沖縄歴史文化研究会

琉球の歴史、文化、首里城など幅広く沖縄について学んでいます
八重山毎日新聞社
(c)

世界に届け!石垣島の音と風 アクセス8000件超


スペシャルライブでアンコールの「うたのうた」を熱唱するBEGIN、やなわらばー、きいやま商店のメンバーら=8日夜、市民会館中ホール

 第56回石垣島まつり2020(同実行委員会主催)は8日、ウィズコロナを前提に開催日程を2日間から1日のみに短縮、プログラムを変更して行われた。市民会館中ホールから地元出身ミュージシャンによるスペシャルライブがYouTube「ビギンチャンネル」で生配信され、最大8000件超のアクセスがあった。多くの市民らが自宅や飲食店などで例年とは違う新しい形のまつりを楽しんだ。

 今回は「We are Living in Ishigakijia~世界に届け!石垣島の風と音」をテーマに「きいやま商店」をナビゲーターに迎え、午後5時から新型コロナを乗り越えて行く市民のさまざまな情景をバラエティー動画として配信。同6時45分からは、今年で解散を発表している「やなわらばー」、デビュー30周年を迎えた「BEGIN」のライブを生配信した。飲食店3店舗では店内で鑑賞ができた。

 実行委員会会長の中山義隆市長は配信前にあいさつし、「ことしはコロナで厳しい状況の中でみんな頑張った。コロナが落ち着き、楽しい日常を取り戻したい。医療従事者をはじめ生活を守っているすべての人々に感謝したい」と述べた。

 ライブでやなわらばーは7曲、BEGINは15曲を披露。アンコール曲「うたのうた」にはきいやま商店、やなわらばーも加わった。

 やなわらばーは23日、東京・東京国際フォーラムホールCでラストライブを行う。東里梨生さんは「石垣島で生まれ育ったことを誇りに思っている。ふるさとで歌うことができて良かった」、石垣優さんは「大坂でユニットを結成し、東京を拠点に活動していたが、やはり拠点はここ、ふるさとだと思った」と感謝した。

 BEGINの比嘉栄昇さんは「石垣島の皆さんと幸せを共有できた。ありがとう」と伝えた。


2020-11-10 10:24:55
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36924/

石垣市 地域別意見交換開始


都市計画グランドデザイン策定に向けた地域別意見交換会に出席する住民ら=9日夜、川平公民館

 石垣市都市建設課は9日夜、都市計画グランドデザイン策定に向けた地域別意見交換会を開始した。都市計画マスタープラン(基本計画)と立地適正化計画、地域公共交通網形成計画、緑の基本計画、都市計画道路見直し計画の五つを連携させて策定する作業を進めており、これらに地域別の意見を反映させる考え。初日は西部地区を対象に川平公民館で開いた。

 マスタープランは策定から20年が経過しているため、現状の課題や社会情勢を踏まえつつ、将来を見据えた都市計画に関する方針をまとめる。これに都市機能の誘導、公共交通網や都市計画道路のあり方、緑化の保全や緑化の推進などを盛り込んだ各種計画を連携させ、一体的なまちづくりにつなげる。

 現状の課題について同課は▽新空港開港後の著しい観光客の増加▽旧石垣空港跡地利用と周辺地のまちづくり▽人口減少・少子高齢化▽災害に強いまちづくり―などを挙げた。

 意見交換会では地域の良いところや問題点を拾い出し、それらを共有する作業を行う。川平での意見交換会では「集落内の道路がでこぼこ」「災害時に孤立するので迂回(うかい)路を」「街路樹はなくてもいい。交通の妨げになる」「観光客やマリンレジャーの増加で自然環境が破壊される」「海岸線の保全を」「川平湾でのボート係留施設を」などの意見が出た。

 吉原地区の住民からは「吉原と都市建設課は景観地区でもめている。今も吉原は景観地区に入っている」と見直しを求める声が挙がった。

 市は意見交換会のほかパブリックコメント(市民意見募集)、住民説明会も行う。年度内策定を目指しているが、次年度にまたがることも想定している。

 意見交換会の日程は▽10日=伊原間公民館▽11日=名蔵公民館▽12日=白保公民館▽13日=市民会館中ホール。いずれも午後6時半~8時。


2020-11-10 10:23:02
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36923/

敗戦国日本の支配者だったマッカーサー…

 敗戦国日本の支配者だったマッカーサー。日米比較について「現代文明で測定すれば、われらが45歳なら日本人は12歳の少年だ」と評したという。70年余を経た今、米国はどう表現されるべきだろうか
大統領選の過熱がやっと終わった。コロナ禍にあって、アメリカ社会は深刻な分断と対立、深い闇の中にあり、かつてない激戦となった。その敗者でさえ、かのオバマ氏の得票を超える根強い支持を得た事実に驚く
加えて、ありとあらゆる感情を動員し、憎悪むき出しにののしり合う両陣営の支持者たち。双方に武装グループが存在し、銃を誇示し威嚇し合うTV画面の恐怖。暴動や襲撃事件に至らずにすんだのは幸い
日米の選挙制度の違いゆえか、われら自らの手で国の代表を選んだことがないゆえか。米国民の高揚と熱狂に恐れおののく。一方で、唯一の救いは若者が過去最多の投票率を記録したこと。その根底にある民主主義への信頼、「国の将来は自分が決める」という確信がまぶしく見える
辺野古基地建設をめぐり沖縄の民意を無視する日本。陸自配備をめぐる住民投票を忌み嫌い、背を向けた石垣市と議会多数派。投票という民主主義の根幹への尊敬が足りないのでは
国の、地域の将来は住民のもの。まごうことなく。私たちは今、何歳だろう。(慶田盛伸)


2020-11-10 10:21:56
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36922/

JA与那国支店 発送ミスで申請漏れ


経営継続補助金の窓口となっているJA与那国支店。現在は2次募集を行っている=5日、祖納

 農林水産省の経営継続補助金1次募集でJAおきなわ与那国支店(島袋伸彦支店長)に農家7人から申請があったものの、職員の発送ミスで1次募集に間に合わず、国の支援を得られなかったことが5日までに分かった。島袋支店長は「必要とする物が購入できないので、農家の仕事に差し支えがあると思う」として陳謝した。現在、同補助金の2次募集が始まっている。

 経営継続補助金は新型コロナウイルスの影響を克服するため、感染拡大防止対策を行いつつ経営継続などを目指す農林漁業者を支援するもの。単独申請で最大150万円、グループ申請で最大1500万円の補助が受けられる。

 1次募集は、与那国支店を窓口に7月13日~同月17日の期間、申請者を募った。申請書はJAおきなわ本部がとりまとめ、全国農業会議所に7月29日の消印有効で発送するスケジュールだった。しかし、与那国支店が2日前の同27日に宅配で本島へ発送したため、本部の発送期限内に届かなかった。

 同支店によると、宅配は配送業者と平日集荷で契約しているが、職員が7月23~26日の4連休に業者が宅配しないことを直前まで失念。その結果、連休明けに宅配したため締め切り日を過ぎた。連休前の宅配か、連休中でも郵送なら間に合ったという。

 現在行われている2次募集の同支店での受け付けは10月28日~11月9日まで。JAおきなわ本部の締め切りは13日で、10日の発送を予定。現時点で1次に漏れた7人と新規4人の計11人が申請している。

 島袋支店長は「(1次募集は)日付の確認をしなかったというJAの落ち度。初歩的なミスだった。2次募集には万全の体制で臨んでいる。希望農家が漏れなく補助金を受けられるような体制を取っていく」と話している。


2020-11-08 05:00:02
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36921/

八商工 漢那君、ロボット相撲V


ロボット相撲競技の部で優勝した漢那君(中央)=7日午後、南ぬ島石垣空港

 2020年度第27回沖縄県高等学校ロボット競技大会(主催・沖縄県工業教育研究会など)が6日、沖縄市の美来工科高校で行われ、八重山商工高校機械科の漢那岳都君(3年)がロボット相撲競技ベーシック部門で優勝した。アイディアロボット競技の部では、同校情報技術科のチーム「ウシュマイ」が2年連続でアイディア賞に輝いた。

 同大会は、高校生が持っているアイデアを出し合って一つの物を完成させる中で、ものを創造する喜び、仲間と協働する喜びを体験させることが目的。

 ロボット相撲競技の部で、漢那君はロボット「真心」を、立ち会いで力強く相手を押し込めるようモーターの回転を遅めに設定、全2試合を「押し出し」で制した。

 「去年の車両に改良を重ねて優勝できた。負けるかもしれないとも思ったが、モーターを強くしたことが生きてよかった」と喜んだ。

 アイディアロボット競技は、自立型とラジコン型のロボットを連携させ、コース上の物を運ぶなど、課題を解決するデモンストレーションを行うもの。チーム「ウシュマイ」は、5つほどの課題を失敗1つに抑え、1130点満点中630点でアイディア賞に選ばれた。

 チームリーダーの与那原龍樹君(2年)は「目標にしていた賞なのでうれしい。相手は機械、電気科の生徒が多く、こちらの技術が足りない部分もあった。来年は全国大会もあるので、美里工業高校、美来工科高校に勝って全国大会に行きたい」と見据えた。

 同部門は今回、順位付けをせず実施された。2部門とも新型コロナウイルスの影響で全国大会が開催されない。


2020-11-08 05:00:01
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36920/

世界はコロナのまん延で…

 世界はコロナのまん延で隣人も客も行き交う人々もお互いを保菌者として疑ってしまう不信の中にある
見えない相手に医療従事者の心労も計りしれない。ワクチン開発もまだ先になりそうだ。今私たちにできることは、コロナ終息を願うこと
古来、島々では豊作や無病息災などの祈願を司と尊称される女性が執り行ってきた。万の神々へ祈りひたすら言祝いできた。結果、島々には豊作がもたらされ、住民も無事息災で年を経てきた
今年、あらゆる人気イベントを苦渋の決断で中止にした石垣島まつり実行委員会が、コロナ禍の中でもできそうな野外イベントとして花火打ち上げと凧(たこ)あげを行うことになった。凧あげは、八重山の凧が子どもの健やかに成長を祈り高潔な人になってほしいことを願ってあげられた来た伝承に倣いコロナの終息を願って行うもの
凧あげは当日の気象と会場の風向きに大きく左右される。主管の八重山凧愛好会は、周りに建物が林立する新栄公園での凧あげをどんな演出にしたら、願いの誠が天に通じるだろうか頭を巡らせている
本日午前10時から行われる祈願凧あげには、全国に伝わる悪疫除けのアマビエを描いた凧、その石垣版も登場する。凧糸の引手に老若の女性が加わると心強い。ミニ凧のプレゼントもある。(仲間清隆)


2020-11-08 05:00:00
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36919/

暫定ヘリポート11日供用開始 急患搬送時間が短縮


県立八重山病院の隣接地に設置された暫定ヘリポート(写真手前のH)。11日に供用開始=4日午前、真栄里

 石垣島周辺離島からの救急患者搬送で、第11管区海上保安本部石垣航空基地のヘリコプターが離着陸する「暫定ヘリポート」が11日、県立八重山病院隣接地で供用開始する。ヘリポートの位置が現在の新石垣空港より近くなり、急患搬送時間の短縮につながる。県は同日、完成セレモニーを行い、関係者に公開する。

 暫定ヘリポート一帯は大半が国有地。県は国から3年契約で借地し整備した。ヘリポートの整備面積は約3400平方㍍、侵入防止のため周囲にフェンスを設置。離着陸帯部分は400平方㍍。ヘリポートから八重山病院まで約70㍍に接続道路を整備、救急車の待機場所も設けた。事業費は2616万円。

 夜間利用を可能にするため、可搬型の照明装置を活用し運用する。運用主体は県防災危機管理課だが、同課によると、照明の設置はヘリが到着する前に同院の守衛が行う。接続道路の門扉はその都度、市消防が施錠する。

 一方、旧石垣空港跡地の土地区画整備工事が2022年度から予定され、使用できる期間は限られる。その上で県は、同院により近い恒久へリポートの設置も検討。委託調査後、関係機関へ情報を共有していく。

 石垣島周辺離島からの急患搬送は、県と第11管区海保との協定により実施。

 県が設置した暫定ヘリポート計画は、旧石垣空港跡地で昨年12月から本格化した石垣市役所新庁舎建設に伴い、同跡地にある真栄里ヘリポートの使用が困難になったことで浮上した。

 現在、海保のヘリは新石垣空港で患者を降ろし、空港から市消防の救急車で八重山病院に搬送している。真栄里ヘリポート運用時と比べ、距離と時間が延び「人命救助に支障が出る」として、離島住民や関係団体から同院近くに新ヘリポートを整備するよう強い要望があった。

 6日、玉城デニー知事は定例会見で、ヘリポートの位置が現状よりも近くなることに触れ、「到着から八重山病院までの搬送時間の短縮が図られ、八重山圏域住民の安心・安全につながる」と述べた。


2020-11-07 09:41:09
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36918/

規模縮小し4月開催へ 部門見直し、感染対策を徹底


大会開催をPRする八重山トライアスロン協会の吉村安史会長と大会名誉会長の中山義隆市長、長浜信夫副会長(左から)=6日午前、石垣市役所

 石垣島トライアスロン大会2021実行委員会は6日午前、石垣市役所庁議室で記者会見を開き、21年4月11日に予定している「石垣島トライアスロン大会2021・第7回八重山郡トライアスロン大会」について一部の規模縮小と新型コロナウイルス感染防止対策を徹底したうえで開催することを発表した。大会名誉会長の中山義隆市長は「万全の態勢で受け入れる。新型コロナに負けずにしっかりと大会を成功させたい」と語った。

 種目はスイム1.5㌔、バイク40㌔、ラン10㌔合計51.5㌔のスタンダードのみ。3人でタスキをつなぐリレー部門と昨年取り入れたショートコース部門は行わない。定員は例年の1200人規模を1000人に縮小する。コース等は現在調整中。

 スタートもローリングスタート(少人数での時間差スタート)、トランジションエリアもソーシャルディスタンスを確保するレイアウトを検討。また、人の密集を避けるため、開・閉会式、セレモニーなどは行わず、前日に行っていた競技説明会もウェブを活用する。会場での応援もエリアを制限するなどして感染拡大防止に努める。

 長浜信夫副会長は「社会に閉塞感がある中、開催可能な大会は実施して、地域に元気と明るい話題を提供したい。定評のある沿道からの応援も選手たちに元気を与える」と期待した。

 八重山トライアスロン協会の吉村安史会長は「若干の規模縮小は避けられないが(大会の)結果を残すことが日本そして世界中のトライアスロンの道しるべになる。今後の石垣島のイベント開催の活路となるよう、対策に万全を期して臨みたい」と気を引き締めた。

 12月初旬にエントリーを開始。定員1000人に達し次第受け付けを終了する。今後の感染状況で中止、延期の可能性もある。


2020-11-07 09:36:54
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36917/

16年前の那覇支局時代の2004年11月

 16年前の那覇支局時代の2004年11月14日、名護市で行われたツールドおきなわチャンピオンレースに出場した新城幸也選手を取材した。名前は知っていたが、ちゃんと話を聞くのは初めてだった
レースを終えた後、インタビューを行い、05年1月1日の新年号で特集した。当時、新城選手は20歳。ゴール直前の歯を食いしばる必死の形相とは対照的に、インタビューに答える笑顔にはあどけなさが残っていた。それが強く印象に残っている
新城選手は八重山高校を卒業後、日本自転車界第一人者の福島晋一さん(当時33)に誘われ、渡仏した
福島さんは、大学時代から世話になっていたという新城選手の父・貞美さんを訪ねた際、地元の自転車愛好家と練習した。八重高3年生の新城選手も参加した
「誰もついて来られないだろう」。福島さんはそのとき、ペースを上げてみた。ところが、後方を振り返ると、少し遅れながらも必死に追いかけてくる人がいる。差を縮めてくる。それが新城選手だった。「この子は強くなる」。そう確信し、貞美さんに「僕に預けてくれませんか」と掛け合ったのだ
その後の活躍は言わずもがな。新城選手は2大会連続で五輪に出場し、来年の東京五輪代表に選ばれた。36歳。まだ夢の途中。情熱は衰えない。(比嘉盛友)


2020-11-07 09:34:25
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36916/

世界津波の日避難訓練 石垣市 


一時避難先に到着し、名簿に記入する市職員ら=5日午前、石垣小学校屋上

 「世界津波の日」の5日、石垣市は防災体制の向上を目的に津波避難訓練を行った。職員80人が市役所から一時避難所となっている石垣小学校の3階屋上に徒歩で避難し、竹富町の職員10人余りも参加した。中山義隆市長らが通信機器の応答訓練を行い、複数の通信手段が機能することを確認した。同校の児童367人も屋上に避難する訓練を行った。

 八重山地方で午前9時45分、震度6弱の地震が発生したとの想定で行われた。職員は「姿勢を低く、頭を守って、揺れが収まるまでじっとして」の安全行動を1分間実施。同48分に大津波警報が発令されると、市は庁内放送、防災情報一斉メールで通知、各施設などにも情報を伝達した後、石垣小に避難誘導した。

 避難訓練に参加した児童らに中山市長は「今日の訓練のように避難できるようにしてほしい。万一、はぐれても高い場所に避難してください。家に戻ったり、友だちを探したりせず、自分の命を自分でしっかり守って下さい」と呼び掛けた。

 この後、通信機能の応答訓練を行い、中山市長が県行政ネットワーク無線の可搬型無線機を使用して県対策本部に連絡、石垣安志教育長が衛星電話で平久保小学校に安否確認、知念永一郎総務部長が携帯の災害時優先電話で石垣島地方気象台から情報収集、消防本部が消防無線で川平・伊原間出張所管内の避難確認をそれぞれ行った。竹富町職員も衛星電話で西表島西部と連絡をとった。

 市防災危機管理課によると、衛星電話は天候に左右されやすいことから、パラボラアンテナを確保している。災害時優先電話は、対策要員20人に常時携帯させている。

 訓練終了後、中山市長は「通信は問題なくできた。災害時には迅速に臨機応援に対応してもらいたい。まず自分の命を守って次の行動に移し、市民一人一人の命を守ってもらいたい。街全体の防災機能を高めるため日ごろから準備を」と総括した。

 

 竹富町の新城寛樹防災危機管理課長は「常日ごろから意識を持って行動し、実践的な訓練を通して迅速に対応できるよう準備することが必要だ。今回の訓練が成果につながれば幸い」と述べた。


2020-11-06 09:26:35
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36915/

ロシアへも輸出開始 ヤエヤマクロレラ


ヤエヤマクロレラの粉末

 八重山殖産㈱(中野良平代表取締役)=石垣市白保=は10月5日から、石垣島で培養・生産した「ヤエヤマクロレラ」の粉末をロシア連邦に輸出している。ロシアでもクロレラ製品のニーズが高まっていることから、パートナー企業を通じて輸出を開始した。

 同社は年間、100㌧近くを生産しており、うち7割を海外30カ国以上に出荷している。欧米諸国では健康素材としてクロレラの需要はもともとあったが、ことしはこれまで以上に海外需要が高まっており、輸出量は昨年の114%にまで増えている。

 同社は「今後も世界中の人々の健康に貢献することを目指し、ヤエヤマクロレラをその他の地域へも積極的に輸出・販売していきたい」としている。

 中野代表は「大国相手に石垣島でビジネスさせていただいていることに感謝している。今後も商品とともに『ヤエヤマ』のブランドを発信していきたい」と話している。

 ヤエヤマクロレラは、植物と同じく光合成で成長する藻類。石垣島で採取され、純粋分離と育種を繰り返して開発されている。 


2020-11-06 09:18:29
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36914/

「めちゃくちゃきれい」 郡内修学旅行で再発見 


修学旅行の一環として野底マーペーを登り、笑顔を見せる宮良小学校の児童ら=10月29日、野底マーペー頂上

 新型コロナウイルスの影響で、多くの小学校が修学旅行の行き先を沖縄本島から郡内へと変更している。このうち宮良小学校(仲間一史校長)の6年生24人は10月29日、1泊2日の日程で石垣島を巡る修学旅行を体験した。野底マーペー登山、リゾートホテルでの宿泊、マリンスポーツ、工芸体験に珊瑚養殖など盛りだくさんの旅を通して、地元の観光地や自然の魅力に触れた。(前木深音記者)

 ■気づき

 学校をバスで出発し、最初に向かったのは「つぃんだら節」にも歌われる野底マーペー。初めてマーペー登山を経験する児童も多い。頂上が近づくにつれて細くなる山道を踏みしめ、「そこ一番やばいから気をつけろ」「自分のペースでいいぞ」などと声を掛け合った。

 登ること約20分。前盛竜人君(12)は頂上の岩場にたどり着いた瞬間、島を一望できる絶景に目を奪われた。「登るのはきつかったけど、頂上はめちゃくちゃきれい。頑張ったかいがあった」と汗をぬぐった。

 宿泊先は川平の石垣シーサイドホテル。ホテル提供のマリンレジャーとして、底地ビーチの沖合に繰り出しマリンスポーツやシュノーケリングを満喫した。

 佐藤夕楠さん(11)は、海底の一部に養殖サンゴの一帯を発見。ブロックに植え付けられたサンゴを見て「石垣の自然から動物や植物が少なくなっている気がする」と地元の自然環境に思いを巡らせた。

 ■貴重な機会

 ホテルでの夕食はバーベキュー。感染症対策として児童1人につき一つのトングが用意された。通常のビュッフェ形式も変更し、スタッフが料理を配膳した。加藤遼太君(11)は「シーサイドホテルは名前は知っていたけど初めて泊まった。ご飯もおいしくて、対応もすごく良かった」とご満悦。

 ホテルにとっても、地元の子どもたちの宿泊は貴重な機会となったようで、職員は「地元の人たちの理解なしに観光業の発展はない。島の子どもたちが泊まってくれるのは大変うれしいこと。沖縄本島に行けず、がっかりしたと思うが、最高の思い出になるようもてなした」と胸を張った。

 工芸体験では、各事業所の感染症対策の工夫を目の当たりに。みね屋工房でミンサーコースター作りに挑戦した加藤君は、機織り機と機織り機の間に飛沫防止用のアクリル板が設置されていることに驚き、「ここまで考えてくれているんだ」と感銘を受けた。

 ■意義ある旅行

 保護者によると、保護者間では与那国島行きに人気があったが、子どもたちが「マリンスポーツができるところがいい」と望んだため、石垣島での修学旅行に。

 仲間校長は「子どもたちがそれぞれ石垣を再発見できたのはいい体験だったと思う。沖縄本島に行くのとはまた違う意義のある旅行になった」と振り返った。

 保護者の一人は「沖縄本島に行ける状況ではなかったけれど、中止にせずに、修学旅行に行かせることができて良かった」と喜んだ。


2020-11-06 09:13:22
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36913/

新城幸也、東京五輪決定 3大会連続、県出身初


県出身選手として初となる3大会連続3度目の五輪出場を決めた新城幸也=9月20日(Photo1Bettini Photo)

 日本自転車競技連盟は4日、ロードレース東京五輪代表選手を発表し、男子代表に石垣市出身の新城幸也(36)=バーレーン・マクラーレン=が選出された。ロンドン、リオデジャネイロに続き3大会連続3度目の出場で県出身選手として初となる。新城は4日午後、Zoomで記者会見し、「自分がトップレベルでいる間に自国開催の五輪に出場できるのはスペシャルで幸せなこと。競技人生の中で1番大事なレースになることは間違いない。しっかり準備して臨みたい」と決意を語った。

 今回の選手選考は2019年1月から20年10月17日まで同連盟による独自の東京五輪代表選手選考ポイントランキングで行われた。新城は日本人トップの533ポイントを獲得。2位に250ポイントの大差をつけた。

 新城は世界最高峰のレース「ツール・ド・フランス」で日本勢初の完走、世界三大レースグランツールで13度の完走を果たすなど活躍。昨年3月、タイでのトレーニング中の事故で左大腿骨と左肘を骨折する大けがに見舞われレースを離脱。手術とリハビリを乗り越え、同年6月にレース復帰を果たすと国内外のレースで着実に結果を残した。

 新城は「自国開催で走ることは誰もができない。世界最高峰の選手が集まる中、日本で力を発揮できることをうれしく思う。メダルを手繰り寄せるために何が必要かは今までの経験で分かっている。しっかり準備して臨みたい」と、東京五輪に照準を合わせた。

 また、出身地の八重山に向けて「ツール・ド・フランスやグランツールを知らない人でも五輪はみんな知っているので島の皆が喜んでくれるのはうれしい。子どもたちが自分の姿を見て小さな島からでもこうして大舞台に立てることを知ってほしい」とメッセージを送った。

 このほか、男子代表に増田成幸=宇都宮ブリッツェン=、女子代表に与那嶺恵理=OANDA・JAPAN=と金子広美=イナーメ信濃山形=が決定した。

 新城はフランスから帰国し自主隔離中。11月のオフを経て12月からトレーニングを開始する予定。

 新城幸也(あらしろ・ゆきや)バーレーン・マクラーレン。石垣第二中、八重山高校出。170㌢、64㌔。


2020-11-05 09:41:11
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36912/

処理計画の策定開始 検討委、仮置き場所の選定へ


災害廃棄物仮置き場の分別配置例(竹富町災害廃棄物処理計画策定検討委員会資料より)

 災害時に生じる廃棄物の処理方法を具体的に定めるため、竹富町災害廃棄物処理計画策定検討委員会(委員長・大浜知司副町長、委員16人)の第1回会議が4日午後、ユーグレナ石垣港離島ターミナル会議室で開かれた。八重山諸島にマグニチュード7.9クラスの地震が起きたことを想定し、災害で出た廃棄物の適正処理へ組織体制、処理方法について協議した。今年度、計3回の会合をもち、各島が迅速に復旧・復興できるよう災害廃棄物処理計画を策定する。

 同計画で対象とする廃棄物は①地震等の災害によって発生する廃棄物②被災者や避難者の生活から発生する廃棄物―の2区分。災害廃棄物は木くず、コンクリートがら、金属くずなど。生活廃棄物は避難所のごみ、し尿。

 国、県のほか、民間事業者と連携し、収集、分別、運搬、処理・処分までのスキームを構築していく。

 国は、2011年に発生した東日本大震災を受け産廃物の基本方針を改正し「災害時に発生する廃棄物の処理計画を市町村が定める」と位置付けた。17年3月、県は市町村の指針となる県災害廃棄物処理計画を策定。町は国や県の計画に準じて策定する。

 災害廃棄物は、各島で設定する仮置き場に集約し分別する。その後、再資源化、島内で焼却、西表島の町リサイクルセンター(一般廃棄物最終処分場)、町外に搬出のいずれかで処理・処分する。避難所ごみは収集し焼却処分、し尿は仮設トイレを設置し処理する計画。

 災害廃棄物の処理完了期間は原則最大3年。重点ポイントは仮置き場の場所と設置後の運営方法。町は、一次仮置き場の候補地に各島の焼却炉施設を案として挙げた。一方、黒島や鳩間島は焼却炉施設に十分な面積がないため、別の場所を選定する必要もあるという。次回以降の検討委で候補地の選定作業に入るが、▽学校などの指定避難所周辺は避ける▽住民や地域の基幹産業への影響が大きい地域は避ける▽浸水想定区域は避ける―など考慮する点も。候補地の絞り込みでは、公園や産廃施設等の公有地、アスファルト等で舗装、長期間使用が可能な場所といったことに留意が必要。

 設置前に土壌調査、土壌汚染防止策の検討も重要だ。運営面では、搬入可能なごみの種類を事前に取り決め、種類ごとに分別スペースを設けるなど工夫も求められる。

 第1回検討委で西大舛髙旬町長から諮問を受けた委員らは、来年1月、2月に計画案をまとめ町長に答申。町3月定例議会で報告後、施行を目指す。


2020-11-05 09:35:24
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36911/

最近、原付きだが古いバイクを手に入れ

 最近、原付きだが古いバイクを手に入れ乗っている。ホンダのJAZZだ。1986年に発売されたリトルアメリカンタイプのバイク。原付きから中型までスクーターが主流の中、あえてのマニュアルバイクだ
乗って見て一番感じるのは、アクセルを回せばすぐにスピードが出るスクーターと比べギアチェンジが必要なため操作は面倒だ。ただ、ギアを上げ、スピードを乗せていく操作感は、無変速のスクーターにはない楽しさがある
筆者は、子ども時代の「スーパーカーブーム」に触発されどちらかというとバイクよりも車派。免許も普通車のみのため乗れるバイクも原付きに限られている
そのためバイク歴は、仕事で使うスクーター以外は大学時代までさかのぼる。宿舎から学校、買い物、レジャー、どこに行くにもリュックを背負い、バイクで移動していた
当時、各メーカーがレーサーレプリカ的なスポーツタイプの原付きを発売。筆者の愛車はスズキのRG50。ホンダやヤマハなどの同タイプを買った仲間7、8人と加速を競い、遠方までツーリングに出かけたことを思い出す
60歳手前で大学卒業の年に発売されたバイクに乗ることになったのは何かの縁か。古いバイクだけに部品調達に苦労があるが、ゆっくりと長く乗りたいと思うバイクだ。(下野宏一)

 


2020-11-05 09:32:45
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36910/

地元FM難聴解消へ 北西部計2カ所に電波塔


川平地区の電波塔整備予定地(中央電柱付近)=10月31日、川平

 ㈲石垣コミュニティーエフエム(FMいしがきサンサンラジオ)が、石垣島の西部や北部地区のラジオ難聴を解消するため、川平集落内と玉取崎近くに電波塔を1基ずつ新設する。バンナ岳にある既設のアンテナに加え、川平と玉取崎に中継所を整備することで島内全域に放送エリアを拡張する計画だ。

 同社は2019年度に総務省の補助事業に採択され、北部地域難聴解消事業として7375万円で整備する。国庫補助が3分の2、残り同社の負担。

 中継放送所には24㍍の電波塔を建てる。鉄塔部分は14㍍、アンテナ部分が10㍍。バンナ岳からNTT回線を中継所まで有線で引き、川平、玉取崎の東西から電波を発し、北西部エリアでも受信できるようにする。

 工期は21年3月まで。地質調査を終えたが、新型コロナウイルスなどの影響で遅れが出ている。

 これに合わせ、石垣市は9月補正予算で防災ラジオ事業費1100万円を確保している。大雨・台風時に防災無線が聴き取りにくい地域があることから、FMラジオの電波を活用して家庭内に設置する小型ラジオで防災無線の内容を伝える。防災ラジオは、要支援者や公民館・自主防災会の関係者に優先的に貸与する予定だ。

 サンサンラジオの事業は、八重山広域市町村圏事務組合の八重山地区ラジオ中継局強化事業とは別の事業。

 

■場所変更を要望 川平周辺住民「同意していない」

 FMいしがきサンサンラジオが計画する川平地区での電波塔建設工事に対し、周辺住民らが建設予定地の石垣市有地から変更するよう求めている。同地が民家に隣接することに不安を募らせ、「FMラジオの現設置予定地の変更を求める会」として署名活動を展開。住民ら132人分の署名を集め、市有地を貸し付けないよう求める要望書を10月26日付で市に提出した。

 同会は、電波塔建設自体に反対ではなく、現予定地に「住民は同意していない」と指摘。建設地を集落外に見直した後、事業着手前に住民説明会の開催を訴えている。

 署名に賛同した人は「何も知らされず、10月14日に伐開や現地調査が始まり、その時初めて工事計画を知った。周辺への不安に配慮がなく、このまま市有地に建設されるのは理不尽だ」と怒りあらわ。

 別の住民は「北西部では、放送エリアの拡大を心待ちにする人もいる。防災情報の発信など、高齢者宅には欠かせないツールになると思うが、景観保全活動に力を注いできた川平集落内に鉄塔建設が許されていいのか。市有地貸し付けが目前だと聞いているが、市はラジオ局側のためにも早急に代替地の選定に協力してほしい」と望む。

 ラジオ局は、川平地区内にある複数の候補地の中から、米原や野底を見渡せ電波の通りが最も安定していた市有地に絞り、ことし5月中旬ごろ市に場所の決定を通知、7月には公民館の同意書も取り付けた。

 これを受け、市は9月下旬の市公有財産検討委員会で▽公益性がある▽国の補助を受け資金はあるので実現性も高い▽公民館の同意も得られている―ことなどを理由に地盤調査と測量の承認を出した。市とラジオ局は、測量で面積が確定すれば賃貸借契約を締結することになっている。

 しかし、その後、周辺住民から「説明がなかった」と反発を招いたため、公民館が同意書を取り下げた。

 ラジオ局側は取材に「公民館の同意は法的拘束力はない。事業は走りだしている。場所を変更すると言っても、新たな場所の選定にコストや時間がかかるので計画の変更は難しい」と話した。


2020-11-04 09:47:00
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36909/

崎枝浜で海難多発 石垣海保、離岸流を確認


シーマーカー(海面着色剤)を使用した調査で確認された崎枝浜の離岸流(石垣海上保安部提供)

 石垣海上保安部は2日、夏季安全推進活動期間中(7月1日~10月31日)の海難発生状況(速報値)を発表した。人身事故者数は9人(死者・行方不明者3人)で前年同期から3人増加し、死者・行方不明者も2人増えた。9人のうち7人がマリンレジャーに伴う人身事故(同1人)で、7人中5人が崎枝浜での遊泳中の事故だった。

 海保によると、崎枝浜で救助された人に安全指導をした際、一様に「沖に向かう流れを感じた」との証言があったことから、「崎枝浜における事故は気象・海象および離岸流(リーフカレント)による事故である可能性が高い」として、関係機関と合同でシーマーカー(海面着色剤)を使用した離岸流調査を実施。その結果、砂浜付近から沖に向かう顕著な流れを確認できた。

 崎枝浜は市指定の管理ビーチではなく、遊泳危険区域に設定されている。

 このほか、人身事故は県外在住者が86%を占めた。西表島や竹富島など石垣島周辺離島での事故の発生はなかった。海保は「新型コロナウイルス感染症対策に関する自粛要請などにより、来島した観光客が離島に渡らず石垣島に留まったことが一因と考えられる」としている。

 一方、船舶事故は前年同期のゼロから3隻(死者・行方不明者3人)となった。内訳は機関故障によるモーターボートの浸水、漁船の転覆、浸水による遊漁船の転覆だった。漁船の転覆では乗船者4人のうち3人が行方不明となっている。


2020-11-04 09:37:33
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八重山職安を最高評価 マッチング機能「非常に良好」


沖縄労働局の2019年度業務の評価・改善の取り組みで最高評価を受けた八重山公共職業安定所

 【那覇】沖縄労働局(福味恵局長)が行った2019年度のハローワークのマッチング機能に関する業務の評価・改善の取り組み(総合評価)で、八重山公共職業安定所(真壁朝文所長)が「非常に良好な成果」の最高評価を受けた。同評価を受けたのは県内では宮古と八重山のみ。同局がこのほど発表した。

 総合評価は、就職件数や求人充足件数、求人・求職者に対する紹介率など全ハローワークで共通する評価指標と、障がい者の就職件数や正社員求人数など各ハローワークで重点的に取り組む業務に関する評価指標を組み合わせて▽非常に良好▽良好▽標準的▽成果向上のため計画的な取り組みが必要―の4類型に分けている。

 八重山所は就職件数や充足件数(受理地)、雇用保険受給者早期再就職件数など13項目中9項目で目標以上となった。

 八重山所は企業説明会と面接会を年間11回開き、企業内施設を見学できる面接会や離島ターミナルでの開催など工夫を凝らした。

 求人者に対して管内の人手不足の状況説明と併せて助成金制度の活用や、若年層の採用・育成に積極的で雇用状況が優良な中小企業を国が認定する「ユースエール認定制度」のメリットなどの周知も図った。

 今後は、庁舎内が狭く老朽化しているため整備して利用しやすい環境をつくるほか、電話や接客対応などの接遇研修を行い、サービス改善に努める。企業説明会の多数開催も計画している。


2020-11-04 09:35:11
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36907/

ゲート新設説明会 「誰でも参加可能に」


要請への対応についてやりとりする中山義隆市長(中)と公民館長ら=2日夜、石垣市役所会議室

 石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画をめぐり、開南集落隣接地に新たなゲートが計画されていることが発覚した問題で、沖縄防衛局は2日夜、出席者を中山義隆市長らと周辺4地区の代表者各1~2人に限定した説明会を市役所会議室で開いた。開南、於茂登、川原、嵩田の4公民館長が会場に足を運んだが、先に市に要請していた「住民誰もが参加できる説明会開催」の確約がとれないとして退席した。

 4公民館長は「代表者だけが説明を受け、説明責任を負うのはあまりにも負担が大きい」として中山市長に対し▽近隣4地区住民を参加可能にする▽周知期間を十分にとり、別日に開催する▽全市民を対象にした説明会も開催する―ことを防衛局に働きかけるよう要請し、市は口頭でその内容を防衛局に伝えていた。

 防衛局側は説明会の冒頭、「改めて、たくさんの方を含む形の説明会についてはコロナ禍の状況もあるので計画していない。必要な情報は市を通して提供する」と述べ、要請には応じられないとの考えを示した。

 これに関連して4公民館側は市の対応に猛反発、感情的に応酬する場面もあった。中山市長は最終的に「市長の立場として責任を持って4公民館の要請を防衛局に要求し、説明会を開催することを確約する」として理解を求めたが、4公民館側は「これは確約ではない。実現する段階で参加する」と反論するなど最後まで平行線をたどった。

 今回の設計変更はグラウンド外周道路を集落側に移し、出入り口も集落隣接地に設ける内容。

 4公民館長が退席した後、防衛局側は「市への説明がない中、設計変更が出てしまった形となり、心からおわび申し上げたい」と陳謝。グラウンドを災害時の救援拠点とするため、各種車両の通行を想定して新ゲートを計画していると説明、「ゲートは常時使用するものではない。門扉は、県道からセットバックした位置に設け、安全性を確保する。住民の生活環境に影響がないように努める」と述べた。

 中山市長は「ゲートについては理解するが、家の前のゲートに住民が不安に思っている。(集落から離れた)北側に移動できないか」と提案、防衛局は「現時点では他の場所に移す考えはないが、持ち帰って検討したい」と回答した。


2020-11-03 10:32:51
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第36回八重山毎日文化賞 正賞に大工氏と上江洲氏

 八重山研究や芸術文化の振興に顕著な業績を上げた人を表彰する第36回(2020年度)八重山毎日文化賞(八重山毎日新聞社主催)の選考委員会がこのほど開かれ、正賞に八重山民謡を県内外や世界へ発信し続けている大工哲弘氏(72)=那覇市首里、石垣市新川出身=と㈱南山舎を創業し33年にわたり八重山関連の書籍を編集・発行している上江洲儀正氏(68)=石垣市登野城=、特別賞に八重山伝統舞踊の継承発展に取り組む大盛和子氏(90)=石垣市大川、竹富町竹富島出身=、奨励賞に八重山上布など伝統染織の作家、研究者として活躍する崎原克友氏(34)=石垣市宮良=が決まった。贈呈式は、12月5日に規模を縮小して行う予定。


2020-11-03 10:29:58
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36905/

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