した=13日午前、大濱信泉記念館

 八重山防衛協会(三木巌会長)は13日午前、大濱信泉記念館で会見を開き、防衛省に八重山への海上自衛隊の拠点基地配備を要請したことを報告した。要請は尖閣諸島周辺の警戒監視体制強化などが目的。三木会長は実現に「3~10年はかかる」と予測した上で「石垣、西表、与那国か2カ所なのか分からないが、安全を守るために海上自衛隊を配備するよう求めた」と趣旨を説明した。

 提出した要請書では、尖閣諸島周辺海域での中国海警局による与那国漁船追尾や領海外接続水域の連続航行を問題視し、中国海警局と中国海軍が一体運用し重武装化していることを警戒。その上で、尖閣諸島や周辺海域の警戒監視体制と防衛力強化のため、海上自衛隊の拠点基地配備を求めた。

 防衛省への要請は三木会長ら協会役員7人で10月20日に実施。要請の宛先は防衛大臣で、同省整備計画局防衛計画課に提出。同協会によると、防衛省側は「重く受け止める」と要請を受けた。要請に先立ち、八重山の地元自治体には要請する旨を伝えたという。

 会見で三木会長は「石垣や八重山は地政学的にも重要。台湾、東シナ海情勢で緊張感が高まっている」と現状を説明し、「護衛艦の休養、給水、燃料補給に活用してもらえれば」と拠点整備を求めた。

 同協会事務局長で市議の砥板芳行氏は「(石垣島の)陸自部隊は地対艦誘導部隊。海では中国が海軍力を強化しているので(日本も)強化が必要」と必要性を述べた。

 また、要請内容は自民党国防議連にも報告。同議連事務局長の佐藤正久氏から「拠点整備は中長期的な計画になる。隊員の休養、補給など寄港実績を積むことも重要」と指摘を受けた。

 八重山防衛協会によると要請文は9月4日、役員会に諮り全会一致で承認された。今後も防衛省や自衛隊に対し、継続して要望していく予定。


2020-11-14 09:48:44
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36935/

「ハテルマ シキナ」の著者・桜井信夫さん

 「ハテルマ シキナ」の著者・桜井信夫さん(1931―2010年)の妻で児童文学作家の中島信子さん(73)=東京都狛江市=が忘勿石之碑の修復に役立ててと10万8000円を寄付した(10日付8面)
ハテルマ―は、住民が巻き込まれたマラリアの惨劇と、よみがえる島人を描き、平和と戦争を象徴的に詠んだもの。中島さんは15年ほど前、夫とともに忘勿石之碑を訪れたことがあり、台風被害を知って寄付したいと思っていた
そんな折、中島さんの著書「君棲む数」に感銘を受けたという比屋根健さんが中島さんから60冊を取り寄せ、地元で販売。これを全額寄付金に充てた。中島さんは「誰よりも桜井が喜んでくれると思う」と感謝した
その桜井さんが波照間島の戦争マラリアを知ったのは1983年秋。沖国大石原ゼミの学生から「もうひとつの沖縄戦―マラリア地獄の波照間島―」が送られてきたのがきっかけ。それから15年の月日を経てハテルマ―は世に出た。終章は次のように結ぶ
八重山の戦争マラリアはもとより/沖縄戦の すべての戦没者をいたみ/平和をこそ祈りねがうことばとなって/ひとりひとりの心のうちに/つねに あらたに 語りかけてくる/コノ石ワスルナカレ ハテルマ シキナ
碑はまさにこのためにある。(比嘉盛友)


2020-11-14 09:46:21
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36934/

与那国町 DI-DI商品券、来月販売


「DI-DI商品券」の1000円商品券(与那国町観光協会提供)

 与那国町の島内観光キャンペーン事業「DI-DI(ディーディー)商品券」が12月1日から販売開始される。同商品券は2000円で2万円分の商品券が購入できる内容で、18歳以上の町民約1300人が対象。新型コロナウイルス感染拡大の影響で低迷した島内消費の維持が目的で、同事業に登録している事業所で利用可能となる。町民全員に無料配布した「どなんクーポン」とは別の事業。

 同事業は、町内事業所で使用できる商品券を発行することで、新型コロナ感染症の影響で打撃を受けた地元消費の回復、地域経済の活性化に資することが目的。事業費は2800万円で、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用。予算は町議会9月定例会で可決した。

 商品券は1000円商品券20枚つづりを1冊として販売。町民は1割負担で購入できる。商品券は同事業に加盟している事業所で利用でき、購入時にお釣りは出ない。販売と有効期間は12月1日から来年2月28日まで。

 事業主体は町観光協会で、9日から参加事業者の受け付けをスタート。12日現在、飲食業、製造業、織物工房など11事業所が加盟した。同協会によると、同商品券の対象事業所は町内約100事業所で「町内全事業所は全て対象」という。

 与那国町は当初、島内観光に特化して事業展開を想定したが、新型コロナの影響で多くの業種が打撃を受けたため、全業種を網羅した内容に変更。企画財政課の担当者は「町民はコロナで島外に出にくいため、商品券を使って与那国の魅力を味わってほしい。事業者も経済が維持できてウィンウィンだ」と多くの利用を求めた。

 参加事業者は随時募集している。問い合わせは町観光協会(87―2402)。


2020-11-13 09:24:42
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36933/

竹富町観光ガイド 72業者に免許交付


観光ガイドの免許交付が始まっている西表島。無免許だと島内で有償の自然観光ツアーは営業できない(資料写真)=西表島東部

 竹富町の観光案内人条例に基づき去る7、8月に免許を申請した西表島内で有償の自然観光ツアーを行う事業者の登録・免許交付が始まって2カ月が経過した。所管する町世界遺産推進室によると、免許申請は島内や県外の個人・法人107事業者からあり、11月11日時点で84事業者を許可し、町観光案内人(観光ガイド)に登録した。また、全体の約7割に当たる72事業者に免許を交付した。未交付事業者に対しても島内の窓口で随時交付していく。

 免許取得には、島内におけるこれまでのガイドツアー実績など一定の要件があり、島内だけでなく、県外で法人登記され西表に営業所を構える事業者からの申請も上がっている。

 同室の安生浩太主幹兼係長は、申請済みの未登録23事業者について「大半は審査が終了し、当該事業者から登録料が納入されれば免許を発行できる状態。その他は、書類の追加を求めている事業者」とし、年内に未登録者の登録完了を目標に据えた。

 申請書類の許可、不許可が決定までの間は、猶予期間として免許がなくても営業活動は可能。町の認定を受け、登録料を支払えば免許の交付を受けられる。

 一方、石垣島内の民間船舶会社、国内の旅行サイトなどが仲介に入り、西表島内の自然観光ツアーを商品として売り出すケースもある。西表島内から「パッケージ商品を売る大本も観光ガイドとして登録を受けるべきでは」と疑問の声が出ている。

 同室によると、仲介業者が移動、宿泊、ツアーなどのパッケージ商品を売り出し、地元のガイド事業者に自然観光ツアーの案内を委託する流れがあるという。安生係長は「商品の予約を取る仲介業者については、免許交付を受けたガイドに委託していることが分かる内容をウェブ上で記載するようお願いしている。そうでなければ、販売している大本が免許を取らなければならない」とし、「免許の無いガイド事業者は島内でツアーが出来ないことを観光客向けに発信していく必要があり、今後は島内でのポスター掲示や媒体を活用し周知活動をしていきたい」と話した。


2020-11-13 09:21:36
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36932/

石垣島とジョグジャカルタつなぐ 南東芸術交流


演技後笑顔で「ありがとうございました」とメッセージを送る八重高郷土芸能部=12日午後、石垣市民会館中ホール

 石垣島とインドネシアの古都・ジョグジャカルタを芸能でつなぐ「南東芸術交流~ジョグジャカルタ・石垣島伝統芸能が生きるまちがまじわる」(石垣コミュニティーエフエム主催)が12日夕、石垣市民会館中ホールと国立ジョグジャカルタ芸術専門高校アリーナをオンラインで結んで開催され、地域に根付く伝統文化を通した交流を行った。

 八重山の市民による文化創造を支援する「シマノバ」の活動の一環。(一社)ブルーオーシャンの岡田智博代表とジョグジャカルタで伝統舞踊の踊り手として活躍する横須賀智美さんがディレクターとなり、伝統芸能とともに暮らす市民の交流を通して、文化活動の新たな手法や可能性を紡ごうと実施された。

 ジョグジャカルタからは芸術専門高校の学生による伝統古典舞踊や人形遣い「ワヤン・クリッ」や青年団組織「ニュスグス・グデュルッ」による舞踊「ランパック・ブト」などが披露された。

 石垣島からは八重高郷土芸能部、八重農郷土芸能部、八重山民俗舞踊光扇会荻堂久子舞踊研究所が出演。八重高は「やりくぬひょう」、「山バレーユンタ」など10曲、八重農は「稲が種子アヨー」や「マミドーマ」など5曲、荻堂久子舞踊研究所は「赤馬節」、「寿の舞」を披露した。

 演技終了後は演者や指導者間でそれぞれ感想や質問を交わして交流。今後の互いの活動に対してエールを送り合った。

 参加した八重農郷土芸能部の平良美夢部長(18)は「沖縄、八重山の芸能は見慣れていたけどインドネシアの芸能は曲のテンポや雰囲気、派手さなど全てが違っていた。新しい刺激をもらえた」と振り返り「八重山の芸能も知ってもらえるよう明るく元気よく踊ることができた」と笑顔を見せた。

 岡田代表は「コロナ禍でこうした文化交流ができたのは良かったし、互いの励みになったと思う。これからも新しい形の交流を続けていけたら」と語った。

 国の国際交流基金アジアセンター「アジア・市民交流助成」を得て開催された。同日は無観客で行われ、15日からオンラインでFMいしがきサンサンラジオのホームページで無料配信される。


2020-11-13 09:15:19
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36931/

八重山病院隣接 暫定ヘリポート供用開始


石垣航空基地ヘリコプターの機長から説明を受ける関係者ら=11日夕、八重山病院南側の暫定ヘリポート

 旧石垣空港跡地の県立八重山病院南側に救急患者搬送用の暫定ヘリポートが整備され、11日夕、関係者が参加して供用開始式(沖縄県主催)が行われた。海上保安庁の急患ヘリ輸送の対象は、主に竹富町、与那国町、多良間村の住民。搬送時間の短縮に期待を寄せる外間守吉与那国町長は「石垣島の周辺離島とは違い、石垣島まで距離がある与那国町。迅速に対応してくれた県に感謝」、伊良皆光夫多良間村長は「人命救助は一分一秒を争うため、病院近くに暫定ヘリポートが完成し心強い」とそれぞれ述べた。

 暫定ヘリポートは県が設置。24時間運用可能で、20㍍四方の離着陸帯、50㍍四方のフェンスを整備した。運営・管理も県が行う。県防災危機管理課によると、総工費は約2900万円。借地費用や持ち運び可能な夜間用照明などを含めた事業費は約3200万円。

 供用開始式で急患ヘリのデモンストレーションがあり、ヘリが着陸後、救急車に患者を引き渡し病院まで搬送する一連の流れを披露した。

 その後、参加者や関係者ら約40人がヘリポートに移動。ヘリを操縦した第11管区海上保安本部石垣航空基地の金城直樹機長から、新型コロナウイルス陽性者を想定し、専用の収納運搬用バッグを用いた輸送方法の説明を受けた。

 設置主体を代表して玉城デニー知事は「県としては国や関係市町村、石垣航空基地との協力体制のもと、ヘリポートの継続的な運用を図っていく。引き続き急患搬送体制の確保、医療体制の充実へ関係機関の協力をお願い申し上げる」とあいさつした。

 外間町長は、町が沖縄本島からの光ケーブル開通によって情報の格差が解消されたことを紹介し、「情報の格差が是正されても、与那国から石垣までの移動距離は解消されない。暫定ヘリポートは八重山病院が中核病院、災害拠点病院として役割を果たすためにも重要な施設。県においては恒久的なヘリポート整備へ特段の配慮を熱く申し上げる」と要望した。

 このほか、関係機関を代表し川満誠一副市長、第11管区海上保安本部の葛西正記本部長もあいさつした。


2020-11-12 10:23:38
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36930/

生物季節観測 対象種を大幅削減へ


観測対象種から外れたイワサキクサゼミ=2020年3月27日、石垣市登野城

 気象庁が1953年から実施してきた生物季節観測の対象動植物が来年1月から動物全種の23種と植物28種が観測対象から除外されるのに伴い、石垣島地方気象台でもイワサキクサゼミやサシバ、デイゴ、テッポウユリなどの観測が今後、行われないこととなる。同庁では削減の理由として、気象台周辺の環境が変化しており、適切な場所に標本木を確保することが難しくなっていることや対象の動物を見つけることが困難になっていることを挙げる。

 生物季節観測は季節の遅れや進み、気候の変化を的確に捉えることを目的に1953年から全国で統一して行われており、ことし1月現在、58地点で植物34種、動物23種を対象に、開花や初鳴きなど合わせて57種64現象を観測している。

 今回の変更で動物全種と植物28種の観測を取りやめることとなり、来年1月以降は植物6種(アジサイ、イチョウ、ウメ、カエデ、サクラ、ススキ)の開花や満開など9現象のみが対象となる。

 このうち石垣島地方気象台ではウメの開花とヒカンザクラの開花・満開、ススキの開花の3種4現象のみの観測となる。

 石垣島地方気象台の前身となる石垣島測候所の第2代所長を務めた岩崎卓爾氏発見のイワサキクサゼミや八重山の秋の使者サシバ、与那国町のシンボルに指定さているサルスベリやテッポウユリ、県の花として親しまれるデイゴも対象から外れる。


2020-11-12 10:21:35
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36929/

先月末に南城市の県食肉センターで行われた…

 先月末に南城市の県食肉センターで行われた2020年度第46回沖縄県畜産共進会の枝肉部門で、石垣市からの出品牛が優秀賞1席・知事賞を受賞した
市内からの出品牛の知事賞受賞は昨年に続き2年連続の快挙で、畜産関係者も朗報を喜んだことだろう
知事賞を受けた枝肉は、市内名蔵の農業生産法人㈲ヤイマ・ブリーダー・ランチ(上江洲安生代表取締役)の出品。枝肉重量564㌔、霜降り度を示すBMSが最高の12。1㌔単価8888円、486万円余の史上最高額で取引されたという
落札した㈱ニイチク=東京=の木村明俊常務取締役は「コロナで景気が冷えているなか、末広がりの数字として値段を付けた」という。コロナ禍、粋な計らいだ
郡内で生産された素牛は過去に全国規模の枝肉共励会でもグランプリに輝き、高額で取引されたこともあり、素牛としての素質の良さは折り紙つき。県共での2年連続の知事賞受賞は、素牛の素質の上に肥育技術の高さも示す結果となろう
ことしはコロナ禍ということで、牛肉そのものの消費が低迷し、枝肉価格や子牛にも影響している。だが、11月の八重山家畜セリも子牛価格が一頭60万円を超え、牛肉消費の回復と共もにセリ値持ち直しの兆しもある。12月以降にも期待が持てそうだ。(下野宏一)


2020-11-12 10:19:56
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36928/

コロナ対策に苦慮 援農隊ら受け入れ


郡内の製糖工場は12月上旬から来年3月末にかけて操業する=2019年12月6日、与那国製糖工場

 八重山5製糖工場のうち、サトウキビの刈り取りを援農隊に、製糖作業を季節工員に頼る小浜、西表、波照間、与那国の4工場が、医療資源に限りのある離島での新型コロナウイルス侵入対策に苦慮している。早いところでは来月上旬に作業が始まり、4工場合わせて170人程度の作業員が来年3月末まで各離島に滞在する。工場関係者らは「新型コロナ対策に多額の費用がかかるが、サトウキビをだめにするわけにはいかない。待ったなしの状態だ」と訴えている。

 4工場とも郡外からの作業員に対して沖縄本島や石垣島でPCR検査を受けさせ、陰性が判明次第、島への受け入れを行う。

 検査には一人1万5千円程度かかり、結果が出るまでの3~4日間はホテルに滞在。その間の休業補償や宿泊代も支払う予定で、これらの費用が通常の旅費に上積みされるため大きな負担となる。

 関係者の一人は「国からの新型コロナ対策給付金が出た時点で手を挙げていれば費用の穴埋めができたかもしれない」と悔やむ。

 西表糖業は12月3日に操業開始予定で、工場で製糖業務に従事する30人はPCR検査を沖縄本島で実施。生産農家が雇用主となるキビ刈り要員の検査などの費用負担については生産組合と調整中だ。

 波照間製糖は来年1月10日に操業開始。季節工員を40人募集しており、石垣市でPCR検査を実施する。

 波照間島では各農家が個別に刈り取り作業員を募集しており、町産業振興課はホテルや観光施設で働きに来る人と同じ扱いとした上で「雇用主の農家は従業員の体調管理などしっかり行ってほしい」と呼び掛けている。

 同島の生産農家の一人は「島にウイルスを入れるわけにはいかないので石垣島でのPCR検査などの対応を考えている」と話す。

 西表糖業と波照間製糖では季節工員の検査結果が出るまで待機する宿泊施設を準備。日当の6割を休業補償として作業員に支払う。

 JAおきなわが運営する与那国製糖工場と小浜製糖工場ではそれぞれ12月9日、来年1月17日から刈り取りなどの作業が始まる。宿泊施設待機中の休業補償も行う方針だが金額は検討中で、JAおきなわさとうきび振興部の担当者は「離島の離島にコロナウイルスを持ち込むわけにはいかない。細心の注意を払い島民に不安がないようにしたい」と話す。

 これまでに4工場を含む県内関係団体は県に新型コロナ対策への支援を要請しており、県糖業農産課の担当者は「事業者に先行する形で対応に動いてもらっている。県としても予算を含めて支援できないか調整している」と述べた。


2020-11-11 09:47:32
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36927/

マスク自販機設置 国内二カ所目、西日本で初


西日本初となる「KEEN」のマスク自動販売機=10日午前、ユーグレナ石垣港離島ターミナル

 アウトドア・フットウエアブランド「KEEN」を展開するキーン・ジャパン合同会社(本社東京都)は10日、全国2カ所目で西日本では初となるマスクの自動販売機をユーグレナ石垣港離島ターミナル内に設置した。

 西表島の自然保護・文化継承のために立ち上げたプロジェクト「Us4IRIOMOTE(アス・フォー・イリオモテ)」の一環で、売り上げの一部が活用される。

 プロジェクトは昨年4月15日の「イリオモテヤマネコの日」にスタート。旅先に敬意と思いやりを持って接し、小さな恩返しをして帰ってくる「エシカル・ツーリズム」の提唱や動物・自然保護活動を行う団体の支援、西表島ドキュメンタリー映画の製作を行っている。

 プロジェクトに賛同している平田観光(株)(大場喜満代表取締役)の協力を得て店舗横に販売機を設置した。くり返し洗って使用できるマスクを販売し、環境への配慮や旅先でのマスク着用、マナー向上を呼び掛けていく。

 銀座に次ぐ2カ所目の設置にキーン・ジャパンの井上泰子さんは「コロナ禍におけるツーリズムについて離島は切実。ここが一番必要とされている」と強調。プロジェクト事務局の松島由布子さんは「エシカルは小さなことでいい。ここでマスクを買ったことで旅先に対する思いやりを持つきっかけになれば」と期待した。

 平田観光の大場代表取締役は「行く方も受け入れる側も安心して楽しめる新たな八重山観光のあり方を模索していく必要がある。マスクもおしゃれでわくわく感を演出できるのはウィズコロナに即した一つの形」と語った。

 マスクは、持続可能な綿花栽培を証明するBCI認証の綿を使用。くり返し洗えるため、ごみの削減も期待できる。デザインは8種類以上で2サイズを用意。2枚セットで1400円(税別)。このほか、リサイクルポリエステルを使用したエコタオルやボトルも販売されている。2021年3月末まで。


2020-11-11 09:43:54
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36926/

八重高郷芸が県代表に 来年8月に和歌山県で全国大会


第31回沖縄県高等学校郷土芸能大会で全国大会推薦を勝ち取った八重山高校郷土芸能部の部員ら=7日午後、沖縄市民会館大ホール(提供写真)

 第31回沖縄県高等学校郷土芸能大会(沖縄県高等学校文化連盟主催)が7日、沖縄市であり、八重山高校郷土芸能部(鈴木音羽部長、部員42人)が全国大会推薦を勝ち取った。2021年8月に和歌山県で開催される第45回全国高等学校総合文化祭に県代表として派遣される。

 大会は第44回県高等学校学校総合文化祭の一環として、沖縄市民会館大ホールで開催。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来場者を保護者や関係者のみに限定した。

 八重高は、豊作への感謝をいきいきと表現した「みるく世ば給られ」を披露し、南風原高校とともに県代表2校に選ばれた。県内10校が出場し、八重高、八重山農林高校、八重山商工高校を含む6校が優秀賞を受けた。

 鈴木部長は「3年間の集大成を発揮して全国を勝ち取ることができ、すごくうれしい。仲間と最後まで頑張れてよかった。後輩には私たちの目標である国立劇場の舞台を勝ち取ってほしい」と感無量の様子。

 花城愛海副部長は「コロナの中だからこそ、舞台に立てることのありがたさ、周囲への感謝の気持ちを忘れず励んでほしい」と後輩たちにバトンを託した。


2020-11-11 09:41:34
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36925/

世界に届け!石垣島の音と風 アクセス8000件超


スペシャルライブでアンコールの「うたのうた」を熱唱するBEGIN、やなわらばー、きいやま商店のメンバーら=8日夜、市民会館中ホール

 第56回石垣島まつり2020(同実行委員会主催)は8日、ウィズコロナを前提に開催日程を2日間から1日のみに短縮、プログラムを変更して行われた。市民会館中ホールから地元出身ミュージシャンによるスペシャルライブがYouTube「ビギンチャンネル」で生配信され、最大8000件超のアクセスがあった。多くの市民らが自宅や飲食店などで例年とは違う新しい形のまつりを楽しんだ。

 今回は「We are Living in Ishigakijia~世界に届け!石垣島の風と音」をテーマに「きいやま商店」をナビゲーターに迎え、午後5時から新型コロナを乗り越えて行く市民のさまざまな情景をバラエティー動画として配信。同6時45分からは、今年で解散を発表している「やなわらばー」、デビュー30周年を迎えた「BEGIN」のライブを生配信した。飲食店3店舗では店内で鑑賞ができた。

 実行委員会会長の中山義隆市長は配信前にあいさつし、「ことしはコロナで厳しい状況の中でみんな頑張った。コロナが落ち着き、楽しい日常を取り戻したい。医療従事者をはじめ生活を守っているすべての人々に感謝したい」と述べた。

 ライブでやなわらばーは7曲、BEGINは15曲を披露。アンコール曲「うたのうた」にはきいやま商店、やなわらばーも加わった。

 やなわらばーは23日、東京・東京国際フォーラムホールCでラストライブを行う。東里梨生さんは「石垣島で生まれ育ったことを誇りに思っている。ふるさとで歌うことができて良かった」、石垣優さんは「大坂でユニットを結成し、東京を拠点に活動していたが、やはり拠点はここ、ふるさとだと思った」と感謝した。

 BEGINの比嘉栄昇さんは「石垣島の皆さんと幸せを共有できた。ありがとう」と伝えた。


2020-11-10 10:24:55
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石垣市 地域別意見交換開始


都市計画グランドデザイン策定に向けた地域別意見交換会に出席する住民ら=9日夜、川平公民館

 石垣市都市建設課は9日夜、都市計画グランドデザイン策定に向けた地域別意見交換会を開始した。都市計画マスタープラン(基本計画)と立地適正化計画、地域公共交通網形成計画、緑の基本計画、都市計画道路見直し計画の五つを連携させて策定する作業を進めており、これらに地域別の意見を反映させる考え。初日は西部地区を対象に川平公民館で開いた。

 マスタープランは策定から20年が経過しているため、現状の課題や社会情勢を踏まえつつ、将来を見据えた都市計画に関する方針をまとめる。これに都市機能の誘導、公共交通網や都市計画道路のあり方、緑化の保全や緑化の推進などを盛り込んだ各種計画を連携させ、一体的なまちづくりにつなげる。

 現状の課題について同課は▽新空港開港後の著しい観光客の増加▽旧石垣空港跡地利用と周辺地のまちづくり▽人口減少・少子高齢化▽災害に強いまちづくり―などを挙げた。

 意見交換会では地域の良いところや問題点を拾い出し、それらを共有する作業を行う。川平での意見交換会では「集落内の道路がでこぼこ」「災害時に孤立するので迂回(うかい)路を」「街路樹はなくてもいい。交通の妨げになる」「観光客やマリンレジャーの増加で自然環境が破壊される」「海岸線の保全を」「川平湾でのボート係留施設を」などの意見が出た。

 吉原地区の住民からは「吉原と都市建設課は景観地区でもめている。今も吉原は景観地区に入っている」と見直しを求める声が挙がった。

 市は意見交換会のほかパブリックコメント(市民意見募集)、住民説明会も行う。年度内策定を目指しているが、次年度にまたがることも想定している。

 意見交換会の日程は▽10日=伊原間公民館▽11日=名蔵公民館▽12日=白保公民館▽13日=市民会館中ホール。いずれも午後6時半~8時。


2020-11-10 10:23:02
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36923/

敗戦国日本の支配者だったマッカーサー…

 敗戦国日本の支配者だったマッカーサー。日米比較について「現代文明で測定すれば、われらが45歳なら日本人は12歳の少年だ」と評したという。70年余を経た今、米国はどう表現されるべきだろうか
大統領選の過熱がやっと終わった。コロナ禍にあって、アメリカ社会は深刻な分断と対立、深い闇の中にあり、かつてない激戦となった。その敗者でさえ、かのオバマ氏の得票を超える根強い支持を得た事実に驚く
加えて、ありとあらゆる感情を動員し、憎悪むき出しにののしり合う両陣営の支持者たち。双方に武装グループが存在し、銃を誇示し威嚇し合うTV画面の恐怖。暴動や襲撃事件に至らずにすんだのは幸い
日米の選挙制度の違いゆえか、われら自らの手で国の代表を選んだことがないゆえか。米国民の高揚と熱狂に恐れおののく。一方で、唯一の救いは若者が過去最多の投票率を記録したこと。その根底にある民主主義への信頼、「国の将来は自分が決める」という確信がまぶしく見える
辺野古基地建設をめぐり沖縄の民意を無視する日本。陸自配備をめぐる住民投票を忌み嫌い、背を向けた石垣市と議会多数派。投票という民主主義の根幹への尊敬が足りないのでは
国の、地域の将来は住民のもの。まごうことなく。私たちは今、何歳だろう。(慶田盛伸)


2020-11-10 10:21:56
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36922/

JA与那国支店 発送ミスで申請漏れ


経営継続補助金の窓口となっているJA与那国支店。現在は2次募集を行っている=5日、祖納

 農林水産省の経営継続補助金1次募集でJAおきなわ与那国支店(島袋伸彦支店長)に農家7人から申請があったものの、職員の発送ミスで1次募集に間に合わず、国の支援を得られなかったことが5日までに分かった。島袋支店長は「必要とする物が購入できないので、農家の仕事に差し支えがあると思う」として陳謝した。現在、同補助金の2次募集が始まっている。

 経営継続補助金は新型コロナウイルスの影響を克服するため、感染拡大防止対策を行いつつ経営継続などを目指す農林漁業者を支援するもの。単独申請で最大150万円、グループ申請で最大1500万円の補助が受けられる。

 1次募集は、与那国支店を窓口に7月13日~同月17日の期間、申請者を募った。申請書はJAおきなわ本部がとりまとめ、全国農業会議所に7月29日の消印有効で発送するスケジュールだった。しかし、与那国支店が2日前の同27日に宅配で本島へ発送したため、本部の発送期限内に届かなかった。

 同支店によると、宅配は配送業者と平日集荷で契約しているが、職員が7月23~26日の4連休に業者が宅配しないことを直前まで失念。その結果、連休明けに宅配したため締め切り日を過ぎた。連休前の宅配か、連休中でも郵送なら間に合ったという。

 現在行われている2次募集の同支店での受け付けは10月28日~11月9日まで。JAおきなわ本部の締め切りは13日で、10日の発送を予定。現時点で1次に漏れた7人と新規4人の計11人が申請している。

 島袋支店長は「(1次募集は)日付の確認をしなかったというJAの落ち度。初歩的なミスだった。2次募集には万全の体制で臨んでいる。希望農家が漏れなく補助金を受けられるような体制を取っていく」と話している。


2020-11-08 05:00:02
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八商工 漢那君、ロボット相撲V


ロボット相撲競技の部で優勝した漢那君(中央)=7日午後、南ぬ島石垣空港

 2020年度第27回沖縄県高等学校ロボット競技大会(主催・沖縄県工業教育研究会など)が6日、沖縄市の美来工科高校で行われ、八重山商工高校機械科の漢那岳都君(3年)がロボット相撲競技ベーシック部門で優勝した。アイディアロボット競技の部では、同校情報技術科のチーム「ウシュマイ」が2年連続でアイディア賞に輝いた。

 同大会は、高校生が持っているアイデアを出し合って一つの物を完成させる中で、ものを創造する喜び、仲間と協働する喜びを体験させることが目的。

 ロボット相撲競技の部で、漢那君はロボット「真心」を、立ち会いで力強く相手を押し込めるようモーターの回転を遅めに設定、全2試合を「押し出し」で制した。

 「去年の車両に改良を重ねて優勝できた。負けるかもしれないとも思ったが、モーターを強くしたことが生きてよかった」と喜んだ。

 アイディアロボット競技は、自立型とラジコン型のロボットを連携させ、コース上の物を運ぶなど、課題を解決するデモンストレーションを行うもの。チーム「ウシュマイ」は、5つほどの課題を失敗1つに抑え、1130点満点中630点でアイディア賞に選ばれた。

 チームリーダーの与那原龍樹君(2年)は「目標にしていた賞なのでうれしい。相手は機械、電気科の生徒が多く、こちらの技術が足りない部分もあった。来年は全国大会もあるので、美里工業高校、美来工科高校に勝って全国大会に行きたい」と見据えた。

 同部門は今回、順位付けをせず実施された。2部門とも新型コロナウイルスの影響で全国大会が開催されない。


2020-11-08 05:00:01
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36920/

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