沖縄歴史文化研究会

琉球の歴史、文化、首里城など幅広く沖縄について学んでいます
八重山毎日新聞社
(c)

自民県議1人が感染 18~21日に先島視察


巡視船「いけま」に向かう沖縄・自民党の県議ら=19日夕、浜崎町

 18日から21日にかけ先島を視察に訪れた県議会野党会派、沖縄・自民党のメンバー18人のうち座波一氏(60)=南城市=が新型コロナウイルスに感染したことが22日、確認された。県によると、同行した17人が濃厚接触者のため、県総括情報部と連携してPCR検査を実施する。視察では地元関係者とも飲食を共にしていた。視察で訪れたカ所については消毒を実施する。

 座波氏ら視察団18人は18日に与那国島、19日に石垣島、20日に宮古島でそれぞれ1泊し、議員ら地元関係者と会食した。座波氏は21日に帰宅後、37.5度の発熱があり、22日起床後も37.6度前後の熱が続いたため病院で受診、PCR検査で陽性が確認された。

 県議会事務局によると、自民会派からは滞在中、マスク着用や手指消毒などしっかりと対策を講じていたとの報告を受けた。

 日程表などによると、与那国島では外間守吉町長や漁業・農業関係者、町議らと意見交換、陸自与那国駐屯地も訪れた。石垣島では石垣海上保安部を訪れ、巡視船「いけま」に乗船した。竹富町役場、市役所、県八重山事務所でも意見交換した。

 関係者によると、与那国島では外間守吉町長や与党議員らと昼・夕食、石垣島では自民党市議らと夕食をそれぞれ共にしていた。詳細な行動歴や濃厚摂食者の特定については南部保健所が調査する。

 与那国町役場によると、同日夕の段階で保健所から濃厚接触に該当するとの連絡は入っていない。自民党市議の1人は「保健所から連絡はない。濃厚接触に当たらないと思うが、当面は外出などを自粛したい」と話した。

 八重山保健所の国吉秀樹所長は同日夕、「濃厚接触者(の判断)は、陽性者の居住地の保健所が行う。八重山保健所は協力依頼があればするが、(現段階で)居住地の保健所からの問い合わせはない」と述べた。

 県内では22日現在、直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数が20日連続で全国最多となっており、他会派の県議からは「このような時期に視察先で会食するのが適切だったのか。危機感がないのではないか」と疑問の声が出始めている。

 濃厚接触は、必要な感染予防策をせずに▽手で触れること▽対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1㍍程度以内)で15分以上接触すること。ウイルスがうつる可能性がある期間(発症2日前)に接触のあった人に対し、保健所がマスクの有無や発声を伴う行動、対面接触の有無などの状況を調査し、判断する。


2020-10-23 10:11:09
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36876/

5年ぶりY1グランプリ 八重山青年会議所


Y―1グランプリをPRする八重山青年会議所のメンバー=22日午前、同事務所

 八重山青年会議所(新里裕樹理事長)は22日午前、同事務所で会見を開き、飲食物や非飲食物の八重山ナンバーワンを決める「2020Y―1グランプリwithコロナ」の開催を発表し同日、SNS上でエントリーを開始した。開催は2015年以来5年ぶり。同イベントは、コロナ禍で疲弊した八重山圏域の小売店、飲食店の経済活性化を図ることが目的。参加締め切りは11月5日。

 イベントは3部門で構成され一般枠に飲食部門、非飲食部門、特別枠にテークアウト部門がある。非飲食部門は服、バッグ、小物、民芸品などを想定する。

 エントリーの対象は八重山地域で開業・営業している業者。エントリー料金は1点1000円。エントリーシートは同会議所のSNS上からダウンロードできる。

 参加者の商品は、同会議所のフェイスブック、インスタグラムに掲載される。審査は三次審査まである。

 一次審査はSNS上での「イイね!」の総数から上位10点を選ぶ。二次審査では審査委員会が書類選考し各部門5点を選出。三次審査では専門家を招き、実食・審査を行い、グランプリと3位入賞を決める。結果発表、表彰式は11月30日を予定。

 飲食物の審査基準は▽八重山産食材の量や味▽独自性―など。非飲食部門は▽衛生面▽使いやすさ▽値段―などで判断する。

 新里理事長は「コロナの回復の兆しがあった中、クラスターが発生し緊張感が高まった。経済を営む人には大きなダメージだ」と現状を述べ、「グランプリを開くことで活性化が図られると思う」と参加を呼び掛けた。

 同グランプリの問い合わせは同会議所(82―6566)。


2020-10-23 09:26:52
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36875/

来月2日から献血開始 石垣市内で17日間


11月2日開始の献血への協力を求める県赤十字血液センターの又吉宏樹主事(中)と石垣静枝献血推進員(左)、市健康福祉センター健康づくり係の小池淳一係長=22日午後、八重山毎日新聞社

 沖縄県赤十字血液センターの移動献血が11月2日から石垣市内で行われることになった。移動献血は年2回あるが、ことしは新型コロナウイルスの影響で6月に予定していた献血を中止したため、今回が初めてとなる。同センターはコロナ対策を実施した上で行う。

 献血は11月2日から21日までの17日間を予定する。献血ができるのは男性17~69歳、女性18~69歳で、いずれも体重50㌔以上。400㍉㍑の献血。センターは870人の献血を目標にしている。昨年は17日間で894人から採血し、目標の875人をクリアした。

 新型コロナ対策として献血者には手指消毒、検温、マスク着用を求める。マスクを所持していない場合は配布する。

 献血バス内ではビニールシートを設置して対面時の飛沫の飛散を防止、手が触れる部分やベッドについては使用後に消毒を行う。バス内の気温が30度以上になると、血液が使用できなくなるため、常時窓を開けることはできないが、定期的に換気する。

 同センター献血推進課主事の又吉宏樹氏と石垣地区献血推進員の石垣静枝氏らが22日、八重山毎日新聞社を訪れ、市民への協力を呼び掛けた。

 又吉氏は「血液は21日間の使用期限があるので、輸血を待っている患者さんのために定期的に確保しなければならない。緊急事態宣言下でも厚労省は献血については不要不急の外出には当たらないと広報していた。市民の理解と協力をお願いしたい」と話した。


2020-10-23 09:20:44
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36874/

新型コロナ かりゆし関連で4人陽性


新型コロナ陽性者

 八重山地域新型コロナウイルス感染症対策本部は21日、石垣市内で新たに4人が新型コロナに感染したと発表した。陽性判明は、かりゆし病院入院患者の80代女性、同院職員の50代と20代男性、聖紫花の杜入所者の80代男性。同院関連のクラスター(感染者集団)は37人に拡大。内訳は患者24人、職員11人、聖紫花の杜は2人目。4人のうち無症状の職員2人は宿泊療養施設に入所、残り2人は県立八重山病院に入院した。重症ではない。

 80代女性、50、20代男性は20日夕に八重山病院のPCR検査で陽性が分かった。聖紫花の杜の80代男性は、19日に採取した検体103件分の中から1人だけ陽性だった。

 かりゆしのクラスターに関連する陽性者37人のうち、八病院に22人、かりゆしに5人が入院。療養施設は職員10人が入所。八病院の患者は1人が重症、その他中等症と軽症。かりゆしは軽症。かりゆし関連以外で感染者は出ていない。

 療養施設のアパホテル石垣島は50床が確保されている。また、21日はPCRの行政検査用に86検体を採取した。かりゆし職員の2回目の検査分も含まれている。

 八重山保健所の国吉秀樹所長によると、かりゆし関連以外の市民から市コロナ相談外来に相談があり、必要な人をPCR検査につないでいるが、20日時点で陽性者は出ていない。しかし、市中感染への警戒は継続する必要がありそうだ。

 国立感染症研究所の専門医はかりゆしクラスターの発端について、感染者の発症時期などを参考に9月末ごろ院内へウイルスが持ち込まれたことが原因と推測。持ち込んだのが誰なのかは分かっていない。


2020-10-22 10:48:44
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36873/

八重山職安 高卒求人 回復の兆し


就職採用試験に向けて面接の練習をする高校生と進路指導部の職員=20日午後、八重山農林高校

 八重山公共職業安定所(真壁朝文所長)管内の2021年3月高卒予定者の求人倍率が9月末時点で2・13倍と、回復傾向にあることが21日までに分かった。同職安が八重山毎日新聞社の取材に答えた。求人件数37社77人分に対し、同所に届け出のあった就職希望者は36人。真壁所長は「生徒にとってはまだまだ選択肢が少ない状態。ミスマッチによる離職を防ぐためにも、地元企業の新規求人をもっと確保したい」と話している。

 ことしは新型コロナウイルスの影響で全国的に求人件数が落ち込み、沖縄労働局によると、7月末時点の県内の高卒求人倍率は0・83倍で3年ぶりに1を下回った。これは全国平均の2・08倍より1・25㌽低く全国最下位。このうち八重山管内は0・5倍で県内最悪だった。同職安はこれを受け、高校生の希望業種を調査。対象となる地元企業に求人を出すよう直接かけあった。

 昨年同期の高卒求人47社110人分のうち、宿泊関係が8社43人分を占めたが、ことしは新型コロナの影響で観光業界全体が壊滅的な打撃を受けたことで、この分の求人がゼロに。ことしの求人は建設業が最多で20人、次いでサービス業11人、製造業、運輸業、医療福祉が各9人などとなっている。

 最も影響が大きいのは八重山商工高校定時制で、卒業予定者19人中15人が郡内での就職を希望している。進路指導部の職員は「ホテル関係の就職を希望する生徒も複数人いるが求人が無い。別の業種の求人を勧めたり、アルバイト先で正規採用にしてもらえないか、かけあったりしている」と話した。

 八重山農林高校では卒業予定者87人のうち15人が郡内、8人が県内(郡外)、15人が県外で就職希望。八商工全日制では116人中7人が郡内、25人が県内(郡外)、27人が県外。八重山高校では213人中3人が郡内、10人が県外での就職を希望している。

 企業による選考等は新型コロナの影響で当初より1カ月遅れて16日に解禁。各校進路指導部は生徒の第1希望を死守しようと、面接指導などに力を入れている。

 郡内で就職を目指す高校3年生の女子は「長く働きたいと思える求人が一つもない状況。でもとにかく就職し、お金をためようと思う」とため息をつく。八商工高機械電気科の男子3年生(17)は「親戚のツテを頼って石垣の企業で内定をもらった。本当は県外に出たかったけど、コロナの影響で結局帰らないといけなくなるかもしれないし、地元に残ることにした」と話した。


2020-10-22 10:45:40
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36872/

新型コロナウイルスの影響で利用客が減った…

 新型コロナウイルスの影響で利用客が減った飲食業界を支援する国の施策「GoToイート」が、始まっている
登録した飲食店にオンラインで予約し、利用した者に昼食で500㌽、夕食で1000㌽が付与され、次回から使用できる仕組み。利用者にとってはありがたい事業だ
ただ、その仕組みを悪用した錬金術が横行しているという。付与されるポイントよりも安い金額の料理を注文し、その差額でポイントを増やす行為だ。さすがに国も、付与ポイント以下の利用は対象外としたが、今度は付与されるポイントを使った「無限ループ」と称される使い方が出てきた
夕食だと最初に1000円を支払い1000㌽を受けとる。次回は付与されたポイントを使い1000円分の食事を行い、同額のポイントを得て、次に使う。これを繰り返すことで延々にただで食事ができるという
このことは国も認識しており、違法でもない。ただ、税金を使いただ飯を続けることをどう受けとめるかだ
県内のGoToイートは26日まで参加店舗の登録を受け付け、11月17日からスタートする。待ち望む人も多いはず。多くの人が利用することで飲食業界の活性化につながる。事業には期限と予算の上限がある。「ただ飯」には、ひっかかるが、うまく活用したいものだ。(下野宏一)


2020-10-22 10:44:12
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36871/

「かりゆし」で新たに5人 新型コロナ クラスター33人に拡大


かりゆし病院 陽性者

 八重山地域新型コロナウイルス対策本部は20日、石垣市で新たに5人の感染が確認されたと発表した。かりゆし病院の入院患者1人と職員4人。同院関連クラスター(感染者集団)は33人に拡大した。5人のうち職員1人が八重山病院に入院、同院の入院患者は20人で1人が重症。八病院の医療資源が逼迫しているため、県は21日、中部病院から感染症専門医1人を派遣して対応を強化する。国立感染症研究所はクラスター発生の疫学的調査を開始した。

 新たに感染が判明したのは70代男性の入院患者1人と30代から60代の職員4人。19日夕から20日にかけて陽性が確定した。5人のうち入院患者1人はかりゆし病院でそのまま治療を受け、職員3人は宿泊療養施設に入所する予定。かりゆしには19日から、感染者に対応するため感染症専門看護師が配置されている。

 19日の時点で八病院で入院予定の感染者は23人となっていたが、20日の陽性判明者1人を含む5人についてはかりゆし病院で受け入れている。

 20日時点で感染者33人の受け入れ施設は八重山病院20人、宿泊療養施設8人、かりゆし病院5人。八病院の受け入れ可能病床数が21床となっていることから、さらに増床ができるかどうか医療スタッフの確保を含め調整している。

 石垣島徳洲会病院からも一定程度の受け入れ病床を確保したいとの申し出を受けており、どの程度の病床を確保できるか調整を進めている。

 八重山管内で感染者が増加している状況について県の担当者は20日、「八重山で対応が厳しくなる前に(本島への)搬送を検討しなければならないが、まだそのような状況ではない」との認識を示しつつ、「1日5人程度で患者が増えていけば(本島への搬送を)検討しなければならない」と話した。

 対策本部によると、国立感染症研究所からはクラスター対策の担当者2人が派遣され、この日の対策会議に出席。クラスターの感染経路、発生から拡大に至るまでの全貌を調査するという。


2020-10-21 10:16:22
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36870/

環境省 連絡会議発足へ


日本トランスオーシャン航空の職員を対象に行われた希少動植物や輸送禁止動植物についての研修会=6日午後、新石垣空港会議室

 サンゴや甲殻類、魚類、昆虫など野生生物を持ち出そうとする観光客が後をたたない。新石垣空港関係者によると、天然記念物で絶滅危惧Ⅱ類のオカヤドカリの仲間やヤエヤマセマルハコガメ、捕獲が禁止されているサイズのヤシガニ、捕獲禁止区域で捕獲された熱帯魚などさまざまだ。環境省では水際対策強化に取り組んでおり、石垣・西表両自然保護官事務所と警察、自治体、物流事業者、航空会社など関係機関と連携した連絡会議を本年度中に立ち上げる予定だ。

 石垣自然保護官事務所には、乗客が持ち出そうとする生物について航空会社などから年間数件の問い合わせがある。ただ、航空会社によると、搭乗時間の迫った乗客が持ち込んだ動植物のうち識別の難しいものについては踏み込んだ検査ができないという。

 同事務所では見えないところで相当数が持ち出されていると見ており、「手荷物検査の厳格化や職員の研修など監視体制を強化し、持ち出しの未然防止に努めたい」と強調。「クレームに発展するなど航空会社では手に負えないケースについては警察や自然保護官事務所で対応していく」と話す。

 過去には、野生動植物の不正取引を監視する警視庁がヤエヤマセマルハコガメやキシノウエトカゲを複数飼育していたとして文化財保護法違反の疑いで埼玉県の男を書類送検した事例のほか、香港やベルギーでリュウキュウヤマガメやイボイモリが販売されていたケースもあった。空港で発覚するのは氷山の一角とみられており、今後、八重山警察署との連携強化にも力を入れる。

 文化財保護法違反や種の保存法違反など違法取引を行った場合、懲役や罰金などの罰則がある。特に種の保存法の罰則は非常に重く、5年以下の懲役か500万円以下の罰金、法人の場合は1億円以下の罰金が科せられる。

 同事務所では空港職員や物流業者向けの規制のかかる種の見分け方がひと目で分かるハンドブックの作成も進めており「八重山には貴重な生き物が生息する。一部の心ない人の違法取引で八重山から生き物がいなくならないよう、地域で守れるよう支援していきたい」と話した。


2020-10-21 10:11:52
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36869/

石垣市 「PCR検査に協力を」


新型コロナウイルス感染症の電話相談に応じる担当職員ら=20日午前、石垣市健康福祉センター

 かりゆし病院に関連する新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が19日時点で28人に拡大したことを受け、石垣市は20日から、感染経路不明の市中感染を食い止めるため、PCR検査につなげる相談電話を1回線から3回線に増やして対応している。「市民の中で発熱やせきなどの症状がある場合は検査に協力してほしい」と呼び掛けている。

 石垣市健康福祉センター内で保健師3人が午前中に電話問診で症状などを聞き取った上でデータを市の医療アドバイザーに送り、PCR検査が必要と判断されれば、午後からかりゆし病院でPCR検体を採取してもらう。検体採取はドライブスルー方式。

 センターによると、初日は35件の相談があり、15件をPCR検査につなげた。

 相談電話は070―5273―7900と下一桁が1、2の3回線。午後からPCR検査につなげる業務を行うため、受付時間は午前9時~正午。


2020-10-21 10:04:55
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36868/

新型コロナ 老人福祉施設に拡大


かりゆし病院関係陽性者

 八重山地域新型コロナウイルス感染症対策本部は19日、石垣市で新たに8人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。8人のうち、かりゆし病院の入院患者が6人、職員が1人だが、1人は同院隣接の介護老人保健施設「聖紫花の杜」(入所60床、通所リハ80人)の入所者。八重山管内で老人福祉施設内での感染確認は初めて。感染経路は不明。かりゆり関連の感染者は28人に拡大した。同本部は、感染経路が不明なまま拡大する「市中感染」に警戒を強めている。八重山保健所管内の感染者の累計で89人となった。

 同本部によると、18日夕に八重山病院の保険診療PCR検査で3人の陽性が判明。17日に採取した検体43件の検査結果は19日に明らかとなり、陽性者が5人となった。

 職員を除く7人は、かりゆし病院と聖紫花の杜に入院・入所する60~90代の男女。いずれも八重山病院に入院中だが、症状は明らかにしておらず、かりゆし病院の入院患者には居住地が竹富町1人、与那国町1人も含まれている。職員は、症状が軽症で宿泊療養施設に入所した。

 八重山病院の入院患者は23人、宿泊療養施設(アパホテル石垣島)の入所者は5人。

 聖紫花の杜はかりゆし病院の関連施設だが、職員や利用者が行き来して接点を持つことはないという。聖紫花の杜によると、入所者への面会は、かりゆし病院の入院患者に感染が確認された翌日の16日から禁止。通所リハビリは19日、利用を停止した。同日には同施設の入所者、職員、かりゆし病院関係者ら133件のPCR検体を採取した。結果判明は2~3日後の見通し。


2020-10-20 09:40:36
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36867/

第23回商工会特産品コンテスト 石垣市から2商品入賞


商品をPRする髙木リーダー(右)と島田部長=19日午後、石垣市商工会

 第23回商工会特産品コンテスト(主催・沖縄県商工会連合会)の結果がこのほど発表され、市内事業所からBreeze石垣島の保湿パック「マンタとコバンザメの日焼け肩&背中パック」が優秀賞、農業生産法人㈲やえやまファームの「南ぬ豚網脂ハンバーグ6個セット」が奨励賞に選ばれた。19日午後、石垣市商工会で報告会が行われた。

 マリンショップのBreeze石垣島は、保湿パックを2019年7月から販売開始。ショップ利用者のマンタ状に日焼けした背中をみて、マンタ型のパックを計画。ヤギミルクや月桃エキス、アロエベラエキスなど11種類の保湿成分を原材料に商品開発した。コバンザメのイラストを描いたパックはふくらはぎ用になる。

 同社沖縄みやげプロジェクトの髙木千亜紀リーダーは「優秀賞はびっくり。石垣に住んでいて知り得た産物。石垣の楽しさや、わくわくする実用性のあるものを商品開発している」とPRした。市内ホテルやコンビニなどで販売されており、税別1680円。

 やえやまファームの「南ぬ豚網脂ハンバーグ」は16年9月に販売開始した。パインの搾りかすを飼料にした、アグー豚のF1種「南ぬ豚(ぱいぬぶた)」のミンチ肉を、豚の腸から取れる網脂で包んだ商品。網脂で包むことにより、肉汁が漏れない工夫がある。

 同商品は大阪府のフレンチレストラン内で行われた「南ぬ豚」コンテストの中で生まれた一品という。同社畜産部の島田洋平部長は「味が最高のできになり、大ヒット商品になった」と主力商品であることを説明。「コンテストはいい勉強になった。もっと良い商品でチャレンジしたい」と抱負を述べた。JAファーマーズマーケットゆらてぃく市場などで購入できる。税別3800円。

 黒嶋克史会長は「石垣市から2社選ばれて誇りに思う」とたたえた。

 優秀賞となった保湿パックは24日から2日間、那覇市のパレットくもじ前で開催される商工会特産品フェア「ありんくりん市」で展示販売される。


2020-10-20 09:39:29
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36866/

菅政権が行政手続きの…

 菅政権が行政手続きの押印を廃止する「脱はんこ」を目指すという。実績づくりをあせっているように見える。総理になれば簡単にできるのなら、なぜ各省庁ににらみが利く官房長官時代、それも7年と8カ月に及んでできなかったか
「次の総理」レースに名乗りをあげたい大臣がさっそく呼応し、法務大臣も「婚姻届・離婚届の押印を廃止する」と唱和した。省内議論なしにいきなりぶち上げるのもいかがなものか
そんなニュースも日本学術会議の委員任命拒否問題で吹っ飛んだ。安保法制など政権に異を唱える学者を排除しようとの露骨な意図が見える。菅総理は「学術会議からの推薦名簿を見ていない」と発言した
なのにテレビの画面にしっかり映されたのが、委員任命の決済文書。総理の「はんこ」が、きっちり押印されているではないか。決裁権者の押印は動かぬ証拠、見なかった、と言い逃れできない
総理は「総合的、俯瞰(ふかん)的活動を確保する観点」と説明したが、こんな「脱はんこ」では不安が残る
石垣市で今年3件目となる公金横領事件が発覚した。県民こぞって心を寄せた「首里城火災義援金」を含む501万円。軽々に「脱はんこ」などと言える状況にないようだ。かつての職場の「はんこ社会」に身を置いた自戒を含めて。(慶田盛伸)


2020-10-20 09:38:26
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36865/

クラスター20人に拡大 かりゆし病院で新たに10人


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 八重山地域新型コロナウイルス対策本部は18日、石垣市内で新たに10人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。かりゆし病院の入院患者6人、職員4人。6人は八重山病院に入院、職員は市内の宿泊療養施設へ入所する予定だ。クラスター(感染者集団)が発生しているかりゆし病院の感染者数は計20人。八重山病院の医療資源が逼迫している状況を受け、厚生労働省は17、18日に新型コロナ地域支援班から担当者を派遣し、現地調査を行った。クラスター規模がさらに拡大した場合、医療従事者派遣や医療資器材の支援も視野に入れている。

 同本部は同日、17日と18日の陽性判明者分を明らかにした。17日分は全て入院患者で40代男性、50代男性、60代男性、70代男性、90代女性2人。18日分は全て職員で20代女性、30代男性2人、40代女性。八重山管内の累計感染者数は81人になった。

 県が17日に発表した陽性者1人は、かりゆし病院の90代男性入院患者だったことも分かった。

 八重山病院に入院する感染者は80代女性1人が重症、その他は中等症。80代女性は人工呼吸器を装着するほどの症状という。

 同院でコロナ患者を収容できる病床数は現時点で21床。このうち16床が埋まっており、病床占有率は76%。病床不足の危機に加え、コロナ患者に専属対応するスタッフに不足も懸念されている。急性期中核病院として救急、周産期、小児などの医療機能も維持させなければならず、医療崩壊を招く恐れが出ている。

 調査に訪れた厚労省担当者は、国内で発生した40カ所以上のクラスター対策の実績を持つ。八重山では現地の医療機関、県などとともに情報交換がしやすい組織を設置する。

 本島でブリーフィングを行った県保健医療部の糸数公保健衛生統括監は「病院外への感染が広がると病床が逼迫する。感染を抑止する動きを市民全体でやってもらいたい」と述べた。

 かりゆし病院は院内のすべての入院患者、職員に検査を行う方針を示している。患者、職員、面会者の検体を17日43件、18日76件採取しており、19~21日ごろにかけ行政検査で結果が出る。


2020-10-19 09:48:27
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36864/

比嘉、自己タイも2位(女子走り高跳び) 石垣第二(男子4×100㍍リレー)予選4位敗退


女子走り高跳び1㍍66で2位に輝き表彰台に上る比嘉桃花(左)=18日午後、日産スタジアム(提供)

 全国中学校陸上競技大会(日本陸上競技連盟主催)の3日目が18日、横浜市の日産スタジアムで開催され、女子走り高跳びの比嘉桃花(石垣中3年)=石垣島アスリートクラブ=が自己記録・八重山中学記録に並ぶ1㍍66で2位入賞に輝いた。男子4×100㍍リレーの石垣第二中(大濵凌空、櫛引琉星、上地星矢、平良勇翔)も同じく自己記録・八重山中学記録に並ぶ44秒09のタイムを出すも予選組4位、総合17位となり、目標としていた決勝進出を惜しくも逃した。

 結果は次の通り。

【男子4×100㍍R】

▽予選5組=①上山南(山形)43秒11②長岡大島(新潟)43秒60③小諸東(長野)43秒65④石垣第二44秒09

 【女子走り高跳び】

 ①森崎優希(八王子六)1㍍69②比嘉桃花(石垣島アスリート)1㍍66③前西咲良(和歌山紀之川)1㍍66

 

■比嘉、わずかに及ばす 「自分の力出せた」

 日本一を目標に挑み、コンディション調整もうまくいった。「調子が良かった」と1㍍57、60、63を順調にクリア。自己記録に並ぶ66も出場選手の中で唯一1回目で成功させた。自己記録更新をかけた69の1本目、踏み切りは合ったものの「上にいくまでのタメがなかった」と身体がバーにかかり失敗。心を落ち着かせ「何も考えずに全力で跳ぼう」と2本目に挑んだが、わずかに届かず、目標にしていた日本一にはあと一歩及ばなかった。

 比嘉は「落ち着いて69に挑めたが、跳べなかったので悔しい。66の1本目が一番良かったのでそれが69でできたらと思った。でもしょうがない。最後も皆で楽しく表彰台に上れた」と振り返り、「自分自身大会で一番成長できたと思うので、高校でもこの気持ちを忘れずにインターハイ優勝を目指して頑張っていこうと思う」と次の目標を掲げた。

 「大会前に先生や友達から動画で応援メッセージが届いて励まされたし、そのおかげで本番もリラックスして臨めた。結果は悔しいが、いつもとは違う環境の中でも自分の持っている力を出せたので良かった。石垣島に胸を張って帰りたい」と前を向いた。

 石垣島アスリートクラブの新谷敦史代表は「全国の選手の中でも身体能力の高さがあると感じた。ここに技術がかみあえば日本トップレベルの選手になれると信じている。小4から6年間一緒に競技をやってこれて楽しかった。これから高校へ進学しての3年間を楽しみにしたい」と語った。

 

■100分の8秒差で決勝逃す 石垣第二 自己最高タイ、完全燃焼の走り

 43秒台と初の決勝進出を目指して臨んだ石垣第二は予選5組に登場。優勝を飾ることになる上山南(山形)など強豪がそろう組で自己記録タイの44秒09をマークするも4位。全体では17位となり、決勝進出16位にわずか100分の8秒届かなかった。

 それでも個々の実力を発揮。スターターの大濵は「練習よりスタートが良くなっていたし、バトンパスも完璧に合ったけど周りが速過ぎた。緊張で少しかたくなった部分あったが、持っている全てを出せた」と納得の走り。

 2走の櫛引は「コンディションも良くベストパフォーマンスができたと思う。大濵からのバトンパスも完璧で、意識していた身体の軸もぶれずに走ることができた」、3走の上地も「しっかりインコース、ラインぎりぎりを攻めれたので良い走りができた。この4人で走ってきたなかで1番最高の走り。悔いはない」と完全燃焼。

 アンカーの平良は「全国で周りに飲まれている部分はあったが、いい走りができた。でも県大会とタイムが変わっていないので悔しい」と声を落とした。

 補員としてメンバーを支えた南は「皆良い走りができていた。全国は会場も大きくレベルも高い。この経験を生かして、来年は個人種目で行けるように頑張りたい」と目標を新たに。

 南慎太郎教諭は「ベストの状態で走りも悪くはなかったが、全国の壁は厚かった。43秒が出ていたら決勝に行けたので本音を言うと悔しい」と話し、「それでも47のうちの17位で全国レベルの中で実力は示せた。これから高校に行って頑張ってほしい」とエールを送った。


2020-10-19 09:44:57
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36863/

戦時中、軍用飛行場の整備に携わった元軍人

 戦時中、軍用飛行場の整備に携わった元軍人のことを聞いた。舞台は県内のある離島である
元軍人は戦後、ヤミ貿易を行い、木材の取引でまとまった金を手にした。父親は「娘を内地の美容学校へやりたい」と言い、元軍人はその大半を妹の学資に充てた
元軍人は妻と二人で、少額の元手でできる商売を始めた。小さな店でアイスキャンディーを売ったり、そばを出したり。役場職員や教員の口を紹介されることもあったが、断っていた。遠因は戦時中の飛行場整備にさかのぼるらしい
筆者に元軍人のことを聞かせてくれたその子どもは「飛行場を造るために人をたくさん集めて、工事をする。いつまでに仕上げなさいと言われる。だけど、間に合わない」と話した。元軍人には人々に無理を強いた経験があったのではないかというのである
役場職員や教員という仕事は、戦後はそれほど待遇がよかったわけではない。ヤミ貿易のほうがもうかったともいわれる。ただ、戦時中の飛行場整備で少なくない人たちに無理を強いた後ろめたさがある以上、尊敬を受けやすいこうした仕事に就くわけにはいかない…。これが子どもの見立てである
元軍人はすでに物故している。その心中は推測するほかないが、公に仕える意味を考えさせる生き方をした人である。(松田良孝)


2020-10-19 09:38:08
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36862/

新型コロナ 市の医療フェーズ最高「5」に


かりゆし病院の新型コロナウイルス感染状況

 県は17日、石垣市内で新たに1人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。県は新規感染者の発生届に関する手続きが完了していないため、性別や年齢などを不詳にしているが、9人の感染者を出したかりゆし病院の入院患者とみられる。現在、県立八重山病院に入院し症状は中等症。15日以降のコロナ患者は10人、八重山管内累計で71人。県は、石垣市に対し16日付で病床確保計画に基づく医療フェーズを最高の「5」に引き上げた。感染拡大で病床不足や医療資源の逼迫(ひっぱく)に警戒が強まっている。

 新規感染者は、16日夕方に開かれた八重山地域新型コロナウイルス感染症対策本部会議後に陽性が判明。八重山病院に入院するコロナ患者の症状は重症1人、中等症9人。

 県は16日時点で9人の陽性者が出たため、入院患者に応じて設定する医療フェーズを5に上げ、八重山病院のコロナ専用病床を拡充する方針。

 院内でコロナに対応可能な病床は陰圧室、HCU含め13床となっていたが、県によると最大21床の確保が可能という。陽性者の受け入れには、既存のコロナ病床と同じ階にある一般病棟の個室、大部屋の約30床を空床にする。ただ、一般入院患者を転棟・転院させる必要があり、病院間の取り決めで転院先は市内で入院病床を有する「かりゆし病院」と「石垣島徳洲会病院」の2病院になっている。

 今回、かりゆし病院は集団感染で10月末まで病院閉鎖措置をとったため、医療体系のバランスが崩れることも懸念されている。主に八重山病院などで急性期治療を受けた患者が転院する回復期のかりゆし病院。当面は入院予定者が徳洲会に移るか、転院自体を先送りする可能性もある。

 八重山病院の篠﨑裕子院長は取材に「近く、地域医療の連携体制などを協議し方針を決める予定」と述べた。

 また、八重山病院では病床増加に伴い、コロナ患者専属の看護師などスタッフ数も増やさなければならない。県の糸数公保健衛生統括監は状況説明で「要請があれば、沖縄本島から医療従事者を派遣し、診療体制をサポートしたい」と協力態勢を示した。


2020-10-18 10:12:05
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36861/

平得大俣駐屯地工事 国会野党議員10人が視察


平得大俣の自衛隊基地建設工事現場を視察した沖縄等米軍基地問題議員懇談会の近藤昭一会長(中央)ら=17日午後、平得大俣

 野党国会議員が超党派でつくる沖縄等米軍基地問題議員懇談会(近藤昭一会長)の有志ら10人は17日午後、石垣市平得大俣の自衛隊基地建設工事現場を視察し、防衛省担当者と意見交換を行った。

 同会は当初、建設現場内の視察を予定していたものの、当日はフェンス外から約20分の視察となった。その後およそ3時間にわたり、基地建設計画や進捗(しんちょく)状況、建設予定の弾薬庫の規模や種類、住民居住地からの保安距離などについて防衛省側へヒアリングを行った。同会によると当局側から具体的な回答は得られず、住民に向けた説明会についても開催予定はないとの返答があったという。

 終了後、近藤会長は記者団の取材に対し「防衛省はわれわれの質問に真摯(しんし)に答えていない。要請に対してもその場しのぎの対応が多く、きちんとした情報公開もされてないのは問題。法治主義、民主主義、憲法にものっとっていない」と指摘した。

 石橋通宏事務局長は「事前に質問状も投げ、対応をお願いしていた経緯があるのにもかかわらず、全てにおいて不十分。説明すべきを説明せず、住民の不安を生み出しているのは防衛省では」と疑念を呈した。

 同会は18日午前10時から「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」との共催でのタウンミーティングを大川公民館で開く予定。


2020-10-18 10:08:47
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36860/

手を伸ばして採れる高さを目安に始めた…

 手を伸ばして採れる高さを目安に始めた国道ヤラブ並木の側枝新芽採りボランティア。バスなど大型車両の要請で並木の高所の太い枝が切られたため、背伸び、つま先立ちでも採れない高さに新芽が出てきた
採れないのは残そうと決めたが、作業を終えてみると理髪師が散髪を途中で放り出したようでメンバーの誰もが納得いかない。きびすを返しやり直すことに。しかし、手では採れず肩車で採るほどの気力もなし
そこでめいめいが高所作業用具を工夫し持参することに。翌日、店でノコ付きの長尺棒を買ってくる者、家にあった古い鎌を物干しざおに結わえてくる者などいろいろ。おかげでかなりの高さまで採ることができるようになった
もちろん全員すべて自弁。役所からの助成は辞退し、手弁当で続けている。作業は毎月15日から1週間ほどの早朝。作業をしていて感じることは植物が日々成長し繁茂していくスピード。ヤラブの側枝芽は伸びが早い。その成長を早めに気付き手入れすることで並木景観を保持している
一方業者の施行した植栽マスは植えっぱなし、その後の手入れがないため、雑草、雑木がまざり気になる
飛来したギンネムがしっかり根付き素人では手に余る。刈り込みでは直ぐ繁茂する。車両からの監視に頼らず徒歩での観察も。(仲間清隆)


2020-10-18 09:59:37
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36859/

かりゆし病院でクラスターか 入院患者9人が感染


回復期の入院患者9人に新型コロナウイルス感染が確認されたかりゆし病院=16日、石垣市新川

 かりゆし病院(境田康二院長)と八重山地域新型コロナウイルス対策本部(本部長・宜野座葵八重山事務所長)は16日夕、同病院で入院していた60~90代の回復期患者9人に新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。八重山合同庁舎で対策本部会議終了後に明らかにした。八重山管内での院内感染は初めて。3例目のクラスター(感染者集団)発生とみられる。感染経路は分かっていない。9人とも同日までに八重山病院に入院、うち80代女性1人が重症。かりゆし病院は同日、外来診療や入退院を停止、10月31日まで閉鎖する。

 かりゆし病院によると、10月10日ごろから入院患者に発熱の症状が出始め9人に拡大、インフルエンザの検査でも原因が不明だったため、15日夜に八重山病院でPCR検体を採取するとともに抗原検査を行ったところ、4人の陽性が判明。16日には、4人と同部屋の入院患者と看護に当たった職員合わせて59人の検体を採取、入院患者23人と医師3人に優先して抗原検査を行った結果、入院患者5人の陽性が確認された。残る職員についてはPCR検査の結果が出るまで自宅待機。

 感染経路について境田院長は「分かっていないが、面会者と職員の可能性がある。10月3、4日ごろに外から持ち込まれたものと思う」と述べ、入院患者と職員の全員を対象に順次、PCR検査を行う意向を示した。同病院は1階に一般病床22床、2階に回復・療養病床88床を有し、職員約300人が従事する。

 県によると、15日に感染が確認されたのは60代女性1人、70代女性1人、80代女性2人。80代女性のうち1人が重症で、残りは軽症。かりゆし病院によると、16日の陽性判明者は70代女性1人、80代男性3人、90代女性1人で、いずれも発熱などの軽症。八重山での累計感染者は70人となった。

 県によると、八重山病院のコロナ対応可能な病床は13床となっているため、重篤化する可能性のある高齢患者を優先して受け入れる考え。宜野座所長は「さらなる増床に向け病院と調整したい。かりゆし病院にも受け入れについて調整していきたい」と述べた。


2020-10-17 09:43:50
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36858/

「今こそ大きな転換」 YVB講演会


八重山の観光のあり方について話し合った八重山ビジターズビューローの講演会=16日午後、アートホテル石垣島

 新型コロナウイルスの影響で観光を取り巻く現状の変化を背景に、あらためて八重山の観光のあり方を考えようと観光社会学やインバウンド・ツーリズムの専門家を講師に迎えた「講演会」(八重山ビジターズビューロー=YVB=主催)が16日、石垣市内のホテルで行われた。

 講演には琉球大学教授の越智正樹氏、北海道大学准教授の石黒侑介氏、JTIC・SWISSの山田桂一郎氏が立ち、これまでも八重山の観光課題として挙げられていた「量から質への転換」と「付加価値の高いサービスの取り組み」を中心に施策のポイントや他の地域の具体例などを紹介した。

 量から質への転換について越智氏は「観光客を減らす覚悟が必要。同じ八重山内でも客の取り合いは激化する」との見方を示し、「旅行者もコロナ感染リスクを避けてこれまで複数回だった旅行を1回にする可能性がある。その場合、八重山が選ばれるのか他地域との競争になる」と強調。

 「『適疎』という言葉が使われるようになってきた。八重山に来ても同じ場所、同じ時間に観光客が集中しないよう地域全体で考えなければいけない」と取り組みの方向性を示した。

 石黒氏は、地域独自の自然や文化を生かすアドベンチャーツーリズムや新型コロナ以前から観光客の受け入れ人数を抑制する方針をとっているバルセロナの事例を交えながら「大勢の人が押し寄せるマスツーリズムは今の社会では受け入れられない」と説明。一方でエコツーリズムだけでは経済の持続性が難しいことから「マスとエコ両面からの接近が必要だ」と訴え、「コロナの今だからこそ大きな転換ができる。今できなければこれからもできない」と八重山観光の変化に期待した。


2020-10-17 09:40:34
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36857/

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