沖縄歴史文化研究会

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八重山毎日新聞社
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郷友会などで修復目指す 忘勿石之碑準備委が確認


台風の影響で板面が剥離した忘勿石之碑(左)=6月1日、南風見田海岸

 【西表】昨年9月の台風18号で破損した西表島南風見田海岸の忘勿石之碑を復元しようと、有志らが動きだしている。ことし3月に期成会準備委員会(内原勲会長)を立ち上げ協議を重ねた結果、石垣在波照間郷友会と西表東部在波照間郷友会、波照間公民館の3者で修復を目指す方向性を確認した。準備委は施工方法や資金調達に向けた募金・クラウドファンディング(CF)活用などの素案をまとめ、郷友会員と波照間、西表東部の住民に説明会を開き、合意形成を経て具体的な活動を展開する方針だ。

 準備委員会は12日午後、八重山平和祈念館で4回目の会議を開き、施工と募金、記念誌(記録保存)編集の各専門委員会を設置し、具体的な計画を作成することを決めた。

 同碑の銘板は1994年8月にも台風被害で割れており、準備委によると、銘板破損は今回で2度目。今後も台風による破損が予想されるため、銘板部分の移転が検討されており、第4回会議では、海岸近くにある遊歩道の駐車場(町有地)への移転について話し合った。委員からは「今後も台風で刻銘板が剥がれるかもしれない。安全な駐車場に移せば壊れるリスクも減るのでは」との意見が出た。

 これについて竹富町世界遺産推進室は取材に「駐車場は一括交付金で整備したため、事業外目的の可能性も出てくる。関係機関と調整が必要になるだろう」と述べた。

 92年8月の同碑建立当時に期成会事務局長として携わった内原会長は「子どもたちに戦争マラリアの史実を継承し平和教育に資するため早い段階で整備したいが、着工時期は未定。課題を整理して関係者の協力を得て実行していきたい」と決意をみせた。

 一方、準備委は波照間島にも戦没者慰霊碑の建立を検討。「波照間島にはマラリア犠牲者552人、戦死41人の御霊を慰める石碑も必要ではないか」との声があった。

 忘勿石之碑は、太平洋戦争末期1945年に軍命で波照間島から南風見田地区に強制疎開させられ、マラリアなどで亡くなった犠牲者の冥福を祈るため西表東部在波照間郷友会を中心に建立。現在、忘勿石之碑保存会が管理をしているが、会の活動が弱体化しているため修復に向けた組織化が急務だった。


2020-07-16 09:16:10
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36585/

6月熱中症 石垣市内の搬送11人


7月も気温の高い日が続くとみられ、適切なマスク使用が必要になっている=13日午後、市内登野城

 6月に熱中症で救急搬送された人が石垣市内で11人と前年同月の6人から倍増していることが石垣市消防本部(新城剛消防長)への取材で分かった。特に60歳以上の高齢者が8人と全体の73%を占めた。消防は、急な気温の上昇で高齢者がうまく水分を補給できなかったことを発症の一因としている。沖縄地方気象台発表の16日以降の週間予報では気温の高い状態が続くため、健康管理に注意するよう呼び掛けている。

 消防によると、年代別では20代1人。50代2人、60代4人、70代1人、80代3人。男女別では男性8人、女性3人だった。なかには就業中に熱中症を発症した人もいた。

 過去2年の6月の熱中症搬送者をみると、2018年は3件、19年は6件だった。ことしは平年より気温が高くなったことが影響しているとみられる。石垣島気象台によると、6月の平均気温は石垣、西表、与那国で29.2〜29.6度と平年より1.6〜1.9度も高かった。

 消防は、新型コロナウイルス感染予防で着用するマスクと熱中症リスクの関係性について「自宅などマスクを着用していないケースも多かったため、因果性は低いと考える」との見解を示した。

 厚生労働省は、高温や多湿といった環境下でのマスク着用が熱中症リスクを高めるとし、▽屋外で人と十分な距離(少なくとも2㍍以上)が確保できる場合にはマスクをはずす▽マスクを着用する場合には強い負荷の作業や運動は避け、こまめに水分補給を心がける▽周囲の人との距離を十分にとれる場所でマスクを一時的にはずして休憩することも必要ーと予防策を出している。

 例年、八重山の熱中症患者の動向について八重山保健所が取りまとめて公表しているが、新型コロナウイルス感染症への対策を優先するため、今年度は熱中症患者の調査を行っていない。

 総務省消防庁の依頼に基づき、県防災危機管理課が、県内18消防本部を対象に行っている熱中症の救急搬送人員調査をホームページ上で月単位の速報値として公表している。


2020-07-16 09:08:46
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36584/

九州地方を中心に各地で記録的な大雨による…

 九州地方を中心に各地で記録的な大雨による被害が相次いでいる。河川からあふれた水が住宅街に流れ込み、多くの世帯が茶色の水につかった
特に62人の死者を出した熊本県では、暴れ川と言われる球磨川が氾濫し、濁流が街を飲み込み、鉄橋を押し流した。水は住宅の2階にまで達し、屋根だけを残し街が茶色い水につかる映像は言葉を失う
現在は、復旧作業が行われているが、新型コロナウイルスの影響で、ボランティアを県外から受け入れできず、その数が不足しているという。こんな所にも新型コロナが追い打ちをかけているようだ
大雨をもたらした原因が「線状降水帯」。最近良く耳にする言葉だ。同じ場所で積乱雲が次々と発生して帯状に連なる現象。数時間にわたり同じ場所に停滞し、大雨をもたらす。気象庁によると、台風の雨を除き国内で起きた集中豪雨の3分の2が同現象の発生によるもの
国内では川沿いに街が広がるために一度川が増水するとたちまち浸水被害が出る。かといって山すそに住むと今度は土砂崩れに見舞われる。自然災害は常に隣り合わせということか
石垣市内でも雨量が一定量を超えると決まった場所で冠水する。既存の排水路では雨量をはけなくなっている。大雨被害を繰り返さないために、対策を急ぐべきだ。(下野宏一)


2020-07-16 09:05:55
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36583/

23年度に平久保まで送水 完了28年度に延長へ


国営かんがい排水事業石垣島地区は平久保までの送水路延伸に向けて、今年度は大浦川地区送水路の設計等に取り組む=(同事業所提供画像を一部加工)

 2014年度から石垣島国営土地改良事業を実施している沖縄総合事務局石垣島農業水利事業所は、2020年度までに大里・星野地区への通水、23年度までに平久保地域への送水が可能となるよう整備を進めている。工事工程を精査した結果、事業完了予定を25年度から28年度に延長した。底原ダム堤体南側に整備した太陽光発電施設は4月から運用を開始している。14日、市健康福祉センターで開かれた石垣島国営土地改良事業推進協議会(会長・中山義隆市長)の総会で報告した。

 国営事業は、北西部の水源未整備地域に農業用水を供給するため、底原ダムと真栄里ダムの農業用水を名蔵ダムと大浦ダムに補給する「ダム間送水」を行うのが特徴。名蔵3号幹線水路は今年度中に川平公園東の交差点まで伸ばす。北部地域へ延伸中の送水路は、大浦川地区の設計に向け取り組んでいる。ほかに老朽化したパイプラインや部品を取り換える改修を実施中だ。55㌔㍍を実施中。

 総事業費は281億円で、20年度は25億5000万円。これまでに投入した費用は今年度分を含め118億9300万円になる見通しだ。今年度は、前年度に引き続き老朽化したパイプラインの更新工事として平喜名左岸と右岸の送水路、二叉送水の工事を実施する。平久保送水路、名蔵3号幹線水路の延伸工事も進めている。  

 ほ場の区画整理や末端の用水路などについては関連事業の県営、市営の両事業で行う。20年度では県営7地区352.2㌶、市営5地区74・5㌶の計426.7ヘクタールでかんがい施設などを整備する。事業費は計106億円余りを予定する。

 総会では国へ送付する要請書を確認。例年は中山市長ら役員が関係省庁を訪ねて予算確保を要請するが、今年度は新型コロナウイルスの影響で書類送付のみとする。「どのような事業を行っているのか、農家に丁寧に説明することが必要」と指摘する声もあった。


2020-07-15 09:46:09
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36582/

オムツやシャツ被災地へ 米盛さん、熊本豪雨の支援募る


応援する会を立ち上げ、オムツやTシャツの寄付を求める米盛さん=14日、市内大川

 豪雨被害にあった熊本県人吉市の被災者を援助しようと米盛佳織さん(49)=新川=が個人で「人吉コミュニティ事務局にじのおとを応援する会」を立ち上げ、オムツや生理用品、Tシャツなどの寄付を呼び掛けている。18日午後2時〜午後6時までの間、大濱信泉記念館1階ロビーで受け付ける。

 熊本県で被災した知人がボランティア活動していることを知り、支援を計画。知人と相談しながら今後不足すると思われる物資の支援を決めた。

 募集する寄付は▽オムツ(子ども用)▽生理用品▽新品下着▽新品Tシャツ▽送料の寄付―の5点。下着やTシャツ類は、新型コロナ対策のため新品限定。コンテナに積載して海上輸送するため送料も必要になる。寄付金が送料分を超えた場合は、必要な物資の購入費に充てる。

 集まった物資は人吉コミュニティ事務局にじのおと(松田亜希子代表)に送られる。輸送は21日を予定しており、熊本県には28日に届くという。

 米盛さんは「(被災者は)今後、心のケアも必要になると思う。支援が少しでも役に立てたら」と協力を求めている。問い合わせ先は米盛さん(090―3702―1351)。フェイスブックでも参加を呼び掛けている。


2020-07-15 09:42:27
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36581/

私は何でも知っている。目の前で起こって

 私は何でも知っている。目の前で起こっている現実を見ていても、見えなくなってしまったのか
米南部テキサス州の男性(30)が新型コロナウイルスに感染し、その後に死亡したニュースが心に響く。貴い人の命に関わる重い問題、事が起こって初めて知るようではダメだ!。男性がコロナ禍の中で生きる私たちに訴えているような気がしてならない
米国内は新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからず、既に13万5000人以上が死亡している。感染拡大が目の前で繰り広げられる実態、それでも男性は、未知なるウイルスを「でっち上げ」だと信じず、コロナ感染者が主催した「新型コロナ・パーティー」に参加して感染した
病院に収容され、死亡した男性が看護師に「私は間違いを犯したようだ」と言ったという言葉に胸が痛む。自分は若いから大丈夫だ。何にも負けない、コロナにも影響されないと考えていたのだろうか。若い世代の感染は一見、体調不良に見えないが検査すると実際は具合が悪いという
慢心せずに用心に用心を重ねよう。一日も早くコロナ禍を乗り越え、さわやかな空気を胸いっぱいに吸って、生きている幸せをかみしめよう
男性が残した大切な命のメッセージ。コロナ禍の中で、私たちに問い掛けているということを忘れたくない。(鬚川修)


2020-07-15 09:38:46
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36580/

竹富町長選 対抗馬擁立のメド立たず

 任期満了に伴う竹富町長選(8月16日投票、同17日開票)は、8月11日の告示まで1カ月を切った。現職で2期目を目指す西大舛騠旬氏(72)は6月21日に会見して出馬を表明しているが、反西大舛派による対抗馬擁立のメドは立っていない。町議の一人は「竹富町出身者も含め人選しているが、確定はしていない。一カ月を切ると、出るほうも大変。擁立を急ぎたい」と話している。

 西大舛氏に対し、町議12人のうち支持は那根操(西表祖納)、仲里俊一(同住吉)、山下義雄(同干立)三盛克美(同上原)、上盛政秀(小浜)、大久研一(同)、新田長男(竹富)、加屋本真一(波照間)の8人、不支持は渡久山康秀(西表中野)、山盛力(同豊原)、大浜修(同大原)、宮良道子(黒島)の4人。

 不支持派は西表島大原での本庁舎の早期整備を訴えている。これまでの「石垣支所」「西表大原本庁舎」という名称から「石垣庁舎」「西表庁舎」に変更され、石垣庁舎の規模(延べ床面積4702平方㍍、事業費30億円余り)も大きくなっていることから、西表庁舎が支所扱いになるのではないかと不信感を抱いているからだ。

 関係者によると、これまでに前石垣市議、元竹富町職員、元学校長、学識経験者に打診しているが、いずれも不発に終わっている。

 過去20年の町長選では、立候補者の顔ぶれは告示まで1カ月を切った後に出そろう傾向があるが、今選挙では新型コロナウイルス感染症の影響で候補者擁立に向けた動きは鈍い。町の緊急事態宣言(4月18日〜5月6日)や生活様式の変化も足かせになっているようだ。

 一方、現職支持議員らは先週末から今週にかけ、西表、鳩間、黒島を回り支持固めを進めている。

 今月20日には立候補者届出説明会が予定されており、町議の動きとは別に一部からは「説明会の状況を見て出馬を検討したい」と独自に出馬を模索する動きも出始めている。

 町の選挙人名簿登録者数は6月1日時点で3486人。島別では西表島(鳩間島、新城島含む)2022人、竹富島290人、小浜島568人、黒島195人、波照間島411人となっている。


2020-07-14 09:30:18
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36579/

給食に2件の異物混入


給食の異物混入について説明する、左からオキコ㈱石垣事業所の金城武広所長、㈱なかみちの宮良里伺代表、成底敏広石垣市学校給食センター所長、天久朝市教育部長=12日午後、市教育委員会

 石垣市教育委員会は12日、公立学校の給食で10日までに2件の異物混入があったと発表した。県学校給食会委託の業者が調理、提供したパンと米飯に金属片が混入していた。いずれも調理器具の劣化による欠片の一部。2件とも食前に発見され、児童生徒らに健康被害はなかった。調理器具はすでに撤去か修繕を終えている。

 市立学校給食センターの成底敏広所長と調理業者の代表らが市教委2階で会見して明らかにした。

 それによると、1件目は5月28日、オキコ㈱石垣事業所(金城武広所長)が製造した「あみパン」1個の表面に幅約6㍉、薄さ約1ミリの三日月形のアルミ片が付着していた。小学校の給食時間に児童が異物に気付いた。

 学校が給食センターと同社に連絡。同社は同日中に、パンを焼く際に使用する天板のかけらと特定し、天板2枚を撤去した。天板を洗浄する際に金属のヘラで削ったことが原因。今後は金属ヘラの使用を禁止、定期的な天板の目視点検を行うとしている。

 2件目は7月10日、㈱なかみち(宮良里伺代表)が製造した米飯に約3㍉の金属片2個が確認された。中学校で給食当番の生徒が米飯をよそうとした時、ご飯箱の中に異物を発見した。

 同社は、大型炊飯器の溶接部分のかけらと特定。翌日に劣化部分を除去し、再溶接を行った。夏休み期間中に炊飯器を分解して再点検し、来年1月からは新しい炊飯器を導入するとしている。

 会見で金城所長は「児童はじめ保護者、学校、給食業務に関わる皆さまに多大なご迷惑をおかけした」、宮良代表は「子どもたちの食育に関わる者として大変申し訳ないことをした」とそれぞれ謝罪した。

 1件目の異物混入確認から1カ月以上経過後の公表となった理由について市教委は、調理業者の報告書提出を待っていたと説明、「今後はすみやかに公表したい」とした。

 成底所長は「子供たちに安心安全な食の提供ができるよう努める」、天久朝市教育部長は「児童生徒の安心安全を第一に守るという観点から重く受け止めている。ご心配とご迷惑をおかけした」と述べた。

■市内中学校 異物発見、給食中止せず 

 県教委管理指導手引き 順守されず再度確認周知

 給食時間中に異物混入が確認された場合の対応について県教育委員会は「学校給食における管理・手引きの指導」で「直ちに給食を中断」するよう求めているが、市内中学校で7月10日に発生した事例では異物発見が給食開始前であったにもかかわず、給食は中断されなかった。

 市教育委員会によると、5月28日の1件目の事例では、児童がアルミ片の付着に気づいたのが給食時間終了間近だったため、給食の中断は行われなかった。

 これを受け、市教委は異物混入時の対応について各学校長に県の指導を通知していたが、7月10日の異物混入時には指導通りの対応はとられなかった。市教委は、再度確認するよう各学校長へ周知する、としている。


2020-07-14 09:29:09
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36578/

「特車」。発足間もないころの…

 「特車」。発足間もないころの自衛隊用語で「戦車」をさす。軍隊ではないという理屈、国民感情に配慮して「戦」や「軍」の字を避けた
言い換えることによってオブラートに包み、実態をあいまいにしていく。あるいは変質させる。私たちは、日本の近現代史に数々の言い換えを学んできた
実態は明らかに日中戦争であるのに満州事変に上海事変。太平洋戦争では、敗れて「退却」することを「転進」と呼び、「全滅」を「玉砕」、「占領軍」を「進駐軍」と言い表した
特筆すべきは「敗戦」を「終戦」と言い換えたことだろう。ポツダム宣言を受諾することは、敗戦を意味するにかかわらず、自らの努力によって戦争を終わりに導いたという誤てる匂いがぷんぷん。歴史を直視せず、今なお8月15日を「終戦記念日」と呼ぶ。真実は「敗戦記念日」である
自衛隊をめぐる言葉に戻れば「防衛装備品」は「武器、兵器」。ひとまとめに「護衛艦」と呼ばれる艦船群は「巡洋艦、駆逐艦、ヘリ空母、フリゲート艦」。ステルス戦闘機F35Bの搭載によって空母化する護衛艦「いずも」「かが」は、米軍強襲揚陸艦とほぼ同規模である
そして今また。「敵基地攻撃能力」を「自衛反撃能力」と言い換える。何と呼ぼうと専守防衛に反する「先制攻撃」ではないか。(慶田盛伸)


2020-07-14 09:28:13
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36577/

【速報】学校給食に金属片混入


5月28日に石垣市内の小学校の給食のパンに付着している状態で発見されたアルミニウムのかけら。削げた天板の一部だった(業者提供)

 石垣市内の公立学校で7月10までに、給食のパンや米から金属片が発見される事案が2件あった。どちらも食前に発見され、人的被害は無し。2件とも劣化した調理器具が欠け、一部が混入したことが原因で、かけらの元となった資機材は撤去、修繕済み。石垣市教育委員会が12日午後、記者会見を開き発表した。

 1件目は5月28日、石垣市内の小学校で、児童が給食の「あみパン」を食べようとしたところ、パンの表面に幅約6㍉、薄さ約1㍉の三日月形のアルミ片が付着していることに気づいた。

 学校が石垣市給食センターと委託業者へ連絡。業者は同日中に、パンを焼く際に使用する天板のかけらと特定し、天板2枚を撤去した。かけらの発生原因は、天板を洗浄する際に金属のヘラで削ったことであり、今後は金属ヘラの使用を禁止、定期的な天板の目視点検を行うとしている。

 2件目は7月10日、市内の中学校で、給食当番の生徒が米飯をよそっている最中、ご飯箱の中に、約3㍉の金属片2個を発見。調理業者が調査し、調理用の大型炊飯器の溶接部分のかけらと特定。翌日に劣化部分除去し再溶接した。再発防止のために、夏休み期間中に炊飯器を分解し再点検するほか、来年1月から新しい炊飯器を導入するとしている。

 2件とも、学校が石垣市学校給食センターへ異物混入を報告した時間が、給食終了間際、または給食終了後だったため、給食は中止されなかった。市教委は異物混入時の対応について学校に通知。どちらの事案でも健康被害はなく、他の学校から同様の報告は無かった。


2020-07-12 16:55:49
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36576/

「健康観察システム」運用へ


竹富町が11日から運用を開始した1週間健康観察システムのQRコード。読み込んで登録する(竹富町ホームページより)

 竹富町は各島を訪れる観光客などの入島者を対象に新型コロナウイルス感染防止、感染経路把握のため「1週間健康観察システム」の運用を11日から始めた。観光客らに石垣港離島ターミナル内の船舶会社窓口にあるQRコードをスマートフォンなどで読み込んでもらいシステムを登録。入島(登録)から1週間、1日1回健康状態を確認するアンケートをショートメールで送り、回答してもらう。そこで感染疑いの症状があれば電話で追加質問し、医療機関につなげることも出てくる。情報は行政機関で共有し濃厚接触者の特定につなげ感染拡大を防ぐ。

 健康観察システムの登録手順は①QRコードをスマホやタブレットのカメラで読み込む②電話番号入力③プライバシーポリシーへの同意④ショートメールに届いた確認コードを入力⑤登録完了|。

 疫学的調査のため収集データは、電話番号、居住している住所、アンケート回答結果のみ。電話番号はシステムへのログイン、ショートメッセージサービスの送信先や行政機関からの連絡先として利用する。実際の運用はシステムを開発した民間事業者に委託して行う。

 町内の県立・町立診療所には、医師と看護師1人ずつしかおらず、県立八重山病院が導入しているPCR検査装置、抗原検査キットもない。加えて、医師が二次感染のリスクを負わないよう検体採取も未実施。八重山保健所は▽コロナ流行地域に渡航歴有り▽流行地域への渡航者と接触した▽感染者と接触していることが明らかに断定されている|のいずれかに該当する人が島で発症し、診療所医師の疑似症診断があれば島から移送する方針。7月10日時点で疑似症例はないが、石垣市で確認された5例目のように、発症前の人や無症状者が無意識のうちにウイルスを持ち込み島を離れ、島内で集団感染が発生するケースも予想される。

 町内では最終宿泊日から3日以内(チェックアウト日を含む)に体調に異変があった人は、竹富町へ状態を自己申告してもらっており、今回のシステム導入で感染経路の特定や感染防止策を強化させる。


2020-07-12 05:00:20
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36575/

新型コロナ 第2波備え、対策に力


東運輸は路線バスの運転席にビニールシートを設置。席も減らすなど感染症対策を行っている=11日午後、同社バスターミナル内

 東京都での新型コロナウイルス感染拡大を受け、石垣市内の公共交通機関やレンタカー業でも第2波に備え、対策に力を入れている。バス会社では既存の対策に加え、運転席に透明のビニールシートを設置。タクシー会社では電子決済が客との接触減に貢献し、レンタカー業も車内の除菌に時間を費やし対策している。

■「密」で次発乗車も

 東運輸㈱(松原栄松代表取締役社長)は6月、日本バス協会のガイドラインを参考に、自社でガイドラインを作成して対策。

 指針に基づき、車内の消毒や、運転席と後部座席の窓を開けて外気を通すなど対策。また、運転席付近の客席2席は運転手と距離を保つため利用禁止にした。立ち乗り客同士の間隔が2㍍以上を保てなくなると「密」と判断し、新規利用者を次発バスに乗るよう促すこともある。

 7月に入り首都圏で感染拡大したことで、運転席にビニールシートを設置。今後、第2波に備えて全車両で設置が完了する。

■電子決済が一役

 タクシー会社の先島交通㈱(玉城榮一代表取締役)でもガイドラインに基づき、乗客送迎後の除菌や換気を徹底。除菌はシートやドアノブなど客が触った部分を除菌スプレーなどで消毒。運転手も手指消毒する。

 また、全車両47台にキャッシュレス決済を導入しており、客と金銭授受の接触が減ったことで結果的にコロナ対策として一役買っている。

 同社は、市内4人目のコロナ感染者を知らずに乗せたことがあり、友利彰統括運行管理者は「すでに無症状の感染者がいるのでは、という不安がある。予防に万全を期すしかない」と話した。

■清掃時間2倍に

 レンタカー会社を経営する㈱SMILE(仲大盛航代表取締役)では7月に入り利用者が増加傾向に。保有レンタカー80台中、常時20台ほど利用されている。

 車両返却時は、洗車と除菌を実施。通常、1台当り10〜15分の時間で清掃終了だが、除菌作業が入り時間は約2倍に。客が契約書でサインするペンも消毒の対象だ。

 また、車両の返却が増え、事務所が密になる午後4〜6時の時間帯は、感染対策のため事務所内の冷房を停止。窓を開け換気し、スタッフは文字通り汗を流して働く。仲大盛代表は「書き入れ時なので、万全の対策を取るしかない」と強調した。


2020-07-12 05:00:10
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36574/

7月から買い物では…

 7月から買い物ではマイバッグの所持を確認され、持っていないと袋を買わされることに。ポイ捨てから海洋汚染に至るまで地球上のプラスチックごみの削減を国が音頭をとって進める施策
残念なのは、これだけ予告期間があったのに、有料で提供される袋が自然に還る植物由来の素材でできたエコタイプでなく、いまだ石油系のプラスチック製が含まれていること。これらは今後、マイバッグ持参でいくらか使用量を減らせると思うが捨てられればこれまでと同じ汚染の元
世界では、再生産可能の原料で自然に風化、分解し環境に還る袋や容器、ストローなどが開発利用されはじめている。国は、なぜこの機会に国内でこれらの製品の製造、量産、採用を推進し用意しなかったのか
ともあれ、急ぎの課題はコロナ感染防止マスク着用同様、買い物時のマイバッグ携帯の習慣化。この習慣はなんとしてでも身に付けたい
スーパーやコンビニにはしばらく鬼になってもらい、チューインガムやビールひとつの客にも不携帯の場合は必ずエコバッグ販売を義務付ける。客は数円の有料袋でなく割高なエコバッグを都度買わされてはたまらない、常に持ち歩かざるを得なくなるはず
首相もポケット型エコバッグを全国民に配った方が国際的な評価も上がったのでは。(仲間清隆)


2020-07-12 05:00:00
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36573/

新型コロナ どうする修学旅行 判断に頭悩ませる


昨年の修学旅行で長崎県の平和公園を訪れる石垣第二中学校の生徒ら=(同校提供)

 新型コロナウイルス感染症の流行が東京や九州でぶり返しを見せる中、郡内の小中学校が修学旅行の実施を巡り頭を悩ませている。文部科学省は基本的に実施の方向で調整するよう求めている。条件を満たせば延期に伴うキャンセル料を支援するとしているが、まだ条件の詳細は明示されていない。特に旅行先が県外となっている中学校では判断に苦しんでいる。

 郡内の中学校では、2学年時の主に10月ごろから1月ごろにかけ、関西や九州を行き先とするケースが多い。キャンセル料金の発生を避けるためには、学校側は2、3カ月前に旅行会社へ中止や延期などの意向を伝えなければならないという。

 石垣市内のある中学校長は「文科省や市教育委員会は、実施の方向で調整するようにと言うが、旅行直前に予定地で感染状況が悪化するなど、土壇場で中止や延期にせざるを得なくなった場合、補償はあるのか。キャンセル料について各学校の不利益になるようでは困る」と不安顔だ。

 与那国町の久部良中と与那国中は、郡内で唯一国外の台湾行きを予定している。このうち10月予定の久部良中は来週中の判断を迫られており、宮良篤校長は「行き先を国内県外に変えるか、延期か中止か。与那国だからこその台湾旅行なので、なんとか行かせてあげたいが」と頭を抱えている。

 石垣中では1月末、2年生約200人が京都、奈良での旅行を計画するが、今年度に実施できなかった場合、来年度への繰り越しも選択肢に入れている。市教委は「来年度実施となった場合も、補助金は繰り越して活用できる」としているが、3年生での修学旅行実施は高校受験への影響というデメリットもある。

 郡内小学校では、主に6年生を対象とする沖縄本島旅行が多いが、米軍関係者に感染が拡大するなど厳しい状況になりつつあるため、宮古島など行き先変更を検討している学校もある。

 一方、3市町教委のうち市教委は現在、生徒が県をまたいで移動した場合に1週間の出席停止とする措置をとっている。2学期以降も継続した場合、修学旅行から帰島した児童生徒全員が1週間の出席停止に。同措置を継続するか、修学旅行の自粛を求めるかなど今後の対応について検討を重ねている。


2020-07-11 09:43:16
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36572/

市政功労で25個人表彰 案内者のみで縮小開催


石垣市制施行73周年記念式典で表彰される市政功労者ら=10日午前、市民会館中ホール

 石垣市は10日午前、市制施行73周年記念式典を市民会館中ホールで開き、市政発展に功労のあった25個人を表彰するとともに今後の発展に向け決意を新たにした。新型コロナウイルス感染予防のため規模を縮小、案内者のみで開催した。

 中山義隆市長は73年の歩みを振り返りつつ、「激動の時代を乗り越え、今日の基礎を築いた先人に深甚なる敬意を表したい。功労者にも心から感謝の意を表し、今後の市政発展に協力をお願いしたい」と述べた。新型コロナにも言及、「市民、観光客には感染拡大予防の徹底をお願いしたい」と協力を求めた。

 功労者を代表して、地域の団体活動に尽力した郫山用桂(ルビ=ようけい)さん(87)=川平=があいさつ、「石垣島に生まれ育った市民として当然の義務を果たしただけ。表彰は身に余る光栄。この上ない喜び、誇り、希望」と語り、「健康に留意しながら新しい生活様式を守り、(新型コロナウイルスの)感染拡大防止に努めよう」と呼び掛けた。

 式では市歌斉唱、市民憲章唱和を行った後、物故者に対して黙とうを捧げた。平良秀之議長もあいさつした。

 八重山村は1914年(大正3年)に石垣、大浜、竹冨、与那国の4村に分村。石垣村は26年(昭和元年)に町制を、47年(昭和22年)に市制を施行した。64年には大浜町と合併した。

 各部門の功労者は次の皆さん。かっこ内は功績。

 【地方自治】▽崎山用桂(自治の進展・団体活動)=川平▽山田善郎(同)=真栄里▽多良間光男(同)=東京都墨田区▽半嶺当友(同)=那覇市▽西表直子(消防業務の推進)=平得

 【文化】▽大底英正(文化活動)=川平▽岡山稔(同)=石垣

 【社会福祉部門】▽池城八重子(社会福祉活動)=大川▽後盛和子(同)=大川▽小倉隆一(同)=平得▽久貝ヨシ(同)=登野城▽宮良實守(同)=宮良▽砂川富士子(同)=新川

 【産業経済】▽加次工騠夫(飲食業振興)=大川▽新盛和枝(同)=真栄里▽西島本喜美子(美容業振興)=大川▽仲嵩芳江(同)=登野城▽渡真利龍夫(建設産業振興)=登野城▽田幸正興(同)=登野城▽宮良當宗(建設産業・林業振興)=真栄里▽渡邊祐丸(漁業振興)=新川▽玉城正雄(同)=登野城▽清志和夫(同)=新川▽眞榮城玄三(畜産業振興)=伊原間▽故・崎原隆(農業振興)=宮良


2020-07-11 09:39:49
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36571/

新型コロナウイルスに感染しても無症状の

 新型コロナウイルスに感染しても無症状の期間があるため、島内への侵入を食い止めることは完全にはできないようだ。サーモグラフィーなど空港のチェックの網を通り抜けてしまうのだ
石垣市の産業医で医療アドバイザーの境田康二かりゆし病院長は「大事なのは、そこから感染経路不明者を拡大させないこと。症状が出たら直ちに濃厚接触者を洗い出し、全員PCR検査につなげる」「感染者と濃厚接触者を初期の段階で封じ込めることが重要になる」と話す(10日付1面)
ウイルスは発症の2〜3日前から排出されるため、この間の感染者の行動履歴を把握できれば濃厚接触者の特定につながる
個人でできることは何か。マスクの着用、3密の回避、手洗い、手指消毒など感染予防の徹底のほか、今後は行動履歴の確認も重要だ
厚生労働省は、新型コロナウイルス接触確認アプリのインストールを呼び掛けている。スマートフォンで、感染者と接触した可能性について通知を受け取ることができるという
筆者も早速、手持ちの「iPhone5」で入手を試みたが、「このアプリケーションにはiOS13・5が必要」との表示。意味が分からないが、機種が古くて対応できないということらしい。これを機に買い替えるべきか。(比嘉盛友)


2020-07-11 09:35:08
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36570/

新型コロナ 50代女性に濃厚接触者なし


5人目コロナ感染者の動き

 石垣市内で5人目となる新型コロナウイルスに感染した50代女性=石垣市=について県は9日、現時点で女性の濃厚接触者がいないことを明らかにし、二次感染の発生が低いことを示唆した。女性は、鹿児島県に渡航歴があり、8日の抗原検査によって陽性が判明、症状は軽症で現在も県立八重山病院に入院している。市新型コロナ感染症相談外来の電話に女性と接触した内容の相談はなかった。

 県などへの取材で、女性は無職、6月15日〜29日まで鹿児島県に滞在。その間の行動歴は調査中。糸数公保健衛生統括監は9日のブリーフィングで、記者から、女性と鹿児島市内で集団感染源のショーパブを訪れた石垣海上保安部の40代男性職員の関係性や接触歴を問われ、「家族関係はなく接点もない」と答えた。

 県によると、女性は6月30日に石垣島の自宅に戻り、外出を自粛していた。今月4日に倦怠(けんたい)感などの症状が出始め、8日、同院の抗原検査で感染が分かった。厚労省のガイドラインで濃厚接触とみなす基準日は発症2日前からとされている。女性の場合、基準日は今月2日になる。

 一方、9日から再開した新型コロナ電話相談には、6月に県外へ渡航した人や感染女性と接触歴はないが体調不良を訴える人の相談が10件あったが、いずれもPCR検査実施には至っていない。

■無症状者〝素通り〟事例も

 水際対策の体温検知

 5人目の感染者は、新型コロナウイルス感染症の病原体を保有したまま南ぬ島石垣空港のサーモグラフィーを通過した可能性が高い。市は7日から37・5度以上の到着客全員に県立八重山病院でPCR検査を受けてもらう方針を示しているが、中山義隆市長は9日の会見で「発熱せずに入ってくると100%水際で阻止はできない」と述べた。今後も発症前、無症状者が空港を〝素通り〟するケースも想定される。

 新空港の到着ロビーでは、県が民間に委託し人工知能型サーモグラフィーで到着客の体温を測定している。37・5度以上の人は再度検温器で体温を測る。そこでも設定値を上回ると、市の職員が客の承諾を得て同院に移送しPCR検査、約30分で結果が判明する抗原検査につなげる。

 市は観光客受け入れを再開させるにあたり、空港でPCR検査体制の整備を必須条件に掲げてきたが、今回の50代女性は発症前のため、発熱を感知できず通過。県は、今月24日までに市が独自で行っている空港での体制を引き継ぐ予定だが、発熱の症状がないかぎり無症状者、発病前者の発見は難しい。

 市産業医の境田康二かりゆし病院長は、ウイルス保有者が体温検知の網をすり抜けることで「散発的に感染者は発生する」とし、「大事なのはそこから感染経路不明者を拡大させないこと。症状が出たら直ちに濃厚接触者を洗い出し、全員PCR検査につなげる」とポイントをあげる。

 感染症指定医療機関の同院は感染症病床を3床有する。ことし4月、感染者が4人出た際には結核病床やHCUを緊急的にコロナ患者専用病床に充て計9床を用意。八重山事務所は感染者の増加に備え、軽症者療養施設の確保に向け準備を始めたが、いまだ医療資源は脆弱(ぜいじゃく)だ。

 境田院長は「八重山病院の病床数を考えると感染経路不明者が連続で10人出たらアウト。感染者と濃厚接触者を初期の段階で封じ込めることが重要になる」と強調する。


2020-07-10 09:34:25
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36569/

研究会 「色、味ともにいい」


ことしの八重山産マンゴーを試食し品質を評価する会員ら=9日午後、八重山合同庁舎会議室

 八重山マンゴー研究会(池村英勝会長・24経営体)は9日午後、八重山合同庁舎大会議室で果実品評会を開き、会員や関係者がことしの八重山産マンゴーの出来や品質を評価した。

 栽培農家の技術向上を目的とした同品評会は今回で10回を数える。ことしは新型コロナウイルス感染拡大防止のため毎年恒例の一般投票は行わず、会員と関係者のみの試食、投票となった。

 審査対象は石垣島産13点、西表島産3点、参考として宮古島市、豊見城市、農業研究センターの合わせて19点。生産者の名前が伏せられた状態で並び、会員らが試食し吟味した。

 外観(色・形)、果肉色、香り、甘さ、酸味、甘さと酸味のバランス、濃厚さ、なめらかさ(繊維の少なさ)|の八つの観点から評価。最もおいしいと感じた2点に投票した。今回出品された16点の平均糖度は14・6度、最高は17・0度と昨年を上回る出来となった。

 同会の西原章恵副会長は「例年に比べ量も増え、色、味ともにいい。農家の日頃の努力と研究の成果があらわれている。これからも互いに切磋琢磨(せっさたくま)して品質向上に努めていきたい」と語った。

 同研究会事務局の八重山農林水産振興センター農業改良普及課によると、ことしは開花が順調で、今期生産量の見込みは201㌧と例年と比べ15%増となっている。

 品評会の結果は8月の定例会で会員に報告される。


2020-07-10 09:33:04
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36568/

5例目のコロナ感染確認 71日ぶり発生、広がる不安


石垣市で5例目の新型コロナウイルス感染者が確認され、会見する中山義隆市長=8日午後9時40分ごろ、市役所庁議室

 石垣市で8日、5例目の新型コロナウイルス感染者が確認された。感染者は石垣市在住の50代女性で県立八重山病院に入院中。女性は6月15日〜29日まで鹿児島県に滞在後、石垣に帰島。4日、倦怠(けんたい)感や微熱、せきが出たため8日に八重山病院を受診した。検査で肺炎像が確認されたため、抗原検査でウイルスの陽性が判明。石垣市内で71日ぶりの感染者が発生し、市民からは「ある程度予想していた」と声があるなか、感染者が増え前回のように大規模な営業・行動自粛が取れるのか不安も広がっている。

 午後8時半県庁、同9時半過ぎ石垣市役所でそれぞれ会見が行われた。県によると、女性の職業、行動履歴、濃厚接触者、鹿児島への渡航理由は、県八重山保健所が調査中。帰島後、陽性が判明するまでの6月29日〜7月8日まで女性の行動履歴は明確になっていないが、石垣市の会見で中山義隆市長は「(県から)基本的に外出は控えていたと聞いている」と述べた。

 鹿児島市ではショーパブを発生源に集団感染が起きているが、県は「情報では現時点でその店に入っていない。ただ、感染者が非常に増えているまちなかを行動しているので、潜伏期間から言っても県外で感染した可能性が高い」と移入例とみている。

 今後、保健所は女性へ聞き取りや疫学調査を行い、濃厚接触者を特定する。濃厚接触者については症状の有無に関係なくPCR検査を実施し、陰性の場合でも健康観察の上、発症が確認された時点で再検査する。

 今後の調査次第では、市民の日常生活をはじめ八重山の経済に更に影響を与えることも予想される。中山市長は8日時点の情報と状況を分析し「これまでの4例の状況とは異なると考える。まだ市中感染の状況でないので、今の段階で市民に向けての外出自粛、旅行者への来島自粛はお願いする予定はない」とし、「今後どうなるか分からないので、市民の皆さまには3密を避け、マスク着用、手洗いを心掛けてほしい」と呼び掛けた。


2020-07-09 09:22:59
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36567/

八重山産マンゴー、10%増の201トン 20年見込み


八重山産マンゴー生産量

 【那覇】県農林水産部園芸振興課がこのほど発表した2020年度八重山産マンゴー生産予測量は平年対比10%増の201㌧、県全体は同5%減の1744㌧を見込んでいる。

 八重山地区の生産量は15年が209㌧、16年が132㌧、17年が216㌧、18年が153㌧、19年が180㌧で推移。200㌧を超えれば15年、17年以来となる。

 同課が事務局を務める県果樹フェスティバル実行委員会は11日に第13回県マンゴーコンテスト表彰式、12日に南風原町のJAおきなわファーマーズマーケットくがに市場で販売を予定している。コンテストは10日に審査し、受賞者を決定する。


2020-07-09 09:16:40
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36566/

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