沖縄歴史文化研究会

琉球の歴史、文化、首里城など幅広く沖縄について学んでいます
八重山毎日新聞社
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割当量、前年比6割増に クロマグロ漁獲


沖縄県の漁獲枠が拡大されたクロマグロ。漁業者には安堵の声が広がっている=3月26日、八重山漁協

 資源回復を目的に都道府県別でクロマグロ(本マグロ)の漁獲枠を設ける国の第6管理期間(4月~2021年3月)で、沖縄県の漁獲可能量が当初の127・2㌧から78・1㌧増の205・3㌧に拡大された。県は増加分を県内操業期間の前期(4~7月)の割当量114㌧に追加して192・1㌧とする。昨年の割当量114㌧から約6割増。貨物臨時便の運航に加え、漁獲枠の拡大に八重山の漁業者からは「収入を得ることができる」と安堵(あんど)の声が上がっている。

 県が12日、農林水産大臣から管理量の変更を承認されたと発表した。昨年は5月17日に制限量近くに達しため、翌日に採捕停止を各漁協に通知。漁業者はシーズン中にも操業中止を余儀なくされ、石垣市議会などが「漁業経営を圧迫する」などとして漁獲枠の拡大を国に求めていた。県水産課によると、今期については最低でもおととしの県全体漁獲実績約190㌧の枠確保を国に伝えていた。

 八重山漁協などによると、昨年の水揚げは219本(前年比168本減)、約45㌧(同26㌧減)。ことしは13日現在、155本、30㌧の水揚げがある。日本トランスオーシャン航空(JTA)の貨物臨時便が運航されているため、水揚げされたクロマグロを豊洲市場を中心に出荷できるようになっている。

 八漁協鮪船主会(座波幸次会長)によると、臨時便の運航を喜ぶ一方、当初の漁獲枠に達して操業停止という事態にならないか不安を抱いていたという。

 座波会長は「臨時便が運航されて助かったと思っていたところへ、そろそろ漁獲枠に達して操業ができなくなるのではないかと心配していたが、漁獲枠が拡大されてホッとした。セリ値は下がっているが、漁獲枠が拡大されれば操業ができ、少ないけれども収入を得ることはできる」と話し、「今後も貨物臨時便を継続してほしい」と願った。


2020-05-14 10:04:51
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36408/

沖夢紫の出荷先模索 市甘しょ組合


菓子の需要減に伴い減反が始まった沖夢紫。余ったイモの出荷先は決まっていない(資料写真)

 新型コロナウイルスの影響で観光客が激減し、菓子店の売り上げが下降線をたどり紅イモ「沖夢紫」の買い上げを制限したことで、石垣市甘しょ生産組合(石垣英邦組合長、168人)が、紅イモ「沖夢紫」の春植え(4~6月)作付けを減反するよう組合員に要請していることが13日までに分かった。各農家の生産量は、制限を設けた菓子店への供給量を超える見込みで今後、既存菓子店以外の販路確保が課題となっている。

 同組合によると組合の沖夢紫を95%以上買い取っているという㈱八重山南風堂から、4月9日付で減反要請があった。同社は沖夢紫関連商品の販売が低迷する見通しを示し、昨年の秋植え分は買い取るものの、今季の春・夏植え面積は前年の半分程度にするよう求めている。同組合は臨時理事会を招集し農家に減反要請する方向性を確認、組合員に通知した。

 沖夢紫は大きく春植えと秋植えがあり、2019年(1月~12月)の収量は年間259㌧で過去最高を更新。ことしは年間目標値を28㌶300㌧に定め、年間収量の約7割ある春植えは220~240㌧と予測していた。

 同事務局が減反に応じるか組合員に確認したところ、約60人から減反する旨の報告を受け、20年春植えを17㌶170㌧強の見込みに下方修正した。ただ、南風堂が求める「半分程度」の規模を上回るため、組合は出荷先を失った沖夢紫の販路開拓が必要になっている。

 石垣組合長によると、新たな販路確保のため市内青果店で出荷物の検品、沖縄本島の加工場での加工、酒造所との連携など調整中だが現時点で新規販路は定まっていない。

 昨年1年間で5㌧余り収穫した60代男性=宮良=は、作付面積を約2倍に拡大する予定だったが減反要請で現状維持を決めた。ただ、面積拡大に伴い、昨年の収益で専用機械を仲間と共同出資で購入するなど投資もした。

 「今後、収入は減るが買ってもらえないほうが心配。半分は買うとのことだが、買ってもらわないと困る。組合には販路を模索して、安心して売れるようにしてほしい」と求めた。

 石垣市は17年5月、県が定める甘しょの拠点産地に認定されている。


2020-05-14 09:57:14
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36407/

地元の高級食材を買い求めようと長い長い…

 地元の高級食材を買い求めようと長い長い車列が続くー。大型連休前のJA石垣牛、9日の活車エビのドライブスルー方式で行った地元還元セールの光景だ
車列は最長で石垣牛で2㌔、車エビでもそれに近い列ができた。だが、残念ながら両方とも1時間を待たずに完売、車列に並んだ大半の市民が買い求めることはできなかった。関係者もここまでの状況は予想もしていなかったようで、「想定外」の反響に驚きをみせた
販売された石垣牛、活車エビとも高級食材。石垣牛は観光客、車エビは贈答用や業者向けの需要が多く、一般消費者にとっては〝高根の花〟。買いたくてもその価格からなかなか手が伸びなかったのが実情
今回は、新型コロナの影響で需要の減少や航空便の運休・減便による輸送力の低下で、郡外発送が厳しくなったことを受け、地元消費に活路を見いだそうとの取り組みだ
価格が石垣牛は通常の半値、車エビはそれ以下と激安。地元消費の支援の輪と、この機会に食べようという消費者の意向が重なったのではないか
このほかに輸送面で課題を抱えるパイナップルや本マグロ、花き類へも支援の輪が広がっている。これを機に、地元消費を活性化させる対策も必要。地元消費者が手を伸ばせる地元価格を設定してほしいものだ。(下野宏一)


2020-05-14 09:55:33
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36406/

社員募集


社員募集

社員募集


2020-05-14 08:00:00
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36402/

石垣島地方で記録的な大雨


記録的大雨で冠水する新栄大通り=12日午前7時20分ごろ

 梅雨入り直後の12日早朝、石垣島地方は梅雨前線の影響で記録的な大雨に見舞われ、石垣市登野城で午前7時2分までの1時間に1896年(明治29年)の観測史上最大の126㍉の雨量を記録した。石垣市防災危機管理室によると、道路冠水が相次ぎ、大川では床下浸水も1軒あった。発達した積乱雲の影響で落雷もあり、沖縄電力によると、最大で約5500戸が停電した。市によると、ケガ人の報告はない。

 市内では南大浜線、新栄大通り、八重山商工前などで道路の冠水があった。南大浜線で車両2台、旧空港給油所前の国道390号で同1台が立ち往生した。

 竹富町によると、小浜島で県道210号線の一部が冠水、民家の床下浸水も1軒あった。

 沖電によると、同日午前6時4分以降、石垣島、竹富島、黒島、小浜島で計5500戸が停電した。午前11時51分までに大部分で復旧した。

 石垣島地方には午前6時15分に大雨警報が発令され、同9時52分に解除された。

 午後5時半現在、各地の雨量は▽登野城169・5㍉▽盛山88・0㍉▽川平82・0㍉▽伊原間54・5㍉▽大原19・0㍉▽波照間11・0㍉▽与那国13・0㍉|などとなっている。

 13日も梅雨前線の影響で曇り、石垣島地方では昼すぎに一時雨、与那国島地方では昼すぎから所により雨が降る見込み。


2020-05-13 09:44:41
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36405/

石垣市・竹富町 1カ月遅れの入学式


入学式で名前を呼ばれ元気よく返事する新1年生=12日午前、登野城小学校体育館

 新型コロナウイルス感染防止のための臨時休校が明けた石垣市と竹富町の公立小中学校は11日と12日に、約1カ月遅れの入学式を各校で行った。4月15、16日に式を行った与那国町を含め、郡内公立小学校で新1年生645人、中学校で619人が新たな学び舎の門をくぐった。

 このうち登野城小学校(棚原広幸校長、児童642人)では、列席を保護者と教職員のみに限定して式を開催。午前9時半、マスクを着用した式服姿の新1年生119人が、体育館へ堂々と入場した。

 棚原校長は「新型コロナウイルスの影響で自宅で1カ月も待つことになり大変だったと思う」と児童と保護者をねぎらい「ありがとうといっぱい言える人になってほしい」と激励。児童会長の菊池拳太朗君(6年)が「皆のことをとても楽しみに待っていた。楽しい毎日にしていきましょう」と歓迎した。

 式後、各教室でオリエンテーションを実施。髙江洲青和君(6)は「入学式ってどんなことをするのかなとずっと楽しみだった。本をたくさん借りたい」と笑顔を輝かせ、運天朝陽さん(6)が「入学式楽しかった。算数を頑張りたい」とはにかんだ。早朝の大雨の影響で、複数の学校は式の開始時間を遅らせた。


2020-05-13 09:43:32
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36404/

入院を経験した人には…

 入院を経験した人には、看護師さんのありがたさがよく分かる。身近にいて患者の症状を観察しながら判断を下し、医師との連絡に当たってくれる
治療だけ    ではない。自分はなぜ病気になったのかと不安が胸を締め付けた時、発する言葉一つ一つの何げない優しさが、患者に大事な心の安らぎを与えてくれる
医師もしかりである。手術ともなれば命と向き合う患者の不安は日増しに大きくなる。その不安を取り除くために手を尽くして治療へとつなげていく。医療の現場には、生きるのを応援する美しいものがあふれている
だからこそ患者は、苦しかった入院生活を乗り越えて解放された時、真っ先に医師や看護師らに心からの「ありがとう」の言葉を発して、普段ある当たり前の生活と命の大切さを改めて実感するのではないか
世界的な脅威となっている新型コロナウイルス感染症。命の最前線では、医師や看護師らが、感染リスクにさらされながらも患者のために必死になって頑張っている。だが、医療従事者とその家族への暴言や差別行為が残念ながらいまだに続いている
精神的ストレスの蓄積は病気の根源である。健康的な職場が明るい社会を築くことにもなる。医療の現場で働く皆さんへ。地域ぐるみで心から「ありがとう」とエールを送りたい。(鬚川修)


2020-05-13 09:42:39
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36403/

石垣市、竹富町 小中学校が再開、新学期


47日ぶりに登校し、新学期をスタートさせる児童ら=11日午前、八島小学校

 新型コロナウイルス感染拡大防止のために臨時休校措置を取っていた石垣市と竹富町の小中学校は11日再開した。3学期終業から47日ぶりに児童生徒の姿が校内に戻り、約1カ月遅れで新学期がスタートした。与那国町では7日から再開している。この間の授業時数約20日間を確保するため、市教委と竹教委は今年度の夏休みを8月1~19日に、与教委は同1~23日にそれぞれ短縮する。

 本島での新型コロナ感染拡大に伴い、3市町の小中学校は4月7日から2週間の臨時休校に。市内でも感染者が確認されたことを受け5月6日まで延長、石垣市と竹富町は市内4例目の感染確認から2週間後の10日まで延ばしていた。

 このうち八島小学校(仲地秀将校長、248人)では午前7時30分ごろから児童らが続々と登校。感染予防対策として2分された通行路や検温待機の列など、いつもと違う眺めに緊張した表情を見せたが、休み時間になると友人らとじゃれあい、校内に元気な笑い声が響いた。

 同校は3密を避けるために一堂に会しての始業式を行わず、午前9時から仲地校長と児童会役員の東江春奈さん(6年生、11)が校内放送であいさつ、児童が各クラスで校歌を歌った。

 仲地校長は「約1カ月遅れの始業式。大変楽しみだったと思う。探求心を持って粘り強く取り組み、勉強をますます好きになってほしい」と期待、東江さんは「マスクと手洗いをして、これまで以上に協力し合って八島小を盛り上げていこう」と呼び掛けた。

 各クラスでは担任と児童が対面。このうち5年2組では牧志麻美教諭が「一番頑張ってほしいのは手洗いとうがい。メリハリをつけて頑張っていきましょう」と声をかけ、児童からは「ことしはプールはあるの」「調理実習は」「運動会は」などと質問が飛び交った。


2020-05-12 09:56:40
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36401/

【県議選】事務所再開も活動自粛


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 5月29日告示、6月7日投開票の県議選石垣市区(定数2)に立候補を予定する次呂久成崇(46)=社民・社大・共産推薦=と大浜一郎氏(58)=自民公認=の現職2氏は11日、新型コロナウイルスの感染防止で閉鎖していた後援会事務所を再開した。ただ、緊急事態が発令されているため、今後も限定的な活動になる見通しで、両氏は「新型コロナの状況をみながら対応していくしかない」としている。

 市の緊急事態宣言などが発令された4月16日以降、両陣営とも事務所を閉鎖。11日の同宣言の緩和措置などに合わせ再開したものの、事務所関係者は「こういう状況では動けない」と困惑気味。この日は数人の支持者らがチラシや名刺を封筒に入れる作業を行っていた。

 これまで懇談会や集会など「3密」につながるような活動を控えており、今後も行動を自粛しながら電話やSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などを活用して浸透を図る。政策発表については日程を含め、どのような形で行うか調整している。告示日の出発式、出陣式の内容も今後の動向を見極めながら判断する。

 両氏ともこれまで新型コロナに関する支援策などの情報収集、対象者への情報発信を行ってきたほか、業界へのヒアリングなどを通して必要な支援策の把握に努めてきた。今後もこうした活動を通して支持拡大を図るとともに政策にも反映させていく考えだ。

 次呂久氏は「今できることしっかりやるだけ。最後まで気を緩めずに取り組む」、大浜氏は「アフターコロナのことを考えながらしっかり取り組んでいきたい」と話した。

 石垣市区は現段階で現職以外に具体的な動きがなく、無投票の可能性もあるが、両氏とも「選挙があると思って動いている」と気を引き締めている。


2020-05-12 09:51:41
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36400/

子どもたちの学校が、保育園が始まった…

 子どもたちの学校が、保育園が始まった。県立学校はまだ先だが、全県に先駆けて校庭に子どもたちの笑顔と歓声が戻ってきた。長かった1か月余りを思えば、胸をなでおろす大人が多いはず。お互いながら、お疲れさま。子どもたちにとっても生涯忘れられない「コロナ休校」である
市立小中学校では、始業式、入学式もしていなかった。宙ぶらりんのまま休校に入ったから、気持ちの整理もできにくかっただろう。改めて進級、入学おめでとう。一日も早く新しい友だちができて、新しいクラスにも慣れるといいね
全国では八重山同様に学校を再開した県もあるのに、休校続きの東京では入学式を「世界標準」の9月とする議論が浮上している
学習の遅れを取り戻し、将来の海外留学もしやすくなる利点があると。学校現場をますます混乱させないか。結論を急ぐことなかれ、熟慮こそ必要な時だ
学校が始まれば地域社会が動き出す。休業していた地元の宿泊、飲食業界が営業を再開し、にぎわいを取り戻そうと必死だ。誰もが「コロナ以前」の、あの日に帰りたい。社会や暮らしをどう立て直してゆくか、模索する日々が続く
福木の花がほろほろと散り、樹下を黄色に染めている。季節はめぐり、梅雨入りした。心晴ればれとなる日はいつか。(慶田盛伸)


2020-05-12 09:50:00
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36399/

きょう経済活動解禁 条件付きに対応割れる


店内飲食の再開を翌日に控えテーブルの消毒を行うスタッフ=10日午後、市内の居酒屋

 石垣市が11日から始める新型コロナウイルスからの回復プラン(1)では、条件付きで経済活動が解禁される。飲食業には地元客と観光客の混在を避ける対策、宿泊業には原則として1週間以上の長期滞在に限った受け入れが求められている。感染防止策を確立して店内での飲食提供を再開する動きがある一方、求められている対策にも新たな感染の恐れがあるとして引き続き自粛する店舗も。対応が割れている。

■入店、最大4組

 約1カ月間、店内飲食を自粛したある居酒屋では11日の緩和に合わせ予防策を決定。通常は14組(56人)の入店が可能だが、最大4組(16人)までの入店に制限し、客同士の間隔を空けた営業を展開する。

 市は飲食店に同居家族を除く多人数(4~5人以上)の入店規制を求めており、「それに近い取り組み」と担当者。5人1組で来店した場合、最大3組限定に変更。10人1組で来店すると貸し切りにすることも検討する。

 一方、エリア分けや隔日入店などによる観光客と地元客の混在回避については「観光客か地元客か判断が難しい」と打ち明け、別の居酒屋店主は「そもそも地元客が感染をおそれて来店しないのではないか。当面、様子をみながらの対応になると思う」と消極的。焼き肉店の店主は「どうしても三密は避けられないので五月中は店内営業を自粛する」と話した。

■宿泊業「難しい」

 観光客の宿泊が激減した市内ホテルの担当者は1週間以上の長期滞在者に限るとの条件に「気持ちは分かるが、現実的に難しい」と冷ややかだ。

 宿泊者は医療、建築の関係者が多いようで、泊まっても1~2泊といったところ。「やむをえず仕事で来ている人ばかり。1週間以上の滞在者のみというのは実態にそぐわない」と指摘する。

 さらに宿泊者の毎日の検温や健康状態の確認を求められることにも「ホテルは警察でも保健所でもないので、宿泊者の体温を調べることは難しい」と疑問視する。

■地元客先行も

 八重山ダイビング協会は11日、営業を再開するが、市と方向性をすり合わせ地元客の受け入れを先行する方針だ。

 ただ、加盟するダイビング業の男性は「地元客と言うほど客はいないので、再開しても集客は見込めない」と予想。逆に、一部の業者が観光客を受け入れていると指摘し新型コロナの第2波を懸念する。

 男性は、県の休業要請が解除される21日か、国の緊急事態宣言が解除される6月1日のいずれかで営業再開を検討しており、「しばらくは海の既存・新規のポイント調査をしたい」と語った。


2020-05-11 09:32:35
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36398/

貨物臨時便を追加 石垣―那覇 あすから2日間


臨時貨物便にパインを積み込む地上スタッフ=6日午前、南ぬ島石垣空港

 日本トランスオーシャン航空(JTA)は10日、石垣―那覇線で12日から2日間、貨物臨時便を運航すると発表した。6日から8日までの臨時便に引き続き、地元の強い要請を請け決定した。

 南ぬ島石垣空港では午前10時25分着、同11時25分初となる。機材はボーイング737―800型機。


2020-05-11 09:27:48
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36397/

鳩間島は31日まで、民宿とマリンレジャー

 鳩間島は31日まで、民宿とマリンレジャーの営業を自粛するとともに、観光客の入島を禁止している(本紙9日付8面)。竹富町が7日に緊急事態宣言を解除するなか、島の人たちが話し合って独自に決めた措置である
「きついが終息まで頑張る」。島民のコメントには、自ら収入源を断ってでも新型コロナを阻止するという強い意志を感じる
八重山は多数の島から成り立っている。全体を見渡して行う意思決定と、島や村がそれぞれの状況に応じて打ち出す判断との間にギャップが出るのはやむを得ない
学校では11日の再開に向けた準備が行われ、石垣第二中学校は生徒たちが密にならないようにするための工夫に頭を悩ませている(同)。学校再開はありがたいが、感染防止には万全を期してもらわなければ困る。保護者のこの気持ちがわかるだけに、教員の悩みも一段と、といったところか
八重山では、4月28日に4人目の感染が確認されて以来、新たな感染は確認されていない。黄金週間を乗り切ったと言い切るには、最低でも2週間は待たなければならないが、行動のベクトルがかつての日常を取り戻す方向へ動くのも無理のないことだ
どちらへ進むべきか。悩ましさは立場によりけりだが、共有できる思いの幅は少しの想像力で広がるだろう。(松田良孝)


2020-05-11 09:24:39
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36396/

石垣市 車エビ、パインを特価販売


ドライブスルー方式で新鮮な車エビの販売が行われた=9日午前、南ぬ浜町緑地公園

 石垣市は9日午前、南ぬ浜町緑地公園内で石垣島産の養殖車エビとスナック(ボゴール)パインをドライブスルー方式で販売した。新型コロナウイルス感染症の影響で農水産物の県外輸送手段に制限が出ているため、地元住民に通常より安価で提供。用意した車エビ588箱(1箱500㌘)と大玉パイン400玉は完売し、購入した市民からは「普段手が届かない車エビを安く買えた。地元の消費者としてはありがたい」とうれしい反応がみられた。

 今回、販売会のメインとなった新鮮な車エビは㈲石垣エビ養殖の厳選品。当日の早朝5時半に従業員が養殖池から取り上げた中~特大サイズを箱詰めし販売。同社の上地みか取締役が石垣第二中学校女子バレーボール部のコーチをしている関係で、部員の保護者や顧問ら10人も販売を手伝った。

 当初、午前11時から販売予定だったが、10時の時点で公園内に1㌔以上の車が列をつくったため、開始時間を30分早めた。並んだ市民らはエビのついでにパインも購入。セット販売で相乗効果を生んだ。

 午前8時から並んだ60代男性は「手の届く値段で出してくれてうれしい。生産者は大変だと思うが、地元消費に協力したい」と話した。

 車エビとパイン両方を購入した登野城吉紘さん(20)=大浜=は「エビは網焼きで食べたい。明日は母の日なので母親にプレゼントしたい」と喜んだ。

 上地取締役は「思った以上の反響にびっくり。市民の皆さんに感謝したい。例年に比べ会社の売り上げも4分の1に減り状況は厳しいが、地元の方においしく食べていただければエビも喜ぶと思う」と感謝。今回、購入できなかった住民については「活車エビは養殖場にあるので、5月末まで今日と同じ1箱500㌘を2000円で販売する。ご希望の方は前日までに問い合わせてほしい。居酒屋など得意先にも同様の価格で提供したい」と考えを示した。

 連絡先は88-2134、火・土曜日以外で対応。

 パインはJAゆらてぃく市場、JA営農振興センターの共催で、1玉通常600~800円の大玉1・2㌔を400円で販売した。


2020-05-10 10:07:40
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36395/

竹富町石垣庁舎 プレゼン審査を延期


竹富町役場旧本庁舎解体部分は残り20~30%となっている=1日

 沖縄県内での新型コロナウイルスまん延に伴い、竹富町は8日に予定していた石垣庁舎整備にかかる事業者のプレゼンテーション審査を延期した。提案申請は県内に支店などを有する3事業者からあり、提案資料はチェック済み。今月内のプレゼン審査実施に向け、オンライン対応も含め調整している。

 庁舎整備は設計、施工、工事監理等の業務を一括して請け負う民間事業者の募集を3月31日に開始。4月8日から30日まで提案書類を受け付けた。今月8日にプレゼンテーション審査を行い、11日以降に審査結果の通知・公表後、基本協定を結ぶ計画だった。

 プレゼン審査の実施は、県や石垣市の緊急事態宣言解除、八重山でのコロナ感染者状況などを踏まえ判断する。

 一方、役場旧本庁舎解体工事の工期は今月末を予定。解体の進捗(しんちょく)率は約70~80%。残りの解体部分が隣接ホテルと密接しているため、建物の所有者と調整がつき次第、解体作業に入る。


2020-05-10 10:04:18
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36394/

「コロナ中はする事が無くて楽でしょう、…

 「コロナ中はする事が無くて楽でしょう、特別な一年になるかもね」4月に地域の老人会役員に共に選ばれた一人が「先日、会員に冷やかされた。喜んでいいのかどうか」と苦笑していた
事態が長引くと年間行事が計画通りに行えるのか課題も。ちなみに緊急事態宣言を受けた島の老人会の統括団体石垣市、八重山地区老人クラブ連合会いずれもが、早々に前期の行事を中止または延期にしてしまったのでゴーヤ品評会などでの入賞を目標にしていた会員たちを落胆させている事例も
市老人福祉センターで催されている毎週、毎月の趣味のクラブ活動もセンターの閉鎖で、休止中
かといって地域の活動は停滞させておくわけにもいかず、こんな時期でもできることはないか役員会で検討、公園などの美化活動は、お互いが気を付け予定通り行うことに決め実践中
コロナは、島の各種団体の活動をも左右、宮良青年会は最大行事の3月のサニズ演劇大会を延期、開催にも、より慎重を期している。若夏の海神祭も規模縮小を発表。さらに長引けば綱引き、群舞のある夏の豊年祭、秋の各種祭りは島外の郷友や観光客も関わるだけにどうなるのだろう
とは言い条、役員の一部では人前が苦手で連合会や地域の年間計画で踊り演目行事が減ることを願っている節も。(仲間清隆)


2020-05-10 10:00:43
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36393/

新型コロナ 経済対策費を可決


新型コロナ緊急経済対策費を盛り込んだ補正予算を提案する中山義隆市長(中央)。委員会審査、本会議の質疑を経て全会一致で可決された=8日午前、本会議場

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府と石垣市の緊急経済対策にかかる経費52億2191万を追加する総額404億1921万円の2020年度一般会計補正予算案が8日、市議会(平良秀之議長)の臨時会で全会一致で可決された。国民一人につき10万円を給付する特別定額給付金は11日以降、振り込みが開始される。収入が減少し離職と同程度の状況にある世帯に原則3カ月分の家賃を支給する住居確保給付金は福祉総務課で受け付けている。

 定額給付金事業は50億3200万円。マイナンバーカード所持者を対象にしたオンライン申請を1日から受け付けており、内容を確認次第、11日から口座への振り込みを順次行う。これ以外の市民には5月下旬までに申請書が届くよう準備を急いでいる。マイナンバーカードを所持していない生活困窮者には、郵送前に申請できる方法を検討していることも明らかにした。

 住居確保給付金事業は6660万円。1人世帯に3万2000円、2人世帯に3万8000円、3~5人世帯に4万1000円を支給。いずれも100世帯を見込んでいる。市によると、7日現在で申し込み・相談が90件寄せられている。

 市独自の経済対策は未就学児童に一律8000円を給付する子育て応援給付金事業に2863万円、小中学校の1学期給食費を免除する助成金は7067万円など。

 これ以外にも当初予算の予備費でPCR検査機導入、飲食店の持ち帰り・宅配支援、花き農家・花屋支援、おさしみクーポン券、タクシーを利用した宅配サービスに計800万円を使用している。

 委員会での審議や本会議での質疑で与野党の議員からは約1億3000万円の市独自支援策について不十分との指摘があり、当局側は今後予定している第2、3弾の経済対策に反映させる考えを示した。

 中小零細事業所への給付金などの支援について小切間元樹企画部長は「まずは国の給付金などを活用しながら、どのような支援が良いか検討している」と答弁、中山義隆市長は「1回の給付金では継続した支援にならない。給付金より経済を動かせるような支援策が妥当だと考えている。(市独自の緊急事態宣言を緩和する)11日からゆるやかに経済の回復を目指す事業を行っていく」と述べた。


2020-05-09 09:29:50
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36392/

小中学校再開に準備着々 石垣市と竹富町


石垣第二中学校の教室。机同士の距離を十分に保つことが難しい=7日午後、同校

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため休校措置を取っている石垣市と竹富町の小中学校は、11日の学校再開に向け、準備を進めている。登校時の体調確認の徹底、授業時の三密回避など、感染リスクを抑えた学校運営のすべを模索するが、大規模校では「完全に予防できる保障はない」と不安視する声や、分散登校を望む声も。一方、与那国町は7日に学校を再開。各学校では久々に登校した子どもたちの笑顔があふれた。

 石垣市と竹富町の多くの学校は、登校時に教諭らが児童生徒に対し、校門や教室前で検温記録カードの携帯有無と体調を確認する。カードを忘れた、または体調が悪い児童生徒には検温や診察を施し、場合によっては保護者に連絡して帰宅させるなどし、自己申告漏れを防ぐ狙いだ。

 生徒数492人の石垣第二中学校(友利始夫校長)では、1クラス最大約40人。隣同士の机の間隔はおよそ40~60㌢。友利校長は「離すのはこれが限界」と頭を抱え「できるならば、午前と午後に分けて分散登校させたい。授業時数の確保が2倍かかるが、そのほうが安全」と漏らす。 

 市教育委員会は、分散登校は行わず、全児童生徒の登校を前提とした学校再開の指針を示している。学校教育課は「観光客も減り、石垣市では感染者確認ゼロの日が続いている状態」と説明し「学習を保障するために学校を再開し、入学式、始業式を通して子どもたちの気持ちを入れ替えたい。今後も状況を見て臨機応変に判断する」と語った。

 竹富小中学校(児童22人、生徒7人)の黒島善一校長は「児童生徒数が少ないので3密は避けられる。早く再開したい気持ちと不安どちらもあるが、幸い竹富町では感染者は出ていない。感染予防を徹底し授業を行いたい」と再開に向け気を引き締めた。

 一方、与那国町の小中学校は7日、一足先に授業を再開。このうち与那国中学校では、友人らとの再会を喜ぶ生徒らの笑顔があふれた。寺村有美恵校長は「県立学校の寮に入る予定だった兄や姉が休校に伴い一時帰島したことで、2週間自宅待機を徹底していた子も少なくなく、久しぶりの学校にみんなうれしそうだった」と語り「教室に入るのは10人ほど。距離を保ち、手洗いやマスク着用を励行して授業を進めていきたい」と発奮した。


2020-05-09 09:24:34
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36391/

おいコロナ、お前みたいなヤツは、目に見え…

 おいコロナ、お前みたいなヤツは、目に見えないからといって、この世の中にばい菌をまき、すべての人に外出を自粛させている。モアイ(頼母子講)もできない、ヒージャー(ヤギ)会もできない、ウシオーラセー(闘牛)もできなくなった。この世の中にお前がいるからみんな迷惑している。早く家に帰ってくれ。やなコロナぐぁ
グループラインに送られてきた、牛が語る動画に吹き出してしまった。沖縄方言だったが、だいたいそんな意味だ。息苦しく、気がめいりそうな時でも、やはり何か楽しみを見つけたいもの。自宅では笑い番組、ユーチューブ、ゲーム、読書、マンガなど、それぞれ息抜きの方法があるだろう
人が着用しているマスクを見るのもそのひとつ。玉城デニー知事の日替わりマスクが話題になっているそう。中山義隆市長が着用しているミンサー柄のマスクも乙だ
供給不足を受け、白が主流の従来品とは違うものが出てきた。手作りにはセンスが表れる。おしゃれアイテムの一つになっているかのよう
生まれてこの方50年、インフルエンザが流行しているときでも着用したことはなかった。鼻や口から出る息で熱がこもる。匂いも気になる。でも慣れてきた
マイクロ飛沫が気になる今日この頃。今後もマスクが欠かせないかも。(比嘉盛友)


2020-05-09 09:23:04
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36390/

養殖車エビ出荷落ち込む 年末生産にも影響か


臨時便に間に合わせようと活車エビを急ピッチで詰め込む従業員ら=7日午前、㈲石垣エビ養殖

 新型コロナウイルスの感染拡大による航空便の減便・運休で、八重山の養殖車エビの出荷が制限されている。4月は例年の3~6分の1程度しか出荷できず、養殖池にエビがあふれ酸欠死する恐れも出ている。このままでは、繁忙期となる年末の生産にも影響を及ぼしかねない。養殖会社は車エビのニーズが高い大阪や福岡など地方への便数拡充を求めている。

 八重山郡内で営業する㈲石垣エビ養殖(上地源光代表取締役)=石垣市崎枝=、ユーグレナ竹富エビ養殖㈱(新田長男代表取締役社長)=竹富町竹富=、沖縄栽培水産㈱(藤本修平場長代行)=与那国町=によると、生きた状態の活車エビの出荷時期は長いところで11~7月まで。5月から新たに稚エビを育てる養殖場もある。商品は贈答用のほか、東京、大阪、福岡の空港を経由して国内のセリ市場に送っているが、減便・運休で3月から状況が一変し厳しさが増している。

 石垣エビ養殖は昨年4月の出荷量12㌧に比べことしは3㌧と空輸便の縮小に苦しむ。上地代表は「今年はオリンピック需要を見込み8月出荷用の車エビを準備してきた。コロナでオリンピックは延期になり、出荷も思うようにいかない。このままでは池がパンクし年末用の生産が間に合わない」と声を落とす。「関西や中国地方など地方からの問い合わせが多いので、何とか地方空港に便を増やしてもらい、発送から翌朝のセリに間に合う体制をつくれないだろうか」と願う。

 竹富エビ養殖では出荷が滞り、やむを得ず一部を冷凍用で保存しているが、冷凍庫の収容量は限界に近い。さらに、新田代表は供給が需要を上回ることによって売値が急に下がる値崩れを心配。「東京は流通が良く物が入るので一極化してしまい、エビのセリ値は例年に比べ3分の1に落ちている。地方の方が単価は上がると思うので地方に送りたい」と要望。

 沖縄栽培水産の藤本場長代行も「臨時便を除くと送り先は東京に限定されている。運送会社から飛行機に積み込める量の連絡を受けるが、数量はかなり落ちている」と話した。

 日本トランスオーシャン航空㈱(JTA)は6~8日まで那覇―石垣、宮古間で貨物専用臨時便を運航。その後は県や八重山市町会が運航支援を含め調整する方針だが、生産者は不安定な流通経路に懸念を抱いている。


2020-05-08 09:44:27
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36389/

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