沖縄歴史文化研究会

琉球の歴史、文化、首里城など幅広く沖縄について学んでいます
八重山毎日新聞社
(c)

新型コロナ 老人福祉施設に拡大


かりゆし病院関係陽性者

 八重山地域新型コロナウイルス感染症対策本部は19日、石垣市で新たに8人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。8人のうち、かりゆし病院の入院患者が6人、職員が1人だが、1人は同院隣接の介護老人保健施設「聖紫花の杜」(入所60床、通所リハ80人)の入所者。八重山管内で老人福祉施設内での感染確認は初めて。感染経路は不明。かりゆり関連の感染者は28人に拡大した。同本部は、感染経路が不明なまま拡大する「市中感染」に警戒を強めている。八重山保健所管内の感染者の累計で89人となった。

 同本部によると、18日夕に八重山病院の保険診療PCR検査で3人の陽性が判明。17日に採取した検体43件の検査結果は19日に明らかとなり、陽性者が5人となった。

 職員を除く7人は、かりゆし病院と聖紫花の杜に入院・入所する60~90代の男女。いずれも八重山病院に入院中だが、症状は明らかにしておらず、かりゆし病院の入院患者には居住地が竹富町1人、与那国町1人も含まれている。職員は、症状が軽症で宿泊療養施設に入所した。

 八重山病院の入院患者は23人、宿泊療養施設(アパホテル石垣島)の入所者は5人。

 聖紫花の杜はかりゆし病院の関連施設だが、職員や利用者が行き来して接点を持つことはないという。聖紫花の杜によると、入所者への面会は、かりゆし病院の入院患者に感染が確認された翌日の16日から禁止。通所リハビリは19日、利用を停止した。同日には同施設の入所者、職員、かりゆし病院関係者ら133件のPCR検体を採取した。結果判明は2~3日後の見通し。


2020-10-20 09:40:36
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36867/

第23回商工会特産品コンテスト 石垣市から2商品入賞


商品をPRする髙木リーダー(右)と島田部長=19日午後、石垣市商工会

 第23回商工会特産品コンテスト(主催・沖縄県商工会連合会)の結果がこのほど発表され、市内事業所からBreeze石垣島の保湿パック「マンタとコバンザメの日焼け肩&背中パック」が優秀賞、農業生産法人㈲やえやまファームの「南ぬ豚網脂ハンバーグ6個セット」が奨励賞に選ばれた。19日午後、石垣市商工会で報告会が行われた。

 マリンショップのBreeze石垣島は、保湿パックを2019年7月から販売開始。ショップ利用者のマンタ状に日焼けした背中をみて、マンタ型のパックを計画。ヤギミルクや月桃エキス、アロエベラエキスなど11種類の保湿成分を原材料に商品開発した。コバンザメのイラストを描いたパックはふくらはぎ用になる。

 同社沖縄みやげプロジェクトの髙木千亜紀リーダーは「優秀賞はびっくり。石垣に住んでいて知り得た産物。石垣の楽しさや、わくわくする実用性のあるものを商品開発している」とPRした。市内ホテルやコンビニなどで販売されており、税別1680円。

 やえやまファームの「南ぬ豚網脂ハンバーグ」は16年9月に販売開始した。パインの搾りかすを飼料にした、アグー豚のF1種「南ぬ豚(ぱいぬぶた)」のミンチ肉を、豚の腸から取れる網脂で包んだ商品。網脂で包むことにより、肉汁が漏れない工夫がある。

 同商品は大阪府のフレンチレストラン内で行われた「南ぬ豚」コンテストの中で生まれた一品という。同社畜産部の島田洋平部長は「味が最高のできになり、大ヒット商品になった」と主力商品であることを説明。「コンテストはいい勉強になった。もっと良い商品でチャレンジしたい」と抱負を述べた。JAファーマーズマーケットゆらてぃく市場などで購入できる。税別3800円。

 黒嶋克史会長は「石垣市から2社選ばれて誇りに思う」とたたえた。

 優秀賞となった保湿パックは24日から2日間、那覇市のパレットくもじ前で開催される商工会特産品フェア「ありんくりん市」で展示販売される。


2020-10-20 09:39:29
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36866/

菅政権が行政手続きの…

 菅政権が行政手続きの押印を廃止する「脱はんこ」を目指すという。実績づくりをあせっているように見える。総理になれば簡単にできるのなら、なぜ各省庁ににらみが利く官房長官時代、それも7年と8カ月に及んでできなかったか
「次の総理」レースに名乗りをあげたい大臣がさっそく呼応し、法務大臣も「婚姻届・離婚届の押印を廃止する」と唱和した。省内議論なしにいきなりぶち上げるのもいかがなものか
そんなニュースも日本学術会議の委員任命拒否問題で吹っ飛んだ。安保法制など政権に異を唱える学者を排除しようとの露骨な意図が見える。菅総理は「学術会議からの推薦名簿を見ていない」と発言した
なのにテレビの画面にしっかり映されたのが、委員任命の決済文書。総理の「はんこ」が、きっちり押印されているではないか。決裁権者の押印は動かぬ証拠、見なかった、と言い逃れできない
総理は「総合的、俯瞰(ふかん)的活動を確保する観点」と説明したが、こんな「脱はんこ」では不安が残る
石垣市で今年3件目となる公金横領事件が発覚した。県民こぞって心を寄せた「首里城火災義援金」を含む501万円。軽々に「脱はんこ」などと言える状況にないようだ。かつての職場の「はんこ社会」に身を置いた自戒を含めて。(慶田盛伸)


2020-10-20 09:38:26
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36865/

クラスター20人に拡大 かりゆし病院で新たに10人


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 八重山地域新型コロナウイルス対策本部は18日、石垣市内で新たに10人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。かりゆし病院の入院患者6人、職員4人。6人は八重山病院に入院、職員は市内の宿泊療養施設へ入所する予定だ。クラスター(感染者集団)が発生しているかりゆし病院の感染者数は計20人。八重山病院の医療資源が逼迫している状況を受け、厚生労働省は17、18日に新型コロナ地域支援班から担当者を派遣し、現地調査を行った。クラスター規模がさらに拡大した場合、医療従事者派遣や医療資器材の支援も視野に入れている。

 同本部は同日、17日と18日の陽性判明者分を明らかにした。17日分は全て入院患者で40代男性、50代男性、60代男性、70代男性、90代女性2人。18日分は全て職員で20代女性、30代男性2人、40代女性。八重山管内の累計感染者数は81人になった。

 県が17日に発表した陽性者1人は、かりゆし病院の90代男性入院患者だったことも分かった。

 八重山病院に入院する感染者は80代女性1人が重症、その他は中等症。80代女性は人工呼吸器を装着するほどの症状という。

 同院でコロナ患者を収容できる病床数は現時点で21床。このうち16床が埋まっており、病床占有率は76%。病床不足の危機に加え、コロナ患者に専属対応するスタッフに不足も懸念されている。急性期中核病院として救急、周産期、小児などの医療機能も維持させなければならず、医療崩壊を招く恐れが出ている。

 調査に訪れた厚労省担当者は、国内で発生した40カ所以上のクラスター対策の実績を持つ。八重山では現地の医療機関、県などとともに情報交換がしやすい組織を設置する。

 本島でブリーフィングを行った県保健医療部の糸数公保健衛生統括監は「病院外への感染が広がると病床が逼迫する。感染を抑止する動きを市民全体でやってもらいたい」と述べた。

 かりゆし病院は院内のすべての入院患者、職員に検査を行う方針を示している。患者、職員、面会者の検体を17日43件、18日76件採取しており、19~21日ごろにかけ行政検査で結果が出る。


2020-10-19 09:48:27
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36864/

比嘉、自己タイも2位(女子走り高跳び) 石垣第二(男子4×100㍍リレー)予選4位敗退


女子走り高跳び1㍍66で2位に輝き表彰台に上る比嘉桃花(左)=18日午後、日産スタジアム(提供)

 全国中学校陸上競技大会(日本陸上競技連盟主催)の3日目が18日、横浜市の日産スタジアムで開催され、女子走り高跳びの比嘉桃花(石垣中3年)=石垣島アスリートクラブ=が自己記録・八重山中学記録に並ぶ1㍍66で2位入賞に輝いた。男子4×100㍍リレーの石垣第二中(大濵凌空、櫛引琉星、上地星矢、平良勇翔)も同じく自己記録・八重山中学記録に並ぶ44秒09のタイムを出すも予選組4位、総合17位となり、目標としていた決勝進出を惜しくも逃した。

 結果は次の通り。

【男子4×100㍍R】

▽予選5組=①上山南(山形)43秒11②長岡大島(新潟)43秒60③小諸東(長野)43秒65④石垣第二44秒09

 【女子走り高跳び】

 ①森崎優希(八王子六)1㍍69②比嘉桃花(石垣島アスリート)1㍍66③前西咲良(和歌山紀之川)1㍍66

 

■比嘉、わずかに及ばす 「自分の力出せた」

 日本一を目標に挑み、コンディション調整もうまくいった。「調子が良かった」と1㍍57、60、63を順調にクリア。自己記録に並ぶ66も出場選手の中で唯一1回目で成功させた。自己記録更新をかけた69の1本目、踏み切りは合ったものの「上にいくまでのタメがなかった」と身体がバーにかかり失敗。心を落ち着かせ「何も考えずに全力で跳ぼう」と2本目に挑んだが、わずかに届かず、目標にしていた日本一にはあと一歩及ばなかった。

 比嘉は「落ち着いて69に挑めたが、跳べなかったので悔しい。66の1本目が一番良かったのでそれが69でできたらと思った。でもしょうがない。最後も皆で楽しく表彰台に上れた」と振り返り、「自分自身大会で一番成長できたと思うので、高校でもこの気持ちを忘れずにインターハイ優勝を目指して頑張っていこうと思う」と次の目標を掲げた。

 「大会前に先生や友達から動画で応援メッセージが届いて励まされたし、そのおかげで本番もリラックスして臨めた。結果は悔しいが、いつもとは違う環境の中でも自分の持っている力を出せたので良かった。石垣島に胸を張って帰りたい」と前を向いた。

 石垣島アスリートクラブの新谷敦史代表は「全国の選手の中でも身体能力の高さがあると感じた。ここに技術がかみあえば日本トップレベルの選手になれると信じている。小4から6年間一緒に競技をやってこれて楽しかった。これから高校へ進学しての3年間を楽しみにしたい」と語った。

 

■100分の8秒差で決勝逃す 石垣第二 自己最高タイ、完全燃焼の走り

 43秒台と初の決勝進出を目指して臨んだ石垣第二は予選5組に登場。優勝を飾ることになる上山南(山形)など強豪がそろう組で自己記録タイの44秒09をマークするも4位。全体では17位となり、決勝進出16位にわずか100分の8秒届かなかった。

 それでも個々の実力を発揮。スターターの大濵は「練習よりスタートが良くなっていたし、バトンパスも完璧に合ったけど周りが速過ぎた。緊張で少しかたくなった部分あったが、持っている全てを出せた」と納得の走り。

 2走の櫛引は「コンディションも良くベストパフォーマンスができたと思う。大濵からのバトンパスも完璧で、意識していた身体の軸もぶれずに走ることができた」、3走の上地も「しっかりインコース、ラインぎりぎりを攻めれたので良い走りができた。この4人で走ってきたなかで1番最高の走り。悔いはない」と完全燃焼。

 アンカーの平良は「全国で周りに飲まれている部分はあったが、いい走りができた。でも県大会とタイムが変わっていないので悔しい」と声を落とした。

 補員としてメンバーを支えた南は「皆良い走りができていた。全国は会場も大きくレベルも高い。この経験を生かして、来年は個人種目で行けるように頑張りたい」と目標を新たに。

 南慎太郎教諭は「ベストの状態で走りも悪くはなかったが、全国の壁は厚かった。43秒が出ていたら決勝に行けたので本音を言うと悔しい」と話し、「それでも47のうちの17位で全国レベルの中で実力は示せた。これから高校に行って頑張ってほしい」とエールを送った。


2020-10-19 09:44:57
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36863/

戦時中、軍用飛行場の整備に携わった元軍人

 戦時中、軍用飛行場の整備に携わった元軍人のことを聞いた。舞台は県内のある離島である
元軍人は戦後、ヤミ貿易を行い、木材の取引でまとまった金を手にした。父親は「娘を内地の美容学校へやりたい」と言い、元軍人はその大半を妹の学資に充てた
元軍人は妻と二人で、少額の元手でできる商売を始めた。小さな店でアイスキャンディーを売ったり、そばを出したり。役場職員や教員の口を紹介されることもあったが、断っていた。遠因は戦時中の飛行場整備にさかのぼるらしい
筆者に元軍人のことを聞かせてくれたその子どもは「飛行場を造るために人をたくさん集めて、工事をする。いつまでに仕上げなさいと言われる。だけど、間に合わない」と話した。元軍人には人々に無理を強いた経験があったのではないかというのである
役場職員や教員という仕事は、戦後はそれほど待遇がよかったわけではない。ヤミ貿易のほうがもうかったともいわれる。ただ、戦時中の飛行場整備で少なくない人たちに無理を強いた後ろめたさがある以上、尊敬を受けやすいこうした仕事に就くわけにはいかない…。これが子どもの見立てである
元軍人はすでに物故している。その心中は推測するほかないが、公に仕える意味を考えさせる生き方をした人である。(松田良孝)


2020-10-19 09:38:08
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36862/

新型コロナ 市の医療フェーズ最高「5」に


かりゆし病院の新型コロナウイルス感染状況

 県は17日、石垣市内で新たに1人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。県は新規感染者の発生届に関する手続きが完了していないため、性別や年齢などを不詳にしているが、9人の感染者を出したかりゆし病院の入院患者とみられる。現在、県立八重山病院に入院し症状は中等症。15日以降のコロナ患者は10人、八重山管内累計で71人。県は、石垣市に対し16日付で病床確保計画に基づく医療フェーズを最高の「5」に引き上げた。感染拡大で病床不足や医療資源の逼迫(ひっぱく)に警戒が強まっている。

 新規感染者は、16日夕方に開かれた八重山地域新型コロナウイルス感染症対策本部会議後に陽性が判明。八重山病院に入院するコロナ患者の症状は重症1人、中等症9人。

 県は16日時点で9人の陽性者が出たため、入院患者に応じて設定する医療フェーズを5に上げ、八重山病院のコロナ専用病床を拡充する方針。

 院内でコロナに対応可能な病床は陰圧室、HCU含め13床となっていたが、県によると最大21床の確保が可能という。陽性者の受け入れには、既存のコロナ病床と同じ階にある一般病棟の個室、大部屋の約30床を空床にする。ただ、一般入院患者を転棟・転院させる必要があり、病院間の取り決めで転院先は市内で入院病床を有する「かりゆし病院」と「石垣島徳洲会病院」の2病院になっている。

 今回、かりゆし病院は集団感染で10月末まで病院閉鎖措置をとったため、医療体系のバランスが崩れることも懸念されている。主に八重山病院などで急性期治療を受けた患者が転院する回復期のかりゆし病院。当面は入院予定者が徳洲会に移るか、転院自体を先送りする可能性もある。

 八重山病院の篠﨑裕子院長は取材に「近く、地域医療の連携体制などを協議し方針を決める予定」と述べた。

 また、八重山病院では病床増加に伴い、コロナ患者専属の看護師などスタッフ数も増やさなければならない。県の糸数公保健衛生統括監は状況説明で「要請があれば、沖縄本島から医療従事者を派遣し、診療体制をサポートしたい」と協力態勢を示した。


2020-10-18 10:12:05
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36861/

平得大俣駐屯地工事 国会野党議員10人が視察


平得大俣の自衛隊基地建設工事現場を視察した沖縄等米軍基地問題議員懇談会の近藤昭一会長(中央)ら=17日午後、平得大俣

 野党国会議員が超党派でつくる沖縄等米軍基地問題議員懇談会(近藤昭一会長)の有志ら10人は17日午後、石垣市平得大俣の自衛隊基地建設工事現場を視察し、防衛省担当者と意見交換を行った。

 同会は当初、建設現場内の視察を予定していたものの、当日はフェンス外から約20分の視察となった。その後およそ3時間にわたり、基地建設計画や進捗(しんちょく)状況、建設予定の弾薬庫の規模や種類、住民居住地からの保安距離などについて防衛省側へヒアリングを行った。同会によると当局側から具体的な回答は得られず、住民に向けた説明会についても開催予定はないとの返答があったという。

 終了後、近藤会長は記者団の取材に対し「防衛省はわれわれの質問に真摯(しんし)に答えていない。要請に対してもその場しのぎの対応が多く、きちんとした情報公開もされてないのは問題。法治主義、民主主義、憲法にものっとっていない」と指摘した。

 石橋通宏事務局長は「事前に質問状も投げ、対応をお願いしていた経緯があるのにもかかわらず、全てにおいて不十分。説明すべきを説明せず、住民の不安を生み出しているのは防衛省では」と疑念を呈した。

 同会は18日午前10時から「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」との共催でのタウンミーティングを大川公民館で開く予定。


2020-10-18 10:08:47
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36860/

手を伸ばして採れる高さを目安に始めた…

 手を伸ばして採れる高さを目安に始めた国道ヤラブ並木の側枝新芽採りボランティア。バスなど大型車両の要請で並木の高所の太い枝が切られたため、背伸び、つま先立ちでも採れない高さに新芽が出てきた
採れないのは残そうと決めたが、作業を終えてみると理髪師が散髪を途中で放り出したようでメンバーの誰もが納得いかない。きびすを返しやり直すことに。しかし、手では採れず肩車で採るほどの気力もなし
そこでめいめいが高所作業用具を工夫し持参することに。翌日、店でノコ付きの長尺棒を買ってくる者、家にあった古い鎌を物干しざおに結わえてくる者などいろいろ。おかげでかなりの高さまで採ることができるようになった
もちろん全員すべて自弁。役所からの助成は辞退し、手弁当で続けている。作業は毎月15日から1週間ほどの早朝。作業をしていて感じることは植物が日々成長し繁茂していくスピード。ヤラブの側枝芽は伸びが早い。その成長を早めに気付き手入れすることで並木景観を保持している
一方業者の施行した植栽マスは植えっぱなし、その後の手入れがないため、雑草、雑木がまざり気になる
飛来したギンネムがしっかり根付き素人では手に余る。刈り込みでは直ぐ繁茂する。車両からの監視に頼らず徒歩での観察も。(仲間清隆)


2020-10-18 09:59:37
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36859/

かりゆし病院でクラスターか 入院患者9人が感染


回復期の入院患者9人に新型コロナウイルス感染が確認されたかりゆし病院=16日、石垣市新川

 かりゆし病院(境田康二院長)と八重山地域新型コロナウイルス対策本部(本部長・宜野座葵八重山事務所長)は16日夕、同病院で入院していた60~90代の回復期患者9人に新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。八重山合同庁舎で対策本部会議終了後に明らかにした。八重山管内での院内感染は初めて。3例目のクラスター(感染者集団)発生とみられる。感染経路は分かっていない。9人とも同日までに八重山病院に入院、うち80代女性1人が重症。かりゆし病院は同日、外来診療や入退院を停止、10月31日まで閉鎖する。

 かりゆし病院によると、10月10日ごろから入院患者に発熱の症状が出始め9人に拡大、インフルエンザの検査でも原因が不明だったため、15日夜に八重山病院でPCR検体を採取するとともに抗原検査を行ったところ、4人の陽性が判明。16日には、4人と同部屋の入院患者と看護に当たった職員合わせて59人の検体を採取、入院患者23人と医師3人に優先して抗原検査を行った結果、入院患者5人の陽性が確認された。残る職員についてはPCR検査の結果が出るまで自宅待機。

 感染経路について境田院長は「分かっていないが、面会者と職員の可能性がある。10月3、4日ごろに外から持ち込まれたものと思う」と述べ、入院患者と職員の全員を対象に順次、PCR検査を行う意向を示した。同病院は1階に一般病床22床、2階に回復・療養病床88床を有し、職員約300人が従事する。

 県によると、15日に感染が確認されたのは60代女性1人、70代女性1人、80代女性2人。80代女性のうち1人が重症で、残りは軽症。かりゆし病院によると、16日の陽性判明者は70代女性1人、80代男性3人、90代女性1人で、いずれも発熱などの軽症。八重山での累計感染者は70人となった。

 県によると、八重山病院のコロナ対応可能な病床は13床となっているため、重篤化する可能性のある高齢患者を優先して受け入れる考え。宜野座所長は「さらなる増床に向け病院と調整したい。かりゆし病院にも受け入れについて調整していきたい」と述べた。


2020-10-17 09:43:50
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36858/

「今こそ大きな転換」 YVB講演会


八重山の観光のあり方について話し合った八重山ビジターズビューローの講演会=16日午後、アートホテル石垣島

 新型コロナウイルスの影響で観光を取り巻く現状の変化を背景に、あらためて八重山の観光のあり方を考えようと観光社会学やインバウンド・ツーリズムの専門家を講師に迎えた「講演会」(八重山ビジターズビューロー=YVB=主催)が16日、石垣市内のホテルで行われた。

 講演には琉球大学教授の越智正樹氏、北海道大学准教授の石黒侑介氏、JTIC・SWISSの山田桂一郎氏が立ち、これまでも八重山の観光課題として挙げられていた「量から質への転換」と「付加価値の高いサービスの取り組み」を中心に施策のポイントや他の地域の具体例などを紹介した。

 量から質への転換について越智氏は「観光客を減らす覚悟が必要。同じ八重山内でも客の取り合いは激化する」との見方を示し、「旅行者もコロナ感染リスクを避けてこれまで複数回だった旅行を1回にする可能性がある。その場合、八重山が選ばれるのか他地域との競争になる」と強調。

 「『適疎』という言葉が使われるようになってきた。八重山に来ても同じ場所、同じ時間に観光客が集中しないよう地域全体で考えなければいけない」と取り組みの方向性を示した。

 石黒氏は、地域独自の自然や文化を生かすアドベンチャーツーリズムや新型コロナ以前から観光客の受け入れ人数を抑制する方針をとっているバルセロナの事例を交えながら「大勢の人が押し寄せるマスツーリズムは今の社会では受け入れられない」と説明。一方でエコツーリズムだけでは経済の持続性が難しいことから「マスとエコ両面からの接近が必要だ」と訴え、「コロナの今だからこそ大きな転換ができる。今できなければこれからもできない」と八重山観光の変化に期待した。


2020-10-17 09:40:34
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36857/

「主権が国民に存することを認める日本国憲法…

 「主権が国民に存することを認める日本国憲法を尊重・擁護するとともに、全体の奉仕者として誠実・公正に職務を遂行することを固く誓う」。石垣市の新規採用職員の辞令交付式でも毎年、一人一人が宣誓書を読み上げ、任命権者である中山義隆市長に提出する
ことし6月以降、宣誓書に反するような不祥事が相次いで発覚。小学校の会計年度任用職員が給食費を、建設部主事補が有料駐車場の売上金を、市民保健部主事が義援金を、それぞれ着服して私的に使っていた
年代が公表されていない会計年度任用職員を除く2人は新規採用からまだ間もない20代。なのに、公金の扱いを一から十まで任されていた。「丸投げ」「ありえない」「上司は何をしていたの」と疑問の声を多く聞いた
こうも立て続けに起きたことは過去に例がない。単に個人だけの問題では片づけられないような気が。未然に防ぐことはできなかったのか、犯罪の芽が小さいうちに摘み取ることはできなかったのか
そう考えると、どうしても組織の問題に行き着いてしまう。まずは着服の動機や原因、経緯を把握する必要があるだろう。そうでないと、抜本的な対策につなげられない
これを内部だけに任せるのは心もとない。外部の目を入れて検証し、明らかにすることを望む。(比嘉盛友)


2020-10-17 09:34:34
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36856/

八重山地区宅建業者会アンケート 賃貸・売買物件「高い」


不動産アンケート

 八重山地区宅地建物取引業者会(黒島栄作会長、15社)が来店客を対象に不動産に関するアンケートを実施したところ、賃貸物件の家賃と新築・中古物件の売買価格がともに高いと感じていることが分かった。家賃で約8割、売買価格で約7割が「高い」と回答した。同会は「貸し手側、売り手側に対しての募集価格の見直しや条件の緩和など客のニーズに合った市場となるよう、提案と営業活動が求められているのではないか」としている。

 同会によると、不動産市場は新石垣空港開港後、新築・既存賃貸物件ともに満室となるなど好調に推移。建築単価が高騰し、これに伴い家賃も上昇してきた。

 しかし、新型コロナウイルス禍で観光関連企業が従業員用の宿舎として借り上げていた物件を解約するなど空き室が目立つように。その上、建築単価や家賃は高止まりのまま。コロナ禍で先行き不透明な中、借り手・買い手側からは高いとの声が多く上がっている。

 こうした現状を受け、不動産に対する客のニーズを把握しようと、ことし8月5日から9月12日にかけアンケートを実施、150人から回答を得た。

 それによると、30~40代に真栄里を含む市街地で2LDKや3LDKなどファミリー物件を希望する傾向が強いことが分かった。予算は5~8万円とみているが、現状では78%が「非常に高い」「高い」と感じている。

 一方、物件探しの場所については登野城(66人)に次いで真栄里(57人)が多く、同会は真栄里地域の商業地化や旧石垣空港の跡地開発を見越したニーズがますます高まるとみている。 希望設備については「ネット無料」と「駐車場2台」がそれぞれ4、5番目に多く、同会は「差別化に有効であることが証明された」と分析する。

 売買物件の予算については1000~3000万円を望む回答が81%と多くなる一方、現状の売買価格に67%が高いと感じている。希望する土地は市街地で50~60坪が多いが、同会によると、この条件だと木造建築でも4000万円になるためハードルが高くなっている。

 「不動産はいま買い時か」との問いには「思う」(9・8%)を「思わない」(38・3%)が大きく上まわった。▽コロナで先行き不安▽建築単価が高い▽土地が高い▽もう少し下がると思うから▽石垣島の給料が安いから―などが理由に挙がった。


2020-10-16 09:34:06
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36855/

第13回スターリングテクノラリー沖縄県大会 八商工、2年ぶり全国へ


第13回スターリングテクノラリー沖縄県大会で2位になった八重山商工高校ものづくり部の右から福里祐太朗部長、田村聖斗君、川満麻弘君=15日午後、同校

 第13回スターリングテクノラリー沖縄県大会が2日、沖縄本島内の会場であり、八重山商工高校ものづくり部(福里祐太朗部長、部員4人)の機体「どいやさん」がスピードクラスで2位に輝き、2年ぶりの全国の切符を手にした。11月21日に土浦高校(茨城)で開かれる全国大会「第24回スターリングテクノラリー」に出場する。

 同大会は、空気の膨張と収縮を利用したスターリングエンジンを搭載した幅10・5㌢のミニ車両を自作し、性能を競うもの。スピード部門では全長8・8㍍の周回路を3周し、1周タイムのベスト記録を競った。

 どいやさんを作ったのは福里部長(17)、田村聖斗君(18)、川満麻弘君(18)の3年生3人。2018年に全国優勝した八商工の機体「TOY」の構造を踏襲し、車体のフレームに穴をあけて軽量化。大会当日は美里工業の動きを直前まで観察し、動力源であるヒートキャップの加熱時間を参考にするなど、ライバルの技術からも学んだ結果、1秒48のタイムをたたき出し、出場4校27台中2位となった。

 福里部長は「目標は1・3秒台。全国までに研究を重ねてもっとタイムを縮め、5位以内を目指したい」と目標。田村君も「県大会では1台だけの出場だったが、全国には何台か出したい」と語った。


2020-10-16 09:32:48
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36854/

イリオモテヤマネコ 無事故300日超


イリオモテヤマネコの無事故日数が13年ぶりに300日を超えた(環境省西表自然保護管事務所提供)

 国指定特別天然記念物「イリオモテヤマネコ」の交通事故が起きなかった日数が、今月6日で300日を超えた。新型コロナウイルスの流行で西表島への入域観光客数は減り、地元住民の経済活動も鈍り車の往来が少なくなったことが要因。一方、西表野生生物保護センターは、秋から冬にかけ子ねこが親離れ時期を迎えるため、警戒心の薄い子ねこが道路に飛び出すケースも増えると予想。GoToキャンペーンで客足が戻ると交通量の増加も見込まれ、同センターは道路端に注意し安全運転するよう呼び掛けている。

 イリオモテヤマネコの無事故日数が300日を超えるのは、2007年10月11日以来13年ぶり。19年12月11日~20年10月6日で300日となった。

 絶滅危惧IA類のイリオモテヤマネコは世界でも西表島のみに生息。島の低地部の湿地、河川・沢沿いをよく利用し、マングローブ林、農耕地周辺にも現れる。生息数は推定で100頭。生息を脅かす一因に輪禍死がある。

 交通事故件数は記録が残る1978年以降、92件(うち84頭死亡)。事故は2000年以降、年間5件を上回るようになり増加傾向にある。18年、過去最悪の9件(うち6頭死亡)を記録した。

 ことしの目撃情報は10月12日時点で246件。コロナで人の移動も減り、昨年の340件余に比べ少ないが、東部を中心に目撃情報は報告されている。環境省西表自然保護管事務所の田中詩織希少種保護増殖等専門員は、大富集落近くにある後湊橋周辺でヤマネコの親子が確認されている状況を説明し、「目撃箇所には、ヤマネコ飛び出し注意の看板を設置しているので、速度を守り注意して車を走らせてほしい」と促した。


2020-10-15 09:37:47
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36853/

竹富島種子取祭 76年ぶりに昼の世乞い


76年ぶりに昼間に世乞い歌を歌いながら根原家へ向かう公民館役員や村の顧問ら=14日午前、竹富島

 【竹富】島最大の行事で国指定重要無形民俗文化財でもある「竹富島の種子取祭(タナドゥイ)」が8日、10日間の日程で同島で始まり、7日目にあたる14日は、公民館役員や神司が、世持御嶽などで島の世果報や島民の健康を祈願。例年、祭りの7、8日目は島民や郷友らが世持御嶽で多彩な狂言や舞踊を奉納するが、ことしは新型コロナウイルス感染拡大防止で芸能が全て取りやめとなったため、通常は夜行う世乞いを昼間に行った。公民館によると、昼の世乞いは戦時中に夜の空襲を避けるために実施した1944年以来76年ぶり。

 14日は、午前5時半ごろから、島内の「六山(ムーヤマ)」と呼ばれる六つの御嶽の神司がそれぞれの御嶽で祈りをささげたあと、世持御嶽に集合し祈願。公民館役員や村の顧問らは午前7時ごろ、弥勒奉安殿で行った弥勒起こしをはじめ、省略形式の参詣や巻踊り、イバンカミの儀式など定められた手順通り一つ一つ神事を執り行ったあと根原家で、世乞い(ユークイ)を行った。例年、同日は芸能目当てに訪れた大勢の観光客がひしめき島は活気にあふれるが、ことしは8月に芸能中止を発表したため、見物人はほぼ無かった。

 内盛正聖館長(61)は祈願を終え「祭りの始まりはこういう形だったのかもと、コロナのおかげで昔に思いをはせた。一番大切なことは、誰も新型コロナウイルスに感染しないこと。竹富の全ての人に何もないように願った」と話した。

 種子取祭は近年、新暦10、11月中の干支の甲申~壬辰までの9日間に行われてきた。ことしは昨年まで省略されていた10日目の癸巳にあたる「物忌(ムヌン)」を復活させ、17日までの10日間の日程で行っている。


2020-10-15 09:36:47
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36852/

きょうから21日までの…

 きょうから21日までの1週間は「第73回新聞週間」。読者に新聞の重要性を知らせ新聞と読者の結びつきを強めるとともに、報道に関わる者が「言論・報道の自由」を守り、発展を期す覚悟を新たにすることを目標としている
代表標語は「危機のとき 確かな情報 頼れる新聞」。台風、大雨、地震、新型コロナ…住民を取り巻く多様な危機で新聞に掲載される確かな情報が頼りにされているという証だ
特にことしは新型コロナウイルスという未知のウイルスのまん延で、住民が生命、経済的な危機に加えマスク着用や「三密」回避などの感染防止対策の徹底を求められ、普段の生活でも不便を強いられている
新聞では、コロナを取り巻くさまざまな情報を伝えている。だが、読者が必要としている情報なのか、一方通行になっていないか、本当は何を必要としているのか、一度立ち止まり、伝え方を含め考える必要性があるだろう
日本新聞協会が2000年に制定した新聞倫理は①自由と責任②正確と公正③独立と寛容④人権の尊重⑤品格と節度|。読者の「知る権利」に応えるため、報道には常に読者視点で、必要な情報を早く、正確、的確に届けることが求められる
八重山の読者が日々求める記事は何なのか 新聞週間を機に改めて考えたい。(下野宏一)


2020-10-15 09:36:02
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36851/

新城幸也、東京五輪確実 自転車ロードで3大会連続


東京五輪自転車ロードレース代表選出が確実となった新城幸也(バーレーン・マクラーレン)=(新城貞美さん提供)

 東京五輪の自転車ロードレース代表に石垣市出身の新城幸也(36)=バーレーン・マクラーレン=が選ばれることが確実となった。東京五輪出場に関わるUCIポイントの対象レースが12日までに終了し、新城は日本人トップの533ポイント(9月23日時点)を獲得。代表選考期間は17日まで残っているが、事実上代表に内定したことになる。正式に代表入りが決定すれば、ロンドン、リオデジャネイロに続き3大会連続の出場となる。

 日本は2019年中に男女各2人の五輪出場権を獲得。自転車ロードは新城に次いで、増田成幸(宇都宮ブリッツェン)が283.8点(10月12日時点)で2位につけ選出が確実となっている。

 新城は世界最高峰のレース「ツール・ド・フランス」で日本勢初の完走、世界三大レースグランツールに13度出場するなど活躍。現在も3日からイタリアで行われている「第103回ジロ・デ・イタリア」に出場しチームに貢献している。

 

■自国で「ぜひメダルを」 関係者に喜びと期待の声

 昨年の大けがを乗り越え、3大会連続となる五輪出場を確実にした新城。関係者からは「よく頑張った」、「ぜひメダルを」と喜びや期待の声が上がった。

 昨年3月にタイで行われた合宿中に落車するアクシデントに見舞われ、左肘頭骨と左大腿骨を骨折。手術とリハビリを乗り越え、同年6月レースに復帰すると、国内外のレースで着実に結果を残した。海外レースではチームのエースを勝たせるアシストに徹しながらも自ら上位に食い込みポイントを稼いだ。

 父・貞美さん(66)は「けがをしたときは今度こそだめかと思ったが本当によく頑張った」とたたえ、「幸也は負けず嫌いで『上へ上へ』という気持ちが強い。強豪チームへ行っても1歩1歩登って自分の居場所を確立できたことが今につながっている」とうなずいた。

 自国での開催について「自分にチャンスが来る。地の利を生かして上位に食い込んでほしい。本人も目標にしている自転車の素晴らしさを知ってもらえるようなレースをしてほしい」と期待を寄せた。

 母・るみ子さん(61)は「ポイントを積み重ねてきた結果。いいチームにも恵まれた」と笑顔。東京五輪について「あの子は暑さに強い。頑張ってものにしてほしい」と期待した。

 新城幸也八重山後援会の平田勝男会長は「本当に喜ばしい」と一言。「今回がおそらく最後のチャンスになると思う。メダルを取るよう死にもの狂いで頑張ってほしい」と激励した。

 ロンドン五輪のときは後援会22人が応援にかけつけた。「自国開催でもあるので皆で応援に行きたい。出場が正式に決まったら凱旋報告があると思う。前回のように激励会・祝賀会を盛大に開催したい」と声を弾ませた。


2020-10-14 09:51:00
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36850/

首里城義援金など501万円横領 20代職員を懲戒免職 不祥事また、今年度だけで3件目


中山市長や担当部課長らが、義援金などを横領した事案を受け謝罪した=13日午後、石垣市役所

 首里城火災義援金など4件の準公金501万円を着服したとして石垣市は13日、業務上横領で市民保健部主事の20代男性職員を懲戒免職処分にしたと発表した。中山義隆市長は同日午後の会見で「本事案の職員の行為は、公務員全体に対する信頼を大きく損なうもの」と謝罪。「市民の皆さまからの信頼回復に向け、再発防止に全庁挙げて努める」と述べた。

 市によると同職員が着服したのは▽日本赤十字社沖縄県支部石垣市地区事務費2万7100円▽同地区会費34万3146円▽同地区災害義援金(令和元年台風19号)51万544円▽石垣市被災地支援義援金(首里城火災義援金)413万6141円―の内訳。2019年5月から20年5月までの13カ月間、複数回に渡って501万6931円を着服、義援金に至っては全額横領した。

 着服が発覚したのはことし9月。同男性の上司が、7月から首里城義援金を県に送金するよう指示していたが、2カ月間未送金となっていることを確認。同職員を問い詰めたところ着服を認め、その後さらに3件の着服が判明した。市が領収書などと照らし合わせたところ、着服額が500万円余に上ることが分かった。

 同男性は集まった義援金を指定の口座に入金した後、複数回に渡って現金を引き出して私的利用。着服した現金は返済され、義援金も赤十字や県に送金済みという。

 同男性はこれらの現金管理を1人で担当。市の担当者は「管理体制が不十分だった。昨年度に限ってダブルチェックをしていなかった」と公金取り扱いの不適切さを認めた。

 石垣市関連の横領事案は今年度、市教委職員の給食費横領、市職員の市営駐車場料金横領と続き今事案で3件目。中山市長は対策として「公金や準公金の出し入れは二重チェックし、通帳や印鑑管理は課長など役職ある人が管理する」と強調した。全額返済されたものの同男性には「事案が重い」として刑事告発も視野に入れているという。

 また、市は男性職員の懲戒解雇とともに担当課長など管理監督職員の減給、戒告処分を行った。市長、副市長の減給処分は市議会12月定例会で提案する予定。


2020-10-14 09:47:42
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36849/

八重山から3品選定 優秀デザイン賞 本原畳店「ビーグで雪駄」


県優良県産品推奨状交付式で推奨状を受けた本原畳店の宮良竜店長。「ビーグで雪駄」は優秀デザイン賞に輝いた=13日、県庁

 【那覇】2020年度県優良県産品推奨状交付式が13日、県庁であり、石垣市から本原畳店(本原正将代表)=登野城=の「ビーグで雪駄(せった)」と㈲みね屋(高嶺幸子代表)=新川=の「亀甲ループ手提バッグ」「三線ティーガー」が選ばれた。「ビーグ―」は優秀デザイン賞に輝いた。推奨期間は2023年10月12日までの3年間。

 優良県産品推奨制度は品質の向上と需要の拡大を図り、販路拡大に役立てることを目的に1980年に創設。厳しい審査をクリアした製品に推奨マークが与えられる。ことしは88製品の申請があり、飲食料品43製品、生活用品28製品、その他製品10製品の計81製品が選定された。

 「ビーグ―」は、石垣市とうるま市で栽培したビーグ(い草の沖縄方言名)で製作。県産ビーグは太く弾力性に富み、耐久性や吸湿性にも優れ、雪駄に適している。鼻緒には布のほか、沖縄らしいオリジナルのミンサー柄畳縁を使用している。「亀甲|」は伝統の花織り技法で織り出した亀甲柄の中に八重山みんさの五四(いつよ)柄を交互に配した手提げバッグ。「三線―」は丈夫な八重山みんさ帯で作られた三線の胴巻き。染めや絣くくりなど一連の工程を伝統の技を用いて仕上げている。

 初受賞となった本原畳店の宮良竜(りょう)店長(42)は「畳間が減ってきているが、普及につながれば。畳のいい香りと存在感を感じて豊年祭などの行事でも使ってもらえたらうれしい。昔ながらの文化を守っていきたい」と抱負。

 みね屋の高嶺代表は「審査を通してレベルアップをする意味で毎年申請している。いい品質と時代にマッチしたものづくりを今後もしていきたい」と話した。


2020-10-14 09:43:54
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36848/

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