沖縄歴史文化研究会

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八重山毎日新聞社
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尖閣上陸決議・意見書を可決 石垣市議会


尖閣諸島上陸決議案に起立して賛成する議員。19人対1の賛成多数で可決した=18日午後、本会議場

 9月定例石垣市議会(平良秀之議長)は18日の最終本会議で、尖閣諸島周辺の安全操業に資する漁業支援施設整備に向け現地で視察・調査を行うとする尖閣諸島上陸調査決議と、調査・視察に支援を求める意見書の議員提案2件を賛成多数で可決した。いずれも19対1の賛成多数。国立天文台VERAプロジェクトの継続を求める意見書案を全会一致で可決した。議員を派遣し、関係省庁に直訴する。

 決議と意見書は「尖閣諸島は先人から受け継いできた大切な財産。未来永劫(えいごう)、後世に責任を持って引き継ぐため、自然環境、生態系、文化財の調査を行うことは喫緊の課題」「周辺海域で安全・安心して漁労ができるよう気象海象観測拠点、灯台、無線中継施設、船だまりの整備などに向けた現地調査が必要」と指摘、議員が上陸して適切な施策を講じることの必要性を訴えている。いずれも長山家康氏の提案。

 採決に当たり、井上美智子氏(日本共産党)が異議を唱え、長浜信夫氏が退席した。

 井上氏は「尖閣諸島が日本領土であることを近隣諸国が認め、漁民が安心して漁をできることが願いだが、この時期の決議は平和から遠ざかる。国同士でしっかり話し合うべきだ」と主張。

 賛成討論した前津究氏は「尖閣はわが市のものである。米軍基地や自衛隊基地で事故があった場合に立ち入りすべきであるとの考えから賛成する」と述べた。

 VERAプロジェクト意見書は、政府の予算が半減され、来年度以降の運用が危ぶまれているため、予算増額と長期運用を求める内容。石垣島では研究以外にも観光や教育などに貢献しているとしている。長山氏は動議で提出した。

 このほか、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対する地方税財源の確保を国に求める意見書も全会一致で可決した。砥板芳行氏の提案。


2020-09-19 10:43:49
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36782/

コロナ情報を発信 八重山青年会議所


八重山青年会議所のメンバーが観光客らにポストカードを配布した=18日午後、ユーグレナ石垣港離島ターミナル

 一般社団法人八重山青年会議所(新里裕樹理事長)は18日午後、ユーグレナ石垣港離島ターミナルでポストカード「WITHコロナ 八重山からのメッセージ」を観光客らに配布、新型コロナウイルス対策情報を発信した。

 同ポストカードは地元高校生が撮影した八重山の風景をポストカードにし、QRコードに新型コロナ情報のリンクを付けたもの。17日は南ぬ島石垣空港で約500部配布した。

 18日は同会議所メンバー7人が参加し、ターミナル内を行き交う観光客らに500部用意したポストカードを配布。「コロナ対策情報も入ってます」など声をかけ、次々に手渡していった。

 新里理事長は「コロナ情報を総括しているので、行く先々でQRコードを使って活用してほしい」と呼び掛けた。


2020-09-19 10:37:14
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36781/

石垣市自治基本条例にはさまざまな意見が…

 石垣市自治基本条例にはさまざまな意見があるだろうが、まずは見直しを規定する第43条の1項を読んでみよう
「市は、5年を超えない期間ごとに、この条例が社会情勢などの変化に適合したものかどうかを検討し、市民の意見を踏まえて、この条例の見直しを行い、将来にわたりこの条例を充実発展させるものとする」
「将来に…」はさておき、手続きに特化して考えてみよう。どんな計画でも見直す際には、これまでの検証を行うとともに計画を享受する対象者の意見を聞かなければならない。そうしないと、計画がどう生かされて来きたのか、どう生かされて来なかったのか、成果と課題を把握することができないからだ。これまで市もそうして来ているし、自治基本条例も当然そのことをうたっている
それを行うのは計画の策定者。同条例43条の主語も「市」である。そして見直す際には、同条2項の定めにより審議会を設置し諮問しなければならない
その審議会が去る3日設置され、第1回の審議があった。しかし、市当局がしなければならないはずの検証結果の報告がひと言もなかった。つまり丸投げ。審議会にとっては重荷だ
審議会は11月上旬の第3回会議で答申する予定となっているが、検証などできる暇はない。ならばどんな結論に。(比嘉盛友)


2020-09-19 10:34:51
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36780/

【動画】散歩と〝命草〟が秘訣 宮良当成さん(85)=黒島=


愛用の鎌を手にする宮良当成さん=5日午後、黒島の宮良さん宅

 毎日、朝夕の散歩と子牛の餌やりが日課。妻・富さん(91)の手料理で体は至って健康。入れ歯もなく、全て自分の歯で食事を楽しむ。数年前、牛飼の現役を退いたが、孫2人を一人前の牛飼いに育てるため手伝っている。「私が培った経験を伝え、立派な畜産農家にしたい」と、孫の成長を楽しみにしている。

 毎朝7時ごろ起床し、自宅がある保里集落の浜を伊古桟橋方面に往復30分散歩。浜に降り深呼吸とラジオ体操も欠かさない。帰宅後、朝食を済ませバイクで草地に。子牛の餌用に「青草」を愛用の鎌で刈る。「子牛は干し草よりも新鮮な青草を好む」とこだわる。

 生まれも育ちも黒島。20代の頃は、黒潮丸の船長として石垣|黒島間を操船。30代で船を下り、畜産を生業に海でタコやもずくも捕ってきた。

 84歳まで健康な体を維持できた陰には〝命草〟を使用した、富さん特製の手料理があった。「庭で育てるサツマイモの葉、ノゲシなど薬草を料理して食べている。嫌いな食べ物はないよ」と笑みをこぼす。

 子ども5人、孫12人、ひ孫9人に恵まれた。ことしは新型コロナウイルスで旧盆に家族がそろわず「ひ孫と会える日が待ち遠しい」とコロナの終息を願う。


2020-09-19 05:00:00
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36779/

石垣市議会 図書サービス充実強化へ

 9月定例石垣市議会(平良秀之議長)の一般質問最終日は17日、宮良操、新垣重雄、砥板芳行、内原英聡、仲間均の5氏が登壇した。9月補正予算案に購入費を計上している移動図書館車両について市教育委員会は「市立図書館に足を運びにくい遠隔地の市民のニーズに応えることができる」と説明、北西部などでの図書サービスの充実強化を強調した。宮良氏への答弁。

 天久朝市教育部長の答弁などによると、これまでは軽ワゴン車で月2回、明石公民館と川平公民館に出向いて図書サービスを実施してきたが、積載図書が約500冊と限られていたほか、公民館の机を借りて本を並べて貸し出しを行うなど準備にも時間を要していた。新たに購入する専用車は定員3人の3・5㌧車で2000〜2500冊を積載、車両で貸し出し・返却の業務を行うことができる。

 天久部長は「従来の5倍の本を運ぶことができる。サービスを行う地点も現在の2カ所から数カ所に増やすことも可能になる」と述べた。

 市内に残る戦跡について新垣氏が市文化財指定を求め、天久部長は「県埋蔵文化財センターの調査では11遺跡の指定が望ましいとされており、市教委としても資料収集や現地調査を進め、重要性の高いものについて所有者の同意が得られた場合、文化財指定を進めたい。修復に対する補助金があるか研究し、戦跡の保全と活用ができるようにしたい」と述べた。

 尖閣諸島への気象観測局や灯台など漁業支援施設の設置について棚原長武農林水産部長は「周辺海域で安心して漁ができるよう国への要請を検討したい」と仲間氏に答弁した。

 仲間氏は「国に相談してもダメ。行政区の首長がやらなければならない」と訴え、中山義隆市長は「市長としても情報発信しているが、進まない。国有化されているので、石垣市がつくっていいとの(国の)許可があれば、設置する方向で進めていくべきだと考えている」との見解を示した。


2020-09-18 10:20:34
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36778/

尖閣上陸決議可決へ きょう市議会最終本会議

 石垣市議会与党は18日の9月定例会最終本会議で、尖閣諸島への上陸調査活動と気象・海象観測拠点などを求める意見書と上陸調査決議の議員提出議案を提出する。17日の議会運営委員会で上程が決まった。本会でも可決される見通しだ。

 尖閣諸島周辺海域での漁船の安全操業に資する各施設整備に向けた現地の調査・視察に国の支援を求めるため。意見書で気象・海観測拠点、灯台、無線中継施設、船だまりなどの整備を求める。

 議運に提出された案には「市議会は、石垣市行政当局、市議会が一体となって尖閣諸島に上陸し…」とあったため、野党側が「行政と議会を分けるべきだ」として「石垣市行政当局」の文言の削除を提案、受け入れられた。このため野党の多数も賛成する見通しだ。


2020-09-18 10:18:12
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36777/

島に初めての自動車 友利国男さん(83)=竹富島=


61年前と同じポーズをとる友利さん。写真には島内初となる自動車ダイハツ・ハイゼットと若かりし友利さんが写る=15日午後、竹富

 61年前、竹富島に初めて自動車を持ち込んだ。現在も無事故無違反の現役ドライバーだ。「模範となるよう」今日も安全運転で島を巡る。

 竹富中学校を卒業後、島内初の有線放送「親子ラジオ」をスタート。その後、半年以上かけてフクギの電柱に電線を張り巡らせ島に初めて電気を普及させた。

 それと並行して島民や生活物資、旅客を車で運ぶ運送事業を確立。他にも種子取祭に舞台照明や音響設備を取り入れるなど島の近代化に大きく貢献してきた。

 車が走った時、電気が通った時の島民の喜びの声や驚きの表情が忘れられない。リビングには感謝状がずらりと並ぶ。「自分ながら島のためによくやってきた」と誇らしげ。故郷への思いは人一倍だ。

 妻・民さんと2男3女、孫15人、ひ孫12人と多くの家族に囲まれる。元気の秘訣(ひけつ)は「昼も夜もたくさん働くこと」。若い頃は寝る暇もないほど忙しかったが「島の行事には必ず参加した。楽しみを持ち続けることだね」と笑う。

 愛車で今日も牧場へ。餌やりがてらグラウンド・ゴルフの練習に励む。「早くみんなで勝負したい」と身内との再会を待ち望んでいる。


2020-09-18 10:09:05
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36776/

石垣市最終処分場 埋め立て残余1年半


残余埋め立て期間は1年半と想定されている石垣市一般廃棄物最終処分場=16日午後

 石垣市一般廃棄物最終処分場の埋め立て残余期間があと1年半と想定されていることが16日、分かった。9月定例市議会で当局側が我喜屋隆次氏の一般質問に答えた。埋め立てごみを掘り起こして県外に搬出して延命化を図る計画だったが、掘り起こし量の倍増に伴って事業費が莫大(ばくだい)となったため、再検討を余儀なくされている。市は簡易的なかさ上げで残余容量を増やしつつ、廃プラなど掘り起こしごみを新技術で処理する方法を検討している。

 天久朝仁市民保健部長の答弁によると、ことし3月末時点での埋め立て処分場の残余容量は9825立方㍍。年間の埋め立て量は平均5000立方㍍となっているため、埋め立て残余期間は今年度を含め2年程度。

 当初は、次期最終処分場の供用開始までの期間約10年間の延命を計画。クリーンセンターでの廃プラ焼却を前提に掘り起こし量1万2500立方㍍を想定、県外への海上輸送費を含む事業費は7億1500万円を見込んでいた。

 ところが、この掘り起こし量は、クリーンセンターでの廃プラ焼却を前提に少なく見積もっていたもの。廃プラなどを加えた量は2倍以上の2万7500立方㍍に増大、事業費も18〜20億円に膨らんだ。

 天久部長は「事業費が妨げになっているため、高率の補助事業や新技術の導入など大幅に軽減できるようさまざまな観点から比較検討している」と答弁した。

 残余期間は1年半となっていることから、当初予定していなかったかさ上げも検討。大城智一朗環境課長は「3㍍ほどの簡易的なかさ上げを検討しており、八重山保健所とも連携をとって進められるようにしたい」と述べた。

 クリーンセンターでの廃プラ焼却に向けては2021年度に実施設計を行い、22年度から24年度にかけて改造工事を行う予定だ。並行して次期最終処分場の場所選定作業も行っていく。

 クリーンセンターで廃プラを焼却するには、周辺3地区との協定書の見直しが必要となっており、天久部長は「2019年度に3回協議し、3地区の内諾を得ている」と報告した。

 我喜屋氏は「2020年度に着手の予定だったが、いまだに延命化事業が見えてこない」として早急な取り組みを求めた。


2020-09-17 09:44:20
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36775/

浦内橋架け替え工事 本年度中に着工へ


迂回路の盛土予定地に、イリオモテヤマネコの移動手段としてネコボックス2基を設置する(八重山土木事務所提供)

 【西表】1969年の築後51年が経過した浦内橋の架け替え工事が本年度中に着工する。計画当初から1年延びた。西部地区を結ぶ重要な鋼板製の桁橋は、老朽化に伴い各部材の腐食や損傷が激しく約12年計画で架け替える。八重山土木事務所の調査で、既設橋周辺で国指定特別天然記念物のイリオモテヤマネコが確認されたため、生息状況に著しい影響が出ないようヤマネコ専用の移動通路を整備し工事を進めていく。

 県内最長約19㌔(主流)の浦内川河口に架かる浦内橋は、橋長272㍍、幅員6・5㍍。新しい橋はコンクリート製の5径間箱桁橋で、同274㍍、車道幅員7㍍、歩道幅員2㍍(片側)に拡幅する。桁下から水面までの高さは最高潮位を基準に既設橋と同等の3・75㍍を確保する。総事業費は約50億円。

 施工手順として①迂回(うかい)路施工(4年)②旧橋撤去(1年)③新橋施工(6年)④迂回路撤去(1年)。

 迂回路の仮橋は山側に全長380㍍で整備。干立集落側から180㍍を盛土し、浦内集落側から200㍍の鋼製仮橋を架ける。工事許可は、環境省から今年6月26日付で取得した。

 同所は一部で盛り土を採用した理由に経済性、施工性、工事期間の短縮を挙げ、学識経験者からの助言を環境対策に反映させた。盛り土部分には希少植物のミミモチシダ、ヒルギモドキ、ヒルギダマシが自生していて、各種の育成に適した箇所へ移植する。水生生物を含む希少動物も可能な限り捕獲し工事の影響がない場所に移す。9月中に施工業者と工事契約を結び、年度内に着工する。

 また、盛土予定地でヤマネコの姿も確認されているため、同所はヤマネコが川の上流部から下流部に移動できるよう、盛土の下部に箱型のコンクリート構造物(ネコボックス)2基を設け通路を確保する。

 環境保全対策として▽水質保全対策で河川内に汚濁防止膜・遮水シートを設置▽工事区域周辺にカンムリワシの営巣が確認された場合は、施工時期の変更を検討▽各種モニタリング調査を踏まえ、専門家の指導や助言を得ながら工事を進める▽工事終了後もモニタリングの継続—を強調している。


2020-09-17 09:42:58
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36774/

15日の「老人の日」から…

 15日の「老人の日」から21日の「敬老の日」までは老人週間。いつもは各地域で敬老会が行われ、長年、地域をリードし、発展に貢献してきた大先輩の功績をたたえ、長寿を祝うが今年は、新型コロナの影響で自粛する地域が多いことだろう。残念だ
沖縄県が発表した郡内の65歳以上の高齢者の数は1万1893人。総人口に占める高齢化率は21・3%。5人に1人以上が高齢者だ
この中で、新百歳を迎える人数は、石垣市で12人、竹富町と与那国町で各1人。100歳以上は3市町で53人。大正、昭和、平成、令和と、四つの時代をたくましく生き抜き今の時代を築いてきた功労者たちだ
65歳以上が高齢者と位置付けられているが、さらに先輩たちにいわせると「60代などはまだまだ青年」という。それほど年を感じさせない年配者は多い。本紙でも15日から「生涯現役」として、高齢になっても仕事や趣味、スポーツなどに元気に取り組むお年寄りを紹介している
筆者は20数年後に、こんなに元気な姿でいられるのか、今の生活を含め考えさせられる
高齢者は現代の知恵袋。長年の人生経験のなかで培った生活の知恵、ものづくり、遊び。ものが豊かに、便利になり、生活が変化する中、忘れてはいけない八重山の原点を伝え続けてほしいものだ。(下野宏一)


2020-09-17 09:42:09
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36773/

フラ愛好家が動画配信へ KINIアロハフェス2020in石垣島


美しい観光地でフラを披露したメケアロハプメハナのメンバー=16日午前、石垣シーサイドホテル中庭

 新型コロナウイルスのまん延防止や安全確保のため県内外からフラ愛好家を招いての開催が中止となった「KINIアロハフェスティバル2020in石垣島」(主催・実行委員会、共催・八重山毎日新聞など)へ参加を予定していた人や沖縄ファンへ八重山の景色と地元フラ団体の踊りを届けようと石垣島と与那国島から合わせて6チームが動画撮影に臨んだ。最終日の16日は、石垣シーサイドホテルで石垣市内で活動するメケアロハプメハナの撮影が行われた。動画は10月25日に動画共有サイトのYou Tube上で公開される予定。

 同フェスティバルは、石垣市と米ハワイ州カウアイ郡姉妹都市関連事業で、ことしで3回目。

 年々、参加人数も増え、今回は過去最多となる23チームが申し込み、総勢約300人が参加を予定していたが、新型コロナ感染拡大防止の観点から一堂に会しての実施は取りやめとなった。

 参加できなかった人たちにも八重山の風景を楽しんでもらおうと開催予定地だった石垣市の舟蔵公園や730交差点、与那国町の東崎や比川のカタブル浜など6カ所で踊りの動画を収録した。

 最終日の撮影に参加したメケアロハプメハナのメンバー7人は、ドローンなどを使い、美しい海と青空の石垣島らしい風遺をバックにした踊りを収録した。

 来年からは、より分かりやすくし知名度を上げるため「石垣島フラフェスティバル」へ改称する予定で、実行委員会の高橋秀明委員長は「市とカウアイの絆を強めるとともに八重山への誘客につなげていきたい」と話した。


2020-09-17 05:00:00
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36772/

飲食店と食卓結ぶ きょうから宅配代行サービス


デリバリー代行サービス「石垣島ぐるデリ」をPRする池淵功寛代表(左)ら=15日午前、石垣島プロモーション協会前

 新型コロナウイルスの影響で外食をする機会が減る中、島内の飲食店と市民の食卓を結ぼうと石垣島プロモーション協会(池淵功寛代表)のデリバリー代行サービス「石垣島ぐるデリ」が16日から始まる。居酒屋やカフェ、レストランなど17店でスタートし、今後さらに加盟店を増やしていく。池淵代表は「飲食店のおいしい料理を気軽に家庭でも楽しんでほしい」と話した。

 「ぐるデリ」は、飲食店同様にコロナ禍で苦しい環境にあるレンタカー事業者や代行事業者などに配達業務を委託。1店舗につき390円(税込み)の配達料で、自宅や勤め先などへ届ける。

 注文はパソコンやスマホから専用サイトで行う。支払いはクレジットカード決済のみとなることから、配達員と現金のやりとりなどは発生しない。

 配達エリアは、市街地周辺でおおむね1時間で届くという。

 オープン記念として先着300組(購入金額3000円以上)に辺銀食堂の石垣島ラー油をプレゼントする。

 同協会では加盟店を募っており、池淵代表は「加入費や年会費はかからず、システム手数料も14%と大手の半分以下で負担は少ない」と多くの飲食店の参加を呼び掛けた。

 問い合わせは石垣島プロモーション協会(87-0083)まで。


2020-09-16 09:49:29
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36771/

自治基本条例を否定か 市政運営、条例に拠らないと発言

 石垣市政運営の最高規範と位置付けられている自治基本条例について中山義隆市長は15日、9月定例議会一般質問で「石垣市は地方自治法に基づいて運営されており、自治基本条例に基づいて市政運営をしているわけではない。石垣市は地方自治法でしっかりと機能している」と同条例を否定するかのような発言をした。前津究氏への答弁。

 同条例を巡っては、見直し論議が審議会で行われており、諮問者の中山市長の発言内容が審議の行方に影響を与えるおそれがある。委員の中から「廃止案まで含めて検討したい」との意見が挙がっていたため、廃止の流れを後押しする可能性もある。

 市は今月3日、5年を越えない期間ごとに見直しを行うとする第43条に基づき見直しを諮問したが、内容については審議会に委ねた。同条は「市は、この条例が社会情勢などの変化に適合したものかどうかを検討し、市民の意見を踏まえて見直しを行い、将来にわたりこの条例を充実発展させるものとする」と規定する。

 前津氏は「市長はどういうところに問題があると思って諮問したのか。各課でこの5年間、どういう課題があって、将来どうやっていこうかという話し合いを持ったか。条例を生かそうという動きがない」と批判。これに対し中山市長が不要論ともとれる発言をした。

 前津氏は「これで市長の本音が分かった。自治基本条例はいらないということだが、否定するかのような発言をすべきではない」と指摘。最高規範性に疑義が出ていることに「最高規範性と言うのは、憲法を超える、法律を超えるという意味でないことは自明の理。最高規範性があるから独自のまちづくりができる。条例をまちづくりの根拠とすることができる」と主張した。

 一方、住民投票義務付け訴訟の市側代理人を務めた弁護士を有識者委員として委嘱したことについては「第三者からみて公正な人選ではない。偏ってくるのではないか。利害関係者は外すほうがよい」と批判した。

 小切間元樹企画部長は「審議会設置条例では8人を市長が委嘱できると決められているのみ。どういった人選、どういった有識者にするかは市長の判断に委ねられている」と説明、「委員構成については前回の委員構成を踏襲した。大学教授にアプローチしたが、辞退された。われわれとしては法律の解釈について意見を聞きたいので弁護士にアプローチした」と述べた。

 公募市民の人選については「応募動機や経歴などを複数の職員で採点した」と答弁した。これにより応募6人から2人を人選した。


2020-09-16 09:41:15
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36770/

検体採取施設整備へ 竹富島、黒島の町立診療所


竹富町は竹富診療所の敷地内に、新型コロナウイルスの疑い者を診察するため、コンテナ設置を計画(資料写真)

 竹富町議会(新田長男議長)9月定例会が15日午後、開会した。新型コロナウイルス感染対策関連費を含む3億868万円を増額し、総額105億8447万円とする2020年度一般会計補正予算案(第5号)が上程された。当局は、町内の医療体制を強化するため、町立診療所(竹富、黒島)2施設の敷地内に診察とPCR検体採取が可能なコンテナハウス整備を計画、関連予算として7676万円を計上している。

 町内では、8月に西表島で新型コロナ感染者18人が発生。現在、感染疑い者は電話問診後に民間船で石垣島へ運び抗原、PCR検査につなげている。発熱やせきなど、新型コロナに類似する症状の人は医療従事者への二次感染を防ぐ観点から、診療所内で診察が受けられない。

 一方、同課には島内で検査体制の整備を求める声も寄せられている。町は石垣島に渡り、PCR検査結果が判明するまで町が用意した施設に待機する負担を考慮し、検体採取センターのような役割を担う施設を新たに設置する方針。

 施設の設置により、感染疑い者と一般外来患者を区分し、感染リスクの軽減を図る。疑い者専用のコンテナで診療所医師が診察し、必要であれば抗原検査、PCR検体採取を実施したい考え。

 結果判明まで、住民は自宅待機、観光客などは宿泊施設待機を検討している。今後、町立診療所の医師と協議し運用方法を定める。

 町内にある県立の付属診療所4カ所は、医療従事者への二次感染防止のため検体採取や検査は行わず、これまで通り疑い者を民間船で石垣島に送り検査へつなげる対応を取る。

 7676万円には、各地区で疑い者を搬送する専用車両の購入費も盛り込まれている。対象地区は、竹富、黒島、小浜、波照間、本庁で各1台ずつ、西表は東部と西部で2台配置を予定。

 補正予算案の歳入には、新型コロナ対応地方創生臨時交付金(第2次)1億8240万円も計上されている。

 このほか、竹富島の浄化センター電気設備等の改築更新工事費(工事・施工監理)1億2176万円、小浜島細崎地区防災拠点施設新築工事費1億3640万円(建築)と5109万円(設備)、竹富町小中学校ネットワーク環境整備工事費7425万円、西表東部公園整備工事(2工区)8283万円のそれぞれ工事請負(委託)契約に関する議案など27議案、19年度決算認定7件、町農業委員会委員選任の同意案も上程された。

 会期は25日までの11日間。16〜18日は常任委員会による決算審査、23〜24日は議案審議、25日に最終本会議。一般質問は首長、町議選直後の定例議会のため慣例通り行わない。


2020-09-16 09:39:00
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36769/

石垣市 新ゲート「知らなかった」 防衛省に「大変遺憾」と抗議

 平得大俣への陸上自衛隊配備計画をめぐり、隣接する開南集落側に新たなゲートが計画されていることが判明した問題で、石垣市は14日、「生活環境への影響が考えられるにもかかわらず、本市と地域住民への事前説明がなく報道で初めて知ることになり、大変遺憾」と抗議し、事前に公表・説明するよう9日付文書で沖縄防衛局に申し入れたことを明らかにした。9月定例市議会で大濱明彦氏の一般質問に答えた。中山義隆市長によると、防衛局による説明会が近く開催される見通し。

 新ゲートは、石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会が8月21日、情報公開請求で石垣市から入手した施設利用計画図(施設配置)で判明した。同図は、沖縄防衛局がことし7月3日付で提出した「伐採及び伐採後の造林の届け書」に添付されたもの。市は同6日に受理していた。

 図面では、防衛局が住民説明会で配布した施設整備の概要とは違い、グラウンド側に道路とゲートが新たに計画されている。グラウンドも開南集落と県道側に隣接する場所に寄っている。

 中山義隆市長は答弁で「9月8日の新聞報道で承知した。防衛省から市に対して資料が提出されたとのことだが、私自身認識していないし、防衛省からの報告もなかった」と説明、「近いうちに防衛局が説明会を設けると考えている。私どもは手元に詳細な設計を持っていないので、その時に質問してもらいたい」と述べた。

 大濱氏は「ゲート前は子どもたちの通学路でもある」として中止を求め、中山市長は「詳細を聞いてみないと影響があるかどうか分からない、確認しないうちに中止を申し入れることはできない」とした。

 一方、グラウンドについて知念永一郎総務部長は「位置変更はないものと考えている」との認識を示した。新ゲート計画については「防衛局に確認したところ、住民説明会の資料には記載していないが、駐屯地は災害時に救援拠点として活用し得ると説明しており、グラウンドのゲートを設け、常時使用ではなく、災害時の救援で各種車両のスムーズな通行を踏まえて検討したとのことだった」と述べた。

 市は新ゲート計画を知らなかったとしたことについて、傍聴した反対住民の女性(75)は「防衛局から資料が出ているのに知らないわけがない。市長は何のための市長か」となお不信の目を向けた。


2020-09-15 09:37:42
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36768/

二中が八重山中学新で優勝 10年ぶり記録更新県代表として全国大会へ


国体選考会4×100㍍リレーで優勝し全国大会出場を決めた石垣第二中の大濵、櫛引、上地、平良(右から)=13日午後、タピック県総ひやごんスタジアム

 【沖縄】第75回国民体育大会陸上競技選考会(沖縄陸上競技協会主催)が13日、タピック県総ひやごんスタジアムで開催され、中学男子の4×100㍍リレーで石垣第二中(大濵凌空・櫛引琉星・上地星矢・平良勇翔)が44秒09の八重山中学新記録で優勝を飾った。石垣第二は10月16日から神奈川の日産スタジアムで開催される全国中学生陸上競技大会2020(日本陸上競技連盟主催)へ沖縄県代表として出場する。

 石垣第二は予選レースでこれまでのベストを更新する44秒51をマークし1位通過。決勝では前半に強いあげな中にリードされるも、1走の大濵、2走の櫛引が食らいつき、3走の上地が差を縮め、アンカーの平良へ。「完璧なバトンパス」(上地)で一気に加速した平良が50㍍付近であげな中を抜き去りそのままゴール。44秒09で優勝すると同時に、大浜中が保持していた八重山記録44秒68を10年ぶりに塗り替える快挙を成し遂げた。

 櫛引は「想像以上にタイムが縮まったので驚いた。少し力みもあったが、前のあげな中の走者について離れなかったのは大きい」とレースを振り返り、上地は「いい走りができた。全国に向け後半の伸びをもう少し上げていきたい。一つ一つを全力で頑張る」とさらなら成長を誓った。

 全国の舞台で43秒台中盤のタイムを出せば初の決勝進出が見えてくる。大濵は「これだけ速いメンバーがそろうのはなかなかない。最後なのでバトンミスがないようにしたい」、平良は「43秒台はいけるなと感じている。全国大会に向けモチベーションを合わせ練習に取り組み、悔いのない走りをしたい」と意気込んだ。

 陸上部顧問の南慎太郎教諭は「実力を持っているので(記録更新は)いけると思っていたがまさか44秒0台が出るとは。想像以上」と舌をまき、「43秒台半ばの可能性は十分。チャンスをものにしてほしい」と4人に期待を寄せた。

 全国大会には八重山から男子4×100㍍リレーの石垣第二のほか、女子走り高跳びで石垣中の比嘉桃花が出場する予定。


2020-09-15 09:33:23
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この夏、良書の刊行が相次いだ。正木譲著

 この夏、良書の刊行が相次いだ。正木譲著「島の歳時記」、潮平正道著「絵が語る八重山の戦争郷土の眼と記憶」。いずれも南山舎刊行。後進が先達を取り上げる無礼を承知で触れたい
正木さんは気象人であり「礁湖」の号を持つ俳人。歳時記には島の季節の移り変わりを自身の句と天体の動き、多様性に満ちた動植物など自然界の営み、それらを表す貴重な島の方言のたえなる感覚を取り上げ詳録している
梅雨期をさす「ゆどぅん(淀む・休む)」。ムリブシ(群星=昴)が西の水平線に沈み、再び東天に現れるまで休む期間が梅雨という。「天体と梅雨期を結び付けた方言は日本中のどこにもない素晴らしい文化」と絶賛。イタリア語みたいな方言「アモーレ」のうんちくも秀逸で興味深い
潮平さんの絵に出合ったのは一昨年12月の展示会。その一枚ずつをご本人に説明いただく果報を得て、以来忘れ得ぬものとなった。出版に際し家族中の協力があったことも人柄がしのばれる
さらに「八重山戦争マラリアを語り継ぐ会」編の「命の輝きを求めて―マラリアを生き抜いた人々の証言」も刊行された。両氏とも証言者である
3冊に共通するのは「次世代に伝えなければ」という強い思い。どう受け止め、どう伝えていくか。問われるのは私たちである。(慶田盛伸)


2020-09-15 09:25:40
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36766/

平久保エコロード 今年度で整備へ


平久保半島東側を走る市道(左側)。市は「平久保エコロード」として現道を維持しつつ改良を加える=12日午前、伊原間

 石垣島平久保半島東海岸で計画されている平久保エコロード事業は、2020年度内で改良工事が完了する見通しとなっていることが分かった。石垣市都市建設課によると、伊原間から平野までの総延長13・6㌔の東海岸未舗装市道を改変することなく環境共生型道路に改良する。9月定例議会に提案中の2020年度一般会計補正予算案に、工事請負費7500万円を計上している。

 市は2015年5月、平久保エコロードの基本構想・基本計画を策定し、作業を進めてきた。今年度は実施設計を行っているが、今月中には終える見通しとなっているため、新型コロナウイルス禍の影響で建設業界から前倒し発注の要請を受けていることも踏まえ、早期に工事を実施することに。一括交付金を財源にするメドがついた。

 エコロード整備箇所は西表石垣国立公園に入っているため、環境省の国立公園区域における道路整備に関する取り扱いを順守。自然環境を保全しつつ良好な景観の改変を最小限にとどめるため道路幅員の拡幅を行わない。車両のすれ違いが困難な区間については待避所を設置するなどの対応にとどめる。アスファルト舗装はしない。

 市は19年度に市有地を活用して伊原間側に入り口350㍍を整備している。今回、9月補正予算案の工事請負費で予定しているのは▽河川をまたぐ6カ所での排水構造物の設置▽勾配がきつい10カ所でのコンクリート舗装▽降雨後、雨水がたまる6カ所での路盤補強舗装▽雨水の流れにより路面が削られた2カ所での路盤補強舗装。

 平久保半島は、石垣島の北東部から長く突き出した半島。東側には▽世界最大のハマサンゴの津波石で国の天然記念物に指定されているバリ石▽長さ200㍍、幅30㍍に及ぶ大規模な明石アオサンゴ群集▽神聖な御嶽林の安良御嶽のハスノハギリ林▽かつての安良集落と平久保集落を結んでいた生活道のヤッサクイツ(安良越道)▽国内では石垣島のみに自生する国の天然記念物ヤエヤマシタン—などが残る。

 市は、貴重な自然環境を保全しながら観光や体験学習などを通して有効活用を図る、としている。 


2020-09-14 09:18:44
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36765/

石垣中郷芸部 宮鳥御嶽で芸能奉納


堂々と踊りを披露する石垣中学校郷土芸能部の部員ら=13日午前、宮鳥御嶽

 石垣中学校郷土芸能部(米盛汐夏部長、部員37人)は13日午前、石垣市石垣の宮鳥御嶽で舞踊4点を奉納した。同部は毎年、豊年祭のオンプールとムラプールで奉納しているが、ことしは新型コロナウイルスの影響で奉納芸能が中止になったため、石垣字会(森永用朗会長)の協力を得て舞台が実現した。部員らの力強い演舞に訪れた人は大きな拍手を送った。

 奉納した舞踊は、山原ユンタ、稲しり、多良間ユンタ、白保節。稲の苗植えから刈り取り、脱穀作業を演じた。部員らは、今回の舞台のため保護者が新調し寄贈した鎌を手に、躍動感あふれる演舞で公民館関係者や保護者らを魅了。地域へ日頃の感謝の気持ちを表し、練習の成果を披露した。

 奉納後、米盛部長は「中文連も中止になったので、3年生はショックを隠し切れなかった。だが、こうして披露できたことに感謝したい。楽しく踊ることができた」と満足そうにほほ笑んだ。

 字会の森永会長は「これからも石中生の夢を応援し、実現へ羽ばたくことに期待したい」と激励した。


2020-09-14 09:17:47
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36764/

昨年10月、台湾東部の…

 昨年10月、台湾東部の花蓮県光復郷にあるアミ族の村、タバロンで、与那国町の小学生と地元の小学生が昼飯を自分たちで調理した。それぞれ土地の料理を披露し合うことになり、タバロン側の料理はカタツムリの炒め物だった
この食材の登場に、与那国側では衝撃を受けた小学生がいた。怖いものの様子でもうかがうように、調理場の隅に縮こまってしまったのだ
与那国と台湾は近いが、違いは大きい。その異文化を島の小学生が肌で吸収できるのが町教委のホームステイだ
今年は18人の参加を予定していたが、新型コロナウイルスのために中止となった。厳格な出入国管理が緩和される見通しは立たず、やむなきに至った
2019年まで3年連続でホームステイを受け入れたタバロンの林菁華さん(41)は、去年、与那国島の子どもたちと交流した娘が今は中学生になっている。娘はそれでも、与那国島の小学生が来たら今年もまた一緒に小学校の活動に参加したいと話していたという
与那国町と花蓮市が友好都市となったのは1982年。ホームステイはその30年後に始まり、今年が9年目参加宇「今年は与那国から来ないと聞いたら、娘はきっとがっかりするでしょう」と林さん。タバロンでは与那国町との交流が恒例行事となり、心待ちにしている人がいる。(松田良孝)


2020-09-14 09:01:37
https://www.y-mainichi.co.jp/news/36763/

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