沖縄歴史文化研究会

琉球の歴史、文化、首里城など幅広く沖縄について学んでいます
八重山毎日新聞社
(c)

竹富町 買い物支援サービス稼働中


生活必需品を船に積み込む事業者ら=3日午後、石垣港離島ターミナル

 新型コロナウイルス感染拡大防止の一環で竹富町が先月29日から行っている町民向けの「買い物支援サービス」では、多い日に買い物を代行する協力店1店舗当たり10件ほどの注文が入っている。町民から「ありがたい」と喜ばれる一方、「サービス自体知らなかった」「利用方法が分からない」との声も。同サービスが浸透すれば、今後さらに利用が増えていくとみられる。

 同サービスは、島へのウイルス移入を防ぐため石垣島と町内各離島を結ぶ定期船の減便に伴うもの。町の緊急事態宣言を受け、町内から石垣島へ買い物に来ることが困難になった町民を対象に食料や日用など生活必需品を協力店4店舗が購入して各島に送っている。期間は新型コロナが終息するまでを予定する。

 協力店によると、幼い子を持つ母親からの問い合わせが多いという。利用頻度の高い島は小浜、西表、竹富。波照間では島内の共同売店や生協を利用する住民が多い。

 協力店は、自社で取り扱っていない商品については市内スーパーなどで調達している。店によってばらつきはあるが、1日平均3~5件程度の受注がある。50人ほどの顧客を抱える協力店もある。

 (株)石垣島青果の王滝将弘代表取締役(30)によると、青果以外にツナ缶やポーク缶のほか、納豆、牛乳の注文が多い。中にはメーカーを指定する利用者もおり、極力リクエストに応えているという。

 (株)あい青果の担当者は「いつも竹富町の方にお世話になっているので、協力できるところは支援したい」と話している。

 小浜島の20代女性は、近所に住む高齢者の分までまとめて注文している。「石垣に買い出しに出ようと思えば可能だが、子どもを連れては怖い。朝着いて戻りの船便が夕方なので石垣に留まることも不安。サービスを使うことで石垣に渡れないおじーやおばーの必需品もまとめて取れるのでありがたい」と感謝する。

 同サービス以外に、インターネットで注文したり、石垣の親族などに依頼したりして生活用品を確保する町民もいる。


2020-05-04 05:00:02
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36382/

新型コロナ影響 海ぶどう消費が激減


出荷が落ちこんでいる海ぶどう。地元の消費拡大に期待が寄せられている=1日、八島町

 八重山漁協海ぶどう生産部会(比嘉幸秀部会長、3経営体)の養殖海ぶどうの消費が、新型コロナウイルスの感染拡大で激減している。生産量の9割を消費する観光客の急減によるもの。海ぶどうの生育に要する期間は約40日で、生産サイクルを止めることができず、摘み残しをやむなく廃棄処分するという事態に。比嘉部会長は「観光客の消費はしばらく見込めない。休業中の居酒屋の再開、鮮魚店への流通で地元消費が増えてほしい」と願う。

 同部会の年間出荷量は3㌧。月平均で約250㌔。全体の9割を市内の土産店や居酒屋、スーパーに卸しているが、観光客の来島自粛や取引店舗の営業自粛で4月は前年比で4割の100㌔しか出荷できなかった。

 比嘉部会長は養殖タンク6基で生産。1週間に1タンクのサイクルで海ぶどうを収穫しているが、収穫時期が過ぎた海ぶどうは変形して消費にならないため廃棄処分するケースもある。

■地元消費拡大に期待も

 JAファーマーズマーケットゆらてぃく市場のほか、新たな販路として一部の市内鮮魚店にも卸している。比嘉部会長は「タンクを動かすポンプや光熱費で月約10万円の固定費が出る。収入がないと厳しい。なんとか地元の方に消費してもらいたい」と話す。 

 同部会の仲田森浩さん(60)は「これまで観光客の需要が高かったことを再認識した」という。

 「ここ数年、海ぶどうによる収入が増え、依存度も高まっている。ほぼ観光におんぶした形の需要形態なので、ほかの売り方に対応できない」と頭を抱え、「生産部会の海ぶどうは第1次産業振興の産品として生産している。ぜひ、皆さんに応援してもらいたい」と消費促進を呼び掛けている。


2020-05-04 05:00:01
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36381/

先月中旬、台湾のネコを…

 先月中旬、台湾のネコをテーマにしたトークイベントに誘われた。飼い主のいないネコのために活動している人たちがわざわざ入場料を払って聞きにきてくれるとのこと。これまで撮ってきた猫の写真でポストカードを刷り、差し上げることにした。ところが、イベントは新型コロナウイルスで取りやめになった
せっかく作ったポストカードである。最近は時々はがきを書いている。ちょっとした連絡なら十分に事足りる。いや、ペンを握ってメッセージを書くって、メールより圧倒的にいい。はがきのほうがいい
インタビューで人に会いに行ったり、調べ物をしに外出したりといったことがリスクになった。仕事には困るが、大急ぎでやらなければならないことは意外と少ない
医療と政治を除けば、スピードを要することはそれほど多くない。日々の暮らしに欠かせない役割を果たす人たちに「早く、はやく!」とつばを飛ばすなんてもってのほか
筆者は、先方からも返事がはがきで届けばと期待しているわけではない。実際、リプライはSNSやメールで届く
意外な返信もあった。絵本を送ってくださる方がいたのであるである。「100万回生きたねこ」(佐野洋子作・絵)。ネコのトークイベントがプランBを考えてくれたと思うことにしている。(松田良孝)


2020-05-04 05:00:00
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36380/

カジキ漁師ら悲痛な叫び 与那国町


航空便の減便などで本土出荷が出来ず、水揚げ量が制限されている与那国町のカジキ=2016年7月3日、久部良港

 【与那国】与那国町漁業協同組合(嵩西茂則代表理事組合長、正組合員33人)は1日、町へ新型コロナウイルス感染拡大に伴う漁業への影響を軽減させるため、支援策を要請した。過去3年間の平均データを基に、鮮魚の水揚げ額や組合員からの漁協協力金の減少分などを試算し、漁協の年間損失額を約1338万円と推計。嵩西組合長は「漁師、漁協は困り果て、負の連鎖反応が起きている」と運営面を懸念。町産業振興課は取材に対し、6月定例議会で支援策を打ち出す方針を示した。

 漁協の懸案事項は、運営に必要な人件・光熱費(月額200万円、年間約2400万円)と建物の固定資産税(年間約248万円)の財源確保。

 漁協は▽漁業者から水揚げ額の手数料7%▽外国漁船操業等調査・監視事業を担当する組合員からの協力金▽遊漁船業1回当たりの利用料ーなどを収入源にしている。カジキ漁の縮小、遊漁船業が全てキャンセルになっていることを受け、いずれの収入も「年間で4割ほど減少する」と損失額を出した。嵩西組合長は「漁獲の有無で左右され多方面に影響が出てくる。早期に終息すれば1300万円の赤字は出ないと思うが、時期が見えないので先を見据え要請した」と話す。

 このほか、遊漁客の需要を伸ばすため禁止されている尖閣諸島周辺での遊漁を一定期間緩和してもらうよう、国や県へ要望を依頼した。

 嵩西組合長は「今月11日開催予定の臨時議会で、独自の支援策を提示してほしい」と求めた。

 一方、同課は「コロナの終息が見えないので、どこまで踏み込んで支援すべきか調整が必要」と慎重な姿勢を示した。


2020-05-03 10:28:33
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36379/

JA石垣牛 セールで地元消費拡大 600パック30分で完売


JA石垣牛セットが特別価格で販売された=2日午前、沖縄共同ガス㈱八重山営業所駐車場

 石垣市の特産品「JA石垣牛」の地元消費を拡大しようとJAおきなわ八重山地区畜産振興センターは2日午前、「JA石垣牛地元還元セール」を沖縄共同ガス㈱駐車場で開催。JA石垣牛の1㌔セットを通常価格の半値で販売。多くの住民が買い求め、用意した600パックが30分で完売した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で消費や需要が落ち込む石垣牛の、地元消費を促そうと企画したもの。JA石垣牛1㌔セットには切り落とし、焼き肉セット、サーロインステーキが入り、価格は通常の半額5000円。

 当初、1人5パックまでとしていたが、多くの人にいきわたるように2パックに制限。また、人との接触や混雑を避けるため、ドライブスルー方式で販売されたが、開始30分前には周辺に長蛇の車列ができる人気ぶりで、用意した600パックは、わずか30分で完売となった。

 2パックを購入した50代女性は「こんな機会めったにないので買えて良かった。普段はなかなか手が出ない。お家で味わいたい」と笑顔を見せた。

 最後の購入者となった60代女性は「1時間並んで買えたのでラッキー。本当にありがたい。GWはどこにも行けないのでお家で焼き肉を楽しみたい」と声を弾ませた。

 同センター畜産部畜産課の仲程信智課長は「これだけ多くの人が来るとは思わなかった。地元の人も期待してくれるのはありがたい。この機会に石垣牛を家庭で味わっていただきたい」と話した。


2020-05-03 10:24:28
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36378/

新型コロナ感染防止目的の不要不急の外出自粛…

 新型コロナ感染防止目的の不要不急の外出自粛が国内のみならず世界の経済に大きな痛手を与えている。いち早く不要不急のやり玉に挙がった文化、スポーツ、旅行、ショッピング、外食などが私たちの暮らしに直接、間接大きな比重を占めていたことを今更ながら知った
今回の試練後、人々の暮らしがのど元過ぎれば熱さ忘れるで元の日常に戻るのか、一転新しい日常として生まれ変わるのか注目したい
とはいえ、小生の日々は、大変革がやってこようともこれまでと同じで何とかなるだろうの能天気生活。買い物助手以外は、趣味の凧(たこ)、犬の散歩ついでのポイ捨てごみ観察で自宅周辺3~4㌔を濃厚接触を避け歩きまわることの繰り返し
凧の計画では明日4日予定していた恒例「子どもの日凧上げの集い」が今年は中止。お菓子落としを楽しみにしていた子どもたちには別の機会での穴埋めをしなくては
ポイ捨て観察では最近増えてきたマスクのポイ捨てが気になる。気になったら何でも拾うことにしていたが、先日、家庭のごみ出しでも回収員への感染予防の対策を言われたばかりなので慎重を期すことに
他にも毎度の食べ残し弁当箱、飲料缶、たばこの吸い殻などがポイ捨てされている。ポイ捨ても自粛に加えてもらえませんかネ。(仲間清隆)


2020-05-03 10:23:19
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36377/

石垣・竹富 休校休園10日まで延長 部活、スポ少年活動禁止


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 石垣市教育委員会(石垣安志教育長)と竹富町教育委員会(仲田森和教育長)は1日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、6日までとしていた市立小中学校、幼稚園の臨時休校休園措置を、10日まで延長すると発表した。部活動、スポーツ少年団の活動は当面の間禁止としている。保護者判断で児童生徒が登校自粛する場合は、欠席扱いとしない。

 幼稚園、こども園の入園式や「始まりの会」は11日~13日。小中学校の始業式は11日、入学式が11日と12日。6日までに新たに感染者が確認された場合は、再度の休校休園の延長を検討する。

 2市町は再開時期を11日とした理由について「市内4例目の感染確認者が病院を受診した4月25日から2週間の観察期間が経過すること」、また「島という地域性から観光客の制限など感染予防策がとれること」などを挙げている。

 1日午前、市教委事務局で記者会見を行った石垣教育長は「児童生徒の学習の遅れ、限られた生活空間からくる精神的なストレスなどは限界にきている。これ以上心理的不安を持続させることの悪影響は大きい」と学校再開に踏み切る必要性を強調する一方「再開後も児童生徒、地域は緊張感を保ち予防に努めてほしい。でなければ自粛した40日間以上が無駄になってしまう」として、緊張感の持続を求めた。

 与那国町教育委員会(田原伊明教育長)は7日から小中学校を再開する。教育課は「与那国島では感染確認がないこと、石垣市での感染例の感染経路がある程度確認されていること、与那国島に来る飛行機の乗客数は把握できる体制にあることなどから、7日再開を判断した」と語った。

 10日までの臨時休校延長に、石垣市の小学校1年生の娘を持つ30代女性は「まだ再開には早いのでは。学校はどこまで3密対策をしてくれるだろう」と不安げ。小学校4年生の息子を持つ50代男性は「外にもいけない、友達とも会えない休校期間で子どもはもう限界がきてる。再開は避けて通れない」と、4日間のみの延長に胸をなで下ろした。

 子育て支援センターこっこーま、こどもセンター、こどもホっとステーションなども11日に再開。学童は11日以降、放課後預かりとなる。


2020-05-02 09:55:08
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36376/

PCR検査装置届く 八重山病院に、市が購入


PCR検査機器の一部(同病院提供)

 県立八重山病院に1日、新型コロナウイルス感染を確認するPCR検査装置が届いた。石垣市が購入し、同病院に貸し出す。中山義隆市長によると、運用時期については明言できないとしつつ、技師らによる技術習得研修を経て1、2週間後の見通しという。

 運用が始まれば、検体採取から本島の検査機関に送って結果判明までに要した2日間が2時間に短縮される。

 中山市長は同日夕の会見で「現地で検査できればすぐ結果が出る。陽性が出ればすぐ隔離でき、濃厚接触者の動きも分かるので抑え込みができる。市内の感染拡大防止に大きな力となる」と話した。

 市議会から同日要請された実施要件(37.5度以上の熱が4日以上続くなど)の緩和については「行政検査の基準を緩和すると自己負担となるため、保健所や県と調整していきたい。市の相談外来で検体を採取しているのでハードルは下がっていると思う」と話した。

 南ぬ島石垣空港での検体採取については「国際線の場所の配置についてはメドはついたが、サーモグラフィーで熱がある人に対し検体採取についてどう同意をとるか、行政検査が認めてもらえるかどうか、今後詰めていく」とした。

 市は、県が6月下旬以降に県内病院に導入を予定しているPCR装置の規格と違うことから独自購入を判断した。購入費は352万円。県の導入後は、民間医療機関への貸し出しを検討している。


2020-05-02 09:50:22
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36375/

新型コロナウイルスの感染防止対策ですっかり

 新型コロナウイルスの感染防止対策ですっかりなじみになった言葉「テレワーク」。インターネットなどを活用して時間や場所にとらわれず柔軟に働く形態。在宅勤務がそれだ
通勤に長時間を要する東京など都市圏のサラリーマンにとってはありがたい。満員電車を経験したことのある人は痛切にそう感じるだろう。人ごとながら、これが働き方改革につながればと願っていた
わが編集部でも11日、テレワークが始まった。市内で感染者が初めて確認された13日より2日前の11日のことだ
部内は真向かいで並列に机が配置されており、近距離だと1㍍以内。会議の場でもそれくらい。万が一、部内で感染者が出た場合、全員が濃厚接触者となり、2週間の自宅待機。そうなれば、誰も現場に行って取材ができず、新聞を発行できなくなるおそれがある。それを避けるためのテレワークだ
ただ、実際にやってみると、メリハリをつけるのがかなり難しい。出勤時間に着替えをしても、自宅だから仕事モードになりにくい。取材して家に戻って記事を書く段になっても、臨時休校中の子どもがウロチョロ。ゲームに夢中で時折、奇声を挙げている。毎日にように「うるさい」と怒鳴る。昼食も用意しなければならない。ストレスばかりたまる
早く開放されたい。(比嘉盛友)


2020-05-02 09:47:39
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36374/

ドライブスルー方式を提案 PCR導入に境田医師


ドライブスルーPCRや空港での検体採取を提言する石垣市医療アドバイザーの境田康二医師=4月30日午前、石垣市健康福祉センター内

 相談外来の開設など新型コロナウイルス感染症対策で石垣市に医療的な助言を行い、1日付で医療アドバイザーに就任するかりゆし病院長の境田康二氏(69)が4月30日、インタビューに応じ、県立八重山病院に導入予定のPCR検査についてドライブスルー方式でも実施できるよう提案した。島外からのウイルス移入を防ぐため、南ぬ島石垣空港で来島客に発熱が確認された場合には、空港内で検査体制を構築する必要性を強調した。

 市内の感染者3例目となる飲食業の20代男性が4月1日の発症から感染が判明した16日までの間、美崎町の複数の飲食店で多数と飲食していたことが確認されたことから、クラスター(集団感染)の恐れがあるとして市は同17日、市中央運動公園野球場に相談外来を開設。同26日までに30人の検体が採取され、すべて陰性だった。

 同外来の運営に中心的に関わった境田氏は「症状が出る2日前から感染力が高くなり、症状出現時にピークになると言われるが、この期間の接触者からの相談は少なかった。感染力が高かった時期の濃厚接触者は少なかったという印象を持っている。島で何が起きているのかを把握できたと思う」と語った。

 八重山病院には近くPCR検査装置が導入され、検査技術の習得に必要な試験運用を経て運用される予定だ。検体採取から結果が出るまで2日間かかっていたが、今後は約2時間と大幅に短縮される。

 これに合わせ中山義隆市長は、空港のサーモグラフィーで37.5度以上の発熱が確認された搭乗客への検体採取を行いたい意向を示し、採取・待機場所として国際線待ち合い室を提案している。

 境田氏は「八重山病院にはドライブスルーPCRをお願いしており、怪しいと思ったらすぐ検査できるようにしてもらいたい。今後は、空港で症状がある人を止める。症状がなくスルーされる人がいるので、症状がない人から移された可能性のある住民を早く見付けて検査するシステムを構築できれば、抑え込みは可能だ」と話した。


2020-05-01 10:14:19
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36373/

運用ずれ込む可能性 八重山病院のPCR検査

 八重山地域新型コロナウイルス対策本部(本部長・宜野座葵県八重山事務所長)は4月30日、八重山合同庁舎で会議を開いた。宜野座所長によると、石垣市が調達のメドをつけ八重山病院に設置されるPCR検査装置について、病院側から技術習得のため若干の時間を要するとの説明があった。中山市長が目指すとしていた連休明けの7日運用開始がずれ込む可能性がある。

 同病院側は、早期の運用に向け取り組んでいくと報告した。県保健医療部の糸数公保健衛生統括監は県庁での会見で「機械や試薬を使った検査ができる人材育成が同時に必要になって来る。トレーニングも必要になってくると思う」と説明した。

 対策会議ではほかに、市が提案している南ぬ島石垣空港でのPCR検査について意見交換、宜野座所長によると、担当者レベルで課題を整理した上で引き続き検討することになった。

 市新型コロナウイルス感染症相談外来には同日、11件の電話相談が寄せられ、すべて濃厚接触者ではなかった。これを受け、対策本部は1日以降、新たな感染者が確認された場合に会議を開催することを申し合わせた。


2020-05-01 10:12:16
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36372/

八重山保健所 次亜塩素酸水など注意喚起

 全国的に消毒液が不足する中、消毒液の代替として使われることのある「次亜塩素酸水」「電解水」について、八重山保健所(森近省吾所長)は「医薬品などには該当せず、人体には使用できない。テーブルなど物に対する使用は可能」と注意喚起している。

 次亜塩素酸水は、塩酸または食塩水を電解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液。電解水は水を電気分解して生成したもの。厚生労働省は次亜塩素酸水について食品添加物として一定の殺菌効果を認めているが、うがいや手指の消毒に用いることができる「医薬品または医薬外部品」としては認めていない。

 石垣市では民間企業が新型コロナウイルス感染予防のために、次亜塩素酸水や電解水を市に寄贈した例があり、全国では消毒液の代替として市民に配布している自治体もある。神奈川県伊勢原市は次亜塩素酸水を「手指除菌可能」だが「体質に合わない場合は御使用を控えて」、福島県いわき市は「手指に対する影響には個人差がありますので、手指の除菌目的での使用はお控えください」として配布している。

 八重山保健所生活環境班は「安全性が確保されたものではなく、手指消毒やうがいに使うことで手荒れ、喉の荒れが起こることもあり得る。善意がトラブルにつながることを回避するためにも、使用方法には留意してほしい」と注意を呼び掛けている。


2020-05-01 10:09:48
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36371/

GW 観光地に人影なく


ゴールデンウイーク明けまで封鎖され、静まりかえる川平公園=29日午前、同所

 本格的な大型連休に突入した29日、八重山の観光地は閑散としていた。いつもはにぎわう川平湾や米原ビーチなど石垣島の人気観光スポットでも観光客の姿がほとんど見られなかった。石垣市では28日、12日ぶりに4人目の感染者が確認されたばかり。緊張や不安が高まる中、住民は互いに距離を保ちながら釣りや遊泳などで羽を伸ばし、「ことしのゴールデンウイーク(GW)は観光客は来ないでほしい」と口をそろえた。

■来島自粛を

 島外からの新型コロナウイルスの流入を食い止めようと、石垣市は6日、沖縄県は8日、それぞれ緊急事態宣言期間中の来島自粛を観光客に要請。市は観光客の来島を抑えるため、22日から市管理の観光関連施設11カ所の利用を全面的に禁止している。

 この日は、4例目の感染者が確認された翌日。観光地のうち川平公園には人影はなく、湾内では休業中のグラスボート業者のスタッフらが、ボートのエンジンなどを整備していた。

 30代の女性スタッフは「1週間前に来た時はまばらに観光客がいたけど、今は見当たらない。来てもらっても何もおもてなしはできないし、向こうも楽しくないはず。今は来島を断念してもらい、終息してから来てもらいたい」と申し訳なさそう。

 米原ビーチで日光浴をしていた市内在住の40代男性は「家にいてもやることがないのでもっぱら海で気晴らしする。最近は県外の観光客らしき人はほぼ見ない」と話した。

 川平の沿岸で昼食を取っていた市内の40代男性は、4例目の感染に「出るとは思っていたけど、厳しい」と落胆を隠せない。「観光客はできれば来てほしくない。今日もここに観光客がいたら帰ろうと思っていた」とこぼした。

 名蔵湾では、釣りを楽しむ家族連れの姿もちらほら。40代の父親は「新規感染者が出たのは、やっぱりなという感じ。家にずっといると子どもたちはストレスがたまってけんかばかりするので、極力、人がいない場所を狙って釣りをしているが、ことしいっぱいはずっとこんな感じが続くと覚悟している」と声を落とした。


2020-04-30 09:53:48
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36370/

竹富町民 慌てて石垣で買い出し


スーツケースを引き石垣港離島ターミナル内を歩く鳩間島の住民。石垣島で買い物をするため宿泊しなければならない=29日午前

 竹富町が5月1~6日まで石垣島と周辺離島を結ぶ定期船の運航を全便停止させることに伴い、29日、買い出しのため石垣島に渡ってくる町民の姿があった。停止期間中、町民専用のチャーター便で現行の1日2往復4便~1往復2便を維持するが、情報を得ていなかったため「島が孤立する」と慌てて来島した。石垣市内の買い物代行事業者に生活必需品の購入を依頼できるサービスも把握していなかった。島間移動の制限には町の支援策周知が重要になりそうだ。

 町は、観光客らの島間移動で新型コロナウイルスが各島に持ち込まれることを阻止しようと、1~6日の定期高速船、貨物船を停止し、船を借り上げ臨時チャーター便を運航させる。乗船対象は町民と町内に就業で通う者、介護等で乗船の必要がある者。

 29日午前、西表島上原から鳩間島を経由して定期船が帰港。食料品や生活物資購入のため渡ってきた30代男性=鳩間島=は「船が止まると聞き急いで石垣に出てきた。1日1往復だと日帰りは無理、石垣に1泊しないといけない。石垣発の便が午前8時半しかないため前日に買った肉は傷んでしまう。生鮮食品の仕入れは難しい」と現状を語る。

 町の買い物支援サービス、買い物や通院のため石垣島に宿泊が必要な町民に1泊当たり上限7500円を助成する制度は知らないという。内容を伝え、男性はスーツケースを引き足早に離島ターミナルをあとにした。

 西表島祖納の40代女性は母親と一緒に下船。「代行サービスもあるが、量が多いので商品をまとめて買うため出てきた」と話した。

 買い物代行を請け負う2事業者によると、29日は西表島や小浜島から5件注文があった。両事業者とも青果を扱っており、これまでは市内の飲食店に商品を卸していたが、営業自粛の影響で受注は激減。支援サービスの受託を決めた。

 一方、インターネットで商品を購入し宅配まで行う「ネットスーパー」のサービスを提供するマックスバリュやいま店。イオン琉球㈱によると、今後は石垣市内でサービスエリアを拡大し、竹富島、小浜島、西表島にも規模を広げる計画。同社担当者は「町内のサービス開始は旧盆ごろになりそうだ」と見通しを示した。


2020-04-30 09:52:22
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36369/

「夏の全国高校総体中止」…

 「夏の全国高校総体中止」「全国中学校体育大会中止」。26日、28日と立て続けに中止が発表された中高校生最大のスポーツの祭典。全国の子どもたちが、大会出場目指して日々練習に励んできただけに残念だ
大会を主催する全国高等学校体育連盟は新型コロナウイルスの感染が拡大し感染リスクが高まる中、安全確保ができないことを理由に、苦渋の決断。夏の甲子園大会の開催にも影響する可能性があるというから高校球児も戦々恐々だ
全国大会は、中高校の運動部員全員の目標。大会に出場できる生徒は全国で限られるが誰しもが憧れる場所だ
今年は、八重山から高校総体に八重高女子ソフトテニス部、全中大会に石垣第二中学校の女子バレーボール部などの出場が有望視されていただけに、中止は残念だ
県高体連は、県高校総体を延期して開催する方法で模索しているという。だが、県教育庁が29日、県立高校の臨時休校期間を5月7日から2週間程度延長した。これが、地区大会、県総体にどう影響するのか。せめて、3年生には高校最後の夏を完全燃焼させてもらいたいものだ
新型コロナは28日に石垣市内で4人目の感染が12日ぶりに確認され、5月6日までの「緊急事態宣言」が延長される可能性が出ている。我慢の日はまだ続きそうだ。(下野宏一)


2020-04-30 09:51:36
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36368/

石垣市4例目の感染確認 20代男性


石垣市新型コロナウイルス4例目感染経路

 県は28日、石垣市内で4例目の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。20代男性で患者発生は12日ぶり。2、3例目の20代男性2人が勤務するバーで飲食しているが、行動履歴が判明しておらず、県八重山保健所(森近省吾所長)が調査している。市民には「気のゆるみがあったのかもしれない」「誰が感染しているのか分からない」と不安と緊張が高まった。

 男性は5日、2、3例目の20代男性2人が勤務するバーで飲食しているが、2人が同席していたかどうかは分かっていない。2例目の男性の感染が確認された13日の翌14日夜と21日に八重山病院を受診、胸部CT検査などで異常はなかったが、25日に頭痛や咽頭違和感などがあっため検体を採取。28日に県衛生環境研究所のPCR検査で陽性が判明した。

 初受診の14日から検体採取の25日までの経過観察期間中の行動が把握されておらず、県八重山事務所(宜野座葵所長)で会見した八重山地域新型コロナウイルス対策本部長の宜野座所長は「まさにそこが重要で慎重に調査している」と強調。対策会議で中山義隆市長も調査後の情報提供を強く求めた。

 3例目の男性が美崎町の複数の飲食店で多数と飲食していることからクラスター(集団感染)が懸念されていたが、宜野座所長は▽発症からの日数▽濃厚接触者の健康観察▽相談外来の受診状況|などから「全面的に否定することはできないが、可能性は薄いのではないか」との見方を示し、森近所長は「可能性が弱いかどうかを含め警戒が必要だ」と注意を喚起した。

 男性は、保健所が把握し健康観察を行っていた3例目の濃厚接触者には含まれておらず、市の相談外来を受診していない。森近所長は「本人(2、3例目)からの聞き取りで把握するので漏れる人は出てくることはあり得る。2、3例目から(男性の)名前が挙がったとは聞いていない」と述べた。

 男性は同日から八重山病院に入院中。重篤ではないという。病院は、感染者に対応できる病床9床のうち4床で受け入れている。

 森近所長は「今が拡大を食い止める瀬戸際」「八重山の医療資源には限りがある」として感染予防対策の徹底と外出自粛に協力を求めた。対策本部は28日以降も継続して対策に当たることを確認した。


2020-04-29 10:44:56
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36367/

竹富町 定期航路、GW全便停止


会見で離島間を結ぶ高速船の全便停止を発表した西大舛町長=28日午後、竹富町役場仮庁舎

 竹富町は28日、同役場仮庁舎で会見を開きゴールデンウイーク期間中(5月1日~6日)、船会社各社の定期航路を全便停止することを発表した。今後、町民専用に高速船・貨物船をチャーターし、現状の便数を維持する。観光客の利用は不可。また、町独自の買い物支援策サービスを29日からスタートさせる。

 定期航路の全便停止は、GW期間中に観光客が一定数来島すると見られることから実施。27日付で船会社に要請し決まった。貨物船に観光客が乗船する可能性も考慮し、貨物船も借り上げた。チャーター費約1500万円の財源は国の臨時交付金。

 5月1日以降、町民は通常通りQRコード付きの離島割カードでチケットを購入。同カードを持っていない町民は、町内事業所に在籍している証明証を掲示して乗船も可能。西大舛高旬町長は「郷友会の関係者も島に入らないでほしい。チャーターなので町民以外は乗せない」と協力を求めた。

 買い物支援サービスは市内の買い物代行業者の㈱あい青果(電話87ー0331)、石垣島青果(電話83|0432)の協力を得て実施する。2業者が各島の町民、法人から食材など生活必需品の注文を受ける。商品引き渡しは注文先の港留め。注文は電話かファクス。

 2事業者は通常、青果の買い物代行をしているが青果以外の注文をした場合、竹富町が事業者に価格の10%を手数料として支払う。代金支払いは依頼者の町民が金融機関で振り込む。午前中に注文した場合、同日午後の便で配送する。午後に注文した場合、配送は翌日午前中。町は利用者を「数十人」とみている。財源は国の臨時交付金で約300万円。

 また、国の特別定額給付金はこの日、町民に申請書を発送、早くて5月8日から給付が始まる。竹富町の町内サービス事業者協力金は5月7日から申請を受け付ける。

 問い合わせは竹富町政策推進課(83ー3140、83ー7529)


2020-04-29 10:40:06
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36366/

例年だと大型連休で海や山などの行楽地に…

 例年だと大型連休で海や山などの行楽地に家族連れがどっと押し寄せ、子どもたちの笑顔と歓声が響き渡る季節である
今年はさにあらず、未知なる新型コロナウイルスとの闘いの真っ最中。ステイホームが呼び掛けられ、普段と変わったふるさとの生活を余儀なくされている
今年はどこに行こうかと、楽しみにしていたであろう大型連休。大手を振っての外出が思うようにならない中で、子どもたちとどのように過ごせばいいのか、子を持つ親にとってはさぞかし頭の痛いことと思う。それでも、親子でのステイホームならば世界の窓を広げ、人生を豊かにする読書に親しむのも一考ではないか
一方、様子はがらりと変わって石垣市平得大俣での陸上自衛隊駐屯地造成工事である。新型コロナ感染防止対策、カンムリワシ繁殖への配慮から一時中止を求めても政権の決まり文句、粛々とで工事は止まらない
自然界では、動物も植物も精妙な連鎖の中で生きている。連日、山野から物むなしく響く破砕音は自然の中で共存共栄していくことの大切さ、生態系維持への警鐘にも聞こえる
他人の苦しみを知る人が一人でも多くなれば、直面する危機を乗り越えることができるのではないか。コロナ渦の中で見られた二つのふるさとの風景。危機の初動に敏感でありたい。(鬚川修)


2020-04-29 09:32:08
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36365/

【速報】20代男性が新型コロナ感染 石垣市で4人目

 沖縄県は28日、石垣市在住の20代男性が新型コロナウイルスに感染していることを発表した。

 石垣市からの感染確認は4人目。

 男性は14日に症状が出て、25日に感染症指定医療機関を受診し、検体を採取。28日に衛生環境研究所のPCR検査で陽性が確認された。

 男性は13日と16日に感染が確認された共に20代男性が勤務していた飲食店で5日に飲食していた。

 接触者を八重山保健所が調査中。


2020-04-28 15:25:31
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36364/

日払い収入断たれ困窮 臨時休業が暮らし直撃


新型コロナの影響による臨時休業でにぎわいを失った美崎町=27日夜

 新型コロナウイルス感染拡大による臨時休業・営業自粛の影響が、日払いで収入を得ている人たちの生活を直撃している。石垣市美崎町のスナックで働く女性の中には、休業に入った日から収入がなく困窮状態に陥っている世帯も。「どうすればよいか」と窮状を訴える一方、公的な支援の内容を十分に把握していないという現状もある。行政側には周知の仕方を工夫するなど対策が求められる。

 美崎町のスナックで働く50代女性は、出勤日の翌日に時給制で給与を得ているが、今月8日から店主が店を閉めたため、その日から収入が途絶えた。休業前から来店客の減少で勤務時間が短くなり、収入減に陥っていた。

 勤務先が国の雇用調整助成金制度の対象(雇用保険適用事業者など)になっていないため、女性が休業補償を受けることはできない。

 高校生の娘と2人暮らし。市こども家庭課によると、1人親世帯らに2カ月に1回支給される児童扶養手当は4万3160円(全部支給の場合)。

 ただ、これだけでは生活を維持できないため、同女性は生活費や学費を捻出しようと今月から「カーナ」などの海草を採取し、パック詰めにして友人知人らに販売している。

 「収入がなくなっても家賃や光熱水費を払わなければならない。どうすればよいか分からなかったが、友だちや知り合いが海草を買ってくれる。応援はありがたい」と感謝しつつ、「今のところ、これと児童手当以外に収入がなく、緊急事態宣言が終了する5月6日から仕事ができるのだろうか」と不安を募らせる。

 国、県、市町村はそれぞれ支援策を打ち出しているが、同女性は新聞やインターネットに目を通す機会がないため、どのような公的支援があるか知らないでいる。水道・下水道料金の支払い猶予など、身近な自治体である市の経済対策に関する情報すら届いていなかった。

 約100世帯が加入する(一社)市ひとり親家庭福祉会の丸山さい子会長は「会員に関する情報は入っているが、会としてはそれ以外の1人親世帯の情報は把握できない。行政が全世帯を把握しているので、支援の内容を分かりやすくまとめたチラシなどを直接届けることができれば助かると思う」と話している。


2020-04-28 10:17:41
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36363/

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