沖縄歴史文化研究会

琉球の歴史、文化、首里城など幅広く沖縄について学んでいます
八重山毎日新聞社
(c)

「もめている場合か」 商品券事業を早期に


石垣市が設けている「ゆいまーる弁当」販売。これも経済対策の一環だ=26日正午ごろ、市役所ピロティ

 最大7億5000万円の経済波及効果があるとされる石垣市新型コロナウイルス感染症経済対策プレミアム付商品券事業は、25日の臨時市議会が流会となったため、執行の見通しが立っていない。石垣市観光文化課のまとめによると、市への入域観光客数は4月以降の落ち込みが激しい。これに伴い4~7月の推計消費額は75億9000万円にとどまり、前年同期の348億4000万円から272億5000万円(78・2%)の大幅減。観光関連業者からは「とにかく早めの対策を」と切実な声が高まっている。

 石垣市大川で飲食業と加工販売業を営む40代男性は「観光関連業者は、明日はどうやって売ろうとか毎日悩んでいるのに、そんな中で時間が来たから議会は流会というのはあまりにもひどい」と怒り心頭だ。

 この男性は「人間なので賛成反対はあるのは分かる。反対意見の内容も理解はしている。だからこそ会議の時間を延長してでも、残業してでも、寝ないでも、民間企業を支援するために結論が出るまで議論するべきだ。それが政治家の務めではないか。全議員が誠意を示してもらいたい」と強く訴える。

 美崎町近くで居酒屋を経営する30代男性によると、4月以降の売り上げは6割減。弁当を出したり、スーパーに総菜を卸したりするなど、あの手この手でコロナ禍を乗り越えようと必死だ。ただ、弁当や総菜は利益率が高くないため、弁当に特典を付けるなど利益率の高い飲酒を伴う店内飲食を促進している。

 「議会はもう、もめている場合ではない。支持する野党議員にも通してくれと言ったが、難しかった。当局案か未来案、野党案のどちらに経済効果があるか執行率が高くなるかよく分からないが、いずれにしても経済効果の高い対策を早くやってくれと言いたい」と切実だ。

 この居酒屋では美崎町のキャバクラでクラスター(感染者集団)発生が確認された7月30日以降、地元客の来店が止まった。「ようやく2、3日前から地元客が戻りつつある。早い時間に訪れる観光客は回転が早く、地元は長居する。このバランスが良くなると利益が出るようになる。だから商品券には地元客の来店を期待している」と話した。


2020-08-27 10:10:32
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36706/

住民投票訴訟、きょう判決 平得大俣陸自配備計画


住民投票実地義務づけ訴訟の争点

 石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画の賛否を住民投票で問うため、住民投票を求める会の金城龍太郎代表ら30人が自治基本条例に基づく石垣市の実施義務の確認を求めている訴訟の判決が27日、那覇地裁で言い渡される。有権者の4分の1を超える署名で直接請求を行った住民投票条例の制定は議会で否決されているが、基本条例に基づく実施義務を司法が認めるかどうか注目される。

 原告の住民側は、石垣市長選などでも民意は問われていないとして2018年12月、1万4263筆の署名による住民投票条例制定の直接請求を中山義隆市長に行った。しかし、その後、市議会でこれを含め2度否決された。

 争点は、自治基本条例第28条の解釈。同条は「有権者の4分の1以上の署名で請求することができ、市長は所定の手続きを経て実施しなければならない」と規定する。

 住民側は、議会で否決されても市長に実施義務があると訴えているが、被告の市側は、直接請求が自治基本条例ではなく地方自治法の規定に基づいて行われたため、議会の否決で直接請求の効力は消滅したとの立場をとっている。

 これに対し住民側は条例の逐条解説を根拠に「地方自治法第74条に基づくものの一つ」として請求の入り口は地方自治法の一つだったと主張する。

 基本条例に規定する「所定の手続き」も争点。

 住民側は案件ごとの投票の形式、投票資格者、投票の成立要件などを規則で定めれば事足りるとするが、市側は住民投票条例の制定という所定の手続きを経た上でのことと反論する。

 住民投票の実施が「行政処分」に当たるかどうかも争われた。

 市側は「仮に実施されても投票の結果に何らの法的効果はなく世論調査と大差ない」として義務付け訴訟の要件にならないと主張。住民側は、条例で市長らの投票結果の尊重義務を規定していることから「一定の法的効力を有する」としている。

 訴訟は2019年9月に提訴され、6月9日の第4回口頭弁論で結審した。


2020-08-27 09:58:28
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36705/

31日から9月2日までの3日間は旧盆…

 31日から9月2日までの3日間は旧盆。例年、旅先から親族が集い、祖先とともに過ごす。アンガマやエイサー、獅子などが招かれた家々を回る。だがことしは新型コロナの影響でいつもの旧盆風景が様変わりしそうだ
コロナ感染防止で3密をさけるために、親戚が一カ所に集うことや、親戚回りも遠慮する空気があり、家族単位のひっそりとした旧盆となりそうな雰囲気だ
旧盆恒例のアンガマやエイサーも中止や、見物人を排除した形での実施となりそうで、太鼓をたたきながらウシュマイとンミーが大勢のファーマーを率いて招かれた家々を回るにぎやかな光景も影を潜めそうだ
一方、旧盆に合わせ帰省を考えている人も苦悩していることだろう。首都圏や沖縄本島などで、新型コロナウイルスの発生が続いており、帰省することでウイルスを島に持ち込む可能性があるからだ
中山義隆市長は、旧盆の帰省に対し、自粛は求めないが、帰省2週間前から3密になる場所への立ち入りを控えるなど感染予防の徹底を求めたほか、来島後も大人数での飲食や高齢者との濃厚接触を避けるよう、促している
今年はコロナ禍の特別な旧盆。帰省する人も、自分が感染している可能性もあることを考えた、島での旧盆の過ごし方が求められそうだ。(下野宏一)


2020-08-27 09:56:51
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36704/

3年生を甲子園へ  CF、寄付協力呼び掛け


クラウドファンディングを来月5日から始めることを発表する前野尚史会長(中央)ら=26日午後、八重山高校小会議室

 2020県高校野球夏季大会で出場59校の頂点に立った八重山高校野球部の3年生を甲子園に連れていくため、同部OB会(前野尚史会長)は26日、クラウドファンディング(CF)と寄付で資金を集めると発表した。前野会長は「高校球児にとって最大の夢、甲子園がなくなったが、最後まで諦めずに戦ってくれた母校の後輩たちを誇りに思う。OBとしても彼らの頑張りが報われるよう何かしてあげたい」と話し、資金調達への協力を呼び掛けた。CFは運営会社CAMPFIRE(キャンプファイヤー)を介し9月5日から開始する。

 前野会長は、後輩たちが野球を続ける意味を見失わず、同部として初の夏制覇をたたえた。現在は企画段階としながらも、今月10日から開催された「2020年甲子園高校野球交流試合」のような代替試合が開催されることに期待を寄せ、準備を進める方針だ。CFの目標額は500万円、卒業前に甲子園へ連れていく考え。

 もう一つの柱「寄付活動」は、同校グラウンドにあるバックネット裏の整備や本島の大会に出場するのに要する莫大(ばくだい)な遠征費を支援する。

 OB会は子どもたちのために県内外の同校関係者へ幅広く支援を求めている。


2020-08-26 22:18:26
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36703/

臨時市議会、流会に


臨時議会を開会できず、無人と化す本会議場=25日午後

 中山義隆市長は25日午前10時、新型コロナウイルス感染症経済対策プレミアム付商品券事業にかかる予算案(2億7000万円)を再提案するため臨時議会(平良秀之議長)を招集したが、開会に先立つ議会運営委員会(仲間均委員長、10人)で議案の取り扱い(付託先)が賛成少数で否決された。平良議長は「本会議を開ける状況にない」と判断、その後も変更はなく、会議規則に基づき午後5時で流会となった。市長招集の議会が開会されないという前代未聞の事態となった。

 前回の臨時会での否決を受け、当局側は▽1万5000円券を1万円で販売する▽非課税世帯と子育て世帯(3歳未満)には商品券5000円を配布する(選択制)―という内容に▽1万5000円券を2回に分けて分割して販売する―案を追加。予算額に変更はなく、2億7000万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を上程する予定だった。

 議運は議長の諮問に基づき、議案の付託先と会期日程を協議するが、議案の付託先を諮問通り総務財政委員会にすることに野党と与党会派未来が異議を唱えた。

 野党と未来会派は事業の目的、緊急性については理解できるとしつつ、「前回の否決がまったく生かされず、軽微な変更。議会軽視と言わざるを得ない」(宮良操氏)、「会派として代案を出したが、当局からは一切調整はなかった。同じものを上程して通してくれというのは無理がある」(箕底用一氏)などと反対。

 与党は「疲弊している経済の活性化、消費喚起、事業者支援という明確な意思が表れている」(砥板芳行氏)、「議運は議案の取り扱いを議論する場。入り口で切ることはできない」(我喜屋隆次氏)などと反論した。

 採決の結果、4対5の賛成少数で否決。仲間委員長は「入り口で異議が出て否決となった。議運としてはこれ以上の審議はできない。これで閉じる」として散会した。

 平良議長と議会事務局によると、議運に上程議案を拒否する法的権限はないが、付託先と会期を決められない状態が続いたため臨時会を開会できなかった。

■専決処分も視野に検討

 中山市長「大変残念」

 プレミアム付商品券事業の予算案が上程されずに臨時議会が流会となったことを受け、中山義隆市長は25日夕、「開会すらされず、予算案も提案できないまま流会となり、大変残念に思う」と述べ、市長権限で予算の執行ができる専決処分も視野に今後の対応を検討する考えを明らかにした。

 中山市長は「新型コロナの影響で市内の飲食店、商工事業者は売り上げの著しい落ち込みで厳しい状況にある。議員にはさまざまな意見があると思うが、窮状にある皆さんを支援することを念頭に置いて議論してもらいたかった」と述べた。

 今後の対応については「一日も早く支援したいので次の方策を考え、事業執行を模索したい」と述べ、専決処分への見解を問われ、「手法としてはあるが、どういう形をとるか今後、検討して決めたい」とした。

 議会運営委員会の対応については「上程させないことを可決したが、法的根拠もなく議会の権限を逸脱するものだ」と批判した。


2020-08-26 09:25:42
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36702/

修学旅行 地元シフトに歓迎の声


オープントップバスを購入した南ぬ島交通。地元修学旅行用のプラン作成も行っている=25日午後、新川

 新型コロナウイルスの影響で、石垣市内の小中学校では修学旅行先に地元八重山を選ぶ動きが出ており、観光業界から歓迎の声が挙がっている。地元の修学旅行増加を見込み、観光バス購入や新たな観光プラン作成を進める事業所も。関係者は自身の足元を見つめ直す、マイクロツーリズム(近場観光)への期待を寄せる。

 ことしの修学旅行の特徴は県外校の場合、前年比で予約は増加傾向だが、秋口(10~11月)の予約は年明けに延期となるケースが多い。観光関連業者はこの空白期間に、地元校の修学旅行が入ることを期待している。

 市内のあるリゾートホテルには、25日までに市内2校の仮予約が入った。同ホテルの担当者は「ぜひ、地元の子に地元の魅力を再発見してもらいたい」と歓迎。続けて「マイクロツーリズムとして地元で宿泊することは児童・生徒にとってマイナスではない」と強調する。

 同ホテルの県外修学旅行の予約状況は10月分の延期が出始めており、4校中2校で延期に。担当者は「この秋口に(地元)修学旅行が入ってくれたら」と願う。

 インバウンド客を対象に観光バスを運営してきた事業所は、海外客が見込めないことで修学旅行に新規参入。有限会社南ぬ島交通では、地元の修学旅行の誘致を目指している。現在、同交通では地元用の観光プランを作成中。平和教育や八重山の歴史、文化を体験するプランや星空ツアー

を学校に売り込みたい考えだ。

 営業・運行管理者の宮古義春さんは、「島の西側の子は東側を知らない。東側の子は西側を知らない。自分の島のことを知ってもらえる観光コースを組みたい」と意気込む。

 また、地元の修学旅行受け入れを見据え、同社では新たに開閉式屋根のオープントップバスを導入。バス全17車には抗菌塗装を窓や天井、シートに施して感染症対策を行っている。

 石垣市教育委員会は今年度の修学旅行について▽中学校の県外旅行は来年度に延期▽小学校の県内旅行は市内、郡内への予定地変更や日帰りを推奨—と方針を決定。市内小学校の2020年度当初計画によると修学旅行は▽9月9校▽10月5校▽11月6校—の3カ月間に集中している。


2020-08-26 09:24:18
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36701/

かつての八重山の脳外科手術は…

 かつての八重山の脳外科手術は医師難で緊急時は海保や自衛隊の輸送で宮古や那覇へ運ばれた。その意味でいち早く石垣島に民営の脳神経外科を開院なさったS医師や県立病院でA医師たちが常駐していらっしゃる現状は心強い
さて、地球上でやたら転ぶのは重い頭を持つ二足歩行の人間だけだと言う。小生も去る6月半ば、星を見上げようと急に立ち上がった際に後方へ転倒、家へ帰り頭を触ったら血のりが
翌日県立の救急を訪ね診察してもらった。CT撮影の診察になったがその時は異常なし。2週間ほどたったら身体が左へふらつく、自転車では左ペタルを踏み外したりどうも変だ。時々、頭痛もある。市販薬を飲んでみたが改善の兆しなし
そこで耳の異常を疑いT耳鼻咽喉科へ。そこの検査でも異常なし。8月に入っても頭痛と目まい、足のもつれ。S脳外科医院を訪ね、6月に頭を打ったことを話して診てもらった。MRI検査で慢性硬膜下血腫と診断された。たまった血が脳の右側を圧迫し左側に変形が見られるとの由
緊急は要しないが県立病院のÅ医師に連絡を取るのでその足で訪ねたらいいと紹介状を下さった。それが15日。A医師は旧病院時代からのベテラン。17日に手術しましょう。大けがを治療してもらうと考え安心して来院下さい。(仲間清隆)


2020-08-26 09:22:51
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36700/

共通乗船券廃止へ 離島航路2社


手前から八重山観光フェリー、安栄観光の旅客船。10月1日から共通乗船券の廃止が計画されている=24日夕、ユーグレナ石垣港離島ターミナル

 八重山観光フェリーと安栄観光の共通乗船券での運航が、ことし10月1日から廃止される計画となっていることが24日、分かった。廃止になれば、乗船券は購入した船会社の運航便のみでしか使用できない。利用する竹富町民らは「利便性が低下するのではないか」「乗船する船を限定されると、石垣に1泊しなければならない」などと困惑している。

 共通乗船券は、どちらの販売窓口で購入しても両社の船に乗船が可能。関係者によると、2008年9月のリーマンショック、その後の燃料油高騰などが経営を圧迫し、コストを抑えるために導入した。

 導入以前は、竹富島航路で両社それぞれ1日20便ずつ運航していた時期もあり、時間帯が重なることもあったが、共通乗船券の導入により交互に船を出すことでランニングコストの削減、燃油代の節約につなげていた。

 ことし4月以降、両社は新型コロナウイルスの感染拡大で減便を続け、例年の観光ハイシーズンに合わせ復便したが、乗船客数は戻っていない。そんな中での廃止に疑問の声もあるが、八重観は公式フェイスブックで「諸般の都合で廃止することが決定した」と説明。関係者は「燃油代も過去に比べ下がっている」とし、「現在、10月から始まる冬ダイヤに合わせて時刻表の認可へ準備をしている」と話す。

 石垣と町内を結ぶ定期船は、町民の足として欠かせない。町民のほとんどが券購入時に離島住民割引カードを使っているが、割引適用は往復券のみ。鳩間島では現在、1日2往復のうち午前に八重観、午後に安栄が運航。日帰りだと片道ずつ正規料金で購入することも予想される。

 島内の50代女性は「片道ずつ別々の券を買うことになれば、住民割引は適用にならないのでは。往復を買うとなれば、石垣で宿泊が伴う。共通乗船にしてらいたい」と望む。

 西表島白浜の70代男性は「廃止は合理的ではない。利用者は、どちらにも乗れる観点から便利性を感じていた。港からの無料送迎バスもどうなるか気になる」と不安視する。

 船会社は取材に「利便性が落ちないよう、今の便数と同等の便を出す」(八重観)、「今と同じような便数を出すことは難しいが、周知して混乱が起きないよう対応したい」(安栄)としている。


2020-08-25 10:13:40
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36699/

オンラインで商談会 石垣市内3社、自社商品をPR


香港の会社とオンライン商談を行う川平ファームの橋爪大樹専務=24日、登野城の橋爪さん宅(提供)

 沖縄から海外展開を目指す県内中小企業を対象にした香港・台湾とのオンライン商談会が24日、行われ、石垣市からも㈱川平ファーム、㈱石垣の塩、㈱美崎牛本店の3社が参加した。

 独立行政法人中小企業基盤整備機構沖縄事務所が、新型コロナウイルス禍でウエブ会議ツールを活用したオンライン商談会が急速に普及していることを踏まえ、県内中小企業の海外販路開拓の促進を支援しようと初めて開催した。

 商談のノウハウや留意点、輸出手続き、自社製品をPRする商品シートの作成などでアドバイスを受け商談会に臨んだ。沖縄から9社、香港から6社、台湾から6社が参加。沖縄9社のうち3社が石垣市からの出展で、同事務所で国際化支援アドバイザーを行っている山本千誉さんは「積極性がうかがえる」と話した。

 このうち、パッションフルーツの加工品を製造販売する川平ファームの橋爪大樹専務は登野城の自宅で香港のレストラン、物販などを営む3社とオンライン商談した。

 「対面でなく通訳を介するので対応に間があったが、新しいスタイルで楽しかった。準備は大変だが、出張費がゼロなので良い。相手にどういうスタイルで商品をPRするか工夫しなければならないと思った。今後も機会があれば参加したい」と話した。


2020-08-25 10:11:18
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36698/

隣国・台湾で「自分は中国人ではなく台湾人…

 隣国・台湾で「自分は中国人ではなく台湾人だ」と考える人が急増しているという(8月20日付け朝日新聞)。台湾や香港に対する中国の強硬姿勢への反発に加え、新型コロナウイルス感染症対策の成功が意識変化の背景にあると伝えている
主なけん引役は、先月末に亡くなった李登輝元総統が進めた民主化後に社会に出た世代。政治大学の調査で「自分は台湾人」と考える人は過去最高の67%。「中国人」と答えた人は過去最低の2.4%だった
元総統は、日本統治下に生まれ「22歳まで日本人」だった親日家。大陸系の天下だった台湾政界で本省人初の総統となった
12年の在任期間中、96年に総統直接選挙を実施し民主化を実現するとともに、歴史を学ぶ「認識台湾」など教育改革を進めた。「台湾民主化の父」である
ひるがえって沖縄。繰り返し辺野古新基地建設反対の民意を示しても工事を強行する国。やむなく起こす訴訟は、政権へのそんたくだろうか、県の敗訴が続く
石垣では、陸自配備に関して有権者の4分の1を超える署名を集め住民投票を請求したのに議会が否決した。その投票実施をめぐり住民自治と民主主義のあり方を問う住民訴訟は27日、那覇地裁で判決が出る。日本の司法は真に独立しているか。民主主義の「成熟度」が注目される。(慶田盛伸)


2020-08-25 09:59:45
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36697/

買い物サービス開始 外出控える住民を支援


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 【西表】竹富町は21日から、新型コロナウイルスの感染が確認された西表島西部地区で、住民向けに買い物支援サービス事業を行っている。感染拡大を防止するため不要不急の外出を控える住民が島内の小売店へ電話かファクスで生活必需品を注文し、地域に住む協力者が発注者の元へ品物を届ける配送サービス。外出せずに食料品などを手に入れることができるようになっている。

 22日現在、18人の感染者が確認されている西部地区では、独居老人や子育て世代が感染を恐れて買い物を控えているほか、陽性者と接触した可能性のある単身者が外出自粛要請を受けるなど食料確保に困るケースが起きており、支援を求める声が上がっていた。

 買い物支援サービス事業は①住民(発注者)が電話・ファクスで注文②協力店(スーパー)が発注者へ商品を確認し配達日時を連絡する③配達協力者へ連絡して品物を引き渡す④配達協力者が発注者の玄関前まで配達する⑤サービスを利用した発注者が協力店へ代金を支払う―という流れ。代金は感染拡大の収束後、店頭か金融機関振り込みで支払うことが可能となっている。

 現在、配達に協力してくれる住民は5人ほど。配達回数に応じて町から協力手数料が支払われる。

 指定するメーカーなど住民の希望に添えなかったり、配達指定時刻に届けられないケースも予想されることから、町は運用する中で改善していく方針。

 担当する町地域おこし協力隊移住・定住係の齋藤加奈さんは「利用人数の多い少ないではなく、本当に困っている人の元へ商品が届く形にしたい。西部地区でサービスがうまく定着すれば、他の島や地域にも適用できると思う」と見据え、「住民の協力を得られなければ成功はない。こうした仕組みを構築することで、移住定住の基盤整備にもなると思う。新たな地域コミュニティーの創出にもつなげていきたい」と話す。

 新型コロナの感染者発生を受け、西部地区では既にボランティアで配送サービスを行う住民も。その一人、崎枝裕次さん(38)は「個人で行うボランティアは限度がある。無償だと長続きしないので、町が一緒に動くことで裾野が広がり、サービスも継続すると思う。『ゆいまーる精神』が町全体に波及してくれることを願う」と官民一体の取り組みに期待を寄せる。

 協力店舗は上原地区のスーパー川満(電話・ファクス85-6157)。


2020-08-23 09:10:00
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36696/

島そうじプロジェクト CFで資金調達へ


ビーチクリーン活動に取り組む高校生ら(石垣市公営塾提供)

 石垣市公営塾に通う高校生が22日、漂着ごみ問題の解決につなげようと、インターネットを通して不特定多数から資金を調達するクラウドファンディング(CF)を立ち上げた。回収したプラスチックごみを粉砕、再加工するオランダ発祥のプロジェクト「プレシャスプラスチック」(プレプラ)を導入するため、機械の購入費に充てる。9月22日までの31日間で135万円の資金確保を目指す。

 3高校の1~3年生7人を中心に、石垣島島そうじプロジェクト実行委員会として取り組んでいるもの。昨年10月、石垣市で開催されたアイランダーサミット(世界の離島サミット)でビーチクリーン活動に参加した際、プラスチックごみが海洋生物に与える被害に気付き、ビーチクリーンなどの活動を始めた。

 導入を目指しているプレプラでは、パズル式ブロックとコースターをつくる予定。パズル式ブロックはビーチクリーン活動の際に荷物置き場として利用する。コースターは、今回のプロジェクトをより身近なものにする製品として使用されることを期待する。キャンプ用品やインテリアなども作成していく。処理機械は伊野田キャンプ場に導入する予定。

 高校生らは「このプロジェクトを通して、海洋ごみ問題への意識が高まり、石垣島の美しい海をポジティブに守っていくことにつなげていきたい」としている。

 クラウドファンディングサイトはhttps://readyfor.jp/projects/shimasouji


2020-08-23 09:05:00
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36695/

人生初めての入院は、幼稚園の遠足の朝の

 人生初めての入院は、幼稚園の遠足の朝のようでソワソワ落ち着かなかった。タオル、下着、洗面器などに加えて退屈しのぎの本を数冊持ち込むことに
すべて読めるか分からないが拘置所などから出て来た人が50冊も100冊も読んだという自伝などに触発されて芥川賞作品や買って積んであった単行本を持っていくことにした
首里の馬、破局、生きている人と死んだ人、死ぬの大好き、大往生…。それをそばから見ていた家人、こんな本を病院に持って行ったら追い返されるんじゃないの。手術前からこの体では、入院中何をしでかすか心配だ、付き添いを申し出るしかない
当日朝10時に手術を始めるので8時半までには来院願いますの予約表を持って家人の運転で出かけた。残念でした。コロナ禍で院内は、重症、軽症問わず付き添いどころか見舞いも厳禁。手続きを済ませた家人は先生の言いつけはよく守って、と言い置き帰っていった
先週診察してもらったÅ医師には、私が新聞配達員であることを話してあったので長期入院はできません、経過が良ければ2、3日で長くても5日で帰していただければ恩にきます
笑顔でそうしましょう。この二つ返事で全幅の信頼。慢性硬膜下血腫穿孔(せんこう)洗浄のための頭の穴あけOKの心境に。(仲間清隆)


2020-08-23 09:00:00
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36694/

対策の徹底を 感染予防で美崎町巡回


対策用物品を配布しながら感染予防の徹底を呼び掛ける美崎町自治公民館の新賢次館長(中)と中山義隆市長ら=21日夜、豊年満作石垣店

 スナックや居酒屋など飲食店が軒を連ねる石垣市美崎町で21日夜、市と美崎町自治公民館(新賢次館長)が新型コロナウイルス感染予防を呼び掛ける巡回活動を行った。市感染予防ガイドライン認定モデル店の対策実施状況を視察、認定を受けていない店舗には申請を促した。消毒用アルコールとフェイスシールドを配布、接触確認アプリ「COCOA」の活用促進も図った。

 美崎町ではキャバクラで発生したクラスター(感染者集団)に伴い、県が接待を伴う遊興施設に休業要請(7~20日)を行っていたが、この間も市は、認定モデル店など感染予防対策を徹底している飲食店の積極利用を市民や観光客らに促していた。

 市商工振興課によると、飲食店のモデル店は21日現在、130店舗で、美崎町では45店舗。8月末でいったん申請受け付けを締め切るが、現在対象外となっているキャバクラなど接待を伴う店舗を加えた第2弾の事業の展開を予定している。モデル店には対策費として3万円(上限)を助成する。

 巡回には中山義隆市長、新館長ら約20人が参加。市役所ピロティで行われた出発式で新館長は「美崎町では行き交う人もまばらとなっているが、美崎町がにぎわいと元気を取り戻さないと、石垣市も元気にならない。みんなで頑張ってこの困難を乗り切っていこう」と呼び掛けた。中山市長も「美崎町のイメージアップに寄与したい」と述べた。

 請福酒造と八重泉酒造から消毒用の高アルコール酒各50本、佐久本商会からフェイスシールド50個が贈呈された。参加者は3グループに分かれ、午後6時すぎから約1時間、美崎町の店舗を回って協力を呼び掛け、チラシと対策用物品を配布した。


2020-08-22 10:05:19
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36693/

八重高野球部に硬式球寄贈


硬式球を受け取る八重高野球部の3年生ら=21日午後、八重高グラウンド

 日本トランスオーシャン航空㈱(JTA)は21日午後、2020沖縄県高等学校野球夏季大会で優勝した八重山高校野球部に、硬式球5ダース(60球)を贈呈した。

 同校グラウンドで行われた贈呈式で、JTA八重山支社の玉城力支社長は「3年生が力を一つにして優勝できたことを誇らしく思う。コロナの中でもハツラツとしたプレーを見せてくれ、勇気づけられた。次の進路でもこの気持ちを忘れずに頑張ってほしい」と祝福。寄贈した硬式球について「後輩のために指導も含めて使ってほしい」と話した。

 八重高53期卒で野球部員だったJALスカイエアポート沖縄㈱石垣空港所の西盛東二さんは「八重山の力が集まれば県制覇できると証明できたことをうれしく思う。地元の小中学生たちが『よし、次は俺たちも!』と思えるような希望を与えてくれた」とたたえた。

 主将としてチームをまとめた内間敬太郎君(3年)は「皆さんに支援していただいたおかげで優勝できた。次は自分たちがサポートに回り、後輩たちのために尽くしたい」と感謝した。

 兼島兼哲監督は「念願の優勝の裏には、JTAの多大なる協力とサポートがあった。(航空便の減便や欠航で)大会出場も危ぶまれる中、JTAがチャーター便を出してくれたため、安心して試合に臨めた」と感謝し、「今後生徒たちは八重山を出るけれど、企業も含め地域の恩を忘れずに返す気持ちでまた帰ってきてほしい」と話した。


2020-08-22 10:02:03
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36692/

県内外での新型コロナウイルスの感染状況を…

 県内外での新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、石垣市教育委員会は小中学校の修学旅行について方針を変更した(18日付1面)。中学校の県外旅行を来年度に延期する、小学校の県内旅行を市内・郡内に変更する、といった内容だ
現在の旅行先は中学校では九州、小学校では本島が定番。前にも小欄で取り上げたが、筆者の新川小学校時代は宮古島、一つ上の先輩までは西表島だった。その後、沖縄本島になったようだ
今回、新型コロナ禍で小学校では児童の安心安全に考慮して近場ですることに。急な方針変更で現場では調整が難しいかもしれないが、実現を期待したい。特に竹富町、与那国町への修学旅行を
たしかに沖縄本島は、平和の礎やひめゆり平和祈念資料館、美ら海水族館など、石垣島にはない教材が多い。でも、まずは足元から、と思うのだ
BEGINの「島人ぬ宝」は「僕が生まれたこの島の空を、僕はどれくらい知っているんだろう」と問いかけ、「でも誰よりも知っている」「いつの日かこの島を離れてくその日まで大切なものをもっと深く知っていたい」と続き、「それが島人ぬ宝」と締める
「誰よりも知っている」のは、体験があるからだ。ネットやゲームの時代。修学旅行を、みんなで「島人ぬ宝」を探す場に。(比嘉盛友)


2020-08-22 09:58:49
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36691/

イセエビ、減少傾向 密漁も一因か


水揚げ量が年々減少しているイセエビ=13日午前、八重山漁協

 八重山漁協のイセエビ・セミエビ類の水揚げ量が年々減少していることが分かった。個体数の減少や禁漁期間の拡大といった要因のほか、県内で横行していると言われる密漁も少なからず影響しているとみられ、地元仲買人からは「地元産のイセエビがなくならないか」と懸念の声が上がる。

  ■「まさかここまで」

  水揚げ量は2014年の1.4㌧から右肩下がりとなっており、19年には0.3㌧にまで落ち込んだ。島外市場への出荷を合わせても年々減少している。八漁協市場販売課の友利邦明課長も「なんとなく減っていると感じていたがまさかここまでとは」と驚く。

 県水産海洋技術センターがまとめた報告書によると、県全体のイセエビの漁獲量は「低位で推移」、セミエビとゾウリエビに関しては「顕著な資源減少がみられる」とある。海水温上昇によるサンゴの白化など環境変化も個体数の減少につながっているという。

 18年から拡大された禁漁期間も大きく影響しているようだ。イセエビ・セミエビ類の漁獲は17年まで7月1日解禁(4月1日から6月30日まで禁漁)だったが、7月中は抱卵している個体が多いため、資源保護の観点から8月1日に遅らせている。

 イセエビ・セミエビ類は魚を銛(もり)で突く電灯潜り漁の最中に手づかみでとるのが主流。漁業者の一人は「出漁が1カ月遅れたのは大打撃。台風シーズンになる8月は10日間、9月は5日間、漁に出られたらいい方。出漁が多いのは7月」と影響の大きさを口にする。

  ■漁業法違反も

  一方、県内では漁業者や一般人が「密漁」を行うケースが増加している。ことし7月27日、宜野座村で禁漁期間中であるイセエビ4匹を不法に捕獲、所持していたとして糸満市と那覇市の自称漁業の男2人が県漁業調整規則違反容疑で逮捕された。

 八漁協管内でも、八漁協が保護生物に指定しているタコやシャコガイを漁業者以外の一般人が捕獲したとして漁業法違反で検挙される事案がことしに入って2件発生。イセエビ・セミエビ類はまだ確認されていないが、関係者は「顕在化していないだけ」とみる。

 漁業者の男性は「解禁されて漁をすると角や爪が折れた個体を見かけたりする。エビや魚の反応からも誰かが入った後だなとすぐ分かる」と指摘。男性によると、SNS上に投稿された一般人捕獲のイセエビの写真を見かけたこともあるという。

 さらに捕獲者が飲食店や居酒屋などに直接販売するケースもみられるといい、「密漁している人たちは禁漁期間など関係ない。売る側ももちろんだが、買う側も悪い」と憤りをあらわにする。

  ■産地証明義務化

  このような現状を受け、県漁連は1日から、水産物の荷受けルールを定め、違法水産物撲滅に乗り出している。県内最大の泊市場に荷受けする際には各漁協が発行する組合員証明書と産地証明書の提出を義務付けた。対象はシャコガイ類やその他の貝類、イセエビ類、ナマコ類、タコ類などの定着性の水産物。

 県漁連担当者は「近年横行している密漁の予防につながる。ルールを守らない密漁の獲物を荷さばき場に置かないよう徹底していきたい」と語る。八漁協の友利課長も「ゆくゆくは八重山漁協もルールの取り入れになるのでは。漁業者を守るためにもあるべきものだ」と必要性を強調する。(﨑山拓真記者)


2020-08-21 09:34:36
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36690/

竹富町 コロナ禍、2学期スタート 友人との再会に声弾む


2学期が始まった船浦中学校。新型コロナウイルスへ理解を持ち学校生活を送る生徒ら=20日午前

 【西表】新型コロナウイルス感染拡大の影響で例年より短い19日間の夏休みを終えた竹富町内の小中学校13校と三つの幼稚園の2学期が20日、始まった。夏休み期間中に新型コロナの感染者が発生した西表島西部地区の学校では、始業式の内容簡略化や時間を短縮し、校内放送で校長あいさつのみに留めるなど、通常と異なる対応をとった。夏休み中、ウイルスの感染拡大を防ぐため、外出自粛を余儀なくされた子どもたちは、久しぶりの友人や担任との再会に声を弾ませ笑顔をこぼしていた。

 西部地区5小中学校、1幼稚園のうち、船浦中学校(仲田欣五校長、生徒31人)の始業式は午前8時から体育館であった。生徒同士が間隔をあけて座り、飛沫(ひまつ)の拡散を抑えるため校歌斉唱は取りやめた。

 仲田校長は式辞で、例年よりも短い特別な夏休みに行うはずだった文化祭の練習開始、部活動が中止になったことを説明。誰でもウイルスに感染する可能性があるとして「自分が感染した時に言われたら傷つくようなことは、絶対に人に言わない。日常の当たり前がいかにありがたく尊いものか感じることができたのではないか。思いやりの心を持ち、コロナから身を守る工夫を心掛けよう」と述べた。

 友人との再会を喜ぶ3年の女子生徒は「ずっと家にいて、友達と電話で話はしていたが、会うことはできなかった。コロナにかからないよう学校生活を送りたい」、2学期が待ち遠しかったという中学2年の男子生徒は「夏休みに入って3日間は外で遊べたが、台風やコロナで外出できなくなった。西表にもコロナウイルスが入ってくると思っていたので今の状況は仕方ない。自分たちができることを考え、コロナが落ち着く方向にもっていきたい」とそれぞれ話した。

 同校では、手洗い、マスク着用、室内換気、生徒間の適切な距離に気を配るほか、教諭らが生徒の下校後に教室内やトイレなどを消毒する。

 学校行事にも影響が出ており、9月に予定していた文化祭は12月に変更した。3大行事のひとつ「筏(いかだ)下り」は10月末開催を予定しているが、コロナの状況を注視して計画を立てていく。

 西部地区の学校のほとんどが、9月に運動会を控えている。運動会は、地域住民や近隣学校の児童生徒が参加し地域行事の要素が強い。今後、開催の判断や規模について地域を交え検討していく。


2020-08-21 09:29:58
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36689/

教科書選定 「ないがしろにする行為」


教科書採択をめぐり抗議声明を発表する子どもと教科書を考える八重山地区住民の会=20日午後、大濱信泉記念館

 石垣市教育委員会(石垣安志教育長)と与那国町教育委員会(田原伊明教育長)が、2021年度以降に使用する中学校の公民教科書に育鵬社を採択したことなどを受け、子どもと教科書を考える八重山地区住民の会(江川三津恵氏ら共同代表8人)は20日午後、審議のあり方や育鵬社採択に抗議する声明を発表した。

 同会は採択に先立ち、教科書を選定する「教科用図書八重山地区採択協議会」について、構成委員の見直しや審議の公開、調査員による調査報告書の順位付け復活、などを求める請願を提出。市教委は11日に開かれた臨時会で、請願について、採択終了後に審議した。

 同会は20日午後、大濱信泉記念館で記者会見を開き声明を発表。請願に関する審議が後回しされたことを「請願に向き合わず、ないがしろにする行為であり、絶対に許されない」と強く批判。

 また、臨時会中、教育委員が、公民選定についてどのような議論があったか詳細を求めた際、採択協議会に参加した教育長を含む3人の委員がほぼ言及しなかったことを指し「採択に責任を持つからには十分な審議があってしかるべきだ」と抗議した。 

 さらに、与那国町の採択については、教育委員への調査報告書と教科書が事前配布されないまま採択が行われたことについて「採択の有効性が問われる」と追及。

 育鵬社公民教科書の内容に関し「主権者としての憲法観、人権観、正しい歴史認識の形成の観点から問題がありすぎる」と指摘。「全国的に育鵬社離れが進む中、内容の審議すら十分に尽くさず、4度も育鵬社版教科書が採択されたことに対し強く抗議する。調査員の意見を反映し、子どもの学びにふさわしい教科書の選定、採択を行うよう強く求める」と訴えた。


2020-08-21 09:27:19
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36688/

高卒求人数が8割減 新型コロナで大打撃


高卒求人を探す八重山農林高校の3年生ら=18日午後、同校進路指導室

 新型コロナウイルスの影響で郡内の高校生を対象にした今年度の学卒求人(高卒求人)数は、昨年7月末時点の84人分から約8割減の19人分となっていることが八重山公共職業安定所への取材で分かった。郡内就職を希望する生徒が頭を抱えており、安定所も「若者の島離れに拍車がかかるのでは」と危惧。地元でのマッチングを増やそうと、独自に生徒の希望業種を調査した上で地元事業所に高卒求人を働きかけていく考えだ。

 安定所によると、ことし7月末時点で郡内の事業所が出している高卒求人19人に対し、郡内就職を希望・検討している高校3年生は38人で倍率は0・5倍。特に昨年38人分あったホテル関係の求人がゼロとなっており、観光関係の求人は壊滅的という。昨年度は最終的に26人が郡内で就職した。

 安定所は現在、各校の進路指導部を通して生徒の希望業種の把握に努めており、生徒の回答を踏まえた上で該当する企業に直接、高卒求人を検討するようアプローチしていく。

 郡外希望組にも影響はある。郡外に就職口を探す場合、通常なら企業の見学や面接で複数回、現地に足を運ぶ必要があるが、コロナ感染拡大の現況では帰島後一週間の出席停止措置を余儀なくされるため、例年通りのスケジュールでの就職活動が困難な状況にある。

 学校の進路指導部は、生徒の負担を減らすため、企業見学と面接を1度に抱き合わせて実施するよう要請するなど企業側に働きかけている。

 ことしは新型コロナウイルスの影響で春に全国的な休校があったため、厚生労働省は企業の選考開始日を当初の9月16日から1カ月遅らせ10月16日にしている。


2020-08-20 10:47:24
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36687/

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