沖縄歴史文化研究会

琉球の歴史、文化、首里城など幅広く沖縄について学んでいます
八重山毎日新聞社
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八重山3市町 追加・新規経済対策へ


新型コロナ感染防止のため自主的に営業を中止している店舗。市街地はシャッター街の様相を呈している=23日午後、石垣市内

 休業要請に協力した店舗への協力金や売り上げが減少している業者への緊急支援金など、新型コロナウイルス対策特別措置法に基づく県の緊急事態措置実施方針に対し、西大舛髙旬竹富町長は23日、「民宿などは含まれず配慮に欠ける」と対象枠拡大を要望。本紙の取材に答えた。一方、八重山3市町長は同日、それぞれ追加・新規の独自支援策を近く打ち出す方針を明らかにした。

 西大舛町長は「県独自の支援策だが、民宿などは含まれず配慮に欠ける。離島に見合うような枠にしてほしかった」と指摘、「町としては、新型コロナで影響を受けている町民に幅広い対策を講じたい。近日中に第2弾の経済対策を発表したい」と語った。

 第1弾では、営業を自粛するサービス業者に協力金10~30万円を給付すると発表している。

 中山義隆市長は「県の支援策が出たので自粛要請がしやすくなる。対象の全店舗が受けられるよう申請の手伝いをしたい」と述べる一方、「居酒屋、飲食店の休業で第1次産業にも影響が出ているため市独自の支援策も考えている」として24日に第3弾の経済対策を公表する考えを示した。

 これまでに、飲食店の持ち帰り・配達販売の支援を目的とした2500万円程度の対策を出している。

 与那国町は、第1弾の経済対策として5業種(農業、漁業、ダイビング業、飲食業、旅館業)を対象に営業補償か一律見舞金給付のいずれかの方向で最終調整している。27日に発表する予定。町民に対しても1人当たり2万円の見舞金を検討中だ。

 外間守吉町長は「旅館、民宿、レンタカーも冷え込んでいる。見舞金にするか営業補償にするか模索している。一番いいのは見舞金。支出の手続きが簡素化できる。営業補償は不公平感がでやすく支出までの手続きが複雑」と話した。


2020-04-24 09:39:02
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36352/

PCR検査 八重山の7人全て陰性


コロナ外来受診状況0424

 八重山地域新型コロナウイルス感染症対策本部は23日、八重山保健所管内のPCR検査について全て陰性と発表した。中山義隆市長のツイッターによると、同管内の検査数は7検体だった。

 市設置の新型コロナウイルス感染症相談外来は同日、相談受付25人。うち外来受診は7人で、PCR検査用の検体採取はなかった。

 23日現在、同管内での感染者は3人。


2020-04-24 09:37:54
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36351/

バンナ公園が健康維持の場


市民の健康維持の場として利用されているバンナ公園=23日午前、西口近く

 石垣市管理の公園などが利用禁止となる中、約292㌶の広大な面積を誇る県営バンナ公園が市民の健康維持の場となっている。一部を除いて利用ができるため、散策コースでウオーキングしたり、広場で体を動かしたりする姿がみられる。指定管理者は「利用する際は、人と離れるなど3密を避けて」と呼び掛けている。

 同公園(大濱末美所長)は11日から、屋内施設と遊具のあるふれあい子供広場などの利用を中止しているが、他は通常通り。石垣市から21日、川平公園など観光施設の閉鎖に合わせて利用停止の協力依頼があったが、県の指示がない上、混み合っていない事情も考慮してこれまで通りの管理を行っている。

 一方、同公園はモニターや職員の巡回で利用状況をチェックしており、来園者には人と人との距離をとった利用を呼び掛けている。

 大濱所長は「市民はそれぞれ離れて利用するなど節度、マナーを守っており、すごく意識が高い。今後も3密を避けた利用をお願いしたい」と話す。

 1歳、3歳、5歳の娘3人と公園南口を訪れていた女性(31)=石垣=は「閉まっていると思って不安だったが、開いていてよかった。感染防止のため子どもたちを保育所に行かせていないが、家にずっといると、こっちも気が狂いそうになる。公園は広いので気分転換になる」と話した。

 ウオーキングを終えた男性(58)=登野城=は「毎日来ており、約8㌔を約1時間40分かけて歩いている。ちょうどよい距離。車も通らないので安心できる。ここを閉めたらどこに行けばいいか分からないので今後も利用できるようにしてほしい」と望んだ。

 一方、市は22日から、観光施設のほか万勢岳展望広場、石垣市民の森、市林業総合センター、野底林道展望台も閉鎖、出入り口にロープを張るなどして立ち入りを禁止している。農政経済課は「休憩所などに人が集まる可能性があるので、観光施設に統一する形で閉鎖した」としている。


2020-04-24 09:36:54
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36350/

遊興施設などに休業要請


会見で県実施方針を発表する玉城デニー知事=22日夕、県庁

 【那覇】沖縄県の玉城デニー知事は22日、県庁で会見し、新型コロナウイルス対策特別措置法に基づく緊急事態措置にかかる県実施方針を発表した。遊興施設や商業施設などを対象に休業を要請する。飲食店など食事提供施設についても営業時間の短縮を求めている。要請に応じた事業者に20万円を協力金として支給する。休業要請期間は23日から5月6日まで。

 カラオケボックスなどの遊興施設、大学、運動・遊戯施設、劇場や映画館、集会・展示施設などが対象。コンビニエンスストアやスーパーマーケットなど生活必需物資販売施設、社会福祉施設、宿泊施設、銀行などは対象外。

 飲食店や居酒屋は対象外だが、営業時間は午前5時から午後8時まで、酒類の提供は同7時までとすることを依頼する。

 県は国の「持続化給付金」に加えて県独自の支援金を創設。①会食自粛要請等に応じて経済的な影響を受けている事業者のうち特措法に基づく協力要請対象事業者とならない「飲食業」で、売り上げが減少している事業者を対象に緊急支援金10万円②特措法による協力要請や特措法によらない協力依頼を受けて、要請・依頼をした翌日24日から5月6日の全期間休業に応じた事業者を対象に協力金20万円③協力要請対象事業者とはならない「小売業等」で、売り上げが減少している事業者や、国などから公的支援を受けられない認可外保育園事業者を対象に支援金10万円|を支給。①は予備費、②と③は補正予算で対応する。①は24日に県ホームページ、②と③は補正予算成立に合わせて申請時期や方法など詳細を公表する。

 休業要請に踏み切った理由を玉城知事は「自主的に休業している事業者もいるが、県として感染拡大防止に徹底的に取り組む強い思いで行った」と説明し、改めて不要不急の外出や個人でできる感染防止策への協力を呼び掛けた。


2020-04-23 09:59:22
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36349/

PCR検査 八重山は9人全てが陰性


コロナ外来受診状況0423

 八重山地域新型コロナウイルス感染症対策本部は22日、八重山保健所管内のPCR検査について陽性はなかったと発表した。中山義隆石垣市長のツイッターによると、同管内の検査数は9検体だった。

 市設置の新型コロナウイルス感染症相談外来は同日、電話相談34人だった。うち外来受診は5人で、3人がPCR検体を採取された。

 八重山での検体採取は市新型コロナ相談外来(市総合公園野球場会議室)、県立八重山病院の2カ所で実施。竹富、与那国両町は原則、八重山保健所を介し八重山病院で検体採取になる。検査結果は2、3日で判明する。

 県が所管する対策本部は、市相談外来人数のみを発表。八重山病院分の検体や判定結果は「本庁で各保健所管内ごとの数字は出していないため、県の施設で相談・診察、検体採取した数は出せない」と理由を説明している。


2020-04-23 09:57:51
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36348/

「頑張れ!八重山病院」


マスクの寄贈も2社からあった(八重山病院HPより)

 新型コロナウイルス対応で医療の最前線を担う県立八重山病院に物資の提供が相次いでおり、支援の輪が広がっている。寄贈品はマスク、乳飲料、高濃度泡盛に菓子類と多岐にわたる。寄贈した事業所の担当者は「頑張れ!八重山病院」など激励のメッセージを寄せ、感染症の早期終息を願った。

 17日、㈲八重泉酒造(座喜味盛行代表取締役社長)は同病院など5施設に77度の高濃度泡盛180本を寄贈した。「(消毒の)代用として役立ててほしい」と話す座喜味代表は「医療関係者にとって大変な時期なので頑張ってほしい」とエール。篠﨑裕子院長は同病院のホームページ(HP)上で「消毒用アルコールとして大切に使用させて頂きます」と感謝の言葉をつづった。

 八重山南風堂㈱(淵邊直樹代表取締役)は21日、同病院にロールケーキを多数提供。同社担当者は「八重山病院は最前線で頑張っている。新型コロナの拡散を止めることが観光業者のためになるので、ぜひ頑張ってほしい」と激励した。篠﨑院長はHP上で「思いがけない心遣いに、院内でもたくさんの笑顔がみられました」とコメントしている。

 このほか、八重山病院には㈱セルミック、㈱医療情報科学研究所からマスク、沖縄ヤクルト㈱八重山営業所から乳酸菌飲料や飲むヨーグルトの寄贈があった。同病院総務課によると17日から寄贈が相次いだという。


2020-04-23 09:56:19
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36347/

石垣市が16日に…

 石垣市が16日に非常事態宣言を発表し、全市民に外出自粛を求めてから23日で1週間になる。街中で人影が減り、大勢の観光客や市民が行き来した過去のにぎわいが消えた
筆者も先日、仕事休みの2日間、外出を自粛し、ほぼ一日中、家の中で過ごした。これまでインフルエンザなど病気で寝ていたことはあったが、病気でもないのに2日間、自宅で過ごすのは初めての経験だった
当初、仕事の疲れがたまっているので、いい休養になると考えていた。だが、いざ始まると、時間はたっぷりあるのにやることがさほど無い。必然的にテレビを見ながらゴロゴロ、パソコンを触ったりとだらけ放題
この状態がゆっくりできていい、と考える人もいると思うが、筆者には1日はまだしも2日間はかなりのストレスだった
この状況を7日から続けている子どもたちは、1日をどう過ごしているのだろうか。勉強せずにテレビとゲームばかりしている、との声も聞こえる。元気が有り余る子どもには、家の中でジッとしていることは大人以上に苦痛のはず。定期的に野外に出てストレス発散が必要だ
だが、公園が使用禁止となり、屋外に出る場所も限られている。5月7日の学校再開まであと2週間。親子で屋外での息抜きと家遊びを工夫し、乗り切ろう。(下野宏一)


2020-04-23 09:55:22
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36346/

生活物資調達の方策検討 竹富町民「助かる」と期待


竹富町の島々に輸送するため船積みされる生活物資。町が船積みまでを支援する方策を検討している=14日午後、ユーグレナ石垣港離島ターミナ

 新型コロナウイルス感染防止対策で竹富町が、町民が石垣島に移動しなくても食料品など生活物資を調達できる方策を検討していることが21日、分かった。町によると、石垣市での感染例確認以降、「買い物などで石垣島に行くのが怖い」と不安の声が多く寄せられている。県が20日の緊急事態宣言で離島間の移動自粛を求めていることも踏まえ、町は量販店などとの調整を急ぐ考えだ。

 石垣島への渡航不安に加え、船会社の減便で鳩間島が1日1往復2便、他島が同2往復4便となっているため、往来がしにくくなっている。

 船浮の住民の1人は「買い物は西表島でするようにしているが、どうしても石垣に仕入れの買い物に行かないといけない場合もあるので、島の高齢者に感染させることが怖い」と不安顔、竹富島の40代男性は「島の人も石垣に出るのは1日がかりで、気軽に石垣島にいけない。滞在が長期化すると(感染が)怖いので、石垣には長時間いたくない」と話す。

 西大舛町長は21日、観光客らの来島自粛を呼び掛ける中山義隆市長との共同会見で市民や出身者の竹富町への渡航自粛を求める一方、「町民も石垣島に来ないようお願いしたい」と呼び掛けた。その対策として町民への生活物資輸送支援の早期実施が求められている。

 町民が生活物資を大量購入する場合、石垣島の量販店を利用するケースが多い。その際、店舗まで足を運んで買い物しなければならない。量販店の一部は、サービスとして購入商品の船積みを実施している。

 町が検討している支援策は、町民からどのような方法で商品の注文を受け、さらに量販店からターミナルまで物資を運んで船積みをする役割を誰が担うか、が検討課題。担当課は取材に「職員の対応も含めて調整している」と話した。

 生活物資の輸送では、1日1往復に減便されている鳩間島で深刻だ。

 50代女性は「これまで石垣市内のスーパー、ディスカウントストアに行って買い物をした後、店舗が船積みまでしている。取引先の米屋や肉屋は注文すると品物を船に積んでくれていたが、便数が減って23日からは石垣発が午前8時半になるため、『朝早いので積み込みは難しい』と言われた。町の支援策で購入から船積みまで行ってくれるなら助かる」と期待している。


2020-04-22 09:46:10
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36345/

パイナップル・マンゴー農家 輸送・販売に不安


収穫時期を迎えるパイン。新型コロナウイルスの影響で農家の痛手は大きい=21日、石垣市名蔵

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、八重山の夏の特産品であるパイナップルとマンゴーの生産農家が輸送と販売面で不安を抱えている。収穫が始まっているパインは観光客の激減で、主流の土産用販売が低迷。加えて航空各社の大幅な減便で、当面、青果の発送は船便、または船便で沖縄本島まで輸送後、航空便で本土へ送ることになり、空路輸送と比べて到着まで日数を要するため、熟す前に果実を収穫しなければならず、品質低下が避けられない状況だ。

 JAおきなわ八重山地区営農振興センターによると、例年はこの時期から、ファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」で、観光客が土産用にパインを箱で購入し県外発送するが、ことしは客足が無く厳しい状況という。職員は「地産地消を呼び掛けるしかない。農家には自治体からの補助が必要だ」と肩を落とす。

 名蔵のパイン農家の男性は「船便での輸送と現地での配達遅れを含めて日数を逆算し、通常より早く収穫し発送しないといけない。熟す前に収穫すると品質が落ちる。損額は予想がつかないが、コロナの終息を祈るしかない」と困り果てた様子。

 マンゴーは6月中旬に収穫時期を迎える。同センターによると、マンゴーは(収穫後)傷みが早いため、船便郵送では郡内の農家らがブランドとして押し出している「完熟」状態で客へ届けることは難しいという。

 同センターマンゴー生産部会の友利和博部会長によると、ことしは天候など条件がよく、例年に比べて豊作だっただけに、農家の悲嘆は大きい。「航空便が無ければ、県外に発送する個人注文受け付けは厳しい。県内外の青果店にまとめて販売を依頼するなど、部会としてなんとか切り抜ける方法を模索している。農家の収入が減ることは避けられない。何らかの補助があると助かる」と語った。


2020-04-22 09:40:53
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36344/

世界中を揺るがす新型コロナウイルスの感染

 世界中を揺るがす新型コロナウイルスの感染拡大。日々、命のぬくもりが消えている現実を目の当たりにし、ふるさとのことが心配で心配でなりませんとの思いが伝わる投書(19日付7面)が本紙に寄せられた
投書の主は石垣市出身でドイツバイエルン州に住む主婦のコルントイヤーとも子さん。島の状況を「刻一刻と迫る最悪の現実に恐怖で今も手が震えています」と語り、メディアの力で石垣を救ってと訴える
ドイツの現実を2月末の休暇明けから旅行に出掛けていた人たちによって感染が始まり、最初の規制の緩さと若者たちが各地でコロナパーティーを開いたことから瞬く間に爆発的感染となった経緯を説明。石垣もあの頃のような状態だと懸念している
ヨーロッパの現状から「最悪の結果になってもお別れできない。このつらさが毎日続く。コロナウイルスをどうか、どうか軽く考えずに、一人一人が危機感を持って行動してください」との主張には説得力がある
感染していても自覚症状が現れない患者がいる。その人たちが分からないままに行動し、人と接することにより感染が拡大している実態にこの未知なるウイルスの怖さがある
来週末からゴールデンウイークが始まる。人の痛みを心にあすといわずきょうの行動で危機を乗り越えよう。(鬚川修)


2020-04-22 09:36:55
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36343/

移動の自粛を 玉城知事 緊急事態宣言を発表


感染者が急増している状況を示し、「今が拡大を食い止める瀬戸際」として緊急事態宣言を発表する玉城デニー知事=20日午後、県庁

 【那覇】新型コロナウイルス感染拡大を受け、玉城デニー知事は20日、県独自の「緊急事態宣言」を発表した。医療提供体制の確保に取り組むとともに、離島の感染拡大を防ぐため、緊急の必要がある場合を除き本島ー離島間、離島ー離島間の移動をしないよう求めている。さらに生活の維持に必要な場合を除き、県民に対して外出自粛を要請した。

 離島と離島間の移動に関しては船舶運航事業者への離島航路減便の検討なども求めたい考え。離島の医療体制については、患者の移送手段や検査の拡充、入院調整など、発生した場合でも入院治療ができるような体制を整備することにしている。

 政府には、重点的に感染拡大防止策を進める「特定警戒都道府県」に沖縄県を追加するよう求めた。N95マスクなど不足している医療資機材の優先的確保や広域的な応援も含めた医療提供体制への支援なども要請する。

 休業の要請と補償については「22日に詳細を説明したい」と述べるにとどめた。

 このほか、人数や回数を5分の1に減らし、県民の接触機会を8割減らす「沖縄5分の1アクション」も打ち出した。自身の給与3割削減も公表した。

 玉城知事は「まさに今が拡大を食い止める瀬戸際だ。県民が力を合わせ、支え合うことができれば、流行は必ず抑え込むことができる」と協力を呼び掛けた。


2020-04-21 09:51:20
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36342/

ゆいまーる弁当販売 飲食業界


 市役所玄関前ピロティに「ゆいまーる弁当販売」が設置され、弁当を購入する市職員=20日午前、市役所

 新型コロナウイルスの影響で窮地に立っている飲食業界を支援しようと石垣市は20日、市役所玄関前ピロティに「ゆいまーる弁当販売」を開始、市内3店舗の飲食事業所を招き市職員を対象に弁当販売を行った。5月1日まで。

 市が県飲食業生活衛生同業組合八重山支部(浦﨑英樹支部長)に依頼して実現。居酒屋やふぁやふぁ、パーラードリーム、炭火焼肉わたなべの3店舗が弁当を並べた。1個500円で、各事業所が20個程度を販売した。

 市役所内の弁当販売を行うショップは、この日から臨時休業。午前11時30分から始まったゆいまーる弁当販売は15分ほどで売り切れた。

 購入した20代女性職員は「これで昼、自宅に戻って料理を作らなくてもよくなる。自宅との往復分、時間も短縮できる」と感想。

 浦﨑支部長は「一般営業の店が自粛し、売り上げ低下につながっている。今月いっぱいまで販売したい」と話した。

 弁当販売を提案した中山義隆市長は「市の職員はほとんど自宅で食事をしている。職員には売り上げに少しでも貢献してほしいと呼び掛けた。店舗は随時募集している」とPRした。


2020-04-21 09:46:38
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36341/

私たちは、誰もが経験したことのない事態を…

 私たちは、誰もが経験したことのない事態を生きている。商店街や繁華街、730交差点のにぎわいも、レンタカーの渋滞も姿を消した。美崎町を歩けば、シャッターが下りて営業自粛の張り紙が目立つ。見たことのない景色だ
沖縄県内離島で初めての新型コロナ感染者が確認されてからわずか1週間。集団感染の拡大と離島医療の崩壊を恐れる石垣市が独自の緊急事態宣言を出し、全市民に2週間の自宅待機を求めている
手洗い、うがい、マスク、消毒や除菌。不要不急の外出自粛。私たちにできることはそれぐらいしかない。子どもたちは休校や休園で家に閉じこもる日が続く。息をひそめて時が過ぎるのを待つしかないのか。休業手当ては、店の経営は、島はどうなっていくのだろう。大切な家族は。やり場のない怒りや不安
何でもない、ごく当たり前の日常がどれほど幸せだったことか。そんなことに思いをめぐらせるコロナ禍である
それでも季節はめぐる。ユリの花が咲きほころび、南風が吹き出した。どんな時も希望をもって前を向くしかない。子や孫との語らいに、いまさらながら家の居心地にささやかな喜びを見いだそう。こいのぼりがある家は、高々と掲げて子どもたちの健やかな成長を祈ろう
命ある限り希望はある。未来をその手に。(慶田盛伸)


2020-04-21 09:45:10
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36340/

感染疑い19検体を送付


コロナ感染者の病床数が限られている八重山病院。患者数が増えた場合、中等症以上の患者を集中的に治療する予定だ=19日午後

 石垣市コロナ相談外来などは19日までに、新型コロナウイルス感染の疑いが強い濃厚接触者ら19人分の検体を採取し、沖縄本島のPCR検査機関に送った。結果は20日以降に判明する。陽性が多かった場合、県立八重山病院で患者を隔離する病床数が不足するため、八重山地域新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・宜野座葵八重山事務所長)は「20日以降の結果を心配している」と神経をとがらせている。

 19日現在で確保した医療機関のベッド数は、八重山病院の感染症病床(3床)と結核病床(6床)。既に感染病床は1例目(女性60代)、2例目(男性20代)、3例目(同)が入っている。4例目からは結核病床に収容。全9床を超えると、院内に症状が軽い感染者専用の隔離フロアを設置する予定だが、ベッド数は決まっていない。

 同院は重症者らに使用する人工呼吸器を一般6台、小児3台保有。重症肺炎患者の治療に使う人工心肺装置はなく医療器具は限られる。

 同本部は、医療のマンパワーを中等症以上のコロナ患者に集中させるため、軽症者を市内民間宿泊施設に移し、すみ分けを図る考え。宜野座所長は19日、同施設について「市内に確保し21日から使用可能になる」と明かした。

 八重山病院の医師が陽性反応の出た感染者を診察し、病院と施設のどちらに入所させるか判断。基本的に容体が安定している患者を施設に案内する。施設内で医療行為はしないが、市職員の保健師や県職員を配置して対応。必要ならオンコールで医師による問診も可能とする。症状が急変した場合、八重山病院に搬送する。

 一方、集団感染対策を目的に開設された市コロナ外来は17日から19日までに52人の外来を受け、八重山病院に案内した分を含め19検体を採取した。

 ただ、2・3例目の濃厚接触者以外の検体もあるため、関係者らは想定よりも濃厚接触者の外来数が少ないとみており、「ウイルスを保有した無症状者が潜在的にいる」として早期に相談するよう呼び掛けている。

■県外来島者と接触

 石垣市内60代女性

【那覇】13日に新型コロナウイルス感染が確認された石垣市1例目の60代女性は県外来島者との接触があったことが19日、県の調査で分かった。来島者の中に患者がいたかどうかは分かっておらず、詳細を調査している。

 13日に感染が判明した2例目の20代男性は、16日に陽性となった3例目の20代男性よりも症状の出現が遅かったため、3例目から感染した可能性があることも判明した。3例目の感染経路については現在も調査中。県保健医療部の糸数公保健衛生統括監は「移入例の可能性は高い」としている。


2020-04-20 10:05:05
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36339/

濃厚接触者 早期検査、外出自粛徹底を


濃厚接触者の洗い出しと4月末まで外出自粛を強調する髙山義浩医師=18日午後、八重山合同庁舎

 新型コロナウイルス感染症のクラスター(集団感染)が懸念されている石垣市を18日、県立中部病院感染症内科・地域ケア科の髙山義浩医師が視察し、感染拡大を抑え込むためのポイントとして▽二次、三次感染を防ぐため、2例目(20代男性)と3例目(同)の濃厚接触者を洗い出して早期にPCR検査する▽検査結果を問わず、接触したと思われる人の外出を4月末まで完全に自粛する―の2点を挙げた。髙山医師の話をまとめた。

 石垣市で集団感染がどれくらい広がっているか分からない状態。このままだと感染の連鎖が始まる。広がりを明らかにするため市民に対し「濃厚接触の自覚がある人はPCR検査を受けてほしい」と徹底した呼び掛けが始まっている。とても適切な対応だ。

 もう一つ大事なことは、PCR検査は偽陰性(感染しているが検査結果が陰性になること)が3割ぐらいとされている。陰性だった人、感染者と接触したが検査を受けに来ない一部の人も含め、行動を制限させ拡大を防ぐほかない。

 「検査で判明した陽性者の数倍は感染者がいる」との読みが必要。だからこそ感染が疑われる集団に対し検査結果によらず「動かず家にいる」を徹底させる。

 住民の皆さんは、少なくとも3例目が他人と接触していない14日から約2週間後の4月30日ごろまで外出を自粛してほしい。もし、市の相談外来を経て新たな感染者が見つかったとする。その人が動き回っていたことが判明したら、それだけ自粛の期間を延長しないといけない。

 今回、誰が濃厚接触か分からないほど接触頻度が高いと聞いている。美崎町を中心に濃厚接触した方々は、基礎疾患のない若い人たちだろう。発症しても重症化しないと思われるので見守ればいい。

 東京の事例でみても、銀座や歌舞伎町など夜の街で集団感染が多発。残念なことに夜の街は店をはしごしたり、店で働いている人が終業後に別の店で飲んだり、そういう形で入り乱れている部分があり、ずっと線でつながっていくという特徴がある。東京のようにならないためにも皆が動かず店を閉めるべきだ。約5万人という人口、石垣市街地の規模だと頑張れば抑え込みは可能だ。

 怖いのは感染に気付いてない人たちが動き回り二次・三次感染で連鎖が広がること。高齢者施設の介護士や利用者、病院で働く看護師への感染が考えられる。そこで施設内感染を引き起こすと死亡者が多発する。その前に、若い人たちを封じる。

 八重山病院には限界がある。本島だとバックアップする医療機関、重症でも高度な医療器具を使った救命救急の体制がある。八重山は八重山病院が最後のとりで。多発すると命に直結する問題になりかねない。


2020-04-20 10:00:29
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36338/

新型コロナ影響 減便で物資輸送に遅れ


八重山郵便局に持ち込まれるゆうパックなどの荷物。新型コロナウイルスの影響で配送に遅れが出ている=17日午後、八重山郵便局

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、物資の輸送にも遅れが出ている。航空各社が県外路線などを減便したことで航空貨物の輸送が制限され、多くを船便に頼る状態となっているため。日本郵政沖縄支社によると、八重山郵便局―東京間の輸送は通常の2~3日から4~5日に延びているという。

 同支社は8日から沖縄県発着航空貨物のチルド・冷凍ゆうパックの受け付けを中止に。航空貨物では郵便物を優先して輸送するため通常の貨物を船便に移行した。チルド・冷凍部門は鮮度が重要となることから、船便でも取り扱っていないが、県内離島発着のチルド・冷凍を含む荷物については通常通り配達している。

 ゆうパックは船便での輸送になったため、配達が遅れることに。現在、船便輸送で八重山郵便局―東京間は4~5日の試算だが、東北などさらに遠距離の場合、最大で1週間後の到着。同支社広報によると、この状況は「当面の間続く」という。

 このほか、沖縄ヤマト運輸㈱は8日、同社ホームページで沖縄県から発送する貨物の到着遅れを告知。北海道行きは通常より1日遅れ、九州地方へのクール宅急便(冷蔵・冷凍)は通常より1日以上の遅れの見通しを示している。

 16日、ベビー用品などを石垣市の実家に郵送した30代女性=浦添市=は「エア便がないので船便となる。1週間か10日はかかる」と言われた。「届くだけでもいい」と割り切るが、「外出の自粛と物資の滞りで買いだめが起きるのでは」とと故郷への影響を懸念した。

 夏場が主な出荷時期となるパイン・マンゴー農家の男性は例年、ゆうパックで配送。「出荷は6月末なので今後のことは分からないが、気掛かりだ」と不安顔。船便での出荷については「完熟させずに収穫したら対応できる。状況を見ないと決められないが、その方向で調整はできる」と話した。


2020-04-20 09:59:16
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36337/

美崎牛本店(美崎信二社長)が…

 美崎牛本店(美崎信二社長)がタクシー運転手に弁当を提供している(本紙15日付)。同社は、台湾への展開や海外旅行客の受け入れなどに取り組んできただけに、海外渡航の制限はさぞ痛手だろう。そんななか「今こそユイマール」だという
不自由な環境の中でやれることを探し、実行する。もちろん、ニュースとして報じられるようなことばかりが選択肢ではない。読書や趣味、勉強に没頭し、自己投資するのもいい
企業や大学が新型コロナウイルスの感染拡大にどう対応しているか見ていると話す大学生もいる。進路選択の判断材料になるそうだ
在宅勤務が迫られる事態に直面した時、テレワークが可能かどうか的確に判断できる企業なのか。オンライン授業へスムーズに移行できる大学か。苦しいときであればあるほど、判断の中身が資質を映し出す
今のこの局面は自力では乗り切れない。支援を求めるにしても、問題点をクリアにするスキルが欠かせない。いつどんな手当てが必要かを明示できれば、要請の中身もおのずと変わる
大変な状況に陥ると、身の回りのことで精いっぱいになりがちだ。しかも、その振る舞いはだれかに見られている。他者とのコミュニケーションを保ち、視野を広げておかなければと自分に言い聞かせる日々である。(松田良孝)


2020-04-20 09:58:25
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36336/

PCR検体の採取開始 「濃厚接触者すぐ相談を」


石垣市中央運動公園野球場会議室に設けられている新型コロナウイルス感染症相談外来=17日午前

 石垣市は、市中央運動公園野球場会議室に開設している新型コロナウイルス感染症相談外来で18日午後、PCR検体の採取を開始した。これまでは八重山病院に紹介していたが、同病院の負担軽減と検体調査の迅速化を図ろうと同病院を介さずに実施することに。中山義隆市長は「三次感染を防ぐため、二次感染の疑いのある3例目の濃厚接触者はすぐ相談を」と呼び掛けている。

 同外来には18日、42件の電話相談があり、うち19件の外来があった。うち7件でPCR検査の検体採取を行った。電話での問い合わせが相次ぎ、回線が混雑して一時つながりにくい状況となったため、19日に3回線から5回線に増設して対応する。

 この日午後から始めたPCR検査の検体採取は換気のいい場所で行った。八重山保健所を通して県の検査機関に送られる。2日後に陽性か陰性かの結果が出る。

 中山市長は「感染者と接触したと自覚している人には、相談外来に来ると周りの人にうつしたり、うつされたりすると相談をちゅうちょするケースもあると聞いているが、とにかく早く相談して白か黒かはっきりさせたほうがよい。三次感染を防ぐため、20日までに濃厚接触者の調査をすべて終えたい。自分自身のためにも周囲のためにも、すぐに相談を」と訴えている。 相談外来の電話番号は070―5273―7900(7901、7902、7903、7904)。


2020-04-19 09:44:40
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36335/

高齢者世帯にマスク配布 会員が100枚手作り


地域の高齢者世帯に手作りマスクを配布した川平婦人会のメンバーら=17日、川平(同婦人会提供)

 川平婦人会(橋爪淑子会長)は新型コロナウイルス感染予防のため、オリジナルの布マスクを100枚手作りし、地域の高齢者世帯に2枚ずつ配布、活用を呼び掛けた。

 きっかけは地域を明るくしたい思いからだという。14年前、川平地区に甚大な被害をもたらした台風13号。電気水道がストップするなか、公民館は発電機を用いて敬老会を開催。「こんな時だからこそ地域を盛り上げよう」という熱い思いに橋爪会長は刺激を受けたという。

 橋爪会長は「ピンチの時にこそ人とのつながりが重要。高齢者は一人住まいの方も多く、情報や物も行き届かないこともあると思う。エールも込めて届けたかった」と語った。

 7日に会員に呼び掛け、布地、型紙、説明書を配布。手縫いやミシンで一つ一つ仕上げた。17、18日に会員が各高齢者世帯を回り「頑張りましょう」と書かれたメッセージと合わせてマスクを手渡した。

 受け取った波照間えみさん(84)は「忙しいなか作って届けてくれて感謝。お店にマスクも、アルコールもないのでありがたい。大切に使っていく」と笑顔を見せた。


2020-04-19 09:41:21
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36334/

島のごみ拾いボランティアにも触れておき

 島のごみ拾いボランティアにも触れておきたい
個人では石中の通学路のポイ捨ての多さに憤慨、ごみを拾いながら学校へ急ぐ子どもたちへの声掛けを続けた元市議の大浜哲夫さん。二中の通学路では毎朝の清掃、植栽の剪定(せんてい)、マスの手入れなどを現在も続けている会社代表の嵩原督さん。団体では25寅の会と石垣市子ども会育成連絡協議会の活動が光る
ただし各種団体ボランティアは年に一度で場所も任意なので、せっかくの動員効果が十二分に発揮されておらずもったいない
改善策として役所が平素から島のぽい捨て状況を調査してマップに仕上げ毎月更新のうえボランティアの皆さんの手引きにしてもらうとよい
できたら各団体の活動計画で時期や場所を調整していただき組み合わせを工夫して年1回でも毎週、毎月どこかの団体が必ずごみ拾いをしている状況を創出、島の日常にしたい。その様子を通年で目にすればポイ捨てする人もためらうだろうし、島の新風物詩として観光客の胸中にも残るのではないか
手本は国道大浜から空港入り口までのヤラブ並木のボランティア。毎月15日から数日間、早朝の2時間ほど新芽を摘みポイ捨てごみを拾い片づけている。大中の同窓生が始めて8年、八重山ライオンズクラブが関わって5年になる。(仲間清隆)


2020-04-19 09:38:00
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36333/

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