沖縄歴史文化研究会

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八重山毎日新聞社
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ドライブスルー方式を提案 PCR導入に境田医師


ドライブスルーPCRや空港での検体採取を提言する石垣市医療アドバイザーの境田康二医師=4月30日午前、石垣市健康福祉センター内

 相談外来の開設など新型コロナウイルス感染症対策で石垣市に医療的な助言を行い、1日付で医療アドバイザーに就任するかりゆし病院長の境田康二氏(69)が4月30日、インタビューに応じ、県立八重山病院に導入予定のPCR検査についてドライブスルー方式でも実施できるよう提案した。島外からのウイルス移入を防ぐため、南ぬ島石垣空港で来島客に発熱が確認された場合には、空港内で検査体制を構築する必要性を強調した。

 市内の感染者3例目となる飲食業の20代男性が4月1日の発症から感染が判明した16日までの間、美崎町の複数の飲食店で多数と飲食していたことが確認されたことから、クラスター(集団感染)の恐れがあるとして市は同17日、市中央運動公園野球場に相談外来を開設。同26日までに30人の検体が採取され、すべて陰性だった。

 同外来の運営に中心的に関わった境田氏は「症状が出る2日前から感染力が高くなり、症状出現時にピークになると言われるが、この期間の接触者からの相談は少なかった。感染力が高かった時期の濃厚接触者は少なかったという印象を持っている。島で何が起きているのかを把握できたと思う」と語った。

 八重山病院には近くPCR検査装置が導入され、検査技術の習得に必要な試験運用を経て運用される予定だ。検体採取から結果が出るまで2日間かかっていたが、今後は約2時間と大幅に短縮される。

 これに合わせ中山義隆市長は、空港のサーモグラフィーで37.5度以上の発熱が確認された搭乗客への検体採取を行いたい意向を示し、採取・待機場所として国際線待ち合い室を提案している。

 境田氏は「八重山病院にはドライブスルーPCRをお願いしており、怪しいと思ったらすぐ検査できるようにしてもらいたい。今後は、空港で症状がある人を止める。症状がなくスルーされる人がいるので、症状がない人から移された可能性のある住民を早く見付けて検査するシステムを構築できれば、抑え込みは可能だ」と話した。


2020-05-01 10:14:19
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36373/

運用ずれ込む可能性 八重山病院のPCR検査

 八重山地域新型コロナウイルス対策本部(本部長・宜野座葵県八重山事務所長)は4月30日、八重山合同庁舎で会議を開いた。宜野座所長によると、石垣市が調達のメドをつけ八重山病院に設置されるPCR検査装置について、病院側から技術習得のため若干の時間を要するとの説明があった。中山市長が目指すとしていた連休明けの7日運用開始がずれ込む可能性がある。

 同病院側は、早期の運用に向け取り組んでいくと報告した。県保健医療部の糸数公保健衛生統括監は県庁での会見で「機械や試薬を使った検査ができる人材育成が同時に必要になって来る。トレーニングも必要になってくると思う」と説明した。

 対策会議ではほかに、市が提案している南ぬ島石垣空港でのPCR検査について意見交換、宜野座所長によると、担当者レベルで課題を整理した上で引き続き検討することになった。

 市新型コロナウイルス感染症相談外来には同日、11件の電話相談が寄せられ、すべて濃厚接触者ではなかった。これを受け、対策本部は1日以降、新たな感染者が確認された場合に会議を開催することを申し合わせた。


2020-05-01 10:12:16
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36372/

八重山保健所 次亜塩素酸水など注意喚起

 全国的に消毒液が不足する中、消毒液の代替として使われることのある「次亜塩素酸水」「電解水」について、八重山保健所(森近省吾所長)は「医薬品などには該当せず、人体には使用できない。テーブルなど物に対する使用は可能」と注意喚起している。

 次亜塩素酸水は、塩酸または食塩水を電解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液。電解水は水を電気分解して生成したもの。厚生労働省は次亜塩素酸水について食品添加物として一定の殺菌効果を認めているが、うがいや手指の消毒に用いることができる「医薬品または医薬外部品」としては認めていない。

 石垣市では民間企業が新型コロナウイルス感染予防のために、次亜塩素酸水や電解水を市に寄贈した例があり、全国では消毒液の代替として市民に配布している自治体もある。神奈川県伊勢原市は次亜塩素酸水を「手指除菌可能」だが「体質に合わない場合は御使用を控えて」、福島県いわき市は「手指に対する影響には個人差がありますので、手指の除菌目的での使用はお控えください」として配布している。

 八重山保健所生活環境班は「安全性が確保されたものではなく、手指消毒やうがいに使うことで手荒れ、喉の荒れが起こることもあり得る。善意がトラブルにつながることを回避するためにも、使用方法には留意してほしい」と注意を呼び掛けている。


2020-05-01 10:09:48
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36371/

GW 観光地に人影なく


ゴールデンウイーク明けまで封鎖され、静まりかえる川平公園=29日午前、同所

 本格的な大型連休に突入した29日、八重山の観光地は閑散としていた。いつもはにぎわう川平湾や米原ビーチなど石垣島の人気観光スポットでも観光客の姿がほとんど見られなかった。石垣市では28日、12日ぶりに4人目の感染者が確認されたばかり。緊張や不安が高まる中、住民は互いに距離を保ちながら釣りや遊泳などで羽を伸ばし、「ことしのゴールデンウイーク(GW)は観光客は来ないでほしい」と口をそろえた。

■来島自粛を

 島外からの新型コロナウイルスの流入を食い止めようと、石垣市は6日、沖縄県は8日、それぞれ緊急事態宣言期間中の来島自粛を観光客に要請。市は観光客の来島を抑えるため、22日から市管理の観光関連施設11カ所の利用を全面的に禁止している。

 この日は、4例目の感染者が確認された翌日。観光地のうち川平公園には人影はなく、湾内では休業中のグラスボート業者のスタッフらが、ボートのエンジンなどを整備していた。

 30代の女性スタッフは「1週間前に来た時はまばらに観光客がいたけど、今は見当たらない。来てもらっても何もおもてなしはできないし、向こうも楽しくないはず。今は来島を断念してもらい、終息してから来てもらいたい」と申し訳なさそう。

 米原ビーチで日光浴をしていた市内在住の40代男性は「家にいてもやることがないのでもっぱら海で気晴らしする。最近は県外の観光客らしき人はほぼ見ない」と話した。

 川平の沿岸で昼食を取っていた市内の40代男性は、4例目の感染に「出るとは思っていたけど、厳しい」と落胆を隠せない。「観光客はできれば来てほしくない。今日もここに観光客がいたら帰ろうと思っていた」とこぼした。

 名蔵湾では、釣りを楽しむ家族連れの姿もちらほら。40代の父親は「新規感染者が出たのは、やっぱりなという感じ。家にずっといると子どもたちはストレスがたまってけんかばかりするので、極力、人がいない場所を狙って釣りをしているが、ことしいっぱいはずっとこんな感じが続くと覚悟している」と声を落とした。


2020-04-30 09:53:48
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36370/

竹富町民 慌てて石垣で買い出し


スーツケースを引き石垣港離島ターミナル内を歩く鳩間島の住民。石垣島で買い物をするため宿泊しなければならない=29日午前

 竹富町が5月1~6日まで石垣島と周辺離島を結ぶ定期船の運航を全便停止させることに伴い、29日、買い出しのため石垣島に渡ってくる町民の姿があった。停止期間中、町民専用のチャーター便で現行の1日2往復4便~1往復2便を維持するが、情報を得ていなかったため「島が孤立する」と慌てて来島した。石垣市内の買い物代行事業者に生活必需品の購入を依頼できるサービスも把握していなかった。島間移動の制限には町の支援策周知が重要になりそうだ。

 町は、観光客らの島間移動で新型コロナウイルスが各島に持ち込まれることを阻止しようと、1~6日の定期高速船、貨物船を停止し、船を借り上げ臨時チャーター便を運航させる。乗船対象は町民と町内に就業で通う者、介護等で乗船の必要がある者。

 29日午前、西表島上原から鳩間島を経由して定期船が帰港。食料品や生活物資購入のため渡ってきた30代男性=鳩間島=は「船が止まると聞き急いで石垣に出てきた。1日1往復だと日帰りは無理、石垣に1泊しないといけない。石垣発の便が午前8時半しかないため前日に買った肉は傷んでしまう。生鮮食品の仕入れは難しい」と現状を語る。

 町の買い物支援サービス、買い物や通院のため石垣島に宿泊が必要な町民に1泊当たり上限7500円を助成する制度は知らないという。内容を伝え、男性はスーツケースを引き足早に離島ターミナルをあとにした。

 西表島祖納の40代女性は母親と一緒に下船。「代行サービスもあるが、量が多いので商品をまとめて買うため出てきた」と話した。

 買い物代行を請け負う2事業者によると、29日は西表島や小浜島から5件注文があった。両事業者とも青果を扱っており、これまでは市内の飲食店に商品を卸していたが、営業自粛の影響で受注は激減。支援サービスの受託を決めた。

 一方、インターネットで商品を購入し宅配まで行う「ネットスーパー」のサービスを提供するマックスバリュやいま店。イオン琉球㈱によると、今後は石垣市内でサービスエリアを拡大し、竹富島、小浜島、西表島にも規模を広げる計画。同社担当者は「町内のサービス開始は旧盆ごろになりそうだ」と見通しを示した。


2020-04-30 09:52:22
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36369/

「夏の全国高校総体中止」…

 「夏の全国高校総体中止」「全国中学校体育大会中止」。26日、28日と立て続けに中止が発表された中高校生最大のスポーツの祭典。全国の子どもたちが、大会出場目指して日々練習に励んできただけに残念だ
大会を主催する全国高等学校体育連盟は新型コロナウイルスの感染が拡大し感染リスクが高まる中、安全確保ができないことを理由に、苦渋の決断。夏の甲子園大会の開催にも影響する可能性があるというから高校球児も戦々恐々だ
全国大会は、中高校の運動部員全員の目標。大会に出場できる生徒は全国で限られるが誰しもが憧れる場所だ
今年は、八重山から高校総体に八重高女子ソフトテニス部、全中大会に石垣第二中学校の女子バレーボール部などの出場が有望視されていただけに、中止は残念だ
県高体連は、県高校総体を延期して開催する方法で模索しているという。だが、県教育庁が29日、県立高校の臨時休校期間を5月7日から2週間程度延長した。これが、地区大会、県総体にどう影響するのか。せめて、3年生には高校最後の夏を完全燃焼させてもらいたいものだ
新型コロナは28日に石垣市内で4人目の感染が12日ぶりに確認され、5月6日までの「緊急事態宣言」が延長される可能性が出ている。我慢の日はまだ続きそうだ。(下野宏一)


2020-04-30 09:51:36
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36368/

石垣市4例目の感染確認 20代男性


石垣市新型コロナウイルス4例目感染経路

 県は28日、石垣市内で4例目の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。20代男性で患者発生は12日ぶり。2、3例目の20代男性2人が勤務するバーで飲食しているが、行動履歴が判明しておらず、県八重山保健所(森近省吾所長)が調査している。市民には「気のゆるみがあったのかもしれない」「誰が感染しているのか分からない」と不安と緊張が高まった。

 男性は5日、2、3例目の20代男性2人が勤務するバーで飲食しているが、2人が同席していたかどうかは分かっていない。2例目の男性の感染が確認された13日の翌14日夜と21日に八重山病院を受診、胸部CT検査などで異常はなかったが、25日に頭痛や咽頭違和感などがあっため検体を採取。28日に県衛生環境研究所のPCR検査で陽性が判明した。

 初受診の14日から検体採取の25日までの経過観察期間中の行動が把握されておらず、県八重山事務所(宜野座葵所長)で会見した八重山地域新型コロナウイルス対策本部長の宜野座所長は「まさにそこが重要で慎重に調査している」と強調。対策会議で中山義隆市長も調査後の情報提供を強く求めた。

 3例目の男性が美崎町の複数の飲食店で多数と飲食していることからクラスター(集団感染)が懸念されていたが、宜野座所長は▽発症からの日数▽濃厚接触者の健康観察▽相談外来の受診状況|などから「全面的に否定することはできないが、可能性は薄いのではないか」との見方を示し、森近所長は「可能性が弱いかどうかを含め警戒が必要だ」と注意を喚起した。

 男性は、保健所が把握し健康観察を行っていた3例目の濃厚接触者には含まれておらず、市の相談外来を受診していない。森近所長は「本人(2、3例目)からの聞き取りで把握するので漏れる人は出てくることはあり得る。2、3例目から(男性の)名前が挙がったとは聞いていない」と述べた。

 男性は同日から八重山病院に入院中。重篤ではないという。病院は、感染者に対応できる病床9床のうち4床で受け入れている。

 森近所長は「今が拡大を食い止める瀬戸際」「八重山の医療資源には限りがある」として感染予防対策の徹底と外出自粛に協力を求めた。対策本部は28日以降も継続して対策に当たることを確認した。


2020-04-29 10:44:56
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36367/

竹富町 定期航路、GW全便停止


会見で離島間を結ぶ高速船の全便停止を発表した西大舛町長=28日午後、竹富町役場仮庁舎

 竹富町は28日、同役場仮庁舎で会見を開きゴールデンウイーク期間中(5月1日~6日)、船会社各社の定期航路を全便停止することを発表した。今後、町民専用に高速船・貨物船をチャーターし、現状の便数を維持する。観光客の利用は不可。また、町独自の買い物支援策サービスを29日からスタートさせる。

 定期航路の全便停止は、GW期間中に観光客が一定数来島すると見られることから実施。27日付で船会社に要請し決まった。貨物船に観光客が乗船する可能性も考慮し、貨物船も借り上げた。チャーター費約1500万円の財源は国の臨時交付金。

 5月1日以降、町民は通常通りQRコード付きの離島割カードでチケットを購入。同カードを持っていない町民は、町内事業所に在籍している証明証を掲示して乗船も可能。西大舛高旬町長は「郷友会の関係者も島に入らないでほしい。チャーターなので町民以外は乗せない」と協力を求めた。

 買い物支援サービスは市内の買い物代行業者の㈱あい青果(電話87ー0331)、石垣島青果(電話83|0432)の協力を得て実施する。2業者が各島の町民、法人から食材など生活必需品の注文を受ける。商品引き渡しは注文先の港留め。注文は電話かファクス。

 2事業者は通常、青果の買い物代行をしているが青果以外の注文をした場合、竹富町が事業者に価格の10%を手数料として支払う。代金支払いは依頼者の町民が金融機関で振り込む。午前中に注文した場合、同日午後の便で配送する。午後に注文した場合、配送は翌日午前中。町は利用者を「数十人」とみている。財源は国の臨時交付金で約300万円。

 また、国の特別定額給付金はこの日、町民に申請書を発送、早くて5月8日から給付が始まる。竹富町の町内サービス事業者協力金は5月7日から申請を受け付ける。

 問い合わせは竹富町政策推進課(83ー3140、83ー7529)


2020-04-29 10:40:06
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36366/

例年だと大型連休で海や山などの行楽地に…

 例年だと大型連休で海や山などの行楽地に家族連れがどっと押し寄せ、子どもたちの笑顔と歓声が響き渡る季節である
今年はさにあらず、未知なる新型コロナウイルスとの闘いの真っ最中。ステイホームが呼び掛けられ、普段と変わったふるさとの生活を余儀なくされている
今年はどこに行こうかと、楽しみにしていたであろう大型連休。大手を振っての外出が思うようにならない中で、子どもたちとどのように過ごせばいいのか、子を持つ親にとってはさぞかし頭の痛いことと思う。それでも、親子でのステイホームならば世界の窓を広げ、人生を豊かにする読書に親しむのも一考ではないか
一方、様子はがらりと変わって石垣市平得大俣での陸上自衛隊駐屯地造成工事である。新型コロナ感染防止対策、カンムリワシ繁殖への配慮から一時中止を求めても政権の決まり文句、粛々とで工事は止まらない
自然界では、動物も植物も精妙な連鎖の中で生きている。連日、山野から物むなしく響く破砕音は自然の中で共存共栄していくことの大切さ、生態系維持への警鐘にも聞こえる
他人の苦しみを知る人が一人でも多くなれば、直面する危機を乗り越えることができるのではないか。コロナ渦の中で見られた二つのふるさとの風景。危機の初動に敏感でありたい。(鬚川修)


2020-04-29 09:32:08
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36365/

【速報】20代男性が新型コロナ感染 石垣市で4人目

 沖縄県は28日、石垣市在住の20代男性が新型コロナウイルスに感染していることを発表した。

 石垣市からの感染確認は4人目。

 男性は14日に症状が出て、25日に感染症指定医療機関を受診し、検体を採取。28日に衛生環境研究所のPCR検査で陽性が確認された。

 男性は13日と16日に感染が確認された共に20代男性が勤務していた飲食店で5日に飲食していた。

 接触者を八重山保健所が調査中。


2020-04-28 15:25:31
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36364/

日払い収入断たれ困窮 臨時休業が暮らし直撃


新型コロナの影響による臨時休業でにぎわいを失った美崎町=27日夜

 新型コロナウイルス感染拡大による臨時休業・営業自粛の影響が、日払いで収入を得ている人たちの生活を直撃している。石垣市美崎町のスナックで働く女性の中には、休業に入った日から収入がなく困窮状態に陥っている世帯も。「どうすればよいか」と窮状を訴える一方、公的な支援の内容を十分に把握していないという現状もある。行政側には周知の仕方を工夫するなど対策が求められる。

 美崎町のスナックで働く50代女性は、出勤日の翌日に時給制で給与を得ているが、今月8日から店主が店を閉めたため、その日から収入が途絶えた。休業前から来店客の減少で勤務時間が短くなり、収入減に陥っていた。

 勤務先が国の雇用調整助成金制度の対象(雇用保険適用事業者など)になっていないため、女性が休業補償を受けることはできない。

 高校生の娘と2人暮らし。市こども家庭課によると、1人親世帯らに2カ月に1回支給される児童扶養手当は4万3160円(全部支給の場合)。

 ただ、これだけでは生活を維持できないため、同女性は生活費や学費を捻出しようと今月から「カーナ」などの海草を採取し、パック詰めにして友人知人らに販売している。

 「収入がなくなっても家賃や光熱水費を払わなければならない。どうすればよいか分からなかったが、友だちや知り合いが海草を買ってくれる。応援はありがたい」と感謝しつつ、「今のところ、これと児童手当以外に収入がなく、緊急事態宣言が終了する5月6日から仕事ができるのだろうか」と不安を募らせる。

 国、県、市町村はそれぞれ支援策を打ち出しているが、同女性は新聞やインターネットに目を通す機会がないため、どのような公的支援があるか知らないでいる。水道・下水道料金の支払い猶予など、身近な自治体である市の経済対策に関する情報すら届いていなかった。

 約100世帯が加入する(一社)市ひとり親家庭福祉会の丸山さい子会長は「会員に関する情報は入っているが、会としてはそれ以外の1人親世帯の情報は把握できない。行政が全世帯を把握しているので、支援の内容を分かりやすくまとめたチラシなどを直接届けることができれば助かると思う」と話している。


2020-04-28 10:17:41
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36363/

石垣市 「気を緩めることなく」


新型コロナ受診状況

 石垣市新型コロナウイルス感染症相談外来は26日に終了した。検体採取で29人全員が陰性だった。26日採取分の1検体は28日に結果判明の予定。外来は16日に感染が分かった3例目20代男性を感染源に「集団感染の恐れがある」として緊急的に設置し、行政と医療機関は地域対策本部を発足させ「八重山モデル」として連携体制を構築した。感染拡大の封じ込めに一定の効果を評する声がある一方、中山義隆市長は「ゴールデンウイーク中に新たな感染者発生も可能性としてある。気を緩めることなく、これまでの生活を元に戻すため力を貸してもらいたい」と呼び掛けた。

 外来を開設した10日間で相談外来の受付数は358人、このうち電話問診275人。外来受診は83人で、PCR検査のため30人分の検体を採取した。

 開設前は、八重山病院のみで検体を採取し沖縄本島の検査機関に送っていた。外来での検体採取を可能にしたことで、県が進める検体採取センターのモデルケースをつくった。

 受診状況は、3例目の接触者と思われる人が17~19日に集中。検体採取数は19日の11検体が最多だった。

 八重山保健所によると3月22日、3例目の男性は勤務するバーで、後に感染が判明した県外客へ接客していた。保健所は4月1日に事実を確認、男性を濃厚接触者として3月22日から2週間目にあたる4月5日まで自宅待機を要請した。

 10日間、コロナ外来で診察に当たったかりゆし病院の境田康二院長は「3例目の発病が今月1日。ウイルスの感染力が強いとされる発病日前後に接触した人の外来数は思ったより少なかった。逆に7日から11日にかけ接触した人の受診が多かった。発病日から最後の方(13日ごろ)は感染力が落ちていたのかもしれない」と分析。「今後、来島者の中に発熱、症状のある人は外出や行動を制限すべきだ。今は誰が保菌をしているか分からないので、八重山でも単発的に感染者は出ると思う。その都度、今回のような体制で感染者と濃厚接触者を掘り起こし抑え込む必要がある」と対策を示した。

 市コロナ外来設置主体の中山市長は「市民の皆さんに相当な負担をお願いし(二次、三次感染の)新しい感染者は出なかった。協力いただき心から感謝。相談外来が終わることで安心せず感染予防に努めていただきたい」と気を引き締めた。

 また、県は「検査に行けなかった人や症状の軽い人がいる可能性もあるので、ゴールデンウイークも引き続き注意が必要だ」と指摘している。

 今後は電話相談機能を5月6日まで市健康福祉センター内に移す。渡航歴、濃厚接触者、感染の疑いがある人は保健所を通じて八重山病院で検体採取しPCR検査に回す。結果は2~3日で判明。

 コロナ外来の受診や検体採取の再開は、新たに感染者が出た場合に八重山地域新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き決める。

 電話相談は同センター070-5273-7900~02、対応は午前9時~正午。


2020-04-28 10:12:20
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36362/

いったいいつまで続くのだろう。…

 いったいいつまで続くのだろう。つい、愚痴が口に出そうな日々である。ここにきてようやく、希望の光がうっすらと差してきたように感じるのは性急すぎるか
県内1例目の発生がクルーズ船客からの感染だったように、県外からの移入例がコロナ苦境の始まりだった。観光立県沖縄。国内外からの観光客においでいただいてこそ県経済が成り立つ。島のパインやマグロなど農水産物出荷も数多くの航空便に依存している
現状が長引けば長引くほど、経済がやせ細り傷口は広く、深くなってゆく。早めの手当てが必要だ。経営資金や家賃、暮らしに困窮する家族に、もっと早く、もっと手厚い救済を
この苦境を脱した後に、「経済のV字回復」はあり得るのだろうか。全国で、あるいは世界で沈静化し事態が収束する日まで、観光客は「来てうれしい。来すぎるのも怖い」という存在になるのかも知れない
ともかく、あとひと踏ん張りのウイルスとの戦いである。そう信じて「3密」を避け、できる限りの対策をしよう。明日は必ずやってくる。「遊びをせんとや生まれけむ」は、それからでも遅くない
思えば、昨年の今ごろは「平成最後」だの、「令和初めて」だのと日本中が浮かれていた。そんなことさえ、すっかり忘れさせたコロナ禍である。(慶田盛伸)


2020-04-28 10:10:23
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36361/

島の風物詩といえば…

 島の風物詩といえば、八重山の海に魅了され移住してきた女子たちが立ち上げたボランティア海ラブの活動
島の海浜はポイ捨ての国際交流と苦笑いするしかない無数のごみが漂着する。メンバーは平素の海岸巡回清掃に加えて、春先に平久保半島海浜の一斉清掃を行っている
しかし、ごみの量が浜を覆いつくすほどなのでどうしても人手が要る。当初は多くの島人の参加で午前中には済んでいたが、最近は島人が減り、お昼を過ぎても拾いきれず、平久保灯台寄り海岸は手つかずになることも。灯台側からは見えないので、まぁ、いいかと冗談を交わす人も
京都など県外から恒例の参加者などからも島人の少なさに「顔みなじみになった住民のほとんどが移住者では寂しい。島人に会いたくて来島しているのに」と
海ラブメンバーのはつらつした指揮で行われるごみ拾い、分別、撤収の流れは全市民にぜひ見てもらいたい。できたら海沿いの集落は、彼女たちを招いての海岸清掃を計画しよう。私たちのごみに対する意識を変え、ポイ捨てを自省する切っ掛けになる。ポイ捨て防止は拾っても次々漂着するごみをうまずたゆまず拾い浜をきれいに保つ海ラブ式を参考にしたい
今日も島のポイ捨ては道路沿い、山林、海浜、テトラ護岸の隙間へとせわしない。(仲間清隆)


2020-04-26 05:00:45
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36357/

大型連休静かにスタート


最大12日間の大型連休がスタートしたものの閑散とする石垣空港=25日午後、同空港

 ゴールデンウイーク(GW)直前の連休が始まった25日、南の島石垣空港は本土直行便の運休で閑散、最大12日間の大型連休が静かにスタートした。この日も新型コロナウイルスの感染拡大と、航空路線の減便で来島する観光客は数えるほど。本土直行便が途絶えたため、観光客は那覇経由で石垣島に到着した。航空会社のGW期間予約状況では那覇―石垣路線の予約率は3割台。

 25日、石垣空港では観光客の姿がなく閑散。この日の来島者は予約ベースで130人ほどだが、午後2時過ぎ時点で空港関係者は「30人ぐらいしかみなかった」「人が歩いていること自体、珍しい」「キャリーバッグを引く人はほとんどいない」と話す。

 ただ、本土便が運休した以上、観光客は乗り継ぎで石垣島入り。午後5時台に来島した観光客の30代男性=神奈川県=は、羽田―那覇経由で石垣島入り。旅費的に経由便が安いため、このルートを選んだという。以前は家族で来たが今回は一人旅。同男性は「店はほぼ休みだろうけど、石垣牛の店に行きたい。コロナ対策でなるべく人と接しないようにしたい」と話した。

 GW期間(4月29日~5月6日)の予約状況を公開したJTAによると、期間中の那覇―石垣路線の提供座席は7920席、予約人数2833人で予約率35・8%。RACの那覇―石垣路線は提供100席中、予約7人の予約率7%。石垣―与那国路線は900座席で予約233人、予約率25・9%となっている。

 通常、石垣空港発着の本土直行便は羽田、成田、関西、名古屋、福岡の5路線22往復あったが航空各社が段階的な減便を実施。24日にLCCのピーチ2路線が運休したことで本土直行便が完全停止した。運休期間はJTA、ANAで5月6日まで。ピーチは5月31日まで。現在、航空路線は県内路線のみで就航。那覇―石垣路線はJTA、ANAグループともに1日3往復6便となっている。


2020-04-26 05:00:41
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36360/

竹富町 10万円、来月から支給へ

 新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の一環で政府が国民1人当たり現金10万円の給付を閣議決定したことに伴い、竹富町は町民に対し「5月8日から(10万円を)順次支給できるよう準備を進めている」と24日、発表した。町は4月28日から各世帯へ給付申請書類を送付していく。申請受付期間は5月1日~7月31日までの3カ月間。

 現金10万円(特別定額給付金・仮称)の給付は、新型コロナで生活に影響が出ている国民に対し、簡素な仕組みで支援をするもの。

 具体的な申請の受付時期は各市町村が設定する。石垣市、与那国町は22日時点で給付開始時期を「調整中」としている。

 給付対象者は、基準日(2020年2年4月27日)において住民基本台帳に記録されている住民。年金受給者、失業保険受給者、被生活保護者にかかわらず支給される。

 申請方法は、市町村から受給権者(世帯主)あてに郵送された申請書類を返送する郵送申請方式、マイナポータルからマイナンバーカードを活用して電子申請するオンライン方式が基本。給付金は指定された口座に振り込む。オンラインは5月1日以降に受け付けを始められるよう準備中。

 今年3月末時点、竹富町の総世帯数は2478世帯、総人口4344人。給付総額は4億3000万円を見込む。

 給付事業は市町村が実施主体。費用は国が全額補助する。

 10万円給付に関する問い合わせは町の「新型コロナウイルス問い合わせ窓口」まで。

 対応時間・午前9時~正午、午後1時~同5時(平日)。83—3140、82—7529


2020-04-26 05:00:37
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36358/

PCR検査 八重山は1人陰性


コロナ外来受診状況

 八重山地域新型コロナウイルス感染症対策本部は25日に判明した八重山保健所管内のPCR検査結果について全て陰性と発表した。同会議に参加した中山義隆市長のツイッターによると同管内の検査数は1検体だった。

 同日、市設置の新型コロナウイルス感染症相談外来は相談受付13人。すべて電話相談のみで、外来受診、PCR検査用の検体採取はなかった。

 コロナ外来は26日でいったん閉鎖する予定。相談機能を残し、感染者や集団感染の可能性が確認されれば診察再開も視野に入れる。閉鎖の決定、電話相談の継続については26日の同本部会議で決める。17日から続けてきた同会議も一時休止し、状況に応じて開く予定。

 外来閉鎖後の体制は、八重山保健所に連絡があったコロナ疑い者を県立八重山病院に紹介し、PCR検査用の検体採取を行う。検体を沖縄本島に輸送し検査する。

 25日現在、同管内での感染確認は今月13日の60代女性(1例目)、20代男性(2例目)、16日の20代男性(3例目)の3人。


2020-04-26 05:00:11
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36359/

石垣市 貨物チャーター便も検討


新型コロナウイルス感染症の影響に伴う経済対策の内容を発表する中山義隆市長=24日午後、市役所会議室

 石垣市は24日、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う経済対策の一環として、今後に出荷のピークを迎えるパイン・マンゴーなど農林水産物の貨物輸送について、貨物専用チャーター便の活用を検討していくことを明らかにした。中山義隆市長が市役所で会見し、「万が一の場合には市が責任をもって貨物便を確保し、これまで同様の出荷体制をとっていく」と述べた。

 市は今後、貨物の積み残しを可能な限り避けるため、航空各社に臨時便での対応などを八重山市町会とともに要請する。同時に、減便や欠航が長期化する場合に備え、航空各社の運航契約や農林水産物の出荷時期・出荷量の把握を行った上で臨時便での対応が可能かどうか判断。不可能な場合も想定し、貨物輸送専用の航空機チャーターについても準備を進めていく。

 経済対策はほかに、事業継続の資金確保を目的にユーグレナ石垣港離島ターミナル・契約駐車場の使用料の支払い猶予、収入が著しく減少した世帯を対象に市営住宅の家賃支払いの猶予を実施する。いずれも4月から3カ月間で、それぞれ5月1日から港湾課、施設管理課で申請を受け付ける。

 花き農家・花屋支援として5月10日の「母の日」に合わせ「石垣島の花を使った母の日イベント」を実施し、石垣島の花を使ったフラワーギフトの販売額の一部を助成し需要を喚起する。500円を想定している。

 北部地区での買い物代行サービスHOBO移動販売の拡充、市役所1階での融資相談窓口の設置、雇用助成金の申請ポイントを分かりやすく説明する動画の配信なども予定。相談窓口ではどのような助成や融資があるか情報提供を行う。5月の連休明けをメドに開設する。動画は近日中に配信するという。


2020-04-25 10:26:48
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36356/

5月6日まで延長へ 緊急事態宣言で中山市長

 中山義隆市長は24日、30日で終了する予定だった市緊急事態宣言を5月6日まで延長すると発表し、市民に対し引き続き自宅待機を要望した。中央運動公園や体育施設、住区基幹公園などの利用停止期間も延長する。

 島内に感染者がいる可能性が排除できないこと、国・県の緊急事態宣言が5月6日まで発令されていることを考慮した。

 食料品を扱う店舗では「3密」の状況になる場面があることから、大型店舗に対し高齢者の専用・優先時間帯を設けるよう要請しており、調整ができ次第公表する。

 中山市長は「食料品・必需品の入手、急を要する医療機関の受診、仕事などの必要な場合を除き、外出を慎んでもらいたい」と呼び掛けた。外出せざるを得ない場合には三密(密閉、密集、密接)の回避、他者との適切な距離の確保、マスクの着用、手洗い、うがい等感染防止策の徹底を求めた。


2020-04-25 10:24:32
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36355/

PCR検査5人全て陰性 八重山保健所管内


コロナ受診状況0425

 八重山地域新型コロナウイルス感染症対策本部は24日、八重山保健所管内のPCR検査は全て陰性と発表した。同会議に参加した中山義隆市長のツイッターによると同管内の検査数は5検体だった。

 24日現在、同管内での感染者は3人。


2020-04-25 10:22:23
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36354/

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