沖縄歴史文化研究会

琉球の歴史、文化、首里城など幅広く沖縄について学んでいます
八重山毎日新聞社
(c)

現庁舎跡利用 24年度の供用開始目指す


跡地利用計画が進む石垣市役所庁舎

 現庁舎の跡地活用事業で石垣市は2020年度に基本計画の策定、21年度に事業者の募集・選定、施設整備を経て24年度の供用開始を目指している。これに向け現在、民間事業者から広く意見・提案を求めるサウンディング調査を行っている。事業者との対話などを通じて利活用の方向性、市場性の有無などについてアイデアを得る考えだ。

 12月に作成した基本方針によると、跡地は市民と来訪者との交流拠点を整備する方針との位置付け。防災機能を備えた複合施設を公民連携事業で整備し、にぎわい創出を図る。民間事業者の資金・ノウハウを最大限活用して財源の確保に努めるとしている。

 事業予定地は本庁舎敷地1万373平方㍍と教育委員会庁舎敷地987平方㍍。導入を必須とする機能として民間施設には▽公共交通結節▽複合型商業▽有料駐車場、公共施設には▽市民・サービス窓口(観光案内など)を求めている。民間事業者に提案に委ねる機能としてはエンターテイメント(劇場ホールや映画館など)がある。

 公共施設と民間施設を事業者が一体的に整備する公民連携のPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)手法で行うものとし、市は事業者と事業用定期借地権設定計画を締結、事業者は公共施設の設計から建設まで行い、事業期間が終了するまで維持管理するとともに、民間施設も整備・運営する。賃貸借期間は20~50年を設定した。

 サウンディング調査は、跡地活用事業に参画する意思を有する法人か法人のグループを対象に提案を求める。市は9月28日から10月16日までの現地見学に対応し、27日に東京会場で同29日に那覇会場でヒアリングを行い、事業スキームの概要や整備イメージ、民間活用の可能性などを把握する。来年2月上旬に調査結果を公表し、4月以降に事業者の公募・選定を行う予定だ。


2020-10-04 10:14:25
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36823/

第2波影響、最盛期も激減 八重山観光


8月は、八重山郡内で新型コロナ第2波が発生し、飲食店などで再び臨時休業が相次いだ=8月5日撮影、美崎町

 八重山事務所がまとめた8月の八重山入域観光客数は、前年同月比74・4%減の4万745人だった。観光トップシーズンの同月に、八重山郡内で新型コロナウイルス第2波が発生。県も緊急事態宣言を再発令したこともあり、前月から23・5%(1万2537人)も落ち込んだ。

 海外路線の運休が続いているため、入域客はすべて国内路線から。県が緊急事態宣言で県外からの渡航に慎重な判断を求めたため、前年同月比を大きく下回った。航空各社の減便が継続されたことも影響した。

 このうち県外客は2万6833人で前年同月比52・5%減(2万9601人)。内訳は▽東京路線52・2%減(1万7646人)▽大阪路線48・4%減(7585人)▽名古屋路線59・2%減(2287人)▽福岡路線67・5%減(2083人)。

 県内路線は1万3912人で同71・7%減(3万5214人)。内訳は▽那覇路線72・1%減(3万3900人)▽宮古路線62・2%減(1314人)だった。

 3市町別の入域観光客数は▽石垣市4万423人(前年同月比74・5%減)▽竹富町3万6933人(同59・6%減)▽与那国町1437人(同44・6%減)。

 8月の観光消費額推計は32億7000万円で前年同月比31・7%減。ことし1~8月の累計だと300億9000万円。

 八重山での新型コロナは7月30日、キャバクラ従業員6人にクラスター(感染者集団)が発生。8月4日には西表島で初の感染者が確認され、家庭内にも拡大。同5日、県は市内美崎町などの接待を伴う飲食店へ休業要請を発表した。

 コロナ第2波を受け、市内飲食店には「観光客お断り」「八重山郡内客限定」を掲げるところも。自主的に再び臨時休業する店舗も出ていた。


2020-10-04 10:09:59
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36822/

週に10冊もの本を図書館から借りる友人…

 週に10冊もの本を図書館から借りる友人がいる。本はジャンル不問、知識欲は森羅万象に及び読後に内容や感想をブログなどで発信している
先日、図書館の蔵書について物足りなさを話していた。気に入った著者の他の作品を借りようとしても、無い場合が多いという。少ない年間の図書購入費では一般向けの月刊誌や新刊、ベストセラー、児童書、絵本などを優先しなくてはならず個人の著作を数種も買う余裕がないと係の弁
そういえば島の本好きや研究者の死後遺った蔵書はどんな扱いを受けているのだろうか。以前、蔵書を寄贈したいという電話で担当が出向いたら引っ越し機会の引き取り願いという笑話もあって、最近では詳しくお話を聞いてお受けするようにしていると
選別してでも引き受けてもらえるなら寄贈したいという人は少なくないと思うので門戸は常時開けておきたい
さて市立図書館は6日に開館30周年を迎える。開館準備に走り回った潮平俊さんの娘道代さんが節目の館長という巡り合わせも
図書の貸し出しカードの図案がオオゴマダラ(崎山克馬さん作)なので八重山凧愛好会がオオゴマダラの凧とシャクシメー(お菓子落とし用も)を11日まで展示中。会員の三本木善吾さんも凧作りの参考にと貴重な凧の本を20冊余寄贈した。(仲間清隆)


2020-10-04 10:08:52
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36821/

竹富町 子育て世代包括支援センター開設


子育て世代包括支援センターで切れ目のない支援を誓うメンバーら=2日夕、町役場仮庁舎

 竹富町は1日、子育て世代包括支援センターを開設し、運用を始めている。妊娠・出産・子育てに関するさまざまな相談に応じ、安心して妊娠期から子育て期までを過ごせるよう、切れ目ない支援を目指す。縦割りだった児童福祉分野と母子保健分野を横断的につなぎ、気軽に相談できるよう門戸を広げ支援体制を築いていく。

 母子保健法の改正で2017年4月からセンターを市区町村に設置することが努力義務とされ、「ニッポン一億総活躍プラン」では21年3月末までにセンターの全国展開が目標となっている。

 設置の背景には、妊娠期、子育て期の不安から起こり得る児童虐待の防止を強化する狙いがある。保健師らが専門知識を生かし、利用者の視点に立った妊娠・出産・子育てに関する支援のマネジメントを行うことが期待されている。

 町は、同センターに母子保健コーディネーターを1人配置し、各地区を担当する保健師5人もコーディネーターを兼務する。健康づくり課に属する栄養士もサポートする。運営費の2分の1は国庫補助を充て、これまで保護者が負担していた健診費の一部助成もある。

 センターのポイントは▽母子保健コーディネーターがさまざまな相談を聞き子育てを応援する▽妊娠期の不安や悩みの解決策を保健師が一緒に考える▽産後の育児に慣れるよう母子の体調や生活に関する相談を受け付ける▽安心して子育てできるよう状況に応じ支援プランを作り、妊婦とその家族に適した支援を行う―。

 黒島地区を担当する岸上奈実子保健師リーダーは「竹富町は移住したお母さんも多く、孤立しやすい環境がある。顔が見える関係を築き、安心して子育てできる場所を一緒に考え応援していきたい。健康づくり課、福祉支援課、教育委員会が連携して支援の幅を広げていく」と意気込みを語った。

 相談は各地区の担当保健師か役場内同センター(82-7519)まで。


2020-10-03 09:33:02
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36820/

TWSC焼酎部門 八重泉2銘柄で最高金賞


受賞ボトルと賞状を手にする座喜味代表取締役(右)=2日午後、市役所庁議室

 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2020焼酎部門で泡盛「八重泉」「八重泉樽貯蔵」の2銘柄が最高金賞を受賞した㈲八重泉酒造の座喜味盛行代表取締役社長が2日午後、中山義隆市長を訪問し報告した。

 TWSCは日本のウイスキーやスピリッツを広く世界に向けて発信することを目的に19年から開催。第2回のことしは、インバウンドで訪れる世界の人々に日本の焼酎を知ってもらおうと「焼酎部門」が新設され、八重泉酒造は出品した8銘柄全てで入賞した。

 初代の盛光氏が築いた「八重泉」、樽で原酒を寝かせる2代目盛二氏考案の「八重泉樽貯蔵」、石垣島の米「ひとめぼれ」を100%使って3代目盛行氏が造った「島うらら」が3代そろって受賞。最高金賞15本の中から1位を選出する「ベスト・オブ・ザ・ベスト」では八重泉樽貯蔵が8位に入った。

 座喜味代表は「2銘柄の最高金賞受賞はうちだけ。『親子3代そろってTWSCで受賞を果たす快挙を果たした』というコメントもいただいた。(今回の受賞は)海外にもPRできる。積極的にアピールしていきたい」と喜んだ。

 中山市長は「国内客が戻りつつある。島の泡盛を石垣に来て味わってもらいたい。沖縄・泡盛・石垣が表に出ていき、今後のインバウンドにもつながっていけばうれしい」と話した。

 最高賞以外の受賞は次の通り。

 ▽金賞=島うらら▽銀賞=古酒かんむり鷲、古酒八重泉▽銅賞=尚YAESEN、黒真珠、八重泉GOLD


2020-10-03 09:31:40
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36819/

「市民みんなで決めましょう」を…

 「市民みんなで決めましょう」をタイトルにした投稿が9月20日付本紙7面に載った。陸自配備予定地周辺4地区のうち川原自治公民館の館長を務める具志堅正さんが書いた
4地区が昨年4月11日、初めて中山義隆市長と面談した際、住民投票の実施を要望するとともに結果を尊重すると明言したことを振り返りつつ、「この島で暮らしている住民の声をまったく聞かず、つっぱねるのはおかしな話」と住民投票を認めない政治状況に納得がいかない
そして、市長が市有地を防衛局に売り払うことを議会に諮り、売却が決定されたことに「これから先の私たちの運命や未来が、そのわずか10数人に決められてはたまったものではありません」と納得がいかない
国防や安全保障に関することを一地方自治体の住民投票で問うのはそぐわないと言いつつ、市有地売却について住民の代表である議員が決定するのはおかしい、民意を問え、というのが具志堅さんの主張だ
石垣市住民投票を求める会の金城龍太郎代表は9月9日の控訴会見で「偉い方へお願いです。三ミツを避けましょう」と自ら描いた絵を紹介。三ミツの最後に「丑(うし)三つ時」を挙げ、「何を恐れているの? そんなに怖いの? 市民の声」と問うた
ならば受けて立とうという偉い方はいないか。(比嘉盛友)


2020-10-03 09:30:42
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36818/

東京からGoToで来島 観光業界に期待感


本土から訪れる観光客ら。羽田発石垣行ではGoToトラベルキャンペーンを利用して来島する客もいた=1日午前、南ぬ島石垣空港

 政府の観光需要喚起策「GoToトラベル」キャンペーンに東京が追加された1日、南ぬ島石垣空港では、羽田発石垣行の直行便で同キャンペーンを利用する搭乗客の姿がみられた。新型コロナウイルスの影響で疲弊する観光関連業界には、10月以降の大都市圏からの入り込みに期待感が高まっている。航空各社によると、10月の羽田石垣路線の予約状況は9月に比べ伸びつつあるという。

 南ぬ島石垣空港にこの日午前、本土直行便で来島した観光客のうち、東京都内の20代女性2人は「感染拡大は良くないので、これまで東京が除外されていたことは仕方ない。いつかは対象になると思っていた。今回GoToを使って来た。密を避けつつ、泳いだりして楽しみたい」とうれしそう。

 家族4人で来島した都内の40代男性も「初日のタイミングに合わせてGoToを使った。友人が石垣島に住んでいるので初めて来た。友人と飲食店などに行くかもしれないが、外に出ると地元に人に不安を与えるかもしれないので、なるべくホテルでゆっくり過ごしたい」と外出には慎重だった。

 日本トランスオーシャン航空(JTA)広報によると、石垣発着の羽田路線の予約状況は若干伸びつつあり、他本土路線より高めになっているという。ただ、新型コロナの影響でぎりぎりまで待って予約する傾向にあることから立ち上がりは鈍い。「東京対象のGoToは1日に始まったばかりなので、これからだろう」と分析。

 全日本空輸(ANA)によると、1日の羽田発石垣行の予約率は初便で94.3%、第2便で52.8%、2日はそれぞれ100%、65.1%。前年に比べると9月は5割、10月は6割弱に回復しており、「これからの動きを注視したい」と期待する。

 空港内売店の店員は「先月の売り上げは前年比で5割に戻った。それまでは7、8割の減だった。新型コロナへの不安はあるが、東京がGoToの対象になったので期待している」と話した。

 一方、石垣市は同日、来島前2週間の健康チェックをした観光客に特典をプレゼントする観光サービス「あんしん島旅パスポート事業」を開始した。9月30日現在、パスポート事前登録者は1400人余り、割引などの特典を与える協力店は約30店舗。

 空港で同事業をPRした観光文化課の前盛良太課長補佐は「観光客と市民、事業社に安心を確かなものにするためのパスポート、多くの人に発行したい。協力店は安心できる観光客と確認でき、観光客には協力店の特典がある。双方にメリットがある」と積極的な利用を促した。


2020-10-02 09:39:56
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36816/

拝殿33年ぶりに改修 長田大主の子孫ら修繕


長田御嶽の33年ぶりの改修を喜ぶ長栄姓同門会の会員ら=1日午後、長田御嶽

 1500年のオヤケアカハチの乱を制圧した長田大主(なあたうふしゅ)が祀られている長田御嶽(ナータオン)の拝殿がこのほど、33年ぶりに改修された。長田大主の子孫で組織する長栄姓同門会(宮良信浩会長)は1日午後、会員らで御嶽に集まってニンガイを行い、落成を祝った。

 拝殿は1987年に建立。老朽化し、2年前ほどから倒壊しかかっていたところ、同会が期成会を立ち上げて改修に動いた。ことし2月に鳥居を取替え、7月末から拝殿の修繕に入った。

 真乙婆嶽の改築を手がけた宮大工の宮良善嘉さん(83)らが担当。瓦屋根の一部修繕、床や壁の全面改修など約1カ月半の作業に当たった。宮良さんは「無事に終えられてほっとしている。丈夫に造ったのでこれからまた長持ちしてくれると思う」と期待を込めた。

 同日午後、御嶽のツカサを務める石垣博子さん(71)が神供物やチィチィダイ(土地代)を納め、落慶を祈願。滞りなくニンガイを終えると参加者から喜びの笑みがこぼれた。

 第18代当主の長田信洋さん(67)は「長田大主が生きた1500年代から約500年。先祖代々ずっとつないできたことを考えると、歴史の重みや命のつながりを感じる。この御嶽が昔ながらの八重山の文化を感じることができる場所になれば」と語った。


2020-10-02 09:36:25
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36815/

大浜氏副町長に就任 「町民の福祉向上に尽力」


第19代竹富町副町長に就任した大浜知司氏(右)=1日午前、町役場仮庁舎

 竹富町の第19代副町長に、前政策調整監の大浜知司氏(56)が1日付で就任した。大浜副町長は「町長の補佐役として竹富町の振興発展、町民の福祉向上へ尽力したい」と決意を新たにした。任期は4年間。

 就任式で大浜氏は「改めて副町長という責任の重大さを痛感する。一口に住民の福祉向上と申しても、住みよい豊かなふるさとづくりに向けては職員の協力が必要不可欠。職員一人一人の力を結集し、一丸となって施策に取り組み、行動力を持ち町民と共に歩む竹富町に向けまい進したい」とあいさつを述べた。

 西大舛髙旬町長は、政策調整監での実績を評価し、「議員の先生方の満場一致で大浜副町長が誕生した。これまで同様、職員との対話を大切にし竹富町のナンバー2としての役割を果たしてもらい、豊かな竹富町をつくっていこう」と激励した。

 大浜氏は竹富島出身。沖縄国際大学を卒業後、1989年5月に竹富町事務吏員(企画課)として採用された。商工振興課長、総務課長、政策調整監、世界遺産推進室長を歴任している。

 竹富町は自治法改正により2007年4月1日付で助役から副町長へ名称を変更。大浜氏は副町長として4代目、助役から通算すると第19代目となる。


2020-10-02 09:33:30
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36814/

インフル ワクチン接種、きょうから


ワクチン接種開始時期

 今冬の新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備えて、1日からインフルエンザワクチンの接種が全国で始まる。厚生労働省は、65歳以上の高齢者などに優先して接種する方針を示しているが、石垣市は年齢やハイリスク群に関わらず1日から一様に接種を可能とする。竹富町は県立八重山病院付属の4診療所で10月を65歳以上高齢者など、11月からその他の住民へ対象枠を広げる。町立の竹富と黒島両診療所は市と同様の対応をとる。与那国町は10月中旬から高齢者を対象に実施、11月上旬以降、全町民を対象とする。接種期間は来年2月末まで。

 厚労省が呼び掛ける優先接種の背景にはワクチンの供給量があり、新型コロナの影響でワクチンの接種希望者が増える見込みだ。八重山保健所によると、9月29日時点で今シーズンのワクチンは成人量に換算して6356万人分を供給する計画。昨シーズンの5650万人分に比べ約12%増産する。

 3市町は、予防接種法に基づく定期接種対象者の65歳以上、60〜64歳で心臓、じん臓、呼吸器、免疫機能などに障害がある人に対し、1回当たり自己負担1000円でワクチン接種できるよう公費助成している。

 このほか、竹富町は生後6カ月から15歳までの子どもへ接種費用を全額助成。市は満1歳から15歳について1回当たりの予防接種に1000円助成している。与那国町は子どもへ助成はしていない。

 2019年度定期接種者の状況は、市が対象1万8893人に対し、接種者は延べ5856人と接種率は30%。竹富町は982人に対し465人、同47%。与那国町は対象370人中168人が接種、同45%。

 需要過多によるワクチン不足が心配される一方で、八重山管内の医療機関は計画的に準備を進めている。八重山地区医師会の上原秀政会長は「会員の話では、ワクチン確保は例年通り行っているようだ。私の医院も従来のように300人分用意できそうだ」と話す。

 県立病院付属診療所では、適宜納入を行い計画的に確保する方針。竹富町立の2診療所は前年度の接種実績を踏まえ在庫を既に確保。与那国診療所も接種が始まる10月中旬をめどにそろえる。

 上原会長は「コロナとインフルが同時に流行すると

医療機関を逼迫(ひっぱく)させてしまう。症状も似ているため、インフルを発症しても重症化を防ぐ、あるいは症状自体を抑える意味でワクチンを接種し予防に努めてほしい。3密を避けるため診療所によっては電話で問い合わせて予約を入れることも大切」と呼び掛けた。


2020-10-01 10:07:26
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36813/

萩生田文科相 GIGAスクール構想で意見交換


中山義隆市長、石垣安志教育長と意見交換を行った萩生田光一文部科学大臣(左から2人目)=9月30日午前、登野城小学校

 来島中の萩生田光一文部科学大臣は9月30日午前、登野城小学校で、中山義隆市長、石垣安志教育長とGIGAスクール構想やVERAプロジェクトに関して意見交換し、超高速学術ネットワーク、SINET(サイネット)の石垣島接続について言及した。

 意見交換後、中山市長が取材に応じ、大臣との意見交換の内容を説明した。

 それによると市長が石垣島の通信環境などについて「非常に厳しい」と報告したのに対し、大臣は改善策として、国立情報学研究所(NII)が構築、運用し沖縄本島まで接続されているSINETについて言及。「石垣島への接続が可能か、コストがどれくらいかかるか文科省で検証する」と述べたという。

 また、市長からの銀河系3次元立体地図作成プロジェクト「VERA」の継続請願に対し大臣は「非常に重要な施設。継続に向けて取り組んでいきたい」と応じたという。

 萩生田大臣は午前9時に登野城小学校に到着し、約50分間滞在。校内の学習環境も視察した。


2020-10-01 09:52:58
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36812/

先日、久しぶりにバドミントン大会の会場に…

 先日、久しぶりにバドミントン大会の会場に足を運んだ。プレーするためではなく、観戦だ。そこでは総合シングルスとして小学生から年配者までの参加者が各レベルに応じ、懸命にシャトルを追っていた
バドミントンは、レジャーで楽しむ分には軽スポーツだが、競技としては、スピードとパワー、スタミナが要求され、運動量は各種競技の中でも上位。特にシングルスは過酷だ
その大会に筆者が高校時代から競技仲間として親しみ、長い間、郡内の第一線でプレーしてきた安里隆さんが参加していた。筆者より20歳上の77歳。大会最高齢だ。競技歴は40年余。筆者が仕事にかこつけ、ラケットを握る機会が減り、競技から遠ざかる中、現役でプレーを続けている
大会ではBクラスで孫世代の中学生とも同じコートに立ち、シャトルを追った。試合後、「スタミナで負けてしまった」と悔しがった。今でも週に数回、練習を続け、競技レベルを維持しているというから頭が下がる
大会には、筆者よりも先輩や同世代が数多く参加し、プレーを楽しんでいた。中には第一線も。個々人のレベルに応じて楽しめば生涯スポーツだ
会場に足を運んだことで筆者の薄れていた競技への思いが呼び戻された。競技再開への足がかりとなりそうな観戦だった。(下野宏一)


2020-10-01 09:51:35
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36811/

第74回とぅばらーま大会 優秀賞に宮良さん(石垣)、平良さん(上原)、奨励賞に山田君(二中)


月に照らされながら思い思いの歌声を披露する唄者=29日夜、新栄公園

 2020年度(第74回)とぅばらーま大会歌唱の部(同実行委員会主催)が旧暦8月13日の29日夜、新栄公園で開かれた。中学3年生から80代の男女16人が秋の月の下、それぞれのとぅばらーまを情緒豊かに響かせ、コロナ禍の中にある郡民の心を慰めた。審査の結果、優秀賞に宮良あゆみさん(21)=川平出身、石垣在=、平良昌裕さん(70)=西表上原=、奨励賞に山田健太君(14)=石垣第二中学校3年=がそれぞれ選ばれた。最優秀賞は該当者なしとなった。

 戦後、郡民を元気づけるために始まった同大会は、現代では八重山を代表する民謡「とぅばらーま」を正しく継承し、内外に発信する目的で毎年開催。新型コロナウイルスが猛威を振るうことしは、とぅばらーまの力で郡民の心を癒やす意味も兼ね、規模縮小の上で開催となった。

 例年23人の出場枠があるが、ことしは人数を絞り、予選を勝ち抜いた精鋭15人と沖縄本島で開かれた北部とぅばらーま大会代表1人が出場。恋心や親への感謝、故郷を思う気持ちなど、それぞれの思いをとぅばらーまに乗せ熱唱し、審査員が歌唱力や方言の正確さ、情感などを評価した。

 3、4回目の出場という宮良さんは、コロナ禍で会えない同級生や家族に届けたい気持ちを込め歌った。受賞し「チャンピオンにはなれなかったがうれしく思う。まだまだ練習し納得のいく歌に仕上げたい」と目標。

 3回目の優秀賞となった平良さんは「コロナの中でも西表の山や農道で練習を重ねたが、息継ぎで失敗した。いつかチャンピオンになりたい」と語った。

 新城浩健審査委員長は「スマムニが十分でない、息が続かず尻すぼみになる、声量が豊かだが金切り声になる人などが見受けられた」と講評した。

 このほか感染対策として、開催時間も約1時間短縮。事前に整理券を配布し会場入場者を1000人に留めたほか、ソーシャルディスタンスを保つため会場を縦5㍍横3㍍ごとに区切った。整理券を持たない人たちは、公園の周辺に腰かけ、とぅばらーまの調べに耳を傾けた。

 作詞の部の表彰式もあり、歴代歌唱の部最優秀賞受賞者や作詞者本人などが受賞者の作品を歌い上げた。


2020-09-30 09:21:42
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36810/

地区交安協・八重山警察署 交通安全に貢献


交通安全への貢献を認められ表彰伝達を受けた個人や団体代表ら=28日午後、八重山署訓授場

 八重山地区交通安全協会(長浜寛会長)と八重山署は(江田一也署長)28日午後、交通安全表彰の伝達式を署内で行い、郡内の交通安全に貢献した13個人3団体1事業所に表彰状を伝達した。

 式では、長浜会長が「交通安全活動のリーダーとしてますますの活躍を期待したい」と激励。江田署長は「人身事故が昨年に比べ25件減少しているのは、皆さまの街頭指導や、創意工夫を凝らした安全運転管理対策、安全運転など各種取り組みの継続の成果」として感謝を伝えた。

 受賞者は次の通り。

 【九州管区警察局長・九州交通安全協会長連名表彰】

 ▽交通安全功労者=玉盛雅治(西表交通㈱代表取締役)▽優良運転者=大城透(東運輸)▽優良事業所=日本郵便㈱八重山郵便局(西里博務局長)▽優良団体=竹富町交通安全母の会(宇根和子会長)

 【沖縄県警察本部長・沖縄県交通安全協会連合会長連名表彰】

 ▽交通安全功労=松原秀吉、西表直子▽優良運転者=仲里一寿(㈲竹富島交通)、上地博(八重山港運㈱)、結城恒彦(八重山郵便局)、平良繁典(㈲川良山交通)▽交通安全優良団体=八重山地区交通安全活動推進委員協議会(長浜正勝会長)、㈲石垣コミュニテイーエフエム(東太田政三代表取締役)

 【全日本交通安全協会長交通栄誉賞「緑十字銅章」】

 ▽交通安全功労者=石垣實勇(地域交通安全推進委員)▽優良安全運転管理者=騠島義克(沖縄電力㈱離島カンパニー八重山支店)▽優良運転者=宇保勝吉(美崎運輸)、城間栄(西表島交通)、小林範男(東海交通)


2020-09-30 09:20:21
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36809/

学童慰霊碑で初の追悼式 「星になった子を忘れない」


波照間島の学童慰霊碑に黙とうをささげる戦争マラリア遺族会の役員ら=28日午前、同所

 【波照間】戦争マラリアで命を落とした波照間島の学童66人を弔おうと、八重山戦争マラリア遺族会の佐久川勲会長(80)ら4人が28日午前、同会として初めて同島の学童慰霊碑を訪ね、追悼式を行った。佐久川会長は碑に向き合い、「星になった子どもたちを忘れない。静かに安らかに寝てください。平和な平和な波照間に」と祈りをささげた。

 太平洋戦争末期の1945年、波照間島民は軍命によりマラリアのはびこる西表島南風見田に強制疎開させられ、学童を含む島民3分の1にあたる477人が犠牲になるという郡内最大の被害を負った。同慰霊碑は、学童の御霊を慰めるため波照間小学校創立90周年記念事業として南風見田を望む丘に建立されたもの。

 戦争マラリア犠牲者の遺族として、平和の尊さ、戦争の悲惨さを語り継ぐ活動を行っている戦争マラリア遺族会は、同慰霊碑前での追悼式実現を長年希求し、ことし7月に行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響で実現できず、この日に繰り延べた。

 遺族会の佐久川会長のほか東宇里永清副会長(79)、田本徹顧問(82)、唐眞盛充事務局長(68)が慰霊碑を訪れ、献花した後、黙とうをささげた。

 佐久川会長が会を代表して追悼の言葉を述べ、「世界の恒久平和を考える上でこの碑は大きな意味を持つ。マラリアの悲しみを風化させてはいけない。これからも平和に向かって活動を走り続ける」と誓った。全員で「八重山戦争マラリア犠牲者鎮魂歌」を歌い、田本さんが「忘勿石鎮魂歌」を独唱した。

 一行は追悼式前後に、同島出身の島村賢正さん(70)の案内を受け、島を巡った。波照間小中学校では金城聡校長が歓迎し、佐久川会長は「来年からはぜひ平和教育として毎年、学校を訪問したい」と希望した。


2020-09-29 09:48:25
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36808/

狂犬病から愛犬守れ 19年度、注射率50%台に


石垣市の狂犬病の予防集合注射が始まり、2日間で124頭が予防接種を受けた=28日午後、双葉公民館

 2020年度狂犬病予防集合注射が27日から石垣市内で行われている。10月11日まで各地区で実施される。市の注射率40%台が続いていたが、19年度に対前年度比3.2ポイント増の50.4%となった。市環境課の担当者は「70%以上の注射率だと、狂犬病が拡大しても抑え込むことができる。予防接種は1年に1回なので、この機会に協力を」と呼び掛けている。

 狂犬病は狂犬病ウイルスを保有する犬、ネコなどの野生動物にかまれたり、引っかかれたりしてできた傷口から侵入、発生する人獣共通の感染症。日本では1958年以降発生していないが、周辺国や世界中では発生している。人や動物が発症すると、ほぼ100%死亡するため、狂犬病予防法は飼い主に飼い犬の登録と毎年1回の狂犬病予防注射を義務付けている。

 全国の注射率は18年度で71.3%と例年70%台を維持。沖縄県の注射率は19年度で51.6%で、石垣市は県平均より1.2ポイント低く、県内41自治体中だと28番目の水準。竹富町は23番目の53.4%、与那国町は38番目の34.0%。

 予防集団注射は八重山獣医師会の協力で実施。同医師会の平田勝男会長は、近年の傾向として室内犬が増えたことでワクチン接種率が上がったとみる。ただ、全体の約半数が予防注射を受けておらず、「注射に金をかけなくてもいいと思っている人もいるのだろうが、狂犬病注射は義務。接種率を少しでも上げたい」と話す。

 2日目の28日は双葉公民館で予防接種が行われた。このうち、譜久盛福男さん(75)=新川=は3歳になる愛犬に予防接種。愛犬は敷地内で飼っており、毎年予防注射を行なっている。「予防接種は犬を飼う義務。何が起こるかわからないのでやるべき」と訴えた。

 市によると、集合注射は初日の27日に89頭、28日に35頭。飼い犬登録が計4件あった。登録件数は9月25日時点で3289頭。

 世界保健機構(WHO)によると、全世界で毎年3万5000人〜5万人が狂犬病で死亡している。

 予防集合注射に関する問い合わせは市環境課自然環境係(82ー1285)。


2020-09-29 09:44:01
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36807/

お隣は宮古島市の下地島空港が何だかきな臭く

 お隣は宮古島市の下地島空港が何だかきな臭くなっている。下地島といえば、コロナ禍が来るまで「宮古島バブル」を象徴する空間・リゾート地として全国に名を馳せた
空港を管理する沖縄県が航空機による宇宙旅行を実現する「下地島宇宙港事業」を提案したPDエアロスペース社と空港利用を基本合意したばかり。宇宙旅行は飛行時間90分間、うち5分間の無重力体験ができる。価格は1人1500万円ほど
一方、自民党の国防議員連盟が23日、菅内閣に対し下地島空港の自衛隊使用による尖閣諸島の有効支配強化を提言した。この唐突な提言は地元の強い反発を呼んでいる
復帰直前の1971年、当時の屋良朝苗主席と佐藤内閣との間で交わされた自衛隊を含む軍事利用を認めない「屋良覚書」がある。復帰後も西銘知事が大平内閣と交わした「西銘確認書」がある。これらは国会でも取り上げられ、何度もその有効性が確認されている
議員連盟の提言は、同空港が尖閣に近くF15の離発着が可能な滑走路があることから。さらに、南西諸島全体の空港・港湾の軍事利用を可能とする整備も求めている。これが何を意図するか、要注意である
宇宙旅行なぞセレブな世界と縁なき身ながら、どうせならお隣はきな臭いより少しでも夢のあるほうがいい。(慶田盛伸)


2020-09-29 09:37:50
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36806/

陸自配備 森林の伐採に着手


旧ジュマールゴルフガーデンで造成工事が進む現場。手前周辺の森林7・36㌶が伐採される=24日午後、小型無人機で撮影

 平得大俣への陸上自衛隊配備計画をめぐり、沖縄防衛局が石垣市に提出した「伐採及び伐採後の造林の届出書」に基づき、予定地内にある森林の伐採を開始していたことが23日、分かった。同局広報によると、今月11日、作業に着手した。伐採面積は7・36㌶で真栄里公園(2・9㌶)の2・5倍に当たる。

 市農政経済課によると、公共機関が行う1㌶以上の森林開発行為については県との協議事項となり、防衛局はすでに県との協議を終えている。

 防衛局は森林法第10条の8に基づき、森林の所在場所や伐採面積、伐採方法、伐採齢、伐採後の造林の方法などを記した届出書を7月3日付で提出し、市は所在場所を「野底106ー1」と誤って記載した確認通知書を7月31日付で防衛局に出している。

 同課によると、防衛局の届出書も市の確認通知書も義務ではないことから法的な問題は生じないという。

 届出書によると、伐採樹種は広葉樹などで樹齢は不明。伐採期間は8月1日から来年7月31日までとなっている。


2020-09-27 08:02:00
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36805/

島の自然、文化に触れる こども博物館「石垣島めぐり」


海岸沿いに自生する植物について説明を受ける子どもたち=26日午前、南大浜海岸

 2020年度こども博物館教室(石垣市立八重山博物館主催)の第4回講座「石垣島めぐり」が26日に行われ、市内の小学5年生27人がバスで島内各所の自然や史跡を巡り、講師の松島昭司氏の話に熱心に耳を傾けた。

 島内各所の文化財見学や植物観察をしながら、石垣島の歴史・文化・自然についての興味・関心を高めることが目的。開会式で同館の砂川栄秀館長は「自分たちの住んでいるところのいろんなものを見て、学んできてほしい。お父さん、お母さんとドライブへ出かけたときにガイドできるように、たくさん学んでください」とあいさつした。

 子どもたちは、午前9時に八重山博物館をスタートし、美崎御嶽で島の歴史を学習。南大浜海岸で海岸沿いの植物を観察後、市指定天然記念物の宮良浜川原ヤラブ並木や国指定天然記念物の米原ヤエヤマヤシ群落などを回り、川平公園のヤエヤマシタン、名蔵アンパルのヒルギ林を見学し、午後3時過ぎに博物館へ戻ってきた。

 講座を終えて東盛真佑季さん(10)は「いろんな種類の木や葉を見つけることができて楽しかった。海に行ったときにごみが多かったので、もっときれいにして自然を大切にしたい」と話した。

 次回のこども博物館教室は、てん刻教室(印鑑づくり)を行う予定。


2020-09-27 08:01:00
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36804/

子どもたちには頑固親父、私たち凧(たこ)…

 子どもたちには頑固親父、私たち凧(たこ)仲間には律義で太っ腹の兄貴分として慕われていた西原昇さんが亡くなった
生まれ島宮古の伝統凧・カビトゥをこよなく愛し、八重山凧愛好会員でありながら八重山の凧には目もくれず、カビトゥを作り続けていた
各県持ち回りで開かれる全国凧あげ大会にも参加、自慢のカビトゥを高く上げ衆目を集めていた。風を受けて羽ばたく両脇の切り紙の動きや裏に貼られたダイヤ模様が透けて見える飛形が優雅で美しく本土の凧愛好家を魅了し、ぜひ譲ってとの声が引きも切らなかった
売れば自宅の旧式カラオケ装置の買い替え費用の足しにできたのに。ほとんどをただで気前良く与えていた。本場の宮古島でも現在この凧の伝承者は数えるほどしかいないという。その意味で西原さんの死去は大変惜しまれる
全国的なカビトゥ人気は、石垣島を風の島、凧の宝庫として全国に知らしめることにもなった。今年20周年になる石垣島全国凧あげ交流会の参加者にも石垣島のシャクシメー(凧遊具)とこのカビトゥ入手目的で訪れる方が増えた
幸い、石垣島では会員の一人寄川和彦さんがその凧作りを継承し発展に努めている。最終日曜日(毎月)は凧あげの日。西原さんのカビトゥを上げ冥福を祈る日にしたい。合掌。(仲間清隆)


2020-09-27 08:00:00
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36803/

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