沖縄歴史文化研究会

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八重山毎日新聞社
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尖閣字名変更 効率化目的「急ぐ必要ない」


尖閣諸島字名変更案に関する質問に答える中山義隆市長=18日午後、本会議場

 事務手続きの効率化などを目的に尖閣諸島の字名を「字登野城」から「字登野城尖閣」にする変更案をめぐり、石垣市から意見を求められた有識者が「事務処理上の効率化のために、という点で変更を急ぐ必要はない」と助言していたことが、市尖閣諸島字名変更検討委員会(委員長・知念永一郎総務部長、12人)の議事録で分かった。委員から国際的な影響を懸念する声が出ていたことも判明した。

 議事録によると、関係部課長で構成する同委は2017年10月30日に第1回を開いた。委員の1人から「国際的な問題となることはないか」との指摘があったが、「事務手続きに関する議論をする場であること」(委員長)を確認した。設置要綱第2条所掌事務には「字名変更に伴う、各種影響等に関すること」とある。

 この後、有識者2人から意見を求めたところ、琉球大学名誉教授の高良倉吉氏は「その島々に人々が居住し、生活上の利便性から整理、変更が必要だというのであれば説得力が得られる」「尖閣をより前面に表示したいという考えには同意するが、今の時点で事を急ぐという歴史的、実務的理由(特に対外的に)が確保されていないと考える」と疑問を呈していた。

 一方、長崎純心大学准教授の石井望氏は、歴史的な経緯を紹介しつつ「字登野城尖閣」を推薦した。

 同委はこれらの意見も踏まえ、同年11月21日の第2回で「石垣市登野城尖閣」「石垣市尖閣」の2案のうち、「かつて村があった地に字がつく。新しく名称をつける場合は字をつけるのは適切ではない。事務手続きの簡略化からもシンプルに尖閣がいい」などの理由で「石垣市尖閣」を全会一致で決定した。

 地番も2390番地からではなく、1番地から表記することも同様に決めた。同年12月定例会に議案を提出し、翌年4月1日に施行することを確認していた。

 この議事録をもとに内原英聡氏が18日の市議会で一般質問を行い、「検討委員会で議論を重ねた結果、石垣市尖閣となっているが、委員会の結論と議案がかみ合っていない」と指摘。中山義隆市長は「検討委員会では尖閣1番地からになったと聞いているが、総合的に判断しなければならない。歴史的な経緯を残すべきだ。市長である私が総合的に判断した」と説明した。議案は庁議で決定している。

 内原氏は、高良氏の意見と言わずに読み上げて見解を求めたところ、中山市長は「内原氏の主張はまったく意味が分からない。私は総合的に判断して提案している」と述べた。

 内原氏は「字名変更は事務の効率化と言っても、他方面に説明責任が生じる。登野城のままでお願いしたい」と要望、この後登壇した前津究氏も「台湾も騒ぎ始めている。姉妹都市蘇澳鎮との友好の観点からも抑えたほうがいいのではないか」と提案した。

 議事録は16日、総務財政委員に提出された。同委はこれに先立つ11日、変更議案の採決を行い、与党の賛成多数で可決した。議案は22日の最終本会議で委員会報告後に採決される。


2020-06-19 10:13:13
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36508/

西大舛町長が出馬を表明 竹富町長選挙


2期目へ出馬を表明する西大舛騠旬氏=18日午後、竹富町議会議場(沖縄銀行八重山支店3階)

 ことし8月の竹富町長選挙で現職の西大舛騠旬氏(72)が18日、「来る選挙にはしっかりと出馬する。これまで4年間の評価について、町民皆さまから審判を受けることが私の使命」と出馬を表明した。開会中の6月定例町議会一般質問で那根操氏の質問に答えた。正式な出馬会見を近日中に行う予定。

 西大舛氏は、新型コロナウイルス感染症への対策をはじめ喫緊の課題に取り組むことを明言。1期目の最大公約、役場庁舎の西表大原移転については「まずは条件整備を行い石垣庁舎がどうしても必要だという判断で着々と進めてきた。今議会が終われば実施設計に入り、石垣庁舎ができる。石垣庁舎のめどがつき次第、西表庁舎の建築に向け取り組みたい」と述べた。

 西大舛氏は、ことし5月26日に議員有志8人から出馬要請を受け、家族や支持者らと相談し、2期目への判断を「6月定例会前後に出す」と示していた。今議会一般質問の中でも、支持議員から2期目へ推す声が出ていた。

 任期満了に伴う竹富町長選は8月11日告示、16日投票、17日開票。


2020-06-19 10:11:06
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36507/

クーラー 9月稼働目指す 未整備の八島小と真喜良小


クーラーの無い普通教室で、汗だくで授業を受ける八島小学校の児童ら=16日午後、同校

 石垣市教育委員会(石垣安志教育長)は、市内の小中学校で唯一普通教室にクーラーが設置されていない八島小学校(仲地秀将校長、248人)と真喜良小学校(比嘉真弓校長、357人)への9月までの設置、稼働に向け調整を進めている。真夏日が続く中、両校では窓を開け、扇風機をかけるなどして、暑さをしのいでいるが、新型コロナウイルス感染予防のためにマスク着用が求められるうえに、夏休みも短縮され、児童らの熱中症が懸念されている。

 市教委はクーラー設置や受電変電施設の更新に向け、国の大規模改造事業に関する補助を申請中。予定では6月下旬に交付決定通知、7月初旬の入札・契約を経て、八島小で主に使用している普通教室12室、真喜良小の15室にクーラーを設置し、9月稼働を目指している。

 市教委は2015年に策定した「石垣市立小中学校学習環境整備計画」に基づき16年度に7年計画で市内小中学校の普通教室のクーラー整備を開始。19年度までに両校以外の学校で完了した。両校の普通教室は、「オープンスペース」と呼ばれる広場とつながっている開放的な設計のため、市教委は「クーラー設置の前に空間、構造に関する検討が必要であったことから、設置順が後になった」と説明している。

 16日午後、八島小学校では、昼休み後の教室に、遊び回って汗だくになった児童らが戻り、兼元星菜さん(10)は「昼休みの後とか、体育の後は暑すぎて死んじゃう」、外間瀧之介君(10)は「授業に集中できないしだるい」と不満を口にした。その他の児童らも「扇風機じゃ足りません」と声をそろえた。

 市教委の担当職員は「コロナの影響で夏休みも短くなったのに、設置が遅れており本当に申し訳ない」としている。


2020-06-19 09:59:32
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36506/

与那国町議会 「島の米がなくなる」


与那国町の水稲作が減少している。写真左は育成中の水田。右は耕作放棄地とみられる水田。田原川周辺には放棄地が多くみられる=17日午前

 【与那国】「島の米がなくなる」。6月定例与那国町議会一般質問で、第1次産業の衰退を危惧する声が相次いだ。JAおきなわ与那国支店によると水稲はことし、前年比で作付面積、収穫量ともに7割減まで落ち込む見込み。年々、米農家の離農が相次いだことで、同町の米作が瀬戸際に追い込まれている。

 同支店によると水稲の収量は年々減少傾向にあり、19年作付面積は21㌶で収量33㌧。20年は5㌶で10㌧を予定しており、面積76%減、収量70%減の計算になる。同支店水稲生産部会には7人加盟しているが、実際に活動している農家は4人という。

 作付け減は大口農家の離農が原因で、農家の高齢化と後継者不足が課題に。また、同町ではかんがい排水施設整備が不十分なため、圃田管理が天候に左右される状況から離農が進んだとも言われている。

 一般質問では田里千代基、与那原繁の2氏が取り上げた。

 田里氏は「20年前には年間650㌧ほどの収穫があった。現在は10㌶にも満たない」と傾向を述べ、「厳しい状況にあるが、田原川に排水路(取水)を整備するよう行政が動くべきだ。目に見える形で動きを作ってほしい」と訴える。

 与那原氏は「田原川水田は2割ぐらいしか植え付けされていない。ライスセンターの存続も厳しいのではないか」と指摘。「次年度に向けて対策チームを立ち上げないと危機的状況になる」と対応を求めた。

 外間守吉町長は田里氏の質問に「生産して刈り取りして農協に収めても赤字になるとの声もある」とした上で、「産業振興課、JA含め、相対的にどうしたらいいのか考えたい」と答えた。

 同町の米は「与那国島産ひとめぼれ」として販売されており、約1割は地元消費されている。同町の米作は1期作のみ。


2020-06-18 09:25:14
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36505/

市議会一般質問 オンライン学習検討へ

 6月定例石垣市議会(平良秀之議長)は17日、花谷史郎、大濱明彦、石垣達也、石垣亨の4氏が一般質問を行った。新型コロナウイルス感染拡大に備え、市教委は、遠隔学習(オンライン学習)などの可能性を検討する方針を示した。現在、児童生徒のいる各世帯に通信環境の有無などを調べている。

 オンライン学習では、各世帯での通信環境、パソコンなど端末所持が前提となる。市教委は各小中学校を通して各世帯に調査票を配布。Wi|Fi環境や子どもが学習する際に使用できる専用のパソコンやタブレットがあるかないか、休校となった場合の遠隔学習(オンライン学習)を希望するかどうか、などを聞いている。

 天久朝市教育部長は「調査結果を分析しながらオンライン学習の可能性を検討したい」と述べた。自ら計画を立て、課題を解決するなど自学力を身につける取り組みも展開する。

 質問した大濱氏は「オンライン学習では格差が出ないようにしてもらいたい」と要望した。

 農地からの赤土流出防止対策について石垣達也氏が「取り組みが多岐にわたるので協議会などをつくって本気で海域を守る取り組みができないか」と抜本的な取り組みを訴え、中山義隆市長は「ワーキングチームを立ち上げ、どういう組織で動くか、まずは検討をしっかりしたい」と応じた。

 陶芸振興で石垣亨氏は、認定技能士制度の創設を提案。小切間元樹企画部長は「認定制度創設は意義がある。陶芸以外の手仕事分野も視野に制度設計をしていきたい」と答弁した。

 市内には25カ所の工房がある。石垣氏は、新型コロナ対策として割引きクーポン券などの支援を要望、小切間部長は「焼き物まつりの開催に向け近く協議するので、その中でアイデアを交換したい」と述べた。紅イモ「沖夢紫」のクーポン券についても米盛博文農政経済課長が「前向きに検討したい」とした。

 ことし3月にリニューアルされた市ホームページについて花谷氏が新型コロナ情報を例に「支援策と感染防止策が混在して見づらい。大幅な改善が必要だ」と指摘、小切間企画具兆は「引き続き見やすい、分かりやすいを心がけて改善する」と答えた。


2020-06-18 09:24:23
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36504/

新型コロナウイルスの感染拡大…

 新型コロナウイルスの感染拡大で夏の甲子園大会の中止を受け、沖縄県高校野球連盟が独自開催する「夏季高校野球大会」が7月4日、開幕する
大会に参加する3高校の部員たちを励ます応援動画「夢を追い続ける君たちへ」が16日、動画投稿サイト・ユーチューブで公開された。3高校の保護者が最後の夏に向かう部員らに歌でエールを送ろうとサプライズで製作した
夏の甲子園の大会歌「栄冠は君に輝く」を、3高校の保護者や監督、中学時代の指導者などがリレー方式で歌い、中山義隆市長や市出身アーティストの夏川りみさん、金城弘美さん、きいやま商店も出演。BGMを八重高野球部OBのミヤギマモルさんが三線演奏で担っている
この動画を見た部員からは「最高」「このエールを力に変えたい」「勝ってこそ最高の恩返し」などと感想、大会に向け最高の激励となったようだ
実際に動画を見ると歌に保護者の思いがあふれ、元高校球児の親として胸にジンとくるものがあり、自然と涙があふれた。それほど見る人に訴えるものがある
大会前に最高のエールをもらった3高校の球児たち。勝ち負けに関係なく、悔いのないようグラウンドで完全燃焼してほしい。願わくば、3高校の中から幻の甲子園出場校が出てくれたら最高だ。(下野宏一)


2020-06-18 09:23:26
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36503/

本土直行便、毎日運航へ 空港内売店も全店営業


羽田―石垣路線のデイリー運航が再開。初日は117人が来島した=16日午後、南ぬ島石垣空港

 本土と石垣島を結ぶ航空機の直行便デイリー運航が16日に再開した。この日、金曜・日曜のみの運行だった全日本空輸(ANA)の羽田―石垣便が1日1往復に復便。観光客ら117人が南ぬ島石垣空港に降り立った。空港内の売店も全店舗再開し、繁忙期の夏場に向け空港内は活気を取り戻しつつある。

 午後2時45分、羽田―石垣便が石垣空港に到着。観光客らは石垣市職員から感染症予防策などが記されたパンフレットを受け取り、八重山観光のスケジュールをスタートさせた。

 初めて石垣島に来島した40代女性=横浜市=は1人旅で来島。自身の母親が亡くなったことで、夫から「旅行に行ってきたら」と言われ石垣島行きを決意。航空機がデイリー運航するタイミングで日程を合わせた。

 同女性は「竹富島に行って水牛車に乗りたい。海にも行きたい」と話し、竹富島を中心に観光する予定。1泊2日の短い旅だが「石垣島は那覇と違う雰囲気。今回は下見して、秋にまたゆっくりしたい」と思いを語った。

 本土直行便のデイリー就航に合わせ、最大約7割が臨時休業した同空港の店舗も全て再開した。直行便の石垣発、石垣着の時間帯前後に集中するが、複数の観光客が店舗で商品を購入する姿がみられた。

 この日、約1カ月ぶりに店舗営業を再開した土産店の担当者は「にぎわいは多少あったが、売り上げはまだ微妙」と複雑そう。ただ、傾向として4000円以上の高い商品が売れる傾向にあり客単価は平均2000円台。コロナ禍の中、営業していた4月より客単価が上がった。担当者は「気を使って高い物を買ってくれているのかもしれない」と分析した。

 別の店舗の50代女性は「もう少し観光客が戻ってくれたら活気が出る」と期待。「急に忙しくなって戸惑っているが、7月から今までの(夏の)状況になるのでは」と話した。

 ANAの本土直行便は今後、7月中に関西、福岡、名古屋路線の再開と羽田―石垣線の1日2往復4便にする方向で調整。

 日本トランスオーシャン航空(JTA)は羽田―石垣路線を18日に再開する。19日から通常ダイヤの2往復4便で運航し、関西―石垣路線は26日から1往復2便で再開する予定。


2020-06-17 09:36:53
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36502/

平和の尊さ再確認 生徒ら体験活動や展示で


生徒が戦争と平和に関する読み聞かせを行い、平和の尊さを再確認した=16日午前、市立図書館

 6月23日の「慰霊の日」に向け平和への意識を高めてもらおうと、八重山農林高校の平和教育委員会は16日、校内外の各会場で平和学習会を開いた。全校生徒を対象に行われ、生徒たちは校内の展示や体験活動を通して平和の尊さを再確認した。

 同学習会は、会を通して生徒一人一人が平和の尊さ、大切さを再確認する場とすることが目的。

 このうちライフスキル科の2、3年生45人は同日午前、石垣市立図書館で絵本読み聞かせを通して平和学習。同館の児童室担当職員が特攻隊をめぐる物語『すみれ島』や『ひろったラッパ』などを紹介した。

 その後、生徒は4人1組に分かれ、生徒自身がさまざまな戦争に関する絵本を読み聞かせし、戦争と平和への理解を深めた。

 この日の学習会は、同図書館の6月1日の休館解除以降、初の外部団体主催イベント。生徒の3密回避やマスク着用を徹底したなかで行われた。

 このほか、1年生は同校図書館の「平和展」や農業史料館を見学。2、3年生は学科ごとの特色を生かした平和学習を行った。アグリフード科は戦後のパンと現在のパンの比較、グリーンライフ科は尖閣列島戦時遭難死没者慰霊之碑、フードプロデュース科は戦前と戦後の豚の品種や飼育の歴史などを学んだ。


2020-06-17 09:33:17
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36501/

梅雨明けのさんさんと降りそそぐ陽光。

 梅雨明けのさんさんと降りそそぐ陽光。「シャンシャン」とリュキュウクマゼミの初鳴きも観測され、南国八重山に本格的な夏の到来を告げている
コロナ渦の中、休止していた本土直行便の運航が再開され、八重山観光の復調に期待が集まる。一方、夏の海や川を求めて家族らとリフレッシュする旅行や行楽の陰で心配されるのが水の事故である
去る13日には、市内川平石崎半島の海上でスタンドアップパドル(SUP)を楽しんでいた女性が、陸から700㍍の沖合まで風に流されたが市消防本部が水上バイクで救助している
自然の海や川は、陸から見ただけでは分からない面がある。浅瀬もあれば深みもある。海では波が立ち、潮の干満もあり流れが速いなど、危険な個所がある。子どもたちや観光客らにそのことを十分に教えたい
水の事故の主原因をみると、親の一瞬の油断、気象の無視と飲酒や自信過剰による無謀な遊泳がある。マリンレジャーでは器具の使用不慣れなどがあり、安全点検や事前の操作訓練に気を配ることを大切にしたい
これから夏本番に向け、海や川でレジャーを楽しむ機会が増えるだろう。水難事故のほとんどが、ちょっとした不注意が原因で発生している。安全対策を徹底し、八重山の海や川を楽しむ思い出の夏にしてほしい。(鬚川修)


2020-06-17 09:30:58
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36500/

沖夢紫とパイン、給食に 石垣市


ペースト状にした沖夢紫を袋詰めにしていくスタッフ=12日午前、真栄里の南風堂㈱ペースト工場

 新型コロナウイルスの影響で旬の農産物の需要が落ち込んでいるのを受け、石垣市は、甘しょ「沖夢紫」とパインアップルを緊急的に市立学校給食センターの献立材料に取り入れる。今月から沖夢紫は9月までにスープとして計4食、パインは7月までにカットパインとして計4食。いずれも小中学校の給食に取り入れられるのは初めて。量的には多くはないが、農家や加工業者は「今後、新たな道が開ける可能性がある」と期待する。

 政府の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した特産品等の緊急地産地消拡大支援事業で、市は生産農家と加工事業者の所得維持を目的に加工業者に対し補助金を出す。沖夢紫加工事業者の南風堂㈱ペースト工場(大城智芳工場長)に冷凍ペースト1個につき35ー45円、パイン加工事業者の㈱農業生産法人石垣島SUNファーム(當銘敏秀代表取締役)には冷凍カットパイン1個につき34ー42円。供給量は沖夢紫355㌔程度、パイン178㌔程度になる見通し。

 ペースト工場は、石垣市甘しょ生産組合(石垣英邦組合長、168人)の生産する量の95%を仕入れて土産用の原料にしているが、観光客の激減によって原料の買い上げ制限を余儀なくされている。

 大城工場長は「学級給食は工場としても助かるし、何より生産農家が喜んでいると思う。良い物をつくっているというプライドにもつながるのではないか。給食で沖夢紫のおいしさに気付いてもらえるとうれしい」と話す。同社ではペースト以外の加工品の供給も検討している。

 生産組合の石垣組合長は「組合としても、販路拡大をしようといろんなところにアプローチしている。地産地消の観点から学校給食に取り入れられることで沖夢紫の認知度が上がってくれれば」と期待する。

 パインの生産から加工・販売までの6次産業化を実現している石垣島SUNファームは、関東圏の学校給食に石垣島産の冷凍カットパインを年間40万食出荷している実績があるが、地元給食への納品は初めて。

 當銘代表は「地元では他の業者がやっていると思っていたので灯台下暗しだった。今後、学校給食という道が開ける可能性もある。子どもたちに地元のパインを紹介する場になる。給食センターでは、生果は扱いにくいと言うことなので、これに民間として貢献できることはありがたい」と話している。


2020-06-16 09:08:04
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36499/

羽田ー石垣便 きょうから運航再開


営業再開を前に店舗の清掃や商品の陳列に精を出す空港店舗の職員=15日午後、南ぬ島石垣空港

 全日本空輸(ANA)の羽田ー石垣直行便が16日から毎日運航となることに合わせ、空港や石垣市内の観光地では休業していた店舗も営業を再開する。復便前日となった15日、各店舗では本格的な受け入れ再開に向け準備を進める従業員の姿があった。

 南ぬ島石垣空港では16日に残っていた8店舗が営業を再開し、全店舗(27店)の営業が揃った。再開を前にした15日、従業員らが店舗の清掃や商品の陳列など再開準備に追われていた。

 お土産用のお菓子などを販売する沖縄・石垣島マルシェ店舗責任者の深川美弘さん(51)は「期待よりも不安が大きい」と本音。「どれくらいの人が来るかまだ状況がみえない。6月はあまり期待できないが、7、8月に戻ってきてくれればなんとか」と願った。

 人気観光地の川平湾でも本土直行便の復便に合わせ、グラスボートなど3店舗が16日から営業を再開。このうち㈲川平マリンサービス(松原一代代表取締役社長)では予約状況のチェックや作成したガイドラインをもとに感染対策を講じるなど準備作業に当たった。

 船内座席には互いの間隔がとれるようステッカーを表示。乗船できる人数も制限するなどしている。

 4月10日から続いた休業に担当者は「やっと動ける」と一息つく一方、「どれだけのお客さんが入ってくるか全然読めない。7月まで県外の団体の予約などもないので、始まってみないと分からない」と不安も口にした。

 ANAによると16日の羽田|石垣直行便の予約人数は117人、予約率は43%となっている。また、6月中の同直行便予約率はANAと18日から運航再開する日本トランスオーシャン航空(JTA)ともに40〜50%を推移している。

 直行便の本格的な運航再開に合わせ、石垣港離島ターミナル発着の離島航路は黒島と鳩間島を除く路線で1〜2往復増便するなどスケジュールを変更。7月1日からさらに便を増やし対応していく。

 石垣市観光文化課は、15日までだった空港到着ロビーでのチラシ配りを今月末まで延長。マスク着用の徹底やそのほか、感染防止対策についても広く呼び掛ける。


2020-06-16 09:00:12
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36498/

梅雨が明けた。日中は真夏日、夜は寝苦しく…

 梅雨が明けた。日中は真夏日、夜は寝苦しくクーラーなしではいられない熱帯夜の時節。迎える盛夏が思いやられる
猛暑となるのに、マスクはいつまで必要なんだろうか。このウイルスが「熱に弱い」との一部報道がある。本当なら島々はコロナと無縁の「天国」のはず。でも、何も確証はなく信じられない
熱中症が怖い時期でもある。マスクは熱がこもって不快。厚労省は屋外で2㍍の間隔を開ければマスク不要と普及宣伝に大わらわだ。ジョギングやウオーキングに励む老若男女はご注意を、運動時はマスクをはずさないと危険とか。秋には口元だけ白い日焼け顔になるかも
アベノマスクが届いた。やっと。政権肝いり、国民に不評の布マスク。たった2枚に国民の血税、巨費を惜しげもなく浪費した「愚策」をこの目で見た。なのに総理は国会で「仮に全国民が布マスクを1カ月着用すれば、使い捨てマスク30億枚の需要に相当する」と強弁した。懲りないお人だ
テレビでは涼しく蒸れない「夏用マスク」の開発を報じている。アパレルメーカーやスポーツブランドが続々参入中と。島々に届くのは秋口か
「密」になる場面はマスクを。せめて人がいないところでマスクをはずし、ささやかな息抜きと解放感にひたるとしますか、この夏は。(慶田盛伸)


2020-06-16 08:57:14
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36497/

下落傾向に歯止めか 八重山家畜市場


八重山家畜市場の6月セリ初日が開かれ、子牛平均価格が50万円を超えた=13日午後、同市場

 八重山家畜市場で13日、肉用牛の6月セリが始まり、初日の子牛平均価格は5月のセリ値から6万3668円増の56万3033円となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響による下落傾向に歯止めがかかる形となったが、購買者は「枝肉の需要が上がれば回復するが、コロナの動向を見なければならない」と慎重な見方をしている。6月セリは14日まで。

 素牛価格は、コロナ禍で店舗の臨時休業や外出自粛により牛肉の需要減とともに低迷。八重山家畜市場での5月セリ平均価格は49万9365円となり、前年5月の約75万円から約25万円減となっていた。

 この日のセリは、宮良・白保に加え、西表島や与那国など離島の子牛が中心。JAおきなわによると、離島から船で移動するため体調不良になる個体もいることから、初日のセリ値は低くなる傾向にある。

 この日の購買者は前月から2人増の39人。入場した子牛253頭のうち251頭取り引きされた。売り上げは1億4161万7300円。最高価格は雌で89万6500円、雄で86万9000円だった。

 初日の結果を受け、JAおきなわ八重山地区畜産振興センターの担当者は「(全国で)自粛解除となり、飲食店が動いているので下げ止まりとなった。購買者も安定して来ているので感謝している」と話した。

 ただ、セリ平均値は5月平均を上回ったものの、全国的に肉用牛の需要が回復に転じたわけではない。

 佐賀県の購買者は「まだ、観光や輸出の消費は期待できない」と説明。鹿児島県の購買者も「購買者が増えたことでセリの平均値が上がった。まだ回復傾向とは言えないが、枝肉の需要が上がれば回復する」と分析、「7月セリも、コロナの動向を踏まえつつ様子見になるだろう」と話す。

 竹富島の生産農家(62)はは3頭を出荷したが、昨年比で平均25万円ほどの減。「安かった先月の状況が続いている。やはり急には上がらない」と冷静に受け止めている。(金額は税込み)


2020-06-14 08:03:00
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36496/

豊年祭、各地で奉納芸能中止に 白保、平得、黒島


黒島伝統の「パーレークイ」。ことしは新型コロナの影響で中止に=2019年7月21日、宮里海岸

 八重山郡内の豊年祭は、新型コロナウイルスの感染防止の観点から石垣市の四カ字(新川、石垣、登野城、大川)と大浜のムラプールの奉納芸能中止、与那国の神事のみに縮小に続き、白保と平得も13日までに奉納芸能の中止を決めた。黒島も宮里海岸での「パーレークイ」を取りやめることにした。「入植記念祭」を一大行事とする西表島の入植地域のうち豊原は13日の入植記念祭を断念した。大原、大富、美原などは開催の可否や規模縮小を検討している。

 稲の植え付けから収穫までを地域住民の踊り行列で表現する「稲の一生」を伝統とする白保公民館。横目博二館長は「暴風の中でも必ず続けてきた誇りの行事だが、村から感染者やクラスターがでれば島全体に迷惑をかける」と断腸の思いを口にした。

 平得公民館は、ムラプールに真栄里公民館を招待せず神事中心に変更。綱引きやガーリーなどを行わず、村の旗頭が一同に介し行き来する「ヤーライ」も距離を短縮して行う。

 黒島公民館の又吉清眞館長は中止決定の最大の要因に「高速フェリー船内の3密不可避」を挙げ、「パーレークイは島の一大行事。島の人も郷友も中止にはがっかりしているが、船の便数が増えない現状ではどうしても密になるので、仕方ないと皆納得している」と話した。

 豊原公民館はこの日の入植記念祭を中止する一方、入植記念日だった9日に各家庭へ記念品と豊原の歴史を記した資料を配布、75歳以上の住民に感謝の弁当も届けた。金城清公民館長は「祭りがなくなったのは少し寂しいが、助け合いの気持ちを忘れないように、というのが一番の目的で原点。こんな形もありかなと思う」と話した。

 一方、西表島の祖納公民館は、郡内での感染者発生がないことを条件に7月29日、30日に豊年祭を例年通り開催する方針。那良伊孫一館長は「感染の流行状況を常に注視し、感染予防の方法を考えながら準備を行っていきたい」としている。


2020-06-14 08:01:00
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36495/

市の緊急事態解除に基づき濃密、3蜜に十二…

 市の緊急事態解除に基づき濃密、3蜜に十二分に気を付けたうえで再開を認めます。ただし、グラウンドゴルフやゲートボールは高齢者の熱中症予防の観点から引き続き休止、再開は涼しくなる9月以降の予定です。これは石垣市、八重山地区老人クラブ連合会が事務所を置く石垣市老人福祉センターからの案内
同センターでは市内の老人会在籍会員を対象に、18の趣味のクラブ活動へ場所を提供、日舞、フラ、フォークダンス、大正琴、書道、詩吟など多彩な活動を展開している
6月の再開では卓球などを含む室内組はOKで、室外のグラウンドゴルフ、ゲートボールが継続休止にされたのは意外だった。前例、規則に準じた配慮だとしても納得できるものではない
身体的距離、濃密の点から言えば社交ダンスやカラオケ、囲碁などの方がお互い近しすぎるのでは。室外競技愛好者の不満解消のためにも再検討を望む。幸い野外コート周辺はモモタマナの木が緑陰を作り涼しい。再開後の6、7月は午前活動。休止も盛夏の8月を提案したい
連合会の方針、管理者の都合ゆえか趣味のクラブ活動や事業が平日主体というのも課題。土日祝も開催し開館できないか
今、市の老人会は新入会員が少ない。センター開放と魅力ある活動、事業で若手を呼び込もう。(仲間清隆)


2020-06-14 08:00:00
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36494/

多機能型で建設計画 竹富町役場の石垣庁舎


竹富町役場石垣庁舎の外観パース図

 竹富町役場の旧本庁舎跡地に計画されている石垣庁舎の規模が12日、6月定例町議会(新田長男議長)に上程された議案で明らかになった。庁舎整備計画案によると、1984平方㍍の石垣市有地に鉄骨造5階建て、延べ床面積4702平方㍍。町民用の宿泊施設、町関係機関事務所、ファミリーサポートセンターも庁舎機能として位置づけている。工事委託契約案によると、事業費に当たる契約金額は30億6240万円。議案が議決されれば、設計・工事・施工監理を一括で契約する。

 石垣庁舎の整備計画は、5月26日のプレゼンテーション審査で大和リース㈱沖縄支店の案が選ばれた。

 建物内は1階〜3階まで町長部局と教育委員会部局が入る。議会事務局と議場は4階。

 社会福祉協議会観光協会、商工会、物産観光振興公社、ファミリーサポートセンター、男女別の簡易宿泊施設、妊産婦滞在用宿泊室の各エリアも設ける。町の特産品を置くためのコンビニの入居も計画する。

 町関係機関やコンビニから賃貸料を徴収し、宿泊施設に指定管理者制度を導入することで、宿泊料を低料金で設定できると見込む。

 町は、建築費を抑えるため、民間との案分など様々な案を模索してきたが、町が事業費を全額負担することに。財源は、緊急防災減災事業債、市町村役場機能緊急保全事業債、返地債、新庁舎建設基金を充てる予定。

 町によると、防災設備部分(備蓄庫・防災無線室)を現行より高台に移動させることで緊防災が一部適用になるという。市町村役場事業債は、町が事業主体という条件で本年度中に実施設計を完成させれば、次年度に繰り越して活用することも可能。契約締結後に同社と詳細を詰めて実施設計を完成させ、今年12月に起債適用に向け県との協議に臨む。

 順調にいけば今年度内の着工、2022年度内の完成、23年度の供用開始となる。

 一方、西表島大原への本庁舎移転計画は海上交通網整備が前提条件になっており、庁内で検討を重ねている。


2020-06-13 10:00:09
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36493/

サービス業など対象拡大 コロナ感染予防認定事業


ポスターを手に感染予防ガイドライン認定モデル普及事業への申請を呼び掛ける中山義隆市長=12日夕、庁議室

 新型コロナウイルス感染予防に取り組む商業分野の事業所に対策費として2〜3万円を補助する感染予防ガイドライン認定モデル普及事業で石垣市は12日、一般消費者を対象に接客を伴うサービスやガイドを行う業種全般にまで対象業種を拡大すると発表した。15日〜7月31日の間、申請を受け付ける。先に始めた飲食業、タクシー事業、小売業では同日現在で計78業者から申請がある。

 中山義隆市長は庁議室で会見し、「ガイドラインとチェックリストを作成して申請してもらいたい。石垣島全体が感染予防対策をとっていると言うスタイルをつくりたい。今月中旬以降、本土直行便の再開による観光客受け入れ本格化に向け、石垣島に来る皆さんにも、受け入れる市民にも安心感を与えたい」と述べ、協力を呼び掛けた。

 追加された対象業種には理髪店、美容院、エステ、カラオケ店、ゲームセンターなども含まれている。

 一方、感染防止協力協定を締結した宿泊事業者は同日現在、198事業所(125施設)となっている。市は、20室以下に2万円以内、21室以上には1室につき1000円を助成すると説明した。ほかに協力事業所を証明するステッカー、発熱チェックカード、感染症対策チラシを配布するとともに市ホームページに事業者名を掲載する。

 問い合わせは商工振興課(82-1533)、観光文化課(82-1535)。


2020-06-13 09:55:59
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36492/

ぽつぽつ、ぱらぱら、しとしと。日本語には

 ぽつぽつ、ぱらぱら、しとしと。日本語には雨に関するオノマトペが多い。水に恵まれた国ならでは。雨音を聴いていると何だか落ち着く。癒やしの効果もあるように思う
8日の朝も雨が降っていた。最初は心地よかったが、地面をたたき付ける音がだんだん大きくなる。梅雨入り直後の5月12日に記録的な大雨が降ったばかり。不安がよぎる
息子を学校まで車で送ると校門前に長い車列。その後、雨は勢いを増した。午前9時20分までの1時間雨量は122.5㍉と6月の観測史上最大。6時間、12時間、24時間それぞれの雨量もこれまでの観測記録を更新した
「ざーざー」「どしゃどしゃ」どころの雨ではなかった。どう表現すればいいのか。ごう音に近い。傾斜地の道路は激流の川と化し、至るところで道路が冠水した。床上・床下浸水被害もあった。雨の恐怖を感じた人も多いだろう
雨量に加え、コンクリートジャングルも水害を招く要因の一つだ。雨水が地下に浸透しないので排水が間に合わない。たまる一方。大雨のたびに冠水する南大浜線では大人の腰近くまで水位が上昇した
今後も南大浜地区では住宅や商業施設の開発が予想され、旧空港跡地も着実に市街化していく。透水性のある舗装材やコンクリートに注目したい。(比嘉盛友)


2020-06-13 09:48:57
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36491/

八重山観光に復調の兆し


修学旅行の予約が前年より高まる傾向にある。関係者はコロナ第2波でのキャンセルを懸念している=2019年11月5日、南ぬ島石垣空港(資料写真)

 新型コロナウイルス感染拡大で大打撃を受けた八重山観光に復調の兆しが見え始めている。秋以降の修学旅行の予約が好調で、受け入れ校数が前年の約2倍になった事業所も。旅行先を海外から国内に変更した学校もあり、国内客の動きに一定の変化が出た形。関係者はコロナ第2波を懸念した上で「秋から順調に伸びてくれたら」と期待する。

 観光バスを運営する東運輸㈱(松原栄松代表取締役社長)では、例年100校前後の修学旅行を受け入れるが、ことしは最大約120件の予約を受けた。

 グアム、台湾、韓国、東南アジアから八重山観光に振り替えた学校は予約ベースで3割程度、新規の学校が増えた。同社の日笠利昭取締役総務課長は新規校の増加について「一度、八重山に来て頂けたら、今後も来島する可能性があり、新規校の定着が見込まれる」と展望を語る。

 気がかりは東京都教育委員会が5月28日付で発表した学校運営に関するガイドライン。都立中・高に対し「宿泊を伴う行事や郊外での活動は、延期または中止」を求めており、同社は自粛ムードの再燃を懸念する。

 マリンダイビング業の㈲ぷしぃぬしま(安谷屋正和代表取締役社長)でも修学旅行の受け入れが相次ぐ。同社によると5月頃から予約が来春2〜3月に振り替わり、同期間は前年比で約2倍の受け入れに。10〜12月のシーズンも前年同様の予約状況という。田中誠司常務取締役は「今後、海外からの振り替えも入ると思う。新規来島校も増えている印象だ」と状況を話す。

 旅行社が修学旅行先を海外から八重山に変更する理由もある。学校側が海外のコロナ禍を避ける傾向にあるため、国内でも本土からの旅行単価が高いエリアとして八重山が選ばれているというのが関係者の見方だ。

 南の美ら花ホテルミヤヒラを運営する美ら花グループの宮平康弘CEOは「修学旅行の海外からの振り替えが大きなホテルに入ってきている」と傾向を語り、「秋は高齢者マーケットと言われるが、高齢者は感染症に対して慎重。秋の観光客が伸びなくて困っていたので大歓迎だ」と喜ぶ。「コロナ第2波は心配だが、10月(秋)の観光が何事もなく成功すると、春、来年へつながる」と期待した。

 八重山ビジターズビューローの八重山教育旅行誘致委員会によると、20年度の来島校は予約ベースで前年度と同じ104校。ただ、ことし4〜5月にキャンセルが15校入り、別の時期に振り替えられたかは不明。


2020-06-12 09:12:49
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36490/

与那国町 公共工事が40日余停止


新型コロナウイルスの影響で工事が遅れている与那国町のごみ焼却施設=11日午後

 与那国町の公共工事が新型コロナウイルスの影響で遅れている。同町によると、ごみ焼却施設工事は4月25日から40日余に渡ってストップ、来年3月の供用開始が遅れる可能性もあるという。一方、水道水を軟水化する新浄水場も島外から専門家を呼べず水質検査が遅れていたが、6月末の供用開始で調整中。

 ごみ焼却施設は同町リサイクルセンター隣接地に建設している。建築の事業費は約21億円で防衛省予算を活用。同施設では8時間で5㌧のごみ焼却が可能。現在、最終処分場にはごみ袋のまま捨てており、焼却施設の完成後は、ごみを焼却し、灰にすることで、ごみの軽量化、同処分場の延命化を図る。

 工事は基礎工事の途中でストップ。新型コロナ感染対策のため同町は、島外の施工業者に工事の自粛を求め、施工業者も中止を決めた。まちづくり課の担当者は「(コロナ禍で)施工業者も現場に入ることが難しく、宿泊業者も受け入れなかったのが決定的だった」と話す。現在、当初4月に予定していた建築資機材搬入もできていない。

 今後のスケジュールは6月15日以降、本格化に工事を再開させ、20年度内の建築完成を目指す。その後、試験運転も必要になるが、担当者は「年度内の供用開始は厳しいだろう」と来年4月にずれ込む可能性を示した。

 水道水を軟水化する硬度軽減化設備「RO膜ユニット」を整備した新浄水場は、6月末の供用開始予定。まちづくり課は「試運転で問題がなければ6月末の供用開始」と話した。


2020-06-12 09:11:22
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36489/

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