沖縄歴史文化研究会

琉球の歴史、文化、首里城など幅広く沖縄について学んでいます
八重山毎日新聞社
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新型コロナ 西表で10代男性感染 竹富町内で初確認


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 八重山保健所は4日、新型コロナウイルスに竹富町西表島の1人を含む計3人が新たに感染したと発表した。竹富町内で感染確認は初めて。感染者は石垣市の飲食業20代女性(八重山管内累計19例目)、飲食業20代女性(同20例目)、西表島の会社員10代男性(同21例目)。いずれも症状は軽症。男性は県立八重山病院に入院、女性2人は自宅療養。男性は、8月1日に感染が判明した「ShowLounge舞」従業員20代女性(13例目)と西表でバーベキュー(BBQ)をしており、女性の濃厚接触者。男性のほかに濃厚接触者が8人おり、保健所はPCR検査用の検体採取を島で実施する方針。

 保健所によると、13例目の女性は7月24日、25日のいずれかにクラスター(感染者集団)が発生した石垣島キャバクラ「Aclub」を客として利用。27日、西表を訪れ計10人で室内BBQをした。男性はその際ウイルスに感染した可能性が高い。8月2日、3日に微熱や喉の痛み、味覚症状が出たため、4日、県立八重山病院の抗原検査で陽性が判明。男性は同日に定期船で石垣へ移動、離島ターミナルで待機する保健所の車で同院まで移送された。保健所が男性の行動歴や濃厚接触者を調べている。

 13例目女性の濃厚接触者8人のうち、1人は竹富島、7人は西表島在住。竹富島の1人は4日、定期船で石垣に渡り、町の職員が専用車で石垣市中央運動公園野球場の新型コロナ相談外来まで移送、PCR検査の検体採取を行った。結果は1日半~2日で判明するため、その間は町が用意した宿泊施設で待機する。

 10代男性、竹富島住民2人とも船内では後部座席に座り、感染防止策を取り移動した。

 西表に残る濃厚接触者7人は、自宅待機要請が出ている。感染有無を判断するため、近く同院の医師が島で検体を採取し、沖縄本島の検査機関に送る。

 19例目20代女性は、13例目女性の同僚。8月2日、新型コロナ相談外来で検体を採取し3日夜、結果が判明。「ShowLounge舞」従業員の感染は2人目。同店での集団感染や二次、三次感染の恐れも出ている。

 20例目20代女性は、Aclub従業員。8月2日にせきを発症、3日、保健所を介し同院を受診。PCR検査で感染が分かった。同店従業員の感染者は計9人。

 7月30日以降の感染者は計16人となった。


2020-08-05 09:57:22
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36644/

軽症者らの療養施設開設 病院の対応病床数確保で


沖縄県が4日から無症状・軽症者の療養施設として開設したアパホテル=4日午後、市内浜崎町

 新型コロナウイルス感染患者11人が入院し、オーバーフローを引き起こしている県立八重山病院の病床数を確保するため、沖縄県は4日、無症状・軽症者の療養施設を開設した。

 7月30日に市内で集団感染が分かり、同院に入院していた6人を4日夜、施設へ移した。同院の入院患者は4日現在で6人。八重山事務所によると、3日に感染が判明し自宅療養中の男女2人も5日の入所を予定。同院の限りある病床を、中等症・重症者が発生した時に備え空床を確保する。

 県の療養施設はアパホテル(5階建、89室)。3~5階部分の客室を優先的に使用する。

 患者の管理は、昼間に看護師を配置し1日3回オンラインで問診する。夜はオンコール対応、容体が悪化するようであれば医師の判断を仰ぎ八重山病院に搬送する。

 このほか、県の職員を24時間体制で常駐させ、食事提供などを行う。

 周辺の飲食店や住宅にはチラシを配り周知をしている。

 厚生労働省のマニュアルによると、患者の退所基準は、有症者の場合▽発症日から10日経過し、なおかつ症状が軽くなって72時間がたった者▽発症日から10日以内に症状が軽くなった場合、そこから24時間経過した後にPCR検査をし、2回連続で陰性が確認された者―。

 無症状者の基準は▽発症日から10日間経過した場合▽発症日から6日間経過した後にPCR検査を2回連続で陰性が出た場合―。

 発症日は患者が症状を呈し始めた日。無症状者・発症日が明らかでない場合は、陽性確定日を基準日にする。


2020-08-05 09:53:38
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36643/

八重山における発掘調査 ―113年の歴史―発刊


石垣市教育委員会が『石垣市考古ビジュアル版 第8巻 八重山における発掘調査―113年の歴史―』を発刊。右は執筆者の金武正紀市史編集委員会考古小委員会委員長=4日午後、市教委員会ホール

 石垣市教育委員会(石垣安志教育長)はこのほど『石垣市考古ビジュアル版 第8巻 八重山における発掘調査―113年の歴史―』(金武正紀、市教委市史編集課編集)を発刊した。現存する八重山の発掘調査報告書61冊を一般市民向けに噛みくだいて要約し、カラー写真などを加えたダイジェスト版。市史編集委員会考古小委員会の金武正紀委員長は「調査報告書は専門用語が多くとっつきにくいが、なんとか市民に還元したくて作った。ぜひ手に取って」と呼び掛けている。

 同シリーズは、八重山の発掘調査等で明らかになった知見を一般市民に伝えようと、市教委が独自に発刊するもの。本書がシリーズの集大成となる。

 現在確認できる八重山の発掘報告書は、1905年に東京帝国大学(当時)の考古学者・故鳥居龍蔵が執筆した、川平貝塚試掘調査に関するものが最初。ビジュアル版8巻では、同年から2017年まで113年間で書かれた計61冊を対象に、各報告書の概説と資料写真、図録等を収録。市教委市史編集課の大濵憲二課長も一部執筆した。

 4日午後、市教委事務局で発刊記者会見が開かれた。金武委員長は、近年は開発に伴い発掘調査が続出していると説明し「ほとんどの自治体では報告書を作ることに追われ、ビジュアル版の作成まで手が回っていない。県もぜひこの本をモデルにしてほしい」と胸を張った。

 編集委員会の波照間永吉委員長は「生活のすぐそばにどんな遺跡があり、どのような歴史的価値を有しているのか知ることができる。ぜひ手に取って」と活用を期待した。

 市教委は市内小中学校、高校、特別支援学校、図書館などの公共施設、県内大学へ同書を配布後、県内書店で順次販売を開始する予定。市役所売店でも購入できる。南山舎に委託しネット販売も行う。349㌻。A4判。2500円(税抜き)。


2020-08-05 09:49:00
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36642/

台風4号 西表大原で最大瞬間37・9㍍


建設中の建物のシートが強風ではがれ、付近の電柱やフェンスに絡まった=3日午前、石垣市真栄里

 台風4号は3日、八重山地方を暴風域に巻き込み、勢力を強めながら西表島の西側を北西に進んだ。同日午前6時20分に西表島大原で37・9㍍の最大瞬間風速を観測した。波照間島で午前7時44分までの1時間雨量54・0㍉、午前9時10分までの3時間雨量101㍉が8月の観測史上最大を記録するなど、各地で大雨が降った。台風が八重山地方に接近したのはことし初めて。暴風に伴い石垣市と竹富町で最大1630戸が停電し、空路と海路に欠航便が出るなど、住民生活に影響があった。倒木や冠水が確認されたが、3市町によると、ケガ人はいない。

 石垣島地方は同日午前2時ごろ、与那国島地方は同日午前7時ごろ、風速25㍍の暴風域に入り、それぞれ同日午前9時ごろ、同日正午ごろに抜けた。暴風警報は同日午後1時7分に解除された。

 登野城では午前7時12分に36・4㍍、伊原間では午前7時35分に31・3㍍、波照間島では午前7時に34・4㍍、与那国町祖納では正午に28・1㍍の最大瞬間風速がそれぞれ観測された。

 午後4時までの総雨量は大原246・5㍉、上原234・0㍉、新石垣空港210・5㍉、波照間209・0㍉、伊原間200・5㍉、川平179・0㍉。

 石垣市によると、台風接近に伴い、市健康福祉センターと結い心センターに計3人が自主避難。暴風警報解除後の午後1時半までに全員が帰宅した。竹富町防災危機管理課、与那国町総務課にも人的・物的被害情報は寄せられていない。

 台風接近に伴い、石垣市と竹富町で大規模な停電も起き、沖縄電力によると、石垣市では石垣、大川、川平、登野城、名蔵などで810戸、竹富町では西表島や小浜島、波照間島で820戸が停電、午後5時38分までにはすべて復旧した。

 空路では日本トランスオーシャン航空(JTA)、全日本空輸(ANA)、ピーチアビエーションの南ぬ島石垣空港発着便の一部に欠航が出た。石垣島と竹富町の離島を結ぶ高速船は終日、全便欠航した。

 4号は同日午後3時現在、与那国島の北北西約150㌔を時速20㌔で北北西に進んでいる。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35㍍、最大瞬間風速は50㍍。4日にかけて東シナ海を北西に進む見込み。


2020-08-04 09:26:24
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36641/

八重高ナイン 深紅の優勝旗手に凱旋


今大会特別に用意された深紅の優勝旗を手に凱旋する内間敬太郎主将と部員ら=3日午後、南ぬ島石垣空港

 2020年沖縄県高校野球夏季大会(県高野連主催)で悲願の初優勝を飾った八重山高校野球部のナインが3日午後、南ぬ島石垣空港に凱旋(がいせん)し、勇気と感動を与えた選手らを家族や学校関係者が出迎えた。

 選手たちは午後2時ごろ空港に到着。今大会特別に用意された深紅の優勝旗を手にした内間敬太郎主将を先頭に部員がロビーに姿を現すと、大きな拍手に包まれた。「おめでとう」「よく頑張った」。祝福とねぎらいの言葉が飛び交った。

 内間主将は「いろいろな方が支えて下さったおかげで、このような素晴らしい結果を出すことができた。秋、春と勝てず、きつい思いをしてきたが、この日を迎えられてほっとしている。これからも八重高含めた、八重山3高校の応援をよろしくお願いします」と感謝の言葉を述べた。

 兼島兼哲監督は「日々の厳しい練習を乗り越えて気持ちを一つに勝つことができた。ぜひ子どもたちの労をねぎらってほしい。支えてくれた地域の方々などに恩返しできるよう、また頑張っていきたい」とあいさつした。

 八重高の父母会を代表して伊志嶺隆会長(49)は「八重山郡民に感動を与えられたと思う。地元の子どもたちだけで編成されたチームが沖縄の頂点に立った。誇りに思う」とたたえた。


2020-08-04 09:24:56
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36640/

子どもたちの夏休みが始まった…

 子どもたちの夏休みが始まった。コロナ禍の夏休みは16日間で全国最長。一斉休校が長引いた関係で、全国の9割の小中学校で夏休みが短縮され、最短は9日間という。絵日記も、工作もない異例の夏休み
しかも県独自の緊急事態宣言が重なる。石垣からの航空路線は本土も那覇もすべて感染拡大で怖くて旅行にも出かけられない。でも気持ちを切り替えて、島にいて、おうちにいて楽しいことを
一斉休校は検証せねばなるまい。首都圏と数日前に初の感染者が出た岩手県と同時実施で良かったのか。それを決めた、この人は夏休みなんだろうか。国会閉幕翌日の6月18日以降、国会審査にも記者会見にも応じず、説明責任を果たそうとしない安倍首相である
およそコロナ感染抑制に国民の理解と協力が必要ならば、積極的に自らの言葉で説明を尽くすことが最高責任者のつとめだろう。血税1兆7千億円を浪費する「Go Toトラベル」のドタバタ。首相がどう判断し政策決定がなされたか
なかんずく「Go To」そのものが地方への感染拡大をもたらしたのではないか。結果は今週中に明らかになる
国民は不安のただなかにある。「私は森羅万象すべての担当」と主張された方である。一国の責任者たるもの、だんまりを決め込んでいる場合じゃない。(慶田盛伸)


2020-08-04 09:24:04
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36639/

県高校野球夏季大会 八重高、悲願の初優勝


マウンドに駆け寄り、初優勝を喜ぶナイン=2日午後、タピックスタジアム名護

 【名護】2020年沖縄県高校野球夏季大会(県高校野球連盟主催)の決勝は2日、タピックスタジアム名護で行われた。八重高が五回の集中打で一挙4点を挙げ、KBC学園未来沖縄の反撃を2点に抑えて競り勝ち、初優勝を飾った。3年生20人が出場、文字通り全員野球で頂点に立ち、32年ごしの夢を実現した。決勝戦もテレビで生中継され、優勝の瞬間、島中が歓喜に包まれた。

 過去に八重高が夏の甲子園に最も近づいたのは1988年の第70回全国高校野球選手権記念沖縄大会。沖縄水産に0―8で敗れ、準優勝だった。

 今大会は、新型コロナウイルスの影響で第102回大会が中止になったことに伴い、県高野連が独自に開催したもの。甲子園出場はかなわないが、全員野球で勝ち取った栄冠に地元からは「甲子園以上の価値がある」との賛辞の声が上がった。

 決勝戦は四回まで両先発の好投でゼロが続き、五回に動いた。

 無安打に抑えられていた八重高はこの回、失策と安打などで一死二、三塁から1番宮良忠利の三遊間を破る安打で先制すると、続く内間敬太郎のスクイズで2点目。下地寛太郎の左前打、比嘉久人の右越え三塁打の連打で計2点を加点した。

 先発投手の幸喜大雅は抜群の立ち上がりで五回を1失点に抑えた。下地寛太郎、大城和哉が継投し、八回からはエース砂川羅杏がマウンドへ。

 砂川は先頭打者に安打を許し、後続にも一塁線に鋭い打球を返されたが、一塁手の亀川優が好捕、併殺で切り抜けた。

 最終回には2安打で二死一、二塁のピンチ。2番打者の二塁打で1点を与えるも後続を一ゴロに打ち取り、自らベースカバーに入ってゲームセット。3年生20人がマウンドに駆け寄り、輪になって人さし指を何度も突き上げた。

八重山

000040000|4

000010001|2

KBC学園未来

 (八)幸喜、下地、大城、砂川羅|比嘉、田島、比嘉

 (K)新垣大、大城元、豊元、大城純|喜多

 ▽三塁打=比嘉(八)

 ▽二塁打=喜多、喜屋武(以上K)


2020-08-03 09:06:29
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36638/

「やってくれた!」「価値ある優勝だ」


八重高初優勝の瞬間、ガッツポーズで喜びを爆発させる32年前の準優勝メンバーら=2日午後、登野城の伊舎堂用右さん宅

 2020年沖縄県高校野球夏季大会の八重高―KBC未来の決勝戦は新型コロナウイルス感染拡大の影響で準決勝に続き無観客試合に。地元でも学校などでの集団観戦を控え、それぞれが自宅のテレビ画面を通して声援を送り、八重高初優勝の感動を分かち合った。インターネット上も、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)の通知音が鳴り続け祝福の嵐だった。

■見事な全員野球

 準Vメンバー

 32年前の準優勝メンバーのうち4人が当時の副主将・伊舎堂用右さん(49)宅=登野城=に集まった。五回の集中打による一挙4得点に割れんばかりの拍手と歓声。最終回のピンチにヒヤヒヤ、ドキドキ。ゲームセットの瞬間、「やったー」「よっしゃー」と喜びを爆発させ、クラッカーを鳴らして祝福した。選手とともに校歌を斉唱し、目をまっ赤にした。

 小底正弘さん(49)は「部員同士が信頼し合っているチーム。自分たち以上に信頼関係があると感じた。決勝進出に32年もかかったが、ようやく優勝できて本当にうれしい」と興奮が収まらない。

 西原孝之さん(51)は「粘りの全員野球。見事というしかない。子どもたちが優勝という一つの目標に向かって練習に取り組んできた結果が最後の大会で出た。本当に素晴らしい。やってくれた。うれしい」と声を詰まらせた。

 知念高校野球部OBで八重高野球部OBと交友を続ける石垣第二中学校教諭の知念正成さん(50)も友情応援。3年生全員出場の優勝に「チーム全員で戦っていた。甲子園以上に価値があると思う。感動した。これしかない」と絶賛した。

■団結して頑張った

 八重山野球連盟 前泊正純会長

 八、九回を抑えた投手の好投に尽きる。自分たちの力を発揮して、団結して頑張っていた。八重山商工に続いて、沖縄県のトップに立ったことは小中学生の励みになる。

 今大会は興南、沖縄尚学でも負けている。小さい学校でも、練習を重ねたら勝てるということだ。

 近年、八重山の高校野球のレベルは上がっており、どこが優勝してもおかしくない。来年が楽しみだ。

■大きな壁を乗り越えた

 八重山高校 黒島直人校長

 『冷静、自信、圧倒』の言葉通りの全員野球で優勝旗をものにした。よく耐え、よく練習した成果が表れ、大きな壁を乗り越えた。球場に校歌が流れた時のあの感動は君たちのおかげ。本当にありがとう。

■思わず涙が出た

 八重高34期野球部OB 歌手・ミヤギマモルさん

 自宅のテレビで観戦。優勝を決めた時は、自分たちの時代のことや、コロナで苦労しただろう彼らや父母のことを思い、思わず涙が出た。ピンチの時も笑顔で戦う姿に、こちらも落ち着いて見ることができた。人生はいろいろなことがあるが、今回の経験をバネに頑張っていってほしい。


2020-08-03 09:05:08
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36637/

八重高野球部の初優勝を心から祝福したい…

 八重高野球部の初優勝を心から祝福したい。せっかく応援に行ったのに、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言のあおりでスタンドに入れず、中継の画面越しに声援を送るほかなかった父母会のみなさんの心情を思うと、言葉を失う
私はインターネットの生中継で観戦した。つい引き込まれてしまい、本コラムは八重高への賛辞で埋めるつもりになった
しかし、県紙の報道によると、県高校総体の柔道が中止になった。野球はやるのに、柔道はできない。納得できない柔道部員がいることだろう。「不公平だ」と思ったとしてもやむを得ない
その一方で、知事の判断に対して柔道と野球とで対応が分かれたのは健全だとも言いうる。一方は行い、他方はとりやめるということは、県の緊急事態宣言を受けて、それぞれの組織が自律的に大会の運営方針を決めたと言えるからだ
コロナに関して下される決定に、「民」はどう応じるべきか。「個」の意思はどのように尊重されるべきか。八重高野球部に与えられたステージには、民主主義の在り方を問う黒子が隠れていたようだ
どこか遠慮のある生ぬるい開放感に、暑さがかさむ夏。八重高ナインの勝利に躍った心の別の部分が、コロナと私の相互作用から目をそらしてはいけないのだと小声で訴えてくる。

(松田良孝)


2020-08-03 09:03:29
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36636/

【号外】八重高、悲願の初優勝 KBCに4ー2


マウンドに集まり悲願の初優勝に喜びを爆発させる八重高ナインら=2日午後、タピックスタジアム名護

 【名護】2020年沖縄県高校野球夏季大会(県高校野球連盟主催)の決勝は2日、タピックスタジアム名護で行われ、八重高がKBC学園未来沖縄に4ー2で競り勝ち、初優勝を飾った。ベンチ入り3年生20人が出場、文字通り全員野球で頂点に立ち、32年ごしの夢を実現した。

 今大会は、新型コロナウイルスの影響で夏の甲子園、第102回全国高校野球選手権大会が中止になったことに伴い、県高野連が独自に開催したもの。八重高の甲子園出場はかなわないが、全員野球で勝ち取った優勝に地元からは「甲子園以上に価値がある」との声が挙がった。

 決勝で八重高は数少ないチャンスを生かして得点した。四回まで無安打に抑えられていた打線が五回に爆発。失策と安打などで一死二、三塁から1番宮良忠利の左前打で1点先制すると、2番内間敬太郎の犠打、3番下地寛太郎の左前打、4番比嘉久人の右越え三塁打で4点を挙げた。幸喜大雅、下地寛太郎、大城和哉、砂川羅杏の4投手が相手打線を2点に抑えた。


2020-08-02 18:38:56
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36635/

八重高32年ぶり決勝進出 ウエルネスに逆転勝ち 県高校野球夏季大会


延長十回のタイブレークを制し、喜びを爆発させるナイン=1日午後、タピックスタジアム名護

 【名護】2020年沖縄県高校野球夏季大会(県高校野球連盟主催)の準決勝が1日、タピックスタジアム名護であり、八重高は第1シードの日本ウェルネスを延長十回タイブレークの末、8ー7で下し、1988年以来32年ぶりの決勝進出を果たした。八重山勢としては2006年大会を制した八商工以来14年ぶり。今大会は新型コロナウイルスの影響で甲子園の切符はかかっていないが、悲願の初優勝へあと1勝。決勝の相手は、美里工業を10ー5で破ったKBC学園未来沖縄。2日午後1時から同スタジアムで対戦する。

 八重高は、初回の守りで先発の左腕大城和哉が制球に苦しみ、四球や安打で3失点。二死満塁のピンチでエース砂川羅杏が継投するも押し出しの四球で1点を献上、二回裏にも加点された。

 5点を追う四回、6番亀川優が四球で出塁。二死から9番花城羅文の左前打で一、二塁とし、1番宮良忠利が左前に弾き返し1点を奪う。しかし、七回にウェルネス4番の一発で再び5点差に。

 残り2イニングとなった八回。安打と四球で満塁の好機をつくり、相手エースをマウンドから引きずり下ろす。2番手のボークで1点を返し、二死二・三塁で2番内間敬太郎が三塁線を破る適時打で2点を奪い、2点差に。

 九回二死無塁と後がない場面で6番亀川が反撃の口火を切る右翼越え三塁打。7番松川涼翔の死球後に8番砂川の中前で1点差に。続く花城羅門文の安打で満塁として1番宮良が四球を選び、同点に追いついた。

 延長十回は無死一、二塁からのタイブレーク。八重高は二死二・三塁から5番伊志嶺拓磨の強い打球が三塁手の失策を誘い、二走まで生還して2点リードして最終回の守りに。バントシフトで進塁を許さず、適時打による1点に抑え、逃げ切った。

 結果は次の通り。

八重山

0001000322|8

4100001001|7

日本ウェルネス

 (延長十回タイブレーク)

(八)大城、砂川羅ー比嘉

(日)比屋根、東恩納、渡慶次ーコンズ

▽本塁打=コンズ(日)

▽三塁打=亀川(八)

▽二塁打=平良光(日)


2020-08-02 09:22:00
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36634/

【竹富町長選】西大舛氏が政策発表


2期目に向け政策発表をする西大舛髙旬氏(中央)=1日午後、美崎町の後援会事務所

 任期満了に伴う竹富町長選に立候補を予定している現職の西大舛髙旬氏(72)は1日、石垣市美崎町の後援会事務所で政策発表を行い、七つの基本政策を柱とした29施策と、基本目標4項目を示した。新型コロナウイルス感染症に対する予防策と経済対策に重点を置く。竹富町役場本庁舎の位置づけについては、石垣と西表両庁舎建設後に議会と調整する方針を示した。

 基本政策は▽安全・安心で快適に暮らすふるさとづくり▽幸せな暮らしを共に支えるふるさとづくり▽島人を育て心を育むふるさとづくり▽環境を守り自然と調和したふるさとづくり▽活力あふれ飛躍するふるさとづくり▽個性と魅力がキラリと輝くふるさとづくり▽参画と協働で町民が主役のふるさとづくりー。

 新型コロナで落ち込んだ町内の経済回復、町民の所得向上については「観光の在り方、農林水産業を含む産業基盤を見直す時期に来ている。新たな事業を展開しないと、町のような脆弱(ぜいじゃく)な財政状況の中では厳しい。それには、県、国との連携が必要。自民党県連から推薦もうけたので、バックアップもぜひ協力していただきたい」と強調。

 西表庁舎建設に向けては、審議会を11月に立ち上げたい考え。「石垣庁舎の着工と併せた形で進行させたい」と述べた。

 施策は▽汚泥処理センターやリサイクルセンター等の有機的な活用▽地域の実情に即した確かな医療体制の構築▽世界自然登録を見据えた自然環境の保全ーなど。


2020-08-02 09:16:36
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36633/

Aランチ、Bランチ、日替わりも含めて島の…

 Aランチ、Bランチ、日替わりも含めて島の定食はよく知られ、ボリュームも価格も相応なので観光客にもファンが多い
ところがメインのおかずやご飯の盛りを褒める人がいても一緒に出されるスープを褒める人が少ないのには驚く。まず、スープを定食用に特別に作っている店はまれで、たいていが作り置きしてある沖縄、八重山そば用のスープで間に合わせている。中にはそばを入れて出す店も
客にしてみればいつもはそばを食べているので今日は特別に定食を注文したのに、出された日替わり定食に脂ぎったそばスープがついてくるのは、余計なお世話で迷惑、おかげで食が進まなかったと話す人も
その点、桟橋通りにあるN定食屋のスープはみそ汁のみ。いつ行っても、この一膳のためにわざわざ作ったのではと思えるほど温かく、具やみそ味にもバラつきが無く感心する。ランチの彩りに漬物やサラダの小鉢を付けてくれるのもいい。ぜひとも、ランチ、定食を看板メニューにしている島の食堂には、この気配りを参考にしてほしい
島の特徴を表したいのならスープはみそ汁でなく魚だしのアーサ汁もいい
コロナ禍で休み、感染予防策を施した市役所向かいのそば店も定食を始めた。そばの小にじゅーしー、漬物、もずく、ずーまみ豆腐の小鉢。(仲間清隆)


2020-08-02 09:12:22
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36632/

【速報】県高校野球夏季大会 八重高、32年ぶり決勝進出


日本ウエルネスに8―7で勝利し、喜ぶ八重高ナイン=1日午後、タピックスタジアム名護

 沖縄県高校野球夏季大会は1日午前、名護市のタピックスタジアム名護で準決勝2試合を行い、八重山高校は日本ウエルネスを十回タイブレークの末8―7で下し、1988年以来32年ぶりに夏季大会決勝進出を果たした。

 八重高は初回、先発の大城が立ち上がりを攻められ、継投した砂川と含めて4失点、二回にも1点を奪われ序盤で5失点。四回に1点を返したものの七回にソロ本塁打を浴び1―6。終盤まで劣勢の試合展開。

 八重高が反撃したのは八回。6番亀川の右前打や八番砂川の左前打など3安打で3点を返し、一気に流れを引き戻した。迎えた最終回。二死無走者から6番亀川の右翼超えの三塁打を足掛かりに安打と押し出しの四球で2点をあげ同点に追いついた。

 さらに無死一、二塁から始まる十回タイブレークで、犠打で走者を進めた後、二死から5番伊志嶺の強打が三塁手の失策を生み、2人が生還。その裏、砂川が1点を奪われたものの踏ん張り、熱戦に終止符を打った。

 八重高は、2日午後1時から同球場で行われる決勝でKBC学園未来沖縄と、夏初優勝をかけて対戦する。

八重山高校

0001000322|8

4100001001|7

日本ウエルネス


2020-08-01 18:11:08
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36631/

新型コロナ 県が緊急事態宣言


新型コロナの感染拡大を受けて緊急事態宣言を発令する玉城デニー知事=7月31日、県庁

 【那覇】県内の新型コロナウイルス感染拡大を受け、玉城デニー知事は7月31日、県庁で会見し、県の警戒レベルを「第3段階(感染流行期)」に引き上げ、8月1日から県独自の緊急事態宣言を発令すると発表した。15日まで。緊急事態宣言は4月に続き2度目。県民には県内外の往来を含む不要不急の外出自粛、観光客らに来県の慎重判断をするよう呼び掛けた。

 玉城知事は、緊急事態宣言の理由として▽島しょ県である県内全域に新型コロナが急速に感染拡大している▽離島の医療資源に限りがある|ことなどを挙げた。

 県民の県をまたぐ不要不急の往来は自粛、本島と離島間、離島と離島間の移動は必要最小限とするよう求めた。観光客の来県には制限を設けていないが、慎重な判断を仰いでいる。

 那覇市内では飲食店に限定して時短営業の協力を求め、クラスター(感染者集団)が発生している松山地域には接待・接触を伴う事業所(スナック・キャバレー、ナイトクラブなど)に休業を要請した。

 那覇市内の飲食店に関する時短営業は午前5時~午後10時までで、協力店舗には10万円を支給。松山地域の休業要請対象事業所は約400事業所。協力事業所には20万円を支給する。

 8月からは学校が夏休み期間に入り、全県的に流動人口が増えることが予想されるなか、那覇市を集中的な感染防止対策エリアとすることに玉城知事は「ピンポイントで取り組み、マンパワーで食い止める」と述べ、県民には「この2週間で感染拡大を抑制したい」と求めた。


2020-08-01 09:39:58
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36630/

西表島 風評、外出…不安拭えず


感染旅行者の行動履歴

 【西表】福井県で7月29日に新型コロナウイルスの感染が判明した男性6人の西表島での行動歴をめぐり、八重山保健所(国吉秀樹所長)は「追跡調査の結果、西表島での濃厚接触者はいなかった」としているが、町民の不安は完全には払拭されていない。

 八重山地域新型コロナウイルス感染症対策本部や竹富町、関係事業者によると、6人は仲間川マングローブカヌーと由布島を巡るツアーに参加。午前8時半発の大原行定期船に乗船して西表島へ。島内では観光バスで移動。カヌーの後、水牛車で由布島に渡り、散策・昼食をとり、午後3時半発の石垣行きで島を離れた。バスには6人と別に1グループの観光客が同乗していたが、マスク着用や換気、距離など感染予防対策がとられていた。

 水牛観光の関係者によると、水牛車は通常18人乗りの座席を10人にまで減らして対応。由布島でも6人が来島した時間帯は観光客が少なかったという。

 関係者は「濃厚接触者がいなくてひと安心だが、同様のケースは出てくると思う。出来ることを準備して観光客を迎えたい」とし、「今のところ風評被害はないが、『利用できるか』との問い合わせはある」と話した。

 観光施設などでの感染防止対策は講じられているものの、定期船の混み具合には町民から不安が出ている。関係者によると、6人が乗った石垣発大原行の船内も混んでいた。

 東部で90代の母親と同居している男性(62)は「疑心暗鬼で外に出るのも気が引ける。母が感染すると重篤化の恐れもあるので、感染しないように気をつけて生活している」と漏らした。

 別の40代男性は「本島に進学している娘が8月に戻ってくるが、どこにも行けないかもしれない。もし、西表で感染者が出たら我々の日常生活がどうなるのか想像もつかない」と不安を口にした。

 竹富町は、体調などに不安を感じる場合には県コールセンターか市相談外来に連絡するよう呼び掛けている。


2020-08-01 09:38:50
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36629/

わが双葉地区の大先輩…

 わが双葉地区の大先輩、知念辰太郎さんが亡くなった。98歳だった。石垣市議も3期務めた
議員活動を共にしたという元市議は告別式で「知念さんはまじめで律義」と筆者に語り、エピソードを紹介して懐かしんだ。知念さんが6年前に書いた自分史のタイトル「真実一路」にもそれが表れている
本によると、知念さんは国頭郡名護町字安和の生まれ。双葉に移住したのは3歳の春。父親が漁場を求めて何度か石垣島を訪れるうち、移住の適地と考えるようになったようだ、という
当時、海岸沿いにはかつお節工場が軒をつらねており、「カツオの頭をもらってくるのが、子どものころの私の日課のようなものだった」
石垣尋常小学校を卒業後、13歳で父親と同じカツオ船の乗組員に。漁期以外は農業にいそしむ半農半漁の生活。20歳から3年間、軍隊生活を送り、帰郷してからは農業一筋。新川双葉奈良佐地区農道愛護会長、新川双葉農業改良組合長、双葉公民館長、公民館建設事業期成会長を務めた。この経歴からも双葉のために尽力したことが分かる
お会いする度、「比嘉君、頑張れよ」と声をかけていただいた。双葉を誇り、後輩を励ます方だった。そのとき必ず握手を求められた。分厚く、ごつごつとした手が印象に残っている。(比嘉盛友)


2020-08-01 09:38:08
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36628/

新型コロナ 石垣市内で集団感染


福井県観光客行動歴

 八重山地域新型コロナ対策本部(本部長・宜野座葵八重山事務所長)は30日夜、石垣市内で20代から30代の女性6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市内での感染確認は8日以来22日ぶり。初のクラスター(5人以上の集団感染)の発生で累計では11人となった。6人とも県立八重山病院で入院している。重症ではなく、3人は無症状。6人は、連休期間中(23~26日)に石垣島に滞在し29日に感染が確認された福井県の男性6人の濃厚接触者。県は、女性6人の濃厚接触者の特定を急ぐ。

 八重山保健所が男性6人の行動歴を調査した結果、15分程度以上にわたって近距離で接触・会話などした濃厚接触者として、飲食店の女性7人と船釣りの船長1人の計8人を特定。抗原検査を実施した結果、女性6人に陽性が出た。

 6人は20代3人、30代3人。県によると、いずれも同一の飲食店に勤務。石垣市によると、飲食店は美崎町にある接待を伴うキャバクラ。県が女性6人の濃厚接触者の調査を進めている。

 対策本部と福井県によると、男性6人は23日に中部国際空港から那覇経由で石垣入り。24日に日帰りで西表島を訪問、25日に船釣り、26日にレンタカーで川平湾観光をした。24日と25日の夜は美崎町のキャバクラを訪れた。連休期間中、市内レストランや焼き肉店も利用している。

 保健所は30日の段階で8人の濃厚接触者を特定しているが、漏れがあることも想定されるため、さらに調査を進める。

 宜野座所長は、発表に先立ち八重山合同庁舎で開いた関係機関との対策本部で「クラスターが発生した。さらなる感染者が出る可能性がある。濃厚接触者と接触した可能性のある人すべての感染の有無を確認し、感染拡大を防ぐ必要がある」と協力を呼び掛けた。

■2週間の外出自粛を

 相談外来きょう設置 キャバクラ来店者に呼び掛け

 石垣市内で30日、女性6人に新型コロナウイルスのクラスター(5人以上の集団感染)が確認されたことを受け、中山義隆市長は同日夜、市役所で会見し、「二次感染の拡大を防ぐ観点からぜひお願いしたい」として、女性全員が勤務するキャバクラの来店者に対し利用した日から2週間の外出自粛を求めた。発熱などの症状がある場合には市設置の相談外来に連絡するよう呼び掛けた。

 中山市長の会見に先立つ八重山保健所などの説明では、このキャバクラを「飲食店」とのみ公表、店名を明らかにしなかった。中山市長は「県が公表していないので市が公表することはできない」と不快感を示し、「接待を伴う美崎町の飲食店、いわゆるキャバクラと言われる形態」と説明した。

 福井県の男性6人は24、25日にこのキャバクラを訪れ、帰宅した26日以降に症状の発現があったことから、市医療アドバイザーの境田康二かりゆし病院長は「ウイルスは発症の2日前から感染力が高くなるので、24日と25日は感染力が強い状態だった」と指摘、「店を利用した人は、症状がない人でも感染の可能性があるので連絡してほしい」と外来相談を促した。

 一方、境田氏は、男性6人の感染から発症までの期間に触れ、「ウイルスが石垣島に持ち込まれたと考えるのが普通の感覚」との認識を示した。中山市長は「店舗に対し誹謗(ひぼう)中傷のないようお願いしたい」と市民の協力を求めた。

 市は31日午前9時、市中央運動公園野球場会議室に相談外来を設置する。電話番号は070-5273-7900(7901、7902)。午前(午前9時~正午)に午後(午後1~4時)からの相談予約を受け付ける。午前中に看護師や保健師が電話で問診、午後からは医師が追加問診を行う。


2020-07-31 09:29:03
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36627/

新型コロナの脅威再来

 市内美崎町の接待を伴う飲食店で一挙に6人の新型コロナ陽性者が確認されるクラスター(感染者集団)が発生。新型コロナの驚異が再来し、美崎町の飲食業や観光関連業者に動揺が広がっている。関係者は「石垣島のイメージダウンになる」「地元客が外出自粛するのでは」など警戒心も再燃している。

 クラスターが確認された30日夜、美崎町の路上ではキャバクラのキャッチや女性スタッフが観光客らと会話する姿がみられた。あるキャッチの男性によると現在、キャバクラはほとんど開店。同男性は「客の隣に座って接客する時間が長いので、感染リスクはある」と通常の飲食店との違いを説明。女性スタッフも感染を警戒しているようで、店を閉めるよう訴えることもあったという。

 この男性もマスク未着用の客と会話する場合、正面に立たず斜め向きで話すなど感染対策を取る。「このまま次の感染者が出るか分からないが、楽観視できない」と警戒する。

 美崎町内にあるラーメン店の60代男性は、地元客の外出自粛を懸念。同店の地元客層は公務員と子育て世代で8割を占め、若者層は2割の内訳という。市内で感染拡大した場合、「市役所や海保などの公務員は自粛する。親世代も子どもに感染させないため自粛する」と予想する。

 また、勤務後の女性スタッフが客と来店することも多く「私もPCR検査を受けることになるだろう」と話した。

 「やっぱり出たかという感じだ」と話すのは川平湾でグラスボートを経営する男性。「4連休に多く観光客が来ていたので、いつ発表されてもおかしくなかった」と振り返る。

 気がかりなのは石垣島のイメージダウン。福井県が「石垣島」と名指しで広報したことを疑問視。「これは風評被害になり、イメージダウンが大きい。少なからず影響はあるだろう」と懸念した。


2020-07-31 09:28:15
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36626/

新型コロナ 福井感染6人、石垣島に滞在


福井県の感染者6人が石垣島に滞在したことについて早期に行動歴を把握し、接触者をPCR検査につなげていく考えを示す中山義隆市長=29日夕、市役所会議室

 福井県で29日、男性6人に新型コロナウイルス感染が確認され、6人が23日から26日までの連休期間中、旅行で石垣島に滞在していたことが分かった。石垣に3泊し、日帰りで西表島も訪れている。石垣市は「島の人に感染している可能性がある」として6人の行動歴などの情報を八重山保健所と連携して収集し、早期に濃厚接触者と接触者を特定して検査(PCR検査、抗原検査)につなげる考え。中山市長は同日夕の会見で「スピード勝負になる」と述べた。

 福井県の会見によると、6人は30~50代の男性で同一職場の会社員。26日から28日にかけ発熱やせき、咽頭痛などを発症し、29日のPCR検査結果で陽性と判明した。1人は無症状だった。

 6人は那覇空港を経由して石垣入り。旅行前の行動歴を確認したところ、6人が勤務する会社は不特定多数と接する業態ではなく、6人とも通常通り出勤していたため、同県は旅行中に感染した可能性が高いとみている。

 一方、ウイルスは感染から5日程度で症状が出ると言われていることから、中山市長は「来島前に感染した可能性も否定できない」と指摘。発症2日前からウイルスを放出して感染力が高まるため、「島の人が感染している可能性も高い」と危機感を募らせた。

 福井県は沖縄県に濃厚接触者の調査を依頼しており、県八重山保健所が調査を進めている。関係者によると、6人は石垣島滞在中、飲食店を利用した。

 市は保健所とともに宿泊先やバス・タクシーの公共交通機関などでの行動歴の把握に努めており、中山市長は「判明すれば濃厚接触者のほか、ホテルのフロントやレストランなどで接触した可能性のある人もすべて検査を受けてもらい、感染の有無を確認し、感染拡大を防ぎたい」と述べた。

 西大舛髙旬町長は取材に「現段階で詳しい情報が入っていない。どの船に乗って西表島に渡ったかを含めて情報収集に努める」と述べ、八重山保健所に情報共有を求め対策を講じていく考えを示した。


2020-07-30 09:58:03
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36625/

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