沖縄歴史文化研究会

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八重山毎日新聞社
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ムラプール奉納、祝典中止 四カ字豊年祭77年ぶり


ことしの石垣市四カ字の豊年祭ムラプールの奉納行事中止が決定した=2019年6月26日、真乙姥嶽前(資料写真)

8月8日(オン)、9日(ムラ)に予定されている石垣市四カ字(新川、石垣、大川、登野城)のことしの豊年祭は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ムラプールの奉納行事、祝典等を中止し、神事を中心に縮小して執り行われることが27日、決まった。字会長4人が同日午後、協議し、決めた。オンプールは字ごとに行う方針で一致。詳細は今後各字会で検討を進める。新川字会によると、ムラプールの奉納等の中止は、1943年以来、77年ぶり2回目。

 豊年祭の開催については、新川字会の金城文雄会長、石垣字会の森永用朗会長、大川字会の宮良長欣会長、登野城字会の新城浩健会長が27日午後6時から、大川公民館で話し合った。

 金城会長は「例年通りに実施した場合、感染拡大防止策を講じることは困難」として①豊年祭の趣旨を生かし神事を中心とした祭とする②少人数の関係者を主体に行事の充実および縮小を図る③祝典、奉納等は中止するーと提案。他3字会長が賛同した。

 真乙姥嶽を中心に行われる四カ字の豊年祭(ムラプール)は島内最大級の奉納行事。例年、御嶽周辺は一日中、旗頭、巻踊り、五穀の種子授けの儀、アヒャー綱などを見ようと訪れた地域住民や観光客でひしめく。

 金城会長は「本県本市においても自粛生活からの解放感は否めない。夏の観光シーズンには県内外から大勢の観光客が押し寄せることが予想される」と感染拡大第2波を危惧。3字会長らも「新川字会の判断を尊重したい。神司と相談し、神事を主体に進める方向にした」、「オープンに行えば県外からも多くの人が来る。油断はできない」と賛同した。

 大綱引き用のワラの確保など準備に時間を要するため、この時期に中止を判断した。

 ことしは全国的にも感染拡大防止の観点から青森県の青森ねぶた祭や徳島県の阿波おどりなど祭行事中止が相次いでおり、郡内各地の公民館でも検討が始まっている。

 西表島の大原公民館は、8月1日の大原まつりの開催について地域で協議を進めている。玉盛雅治公民館長は「準備期間が1、2カ月必要なので、6月中旬には判断したい」という。

 与那国島の祖納自治公民館連絡協議会の真謝喜八郎会長によると、8月15日の豊年祭について、6月2日に協議する。真謝会長は「昨年も台風で綱引きが中止になった。綱を無駄にしないためにも行いたいが」と頭を悩ませている。


2020-05-28 10:14:18
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36446/

石垣市 9935万円の経済対策追加


石垣市一般会計補正予算(コロナ対策)

 新型コロナウイルスの影響に伴う経済対策費9935万円を追加する石垣市の2020年度一般会計補正予算案は27日、臨時市議会で可決された。全会一致だったが、野党と与党の一部から、ひとり親世帯ら生活困窮者への給付金など直接の支援を求める声が挙がった。中山市長は「さまざまな形で支援対策をとっており、現時点で直接的な給付は考えていない」と理解を求めた。

 今回の支援事業はすべて国庫支出金の地方創生臨時交付金を活用。歳入で同交付金を2億1202万円に増額する一方、前回の補正で新型コロナ対応に確保した自主財源の財政調整基金繰入金1億1267万円を減額し、同基金に繰り戻した。この基金については今後計画する支援事業に充当する考え。補正後の予算総額は405億1856万円。

 補正予算案の審議、採決に先立ち行われた全議員による新型コロナ感染症対策特別委員会(砥板芳行委員長)では、野党が「基金を減額せずに支援メニューの拡充や新しい支援を出すべきだ。なぜ引っ込めるのか」(前津究氏)、「スピード感が求められており、今すぐできる事業を打つべきだ。生活困窮世帯への手当を優先すべきだ」(長浜信夫氏)などと基金の繰り戻しを疑問視。

 中山市長は「まずは国、県の補助事業を活用するのが得策。もっと困った人が出てきたとき、財政的に厳しくなったとき、国、県の補正がこれ以上ないというとき、手元にお金がないと次の手を打つことができない。自主財源はいざというときに出動させるので理解を」と述べた。

 与党、公明石垣の石垣達也氏は「市が何もやっていないと感じている市民もいる。経済を回す対策も必要だが、生活困窮世帯やつぶれそうな会社に現金給付など直接的な支援を考えてもらいたい」と訴えた。

 中山市長は「学校給食費の1学期無償などは、直接的な給付ではないが、(子育て世帯の)支出は抑えられている。経済対策などさまざまな形で市民生活、家庭の支援になるような対策をとっている。直接的な給付金については現時点では考えていない」と答弁、石垣氏は「もう一度考えてほしい」と迫った。

 野党側は本会議終了後、「1次、2次の補正はいずれも国の支援の範囲。自主財源の持ち出しを極力控えようとしている。市民が一番苦しいときに基金を繰り戻すのはありえない。今後の事業で対応すると言うのは言語道断だ」(宮良操氏)と批判、今後の特別委員会で提起していく考えを示した。


2020-05-28 10:00:24
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36445/

郡内の児童生徒にとって先週から今週に…

 郡内の児童生徒にとって先週から今週にかけては落胆と喜びが交差した複雑な気持ちになったことだろう
まず、20日に高校球児の憧れ、夏の甲子園大会の中止が決まった。大きな目標を失った全国の高校球児が落胆し、悔し涙を流した。ただ、沖縄県高野連は、7月に県独自の大会の開催を決定、県内の高校球児の思いに応えた
だが、市内の中学校で学校の部活動が再開された25日、県中学校総合体育大会、陸上競技大会の中止が発表された。地区大会は陸上は中止だが、その他競技は7月23日、24日で開催し、生徒たちの頑張りに報いることとなった。ただ、部活再開の日に、目標の県大会中止を知らされた生徒たちの心境を考えると、心が痛む
そして27日、地区小学校体育連盟から小学陸上競技大会の中止が知らされた。これら全てが新型コロナウイルスの影響を受けての措置だ
各学校では、長期休業による授業の遅れを取り戻すため、運動会や学習発表会、就学旅行など、学校行事の見直しも検討されていると聞く。長い外出自粛からようやく開放された子どもたちにとっては、学校生活の大きな楽しみがコロナに奪われる格好だ
少しでも子どもたちが、ことしの学校生活に楽しい思い出を残せるよう、大人たちの知恵と工夫が必要では。(下野宏一)


2020-05-28 09:58:30
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36444/

観光関連事業者 感染防止策の徹底確認


観光客受け入れ再開に向けた合同会議で意見を述べる観光関連事業者ら=26日午後、市民会館中ホール

 新型コロナウイルス感染防止のため来島自粛などを求めている独自の緊急事態宣言を5月末で解除し、6月1日から観光客受け入れを再開する石垣市は26日午後、観光関連事業者との合同会議を市民会館中ホールで開いた。各業界から感染防止対策の報告を受け、市と関連事業者がともに感染防止を徹底することを確認した。中山義隆市長は「この1週間を準備期間として体制を整えたい」と協力を求めた。

 宿泊、運輸、航空、特産品、飲食、マリンレジャー、観光施設、レジャー、航空など観光関連19社の代表者らが出席。宿泊事業者向けに市が作成した協定書と各施設の取り組みが紹介され、観光客受け入れ再開を前に情報共有を図った。

 市観光交流協会は▽宿泊▽運輸▽観光施設▽土産店▽マリンレジャー|の5業種別の感染防止ガイドライン作成を進めており、28日に市に提出すると報告した。

 中山市長は「政府の緊急事態宣言が解除されたことを受け、今後、県外から石垣島にも観光客が来るだろう。感染防止体制を構築しなければ経済の回復はできない。事業者と行政が一丸となって取り組むことが重要」「市民の健康を守りながら経済を動かしていくためには皆さんの協力が不可欠」と述べた。

 市の医療アドバイザー、境田康二氏(かりゆし病院長)は「今後、症状がない観光客にどう対応するかがポイント。早く見つけて濃厚接触者を抑えれば感染拡大を防ぐことができる。皆さんの協力なくしてこれはできない」と協定書への協力を呼び掛けた。

 一方、合同会議では船会社から、竹富町の島々では6月中旬をメドに観光コースの再開に向け観光施設と調整を行っているとの報告があった。ただ、「一部には時期尚早ではないか、休業しているため従業員を確保できず困っている」との意見も。さらに船舶への乗船人数、コースの定員についても検討課題になっているという。

 これについて中山市長は取材に「竹富町の島々では医療体制が脆弱(ぜいじゃく)で高齢者も多いことから警戒感が強いと思う。この間は石垣島内で観光を楽しんでもらいたい」と述べた。


2020-05-27 09:30:52
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36443/

JA八重山 市に農家の支援要請


農畜産物への支援を要請するJAおきなわ八重山地区本部の石垣信治本部長(左)ら=26日午後、庁議室

 新型コロナウイルスでパイン・マンゴー、和牛など農畜産物の消費に大きな影響が出ているとして、JAおきなわ八重山地区本部の石垣信治本部長らが26日、石垣市役所に中山義隆市長を訪ね、支援を要請した。市側は、27日の臨時議会に上程する補正予算案に支援策を計上している、と説明した。

 要請は▽パイン・マンゴー農家の再生産支援として専用肥料の一部助成▽学校給食での農畜産物の活用▽貨物臨時便の継続▽八重山食肉センターでのと畜料の助成▽繁殖農家へのワクチン接種料金の助成。

 臨時貨物便について市側は最大10回分の予算を確保していると説明した。


2020-05-27 09:29:43
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36442/

10年前、大阪地検特捜部…

 10年前、大阪地検特捜部のエリート検事が証拠隠滅容疑で、上司の部長らが故意の証拠改ざんを知りながらこれを隠した犯人隠避の容疑でそれぞれ逮捕され、検察史上、前例のない不祥事に国民は驚かされた
以来、検察組織のあり方が厳しく問われている中で、またもやかと言わざるを得ない事態である
東京高検の黒川弘務検事長(63)が、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言下に新聞記者らと賭けマージャンをした疑惑を報じられ、法務省の調査に事実関係を認め辞職した
黒川氏は、安倍政権が検察庁法の従来の法解釈を急きょ変更して定年を延長し、検察に欠かせない人材とまで言われた人物である。この定年延長を職務上、黒川氏はどう思っていたのか。検事長としての有終の美か、検事総長への道か。自業自得とはいえ政治に翻弄された感も否めない
「ミスター検察」と呼ばれた元検事総長の故伊藤栄樹氏は検事に「被害者と共に泣け、国民にうそをつくな」と訓示。「巨悪は眠らせない」と宣言して数々の大事件を処理した
伊藤氏に習えば、末端のこととなると重箱のスミをつつくように厳しく、大本にはミツのごとく甘いでは困る。検察の理想とする秋霜烈日。検事総長は検事総長にふさわしい人であってほしいと願うだけである。(鬚川修)


2020-05-27 09:28:48
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36441/

離島振興に決意 陸自配備で違い


公開討論会後、握手をする左から次呂久成崇氏と大浜一郎氏=24日夕、ANAインターコンチネンタル石垣リゾート

 29日告示、6月7日投開票の県議選石垣市区(定数2)に立候補を表明している次呂久成崇(46)=社民・社大・共産推薦=と大浜一郎(58)=自民公認、公明推薦=の現職2氏は24日午後、石垣市内ホテルで行われた八重山青年会議所(新里裕樹理事長)の公開討論会に出席し、「医療、教育、経済が連動する八重山モデルを構築したい」「次期沖縄振興計画の重要政策として離島振興を位置付けたい」とそれぞれ決意を語った。石垣市平得大俣への陸上配備計画への対応で違いが出た。

 離島振興策について両氏とも経済、医療、教育、定住条件、社会資本、生活基盤などさまざまな分野で格差や不利性があると指摘した。

 次呂久氏は「新型コロナで医療、教育がストップすると経済もストップすることを実感した。医療と教育をしっかり受けられる環境をつくらなければならない」、大浜氏は「離島振興は県議の仕事。あらゆる分野で本島との格差をしっかり埋めていかなければならない。離島には世界が憧れる魅力もある。政策をぶつけ、実現させたい」と述べた。

 医療体制については両氏ともに新型コロナ対応で脆弱(ぜいじゃく)性が露呈したとの認識を示し、大浜氏は「緊急時に対応できるシステムになっていない。医療物資、医療機器、人材が足りない状況。まずこれを直さなければならない」と指摘、次呂久氏は「地域救命救急センターを設置すれば、医師や医療従事者の確保、ドクターヘリなど離島医療の拡充につながる」と提唱した。

 教育環境の整備についても両氏はオンライン授業の導入などICT(情報通信技術)環境整備の必要性に言及した。

 2年後に期限を迎える沖縄振興特別措置法と沖縄振興計画について両氏とも継続を主張。次呂久氏は「地上戦、米軍占領下など特殊事情で本土との格差が生まれたがまだ解消されていない」、大浜氏は「まだ特別措置法が目指す景色になっていない。廃案になると、離島振興は厳しい」とそれぞれ訴えた。

 討論会は新里理事長のコーディネートで進められ、FMいしがきサンサンラジオと石垣ケーブルテレビで生中継された。新型コロナ対策としてスタッフと報道関係者のみに入場を限定、座席間距離を確保した。


2020-05-26 09:39:17
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36440/

特別定額給付金 申請書を郵送


特別定額給付金の申請書類を郵送するため、車両に積み込む担当班の職員=25日午前、市役所内

 国民1人につき10万円を給付する特別定額給付金で与那国町では26日から、石垣市では6月10日から、各世帯への支給が開始される見通しだ。市は25日、申請書約2万4000通を郵送、26日から配達が開始される。すでに支給を開始している竹富町では同日現在、給付率が91.68%に達している。3市町の総給付額は約55億7500万円。

 給付金は世帯主に支給される。3市町で人口規模が最多の市は支給対象4万9687人(2万5190世帯)。支給総額は49億6870万円。

 市は、DV(ドメスティックバイオレンス)被害や児童虐待の市民を世帯主から振り分けるなどリストをとりまとめた上で申請書類を郵送した。6月1日から申請書類の内容を審査し、会計課での処理を経て金融機関への振り込みを依頼。申請者への振り込みが金融機関の5営業日後となっているため、6月10日から支給開始となる見通しだ。

 マイナンバーカードでのオンライン申請は約1200件受け付け、すでに1100件給付した。同カードを所持していない市民のうち生活困窮者に対しては、福祉総務課の窓口で特例措置として相談、申請を受け付けた。

 担当者は「投函(とうかん)する前に申請書類の確認のチェックをくれぐれもお願いしたい。間違いがあるとやり直しとなり、給付の遅れにつながる」と協力を求めている。

 与那国町では1724人960世帯が対象で、給付額は1億7240万円。25日現在で約700世帯から申請があり、オンライン申請も含め26日から給付を順次開始する。

 竹富町は4338人2515世帯で4億3380万円。今月7日から給付を開始しており、25日時点で3977人2220世帯に総額3億9770万円を給付した。給付率は世帯88.27%、対象人数91.68%。


2020-05-26 09:35:45
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36439/

「責任」という言葉が、内容を伴わない何と

 「責任」という言葉が、内容を伴わない何ともあいまいな手触りになっていないだろうか。手元の辞書「大辞泉」によれば、責任とは「立場上、当然負わなければならない義務」「自分のしたことについて責めを負うこと」とある
この方はいかがだろう。2012年12月以降の第2次安倍政権で、不祥事などで辞任した閣僚は実に10人に及ぶ。「政治とカネ」だけではなく、失言や暴言が相次ぎ、辞表提出という事実上の更迭。首相はそのたび「任命責任は私にある」と明確に述べながら、ご自身は何の責任も負わない
危機管理に強いがゆえの「一強」と、よく言われてきた。が、ここへ来て政権運営にほころびが目立つ
新型コロナ対策のあれこれ。布マスク配布に、現金給付金10万円のちゃぶ台返し。あげくのはてが検事定年延長の閣議決定、法案先送りに続く当のご本人、東京高検検事長の賭けマージャン
今回も「最終的な責任は私」としつつ「法案を出してきたのは法務省」「処分を決めたのは検事総長」と逃げている。辞任10人目の前法務大臣河井克行氏は公職選挙法違反で起訴が近いとされる
SNS上で政権への抗議がかつてない規模となったように、国民の視線は厳しさを増す。「ある」なら「取る」べき責任が、あいまいなままではいけない。(慶田盛伸)


2020-05-26 09:32:23
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36438/

無投票の公算大きく 告示まで1週間切る


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 6月7日投開票の県議選は29日告示まで1週間を切り、石垣市区(定数2)では次呂久成崇(46)=社民・社大・共産推薦=と大浜一郎氏(58)=自民公認、公明推薦=の現職2氏以外に立候補の動きがなく、無投票の公算が大きくなっている。両氏はこれまでに政策を発表、新型コロナウイルスへの対応や離島振興策などを掲げた。24日には八重山青年会議所主催の公開討論会に臨む。

 次呂久氏は、新型コロナによる影響を踏まえ、医療・教育・経済を充実させる「八重山モデル」を提唱。医療分野では県立八重山病院への「地域救命救急センター」の設置、教育ではオンラインシステムの整備、経済では安定した輸送体制の維持と負担軽減を挙げる。 

 大浜氏は2期目のテーマに「離島振興へ一直線」を設定、▽離島振興政策の次期沖縄振興計画への重要政策としての位置付け▽離島医療・福祉・介護政策の充実と防災防疫危機管理体制の強化▽離島の教育・子育て・貧困等改善施策の展開|を3本柱に据える。

 両氏の政策に大きな違いがみられるのは石垣島への陸自配備と米軍普天間飛行場の辺野古移設への対応。

 次呂久氏は「辺野古新基地、宮古・八重山諸島への軍事基地問題に取り組む」として反対の立場。「石垣島への自衛隊配備は近隣諸国との緊張を高める。平得大俣にもどこにもミサイル基地はつくらせない」とする。

 大浜氏は「辺野古への代替施設建設工事を進めていくことが現実的な解決方法」と容認。陸自配備には「中国海警船は今や中国の軍事組織傘下にあり、高度な危機対応体制としての陸自配備は国家の責務だ」としている。

 公開討論会は24日午後3時からANAインターコンチネンタル石垣リゾート12階「トップオブやいま」で行われ、FMいしがきサンサンラジオ、石垣ケーブルテレビで生中継される。入場は、新型コロナウイルス感染防止のためスタッフや報道関係者のみに限定される。

 サンサンラジオへのアクセスはホームページ(https://www.fmishigaki.jp/)かQRコード。


2020-05-24 08:30:01
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36437/

避難所でも三密回避へ 台風など災害時の備え


避難所の運営では仕切り板を設置し、感染防止を図る=14日、石垣市健康福祉センター検診ホール

 石垣市は、災害時避難所での新型コロナウイルス感染症拡散防止対策をまとめ、台風襲来などに備えている。市健康福祉センターでは高齢者・障がい者、一般市民、観光客ら外来者、発熱者・体調不良者の4区画に分け、予備区画も設けて対応する。それぞれ立ち入りを制限するほか、各区画内でも避難者同士の距離を確保する。

 市は、警報級の災害発生時に対策本部を設置するとともに避難所を開設する。避難所の運営では人と人との接触の低減を図り、「三密」の回避を推進する。

 受け入れに当たっては、入り口ですべての避難者に検温を実施、避難者名簿で▽体調に異常なし▽せき▽鼻水▽くしゃみ▽頭痛▽倦怠(けんたい)感▽息苦しさ▽のどの痛み▽味覚嗅覚障害―などの項目に該当するかどうかチェックしてもらう。このデータを参考に各区画に振り分ける。待ち時間の密集を避けるため、避難者を駐車場で待機させ、係員の案内で1人ずつ入所させる。

 各区画では、避難者同士の距離を2㍍以上離し、飛沫(ひまつ)などが周囲に飛散しないよう、仕切り板を設置して個室をつくる。さらに換気のために大型扇風機を使用し、空気の流れをつくる。手洗いやせきエチケット、マスク着用、共同使用品の消毒も徹底する。

 市防災管理課によると、建物1階部分で約200人の避難スペースの確保が可能。200人を超えると、2階フロアも開放し、収容数に対応する。

 大濵武防災危機管理課長は「避難所で集団感染が発生したら大変なことになる。重症化しやすい高齢者や障がい者は一般市民とエリアを分けて接触を防いでいく」と話している。

 福祉避難所兼ふれあい交流施設「結い心センター」は、要援護者の避難施設とし、乳幼児・母子専用区画も設ける。避難者が増えた場合は健康福祉センターに分散する。

 同室は14日、暴風警報の発令時を想定したシミュレーションを市健康福祉センターで行い、区画割り振りの手順などを確認した。


2020-05-24 08:25:42
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36436/

先日、テレビ記者が山梨のお年寄りに元気な

 先日、テレビ記者が山梨のお年寄りに元気な長寿者の多い理由を尋ねていた。返ってきたのが「無尽の掛け持ち」の答え。無尽は頼母子講(沖縄では模合)のこと
ただ沖縄の模合と異なり、まとまった金を融通し合う目的はなく、会食費のみを徴収し余剰金は積み立てて遠出の費用などに充てるとのこと。そんな無尽をいくつも掛け持ち、いろんな人と出会い、おしゃべりすることで、ますます元気になっていると自慢していた
今、世の中は3蜜、身体的距離の保持、外出自粛など人との濃厚接触を減らすよう要請されている。この時期、山梨のお年寄りはどう過ごしていらっしゃるのだろうか
一方、模合どころか、地域の団体や趣味同好会の活動に無関心な島のお年寄りの多くは、この時期にどう向き合っていらっしゃるのだろうか。夫婦または子孫同居の場合は話せる相手がいるからまだしも、お年寄りの一人暮らしではますます孤立してしまうのでは
その意味で島の老人クラブ連合会が主催する多彩な事業や趣味の会活動は、山梨の無尽に似て、会食が無いだけで談笑、身体を動かすことなどほぼ同じ効用があり他地域の会員との親睦で健康長寿を育む場としては最適
ということで64歳までは字会(公民館)、65歳からは老人会活動をお勧めしたい。(仲間清隆)


2020-05-24 08:20:15
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36435/

石垣市 宿泊施設対象の協定案作成


受け入れ再開行程表

 6月1日からの観光客受け入れ再開に向け、石垣市は宿泊事業者を対象にした新型コロナウイルス感染防止協力協定案を作成し、301事業者に18日付で送付した。同時に同案に関する意向調査も行っている。調査結果を踏まえ協定内容を確定し、25日以降に締結作業に入る考え。締結事業者には対策費の一部を補助するほか、認定ステッカー・シールの配布、ホームページでの紹介も行う。

 協定案は「すべての宿泊者に対して感染防止対策を万全に講じる」ことを基本的な立場とし、▽原則1週間以上の滞在者の受け入れを推進する▽滞在日数にかかわらず検温や健康チェック、外出時のマスク着用や三密の回避、手洗い、手指消毒などの感染予防策の徹底を促す▽チェックアウト日以後3日間の検温と健康観察をするよう事前に依頼し、3日目に直接連絡して発熱や体調不良など新型コロナ感染の疑いの有無を確認するーことなどを内容としている。

 宿泊施設内での感染防止対策の徹底、対策に関する実務責任者の配置と市への報告なども盛り込んでいる。

 原則1週間以上の滞在とするのは▽新型コロナが感染から平均5〜6日で発症すること▽発症の2日前からウイルスを排出することーなどを踏まえ、観光客が万一感染者であった場合に濃厚接触者を迅速に特定することができ、感染拡大防止が可能になるためとしている。

 意向調査の結果次第では、案を一部見直すこともある。

 協定書を締結した宿泊事業者に対する対策費の補助については、国の地方創生臨時交付金を活用した制度創設を検討している。

 協定締結の際には、それぞれの宿泊施設で独自の感染防止対策ガイドラインを定める必要があり、市は未作成の施設に作成支援も行う。

 新型コロナが一掃されていない中での観光客受け入れ再開について市は「共存する形で始められるもの。ウイルスが存在する以上、『うつらない』『うつさない』を大原則に市民、事業者、観光客など、それぞれの立場で感染予防や拡大防止対策をしっかり継続するしかない。今回の協定書締結は、そのために必要なステップであり、これからの観光のあり方を一緒に模索していく良い機会でもある」として協力を求めている。

 問い合わせは観光文化課(82-1535)。


2020-05-23 10:25:17
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36434/

西表島で112㍉の雨量 5月の3時間 観測史上最大


雨で崖が崩れた崎枝屋良部一周線=22日午後(石垣市防災危機管理課提供)

 八重山地方は22日、梅雨前線や低気圧の影響で激しい雨に見舞われた。西表島では同日午後8時までの3時間、6時間、12時間それぞれの雨量が5月の観測史上最大を記録した。

 西表島では3時間で112㍉、6時間154㍉、12時間で199㍉の雨量があった。

 石垣市川平ではそれぞれ75㍉、92㍉、140.5㍉の雨量があり、崎枝屋良部一周線や野底林道で一部崖崩れがあった。

 屋良部では電信屋から御神埼の区間が通行止めとなっている。野底林道では通行止めはないが、市は「可能な限り迂回(うかい)を」と呼び掛けている。

 八重山地方は23日にかけ、発達した積乱雲の下での落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨が予想されるため、石垣島地方気象台が注意を呼び掛けている。


2020-05-23 10:18:52
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36433/

アイザック・ニュートンが万有引力の法則や…

 アイザック・ニュートンが万有引力の法則や微分積分の考え方を生み出したのは、ペストの流行でひまができたからー。19日のテレビ朝日「グッドモーニング」の「池上彰のニュース検定」で紹介されていた
ペストが17世紀にヨーロッパで流行した際、通っていたケンブリッジ大学も休校となり、ニュートンはふるさとに帰った。そこで思索にふけっているうちに大業績を成し遂げたというのだ
ネットで検索すると、ニュートンはわずか1年半ほどの間に主要な業績の発見、証明をした。この期間は「創造的休暇」とも呼ばれているそう
そんな歴史上の大発見ではなくても、ささやかな発見や気づきは日常生活の中にもある。例えば仕事に集中、没頭した後の休憩や帰りの車中。ボーッとしている時間にポッと良いアイデアが浮かぶときが。これも考え続けたからこその、ひらめきや着想であろう
池上さんは「災い転じて福と成す。新型コロナウイルスの流行で日本中で休校が続く中、どこかで第2のニュートンが生まれることを期待する」と締めていた
さて休校期間中、子どもたちはどう過ごしていたのだろう。わが家では、これ幸いにとゲームやビデオに熱中していた。もっと、強制的にでも「ひま」な時間を与えればよかったか。(比嘉盛友)


2020-05-23 10:17:41
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36432/

「離島振興へ一直線」 大浜氏、県議選基本政策を発表


基本政策について発表する大浜一郎氏=21日午後、登野城の後援会事務所

 5月29日告示、6月7日投開票の県議選石垣市区(定数2)に立候補を表明している現職の大浜一郎氏(58)=自民公認、公明推薦=は21日、登野城の後援会事務所で基本政策を発表した。「離島振興へ一直線」を2期目のテーマに掲げ、新型コロナウイルス対策などを通して「本島との格差を改めて感じた」と強調、「離島振興一直線に取り組みたい」と決意を語った。

 ①離島振興政策の次期沖縄振興計画への重要政策としての位置付け②離島医療・福祉・介護政策の充実と防災防疫危機管理体制強化③離島の教育・子育て・貧困等改善施策の展開ーを3本柱に据えた。

 ①については「県の農林水産物産出、沖縄の魅力を創出する観光でも八重山の担う役割、貢献度は極めて高い」と指摘。経済基盤整備、定住条件不利性解消施策の充実、伝統文化継承発展への支援策、離島に優遇した政策金融の継続などを例に「沖縄特例措置の必要性を強く訴え、離島振興政策を次期沖縄振興計画への重要な位置付けとして取り組んでいく」と述べた。

 ②については▽急患搬送ヘリの運用体制▽医師や看護師ら医療従事者、医療物資、医療設備の充足▽小規模離島への医師配置ーなどに言及した上で「離島地域の医療は、政策医療としての位置付けが必要だ」と述べた。

 3本柱のほか、緊急・中期・長期に分けた政策課題を列挙。緊急性のある新型コロナへの対応では雇用維持、事業存続、農水産物出荷輸送、資金繰りなどへの支援強化を打ち出し、具体的な対策の一つとして政府の2次補正で予定されている与党案の特別家賃支援給付金(仮称)を挙げ、「成立後の利用促進を支援していく」と述べた。

 国・県などの新型コロナ支援策の一覧をパンフレットにまとめ、各世帯に届けていることも紹介した。


2020-05-22 09:36:22
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36431/

設備投資費など支援 竹富町経済対策第2弾


竹富町の今後の対策

 竹富町は、国や県が示す「新しい生活様式」に準じた新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関するガイドラインを作成し、町の認定基準をクリアした町内の全事業者に対し6月1日以降、設備投資費の支援や物資を支給していく。作成が難しい事業者に対しては町がサポートする。現在、支援額や申請方法について調整中。ガイドラインの作成例は会員制交流サイト(SNS)のほか、紙媒体などで周知を検討している。

 町は21日午後、町役場仮庁舎で開いた記者会見で経済対策第2弾を発表した。

 八重山3市町は、6月1日から必要な対策を講じた上で観光客の受け入れを再開する方針。竹富町も飲食、宿泊、製造業、観光関連サービス、交通、小売業、建設業に▽身体的距離の確保▽3密を防止▽施設の換気▽マスク着用|など具体的な対策を示すよう求めていく。

 今回の支援制度は、各事業者が営業を再開する際に町が提示する骨子案をもとに自主的に取り組むもの。新たな生活様式と制度を用いて感染症対策の手法を全事業者に浸透させたい考え。ガイドライン以外にチェックリストの作成も必要で、認定された事業者のみ支援が受けられる。

 このほか、「(仮称)コロナにまけるな!頑張る地域応援プロジェクト」を創設し、新しい生活様式を取り入れ活動する公民館やその他団体にも支援金や物資支給を行う。農林水産業は、農家の声を吸い上げ支援策を検討する。

 ウイルスの水際対策として、船会社に3密回避や乗客数の制限を要請する。ユーグレナ石垣港離島ターミナルで離島に渡る乗客の検温も継続する。

 町内は観光業を主とする第3次産業が全産業の7割を占め、経済活動は観光客の増減に大きく左右されている。事業者の持続的な収入を確保しつつ、町の考えをどこまで浸透させることができるかがポイントになりそうだ。

 西大舛旬町長「今後は感染拡大防止を基準としながら、持続的に発展していく新たな形へと変えていかなければならない。町民、各事業者の皆さまの理解と協力をお願い申し上げる」と呼び掛けた。


2020-05-22 09:32:58
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36430/

造成工事を中断 カンムリワシの営巣活動確認

 平得大俣での陸上自衛隊配備計画をめぐり、沖縄防衛局は21日、造成現場周辺の山林でカンムリワシの営巣活動を確認したとして20日に工事を中断したと公表した。今後について「いつまで中止するかを含め、現時点で確定的なことは言えない。市や有識者の意見を踏まえながら必要な保全対策を検討したい」としている。20日午後2時ごろまでは、重機による破砕音が確認されていたたため、工事中断はそれ以降とみられる。

 防衛局によると、20日の調査で、つがいと思われるペアの雄が特定の場所に出入りし食べ物を運ぶなど営巣活動を、石垣市教育委員会文化財課とともに確認した。具体的場所については、保護を目的に公表していない。

 同局は「カンムリワシは、地表に出てきた昆虫類などを餌とする爬虫(はちゅう)類を捕食するために造成工事の範囲内に飛来する可能性がある。このため、造成工事に当たっては、工事関係者に保護対策にかかる教育を徹底し、特に工事車両との接触やロードキルが発生することがないようにするなど、カンムリワシの保全に努めていく」としている。

 市教委文化財課は「防衛局が立案した保全策が妥当か、地域のカンムリワシの専門家の意見を踏まえて確認し、協議を行っていく」としている。

 カンムリワシをめぐっては、石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会(共同代表・上原秀政氏ら5人)や周辺4地区公民館がことし2月、営巣活動が始まる同月以降、工事の中断を求めていた経緯がある。

 於茂登地区在住の農家で、周辺のカンムリワシを見続けている連絡会の嶺井善共同代表は「本来は巣作りが始まる2月の時点で工事を中断すべきだ。カンムリワシなど希少動植物や水の問題など自然環境への影響について公的機関である国がきちんと環境アセスメントをしなければならない。そうでなければ、何か起きたときに誰が責任を負うのか」と批判する。

 島内のカンムリワシを調査しているカンムリワシ・リサーチの小林孝代表は「これまで要請を行ってきたが、何の反応もなかったので、今回の工事中断にはありがとうと言いたい。工事中断は、子育てが終わる9月までは継続すべきだ。あそこがカンムリワシなど他の貴重動植物の重要な生息場所となっている」と強調した。


2020-05-22 09:28:30
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36429/

竹富町・与那国町 観光客受け入れ


竹富島でも6月から宿泊予約が入り始めている(2020年3月13日撮影)

 【竹富町・与那国町】石垣市が6月1日から条件を付け段階的に観光客を受け入れることに伴い、竹富町、与那国町でも受け入れ再開へガイドラインを示す動きが出ている。両町は宿泊長期滞在者の受け入れ推奨や滞在中の感染防止策徹底など、市の基本的な考え方と足並みをそろえていく。竹富は独自の方針として入島客を抑えるため、観光サービス業者へ客数の予約制限を求めていく。各観光事業所が受け入れ準備を進める一方、ウイルスへの抵抗が強く、足踏みする経営者もおり、対応は分かれている。

 市が入域の受け皿を広げることで、観光資源が豊富な両町への観光客流入も想定される。感染を防ぎながら、どのように経済活動を再開させるかが課題だ。

 竹富町は、急激に観光客が増加しないよう、観光関連団体に予約数の制限を求める考え。具体的には、これまで1日当たり10人受けていた予約人数を5〜7人に減らす取り組み。代わりに料金を引き上げ、量から質への転換を狙う。町担当者は「強制力は無く、あくまで事業所側の判断になる」と協力ベースを強調。

 マリンレジャー業者からは「同業者が多くて、価格は下がっていく流れになると思う。少ない客の取り合いになるかもしれない」と指摘の声もある。

 竹富、波照間の民宿などは6月の予約が入り始めている。波照間の50代男性は「宿を再開しないと生活が厳しい。東京や大阪からの予約はしばらく受け付けないが、他地域から徐々に取っていきたい」と話す。黒島の50代男性は「町内で石垣市のような受け入れ方針はなじまない。日本人で1週間も長期滞在する客はいない。高齢の宿主は宿泊後の健康確認もできないのではないか」と難色を示した。

 一方、与那国町は今週までに宿泊事業者へ石垣市と同様の5項目を基本的な考え方として知らせた。

 水際対策では空港到着ロビーでサーモグラフィーによる体温測定を実施しているほか、感染の疑いがある人を診療所の外で診察し、町内ホテルで隔離する準備も進めている。

 民宿経営の60代女性は「今はインフラ工事の業者を受けている。県内客は安心だが、県外客は怖い」と不安げ。

 与那国町観光協会の崎元俊男会長は「島出身者の帰省も嫌がる人もいる。受け入れが再開しても、もろ手を挙げて観光客を迎えられないのでは」と話した。


2020-05-21 09:30:33
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36428/

3高校、きょう再開


学校再開に向けて入学式の準備を行う八重山農林高校の教職員ら=20日午後、同校

 新型コロナウイルスの影響で4月6日から臨時休校措置を取っていた八重山3高校と八重山特別支援学校など県立学校は21日に学校を再開する。3高校は県教育委員会の方針に基づき感染予防策として、25日から当面の間、生徒を半数ずつ交代で登校させる分散登校体制で授業を実施する。八重山特別支援学校は小規模校なので通常登校となっている。入学式は八特支が21日、3高校が22日に行う。

 八重山高校(黒島直人校長、682人)は、出席番号奇数の生徒、偶数の生徒が午前と午後で入れ替わり登校。八重山農林高校(山城聡校長、271人)は出席番号の奇数偶数で生徒を分け、1日ずつ交代で登校させる。八重山商工高校(波平孝夫校長、全日制371人、定時制59人)は、コースごとに生徒を半数に分け、交代で午前登校と午後登校させる。分散登校は感染拡大リスクを抑える狙いがあるが、授業時数確保に2倍の日程を要する。

 約2カ月弱の異例の長期臨時休校を経て、八重高3年生で大学医学部進学を志望している古澤琉希叶(りきと)君(18)は「休校期間中は全てを自分で考え判断しないといけない上、勉強も自習のみ。初めてのことで不安は大きかった。早く授業に出て学びの理解を深めたい」と切実。

 八重農3年生で牛の肥育に関する課題研究を予定している上江洲伶生君(17、フードプロデュース科)は「4、5月のデータが取れなかった。学校再開後はゆっくりやっている暇はない。厳しいと思うが(牛の)体重測定や餌の分量研究など懸命に取り組みたい」と焦りを見せた。

 八商工3年生の具志堅健人君(18、商業科会計システムコース)は「春はオープンキャンパスに行く予定だったが全部中止になった。自分は必要な検定を取得済みだが、未取得の生徒は受験に影響が出るのでは」と懸念を語った。


2020-05-21 09:29:25
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36427/

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